24年は記念すべき年。新NISAの幕開けなのだから。年間投資できる上限は360万円。埋め切るペースで半年間投資してきた。

・気がついたら2024年が半分終わってた
という人にむけて書きました。

この半年は株式市場がめちゃくちゃ好調。僕の資産は2,100万円から2,900万円と、なんと驚異の800万円増加、新NISAも約15%UP。
たかが半年、されど半年。ここから2024年で何ができるか、せっかくなので、一緒に振り返ってみましょう。
24年上半期がもう終わってしまった
人生は加速の一途を辿ってる
人生は着火済みのろうそく。過去は霞遠のく。気がついたら、もう2024年が半分終わった。
きっとバグに違いない。だって何かをした記憶がないんだから。少年漫画なんて作品内の半年なんて、ドラマが詰まりまくってる。
半年も修行したら、超絶強くなってるし。スラムダンクだって、作品内は一夏のたった4ヶ月程度の話だし。
桜木花道がバスケを始めて、山王戦でブザービートするまでの期間を、僕は2024年で過ごした。過ごしたはずだ。だのに。

人生は長いけど、20代は一瞬。30歳になった時に、そう感じた。しかし30代はもっと悲惨らしい。
気がつけば、30代のうちの2年がもうすぐ終わる。マジで何もしてない。何も成し遂げてない。俺の人生ってこんなもんなん?
人の体感時間はどんどん短くなる
光陰矢の如しなんて諺がある。ぬるい。アーチェリーの矢の時速は200〜230km。遅いって。厳しいって。
光陰オスプレイの如し、これくらいでちょうど良い。ちなみにオスプレイの時速は565km。まぁ今日はこれくらいで勘弁してやっか。
時間というものは不思議なもので、人体は数値化して判断しづらい。目や鼻みたいに、時間を捉える器官があるわけじゃない。
あくまで感覚になってしまう。だから同じ時間が過ぎても、体感時間に差が生まれる。
「熱いストーブの上に1分間手を当ててみると、まるで1時間位に感じる。しかし可愛い女の子と一緒に1時間座っている、まるで1分間ぐらいにしか感じられない。」、これはアインシュタインが相対性理論を説明した際のコメント。

そうだよね。

うん、分かるけど、今は置いておこうぜ。この他にも体感時間に関しては、以下のような特徴がある。
- 代謝が低いと、時間の流れが早い
動かずにだらだらスマホを触っている時間は過ぎるのが早い - 代謝が高いと、時間の流れが遅い
高熱を出している時や、激しい運動をしている時は長く感じる - 同じことをすると、時間の流れが早い
知らないところに行く時に、行きよりも帰りの方が早く感じる
毎日似たような仕事をして、しかも運動もせずに座って淡々とパソコンを触る。こんなサラリーマン生活、時間経つのは爆速必至。

ということであなたもせっかくなんで、一緒に振り返りしましょう。時が経つって早い。時間が経つのは止められない。あ、「たつ」の変換にあたっては、細心の注意を払いました。
新NISAにフルコミット
半年間の収支を振り返る
FIREを人生の目標として生きている
半年間の振り返りでまずは資産面の振り返りを行いたい。というのもここが僕にとって、最高に大事なポイントだからだ。
幸か不幸か僕にはずっと夢や人生の目標がなかった。無目的に生きる人生、存外つまらない。人の本質は成長中毒なのだ。
とある実験で、参加者を2つのグループに分ける。そしてそれぞれ別のカフェで使えるポイントカードを配る。
- 10ポイント貯めたらコーヒーが一杯無料のポイントカード
- 11ポイント貯めたらコーヒーが一杯無料のポイントカード、ただしすでに1ポイント目が埋まってる
どちらも10ポイント貯める必要があるので、状況は同じ。しかし後者の方が、ポイントを貯めようとする人が多かった。
すでに1ポイントあることで、もっと伸ばしたいと考えたから。人は本能的に、成長欲求があるっぽい。
成長実感がないと人生がつまらない。だったらかりそめでも目標を決めて、邁進したい。ってことで「FIRE達成」を目標に決めたのが数年前。
半年間の収入は約430万円
まずは僕の半年間の収入を振り返る。副業のこのブログはほとんど稼ぎになってないので、ひとまず放置。うん、泣きそう。
本業のサラリーマンで、1〜6月の月給+夏のボーナスを、給与明細で確認。
半年の収入(額面) | 約430万円 |
半年の収入(手取り) | 約320万円 |
こんな感じ。半年分なんで、悪くはないはず。改めて思うけど、税金ってクソ高い。岸田さん、マジでちゃんと税金使ってね、お願い、お願い、お願いマイメロディ。
そして僕が半年間で使ったお金が、約115万円。ここには貯蓄型の保険料も入ってるけどひとまず無視。旅行もしたし、友人の結婚式の祝儀もこの中。
クレジットカードの明細の数字も反映していて、年末にふるさと納税の納付額の12〜3万円分も入ってるので、実質はもっと少ない。
ということでかなりざっくりだけど、半年間で手取り320万円を稼ぎ、115万円を使う。差し引きで205万円が、貯金&投資へ流し込み。

新NISA枠は、MAXで1,800万円。そして年間最大で360万円まで、つまり最短で5年。
毎年360万円分の枠をフルに使い切る気満々だったけど、なんとか達成できそう。なんだかいけそうな気がする〜、like天津木村。
新NISA&投資結果振り返り
半年間で資産は+800万円
2024年の上半期。何もなかったなんて書いたけど照れ隠し。実は資産面に関しては、大きな進歩があった。
爆列なまでに、資産が伸びたのだ。具体的に言うと、24年の正月の時点の僕の資産は約2,100万円。
そして24年上半期が終わった7月初旬時点での資産は約2,900万円。800万円も増えた。
半年間の収入による資産アップは先ほどの通りで約205万円。つまり600万円近くは持っているインデックスファンドの伸び。

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もちろんこれは運の要素が大きい。というか運でしかない。僕の実力とはほぼ関係がない。株式市場が値上がりを続けた、ただそれだけ。
新NISAは、半年間で180万円突っ込んだ。運用益は+15%くらい。銀行に寝かせているだけではやはりもったいない。
僕の人生で最高にツいていたのは、インデックスファンドへの投資を始めた時期。2年前から開始したんだけど、この時期はとにかく値下がりしまくってた。
僕はこの時期の資産はキャッシュのみで、約1,200万円。この1,200万円を値下がり期の1年間で、とにかくインデックスファンドを買いまくった。
するとそこから運の良いことに、株価が値上がりを始めた。値下がり期から比べると、150〜200%まで伸びる。
暴落期に購入したインデックスファンドが、今の時期にめちゃくちゃ伸び出した。完全なるごっつあんゴール。

お金の使い方は、より洗練された
株式市場はアンコトーラブル。かたや自分のお金の使い方は、完全に自由。そして僕はこの半年で、お金の使い方を、さらにネクストレベルまで引き上げられた自信がある。
京セラの稲盛和夫が語っていた。「経営はシンプル。売上を極大にし、経費を極小に。」と。言うは易し、行うは難し。しかしこの教えを守った半年間だった。
物価高を受けて、僕の会社だけでなく、基本給が上昇した会社も多かったはず。日本の会社はまだまだ年功序列だから、言うまでもないけど、年収は毎年最高額を更新中。
昨年2023年の年間支出は約250万円。半年で見ると、約125万円。使っているお金は昨年よりも減っている。
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社会人歴7年以上。一人暮らし4年以上。ついに無意識に、まるで息を吸い吐くように、このサイクルを回せるようになってきた。習慣ってすげぇ。

特に半年経って、我ながら褒めてあげたい部分がある。「ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか」という本を昨年末に読んだ。(https://amzn.to/3S0kOZc)
ドイツは日照時間が少なく、休日は自然と触れ合い過ごすらしい。かたや日本の休日の定番の過ごし方はショッピング。
何かを購入することで、ストレス発散を狙っている。モノを購入するのは、ストレス発散においては、非常に安易で、逃げの一手。
だから僕は2024年は、必要のない服を一着も買わないと決めた。ボロボロになった部屋着を買い替えたけど、それ以外はマジでTシャツ一枚さえ買ってない。
ドイツ人の休日ルーティン
- 自転車に乗ってサイクリング
- 公園の芝生、河原、自宅のベランダで日光浴
- 公園で読書
- 休暇の最大の魅力は太陽の光と自然
- とにかくゆっくり、何もしない

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半年間で人生を充実したのか?
仕事面において(あんまり記憶はない・・・)
業務経験+ストレス耐性、上積みされた
特に1〜4月、僕の業務のピーク期だった。かなり忙しくて、記憶があまりないのが正直なところ。
残業もいっぱいした。過去の僕の身を粉にした結果が、今の資産に現れている。大義であった、過去の俺。
正直ダルいことも多かったけど、経験値は溜まった気がする。そして忙しい時期は、やはりどこかしらで、軋轢は生じるもの。
めちゃくちゃキレられたし、揉めに揉めた期間も半年にあった。しかしまぁ適当にやり過ごす。ストレス耐性に磨きがかかった気がする。
仕事というか、人生において、メンタルはかなり大事だと思う。メンタリティーは日々強くなってる気がする。やはり場数や、ヤバい状況を踏むのが、一番手っ取り早い。
人と比べることがより少なくなった
そして年々、周囲と比べなくなってきた。プライベートでSNSをやっていないのも強いのかもしれない。
仮に比べる機会があったとしても、「選択の問題」に過ぎないと心から思ってしまってる。
そもそも僕は結婚願望がない。結婚したくない。もしすることになっても、数年で離婚する未来しか見えない。結婚式なんて面倒すぎる、自己承認欲求にむせ返りそう。
そしてそれ以上に子供は欲しくない。子供好きじゃない。可愛いと思えない。うるさい。育児なんて、今世では絶対にしない。
でも将来年金が少なくなるだろうから、他の人たちはもっとジャブジャブと子供を産んでほしい。そこは応援したい。僕は少子化に何も価値提供できないし。
家も賃貸で良い。新築一軒家を建てるだけムダだと思う。ローンは組みたくない、将来の自分を縛りたくない。今の家の家賃5万円強で、行けるとこまでオレは行く。
以前に雑談の際に、仲の良い会社の年長者の人から、「結婚して子供もこないだ生まれて、新築を建てた君と同い年のメンバーいるけど、なんか感じたりするの?」と聞かれた。
意地悪とかでなくて、単純な好奇心だったっぽい。驚いた。シンプルに。なんとナンセンスかつ、前時代的な質問なのだと。

正直なところ、僕は若干下に見てた。「結婚して、子育ての義務も発生して、おまけに家まで建てたんだ。こっから30年は囚人やんけ。」って。うーん、嫌な性格やな。
同じ会社の同い年。年収にさほど差がない。「家を買うか否か」という選択の差でしかない。
ドラマでOLが更衣室のロッカーで、ブランドバッグをさりげなく見せてアピールするシーンがある。「同じ会社で、似たような給料なんだから、意味なくね」って毎回思う。買っただけやんって。
結婚だってそう。僕がこれまで付き合った女性と、「結婚するか否か」で、「絶対、否!」を選択してきた結果に過ぎない。
ありがたいことに、情報を巧妙にシャットダウンしてるから、誰かの人生を羨むことはまだない。全ては自分の選択次第。
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新しい経験を積むことができた
仕事面以外でも、この半年間を振り返ってみる。人生は経験の総量で決まる。


- 観たことのない映画を70本観た
映画好きのくせに、「羅生門」をやっと観た、めっちゃおもろい - 読んだことのない本を月に5〜10冊ペースで読んだ
ビジネス本の比率は減ってきて、小説が多めになってきた - 「チ。地球の運動について」という漫画全8巻を大人買いした
生涯ベスト級に好き - 約6万文字の小説を書いてみた
編集者に持ち込みしてみたい - ブログ記事を15記事書いた
ちょっと数は少なめ、内容はかなり濃いめ - PayPayをやっと導入した
- 友人の結婚式に行った
初体験ではないけど - 島根県に初めて行った
- 友人の両親が東京の億越えのタワマンを購入、泊めてもらった
- 猫カフェに行った
育児よりもペットを飼いたい - 4年ぶりにランニングシューズを買い替えた
adidasの新作シューズを購入 - 長崎県に旅行に行った
ずっと気になってた軍艦島へ上陸できた - 食事を鶏胸肉メインに切り替えた
- 服を含め、モノの購入頻度が激減した
他にもある気がするけど、ざっと出てくるのはこんな感じ。

ここから半年をどう過ごすのか
資産面に関して
今の資産は2,900万円。ただ資産の9割くらいが株式なので、変動のリスクは十二分にあり。
ここから半年で、額面430万円、手取り320万円として、上半期と同じように205万円貯蓄したとする。180万円は新NISAに入れて、年間360万円の枠を埋める。
株式市場はなんとも言えないけど、年末時点で資産が3,200万円くらいになっていればラッキーかなって温度感。
よりムダを減らし、必要のないモノは徹底的に買わない。脳に刻み込まれるまで繰り返し、習慣化する。
仕事面に関しては、「職務経歴書に書けることを増やす」という点で、ここから半年頑張りたい。社内評価よりも、市場価値を優先。
そもそも僕は今の会社で一生勤めようってマインド、さらさらない。いずれ転職する可能性はある気がする。僻地に転勤になったりしたら辞めそう。
家を購入することもないし、身軽に生きていけるように、備える。そう思うと引越しの心理的抵抗感を下げるために、やはりモノは増やしてはいけない。
もともと関西出身ってこともあって、いずれは関西に帰りたい。どこかのスキマで職務経歴書を更新せねば。来る日に備えて。
プライベートこそ楽しむ
人生は、選択と集中。独身を選択、育児をしないことを選択。他の同世代と比較しても、僕は時間持ちの部類のはず。
もっとワガママを言えるなら、子供をレンタルしてきて、育児休暇を取得したらすぐに、返却とかしたい。さすがに無理やけど。

- 文章力をUPさせたい
AIやChatGPTにはないオリジナリティを追求する - もっと旅行に行く
海外旅行は予約済み - 健康と美容にもっとハマる
ホワイトニングしてみたい - 体を動かす習慣を増やす
筋トレ、もしくはダンスをやってみたい - 映画、読書の継続
エンタメこそ我が人生 - ボキャブラリーの向上
趣味はドープな言葉集め - 「退屈だ」と感じる時間の比率を過去最小に
健康を維持しながら、好奇心を満たすような時間を過ごしたい。
人生は待ったなし。毎日すり減らしてる。今を楽しむ。リトライはない。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 新NISAで180万円突っ込んで、リターンは約15%
- 周囲と比較せずに、自分の選択にもっとこだわる
- ここから半年は、好奇心を満たし、退屈な時間を減らす
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!