社会人になり、誰しも考える問題。それが自分のキャリア。出世や昇進、転職や副業、起業など、選択肢は多くあります。
というか社会人じゃなくて、学生の頃から悩んでいる人も多いでしょう。僕は昨年に30歳になりました。20代を終えてみて、キャリアで気づいたことをまとめていきたいと思います。
・どんな会社に就職したらいいか分からない
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、
キャリアを形成する上で、自分のレア度を高める。もし生きがいや、したいことが本業で得れない場合は、副業をやってみる。ここがポイント。
結果論ですが、僕は理系なのに文系就職したり、転職したりして多少レア度の高い人材になりました。給料もそれに比例してUP。
このブログも開設してもうすぐ5年。本業では感じれないやりがいを感じています。自分のスキルをトータルで見ると、ブログで培った経験はかなり活きてる。
この記事のまとめ
- 自分のレア度を上げ、社会のニーズとマッチすると、価値のある人材になれる
- キャリアに関して周りにアドバイスを求めても良いが、最後は絶対に自分で決めないとダメ
- 副業、転職、起業も手段、自分の追い求める理想像に近づくために、適した方法をとれば良い!
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
僕の20代の履歴書
20代を終えた僕。振り返ってみると、ずっとキャリアに悩んできたように思います。どの様に歩んできたのか、あなたにも伝えたい。
僕がキャリアを意識しだしたのは、大学3回生の頃。それまでは働いた経験なんてバイトくらい。国公立大学の理系ということもあり、漠然と院進学するんだろうくらいに考えていました。
自分の人生なのにどこか他人事。高校は偏差値70以上の進学校、大学に進むなんて当たり前。これまでの人生は、自分で自分の人生に主体的ではありませんでした。
転機になったのは留年でした。一浪して入った大学で、しっかり一留。今までなんとなく乗っていた気になっていたレールから外れた気がしたんです。
この時はかなり凹みました。「え、オレってなんで生きてるんやろ、というかここからの人生大丈夫なのか?」と悩む。今から思えば全然たいしたことではなかったのですが。
しかしこの時に、自分がいかに今までなんとなく生きてきたかを痛感。ショック療法みたいなもので、進路を深く考えるようになりました。ここで留年してなかったら。きっと今の自分は別人だったはず。
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そこから就職を意識するようになりました。普通に就職した周りの同い年を乗り越えよう。できれば30歳までに、これが当時の目標。
一浪して一留。つまり普通に大学を卒業する時点で、高校の同級生がストレートに院を卒業したタイミングと同じ。
とここで悩む。大学の授業はそこまで燃えるものがなかった。単位さえもらえれば十分なんだけどって感じ。
GPAも平均の半分以下。視力検査だったらいいよねってスコア。1.2とか1.5とかそんなもの。学生生活が伸びる以外の院に進む目的は自分の中で見出せず。
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親にさらにお金を出してもらって院に進むか、理系だけど学部で卒業して2年早く社会人経験を積むか、どちらが自分のためになるかをこの時に考えました。
理系で院に進む大きなメリットは、主に3つ。
- 研究開発職の就職にめちゃくちゃ有利
- 単純に好きな研究を続けられる
- 初任給が学部卒よりも高い
学部卒で2年経った給料よりもちょっと高くなる
個人的には最初の2つはそこまで関係なし。研究開発職に進む気はなかったんです。研究も好きだったけど、お金を払ってまで続けたいってほどでもなかった。
そもそも理系の研究なんてニッチな分野を探るもの。これまでにないポイントを研究しないといけない。必然的に重箱の隅になりすぎて、この研究が誰かの役に立つとは思えなくなる。
国公立大学の理系で、学部卒で就職する人はかなり少なく、教授にも驚かれたのを覚えています。しかし振り返っても、これで良かったじゃないかと思える。
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理系で学部卒で就職したが、後悔なし。院に行かないという選択肢を考える。
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自分のレア度を上げるということ
一浪一留、理系なのに文系就職
僕は一浪一留でしたが、なんとか一念発起し、就活に取り組むことになります。
留年期間もあったこともあり、準備時間は十分。TOEICやインターンに取り組み、読書にも時間を割きました。
その甲斐もあって、5社から内定をもらう。まぁ周りは基本的には、周りは2歳下。年下相手にイキってるだけのイタい奴だとは思うのですが。
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僕の就活の中で大きなポイントは、文系就職したということ。理系で卒業するのに、文系の職種に応募。
僕が進みたかった業界はそもそも理系就職がなく、文系の枠で応募したんです。
理系は進学するのは大変だけど、就活には強い。文系は進学するのは理系よりも楽だけど、就活は理系よりも苦しい。理系で進学、文系で就職、一番マゾな道をとったのが僕。
こちらも振り返ってみると、後悔はなし。理系ということでExcelなどのツールの習得も早かったし、貴重な人材として仕事を任せてもらえました。
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国公立理系から文系就職。そんな僕の本音を語ってみたいと思います。
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レア度を上げるとお金はついてくる
キャリアを考える中でお金は大事。そしてお金を稼ぐコツは、レア度にある。希少価値の高い人材になれば、必然的にお金をもらえるポジションにつける。
お金は全てじゃないですが、ひとつの指針にはなる。他の人から価値が高い人材になれば、お金はついてくる。
とにかくいつでも市場価値は意識しておくべき。自分は社会のニーズを満たしている人材なのか。ここを意識する。
そのニーズを満たしているかを確認できるのは、年収や報酬などのお金。ドラゴンボールのスカウターと同じ。
キャリアを追い求めるとは、適性ややりたいことの方向でニーズを探し、レア度を上げるということ。
適性があってもニーズがないとお金にならない。ニーズがあってもやりがいがないと、ツラくて続かない。
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自分の価値を高めるために、レア度をあげる。ニーズと自分の個性をマッチさせる。
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キャリアを考える上で意識すること
「生きがい」を持つと、活きがいい
キャリアを考える上で、意識しておきたいことは大きく3つ。
- レア度を上げる
- 生きがいを感じる
- 納得感を持つ
レア度は先ほど述べた通り。その他は生きがいと納得感。
仕事に生きがいを感じるためには、以下の四要素を満たしている必要があります。
生きがいを感じる四要素
- 自分が楽しいこと
いくらやっても秋津やればやるほど元気が出るような活動 - 世間が必要とすること
身の回りの人や世間一般が求めるようなニーズがあるかもの - 世間から金銭がもらえること
その活動やスキルにより、誰かから金銭をもらえるもの - 自分が得意なこと
特に苦労を感じずに、他人よりうまくできる活動
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生きがいを感じない大人に向けて。生きがいがあるほど、人生は活きが良い。
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自分で決定し、納得感を得る
そして最も大事なのは納得感。誰かにキャリアを決めてもらってはダメ。アドバイスをもらうのは良い。情報収集をサポートしてもらうのも良い。
しかし最後は自分で決めないといけません。自分の人生、自分で決定しないとダメになる。
上手くいかなった際に、絶対にどこかで「決めたあの人のせいだ」と思う瞬間がくる。他の人の責任にしてしまう。
「あの時、あちらを選んでいたら・・・」と後悔する場面は、ほとんど他人に決めてもらった時。自分で本当に悩んで選んだ時は、不思議と感じないもの。
ぶっちゃっけ転職も副業も起業も全てツール。自分のやりたいことを達成したり、納得感を持った人生を送るために使う手段ってだけ。
ちなみに僕は起業以外は、20代で行った。元からしたいという願望はなかったけど、気付いたら副業も転職もしてた。
- 好きなことで会社に依存しないで稼ぎたいと副業のブログを開始
継続歴約5年、累計PV数100万超、ただし稼げてはいない・・・ - 超大手企業に転職、年収は100万円UPを達成
前職の職場が地獄で不眠症にもなった。。。
本職のサラリーマンでやりがいを感じる瞬間は確かにある。しかし好きなことをやれているかと言うとそうでもない。
生活費を稼ぐ。貯金・投資をするためのお金を稼ぐ。この意味合いが強い。ライフワークではなく、ライスワークというもの。
お金を稼ぐために、そこまで好きではないことをする。だからお金にならなくても良いから、好きなことをする。こんなバランス感。
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転職をしてみるのもひとつの選択肢。新卒で入った会社をいきなりやめるのはオススメできませんが、3年以上いるのであればアリかも。
ちなみに僕は5年在籍してから、転職しました。転職した理由はいろいろありますが、前職の職場の人間関係がヒドかったから。
終わってた、マジで。いやなんなら、始まってもいない。もう終わっちゃったのかなぁ。バカヤロー、まだ始まっちゃいねぇよ。キッズ・リターンのテンション。
職種は変わらずの転職だったので、「より心穏やかに、かつ給料が高い環境で、働きたい」というスタンスでした。この思いを成就するために、転職というツールを使ったのでした。
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人生をカスタマイズする
画一的な人材では、今後の社会では生きていけない。これは社会的な共通認識になってきています。
オリジナリティのある人になれ。ダイバーシティだ、わっしょい。こんな風潮。しかし悲しいかな、同調圧力はあります。
「個性を出せ!」と煽ってくるものの、本当に個性を丸出しにすると怒られる。めちゃくちゃ理不尽。でもそれが今の社会で、僕たちの会社。
だからバランスをとらないといけない。周りの雰囲気には合わせるけど、自分のキャリアは着々と進めておく。
副業、転職、起業もしょせんは手段。自分の追い求める理想像に近づくために、適した方法をとれば良い。
「起業したい」はゴールにならない。「〇〇したい」でも、今の会社ではできない。達成するには企業が最も近道、だから起業したい、これが正しい流れ。
周りの意見を聞いて、最後は自分で決める。僕みたいに転職経験のある人間は「転職するのも良いぞ!」と言う。
かたや会社にずっと属している上司や先輩は「うちの会社以上に良いとこはないぞ」みたいなことを言う。どちらも本心から言っているので、間違いではない。
重要なのは、あなたにとって、何が正解なのか。自分で考えて、決めて、納得して、正解になるかどうか。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 自分のレア度を上げ、社会のニーズとマッチすると、価値のある人材になれる
- キャリアに関して周りにアドバイスを求めても良いが、最後は絶対に自分で決めないとダメ
- 副業、転職、起業も手段、自分の追い求める理想像に近づくために、適した方法をとれば良い!
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!