自分の価値を上げる。簡単なようで難しい。優秀であれば、価値に直結するかといえばそうでもない。
・人に必要とされる存在になりたい!
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、
やり方は簡単。自分のレア度を上げること。すでに自分が持っているステータスを、掛け合わせること。
ある程度の人生経験を経ていれば、人とは異なるカードをすでにいくつか持っているもの。
新しいことにチャレンジする努力も大事ですが、すでにあるカードをどう見せるかでも、かなり変わってきます。
そして重要なのが、世の中のニーズ。自分のレア度と、人から求められていることが重なったところでは、僕らの価値が最大化されます。
僕のレアポイントは?
- 一浪・一留
- 国公立大学理系の学部卒
- プログラミング専攻
プログラミング言語を4言語書ける - GPAは平均の半分以下
- ゆとり世代のアラサー
- 就活で内定5社
- TOEIC最高スコア805点
- キャリアアップの転職成功、内定2社
年収100万円アップ - 超大手企業に勤務中
- 映画は年間100〜150本観る
- 読書は月に5〜10冊
- スニーカーは約30足保有
- CDは1,000枚以上保有
- ランニング歴約10年
- サラリーマン生活5年で、貯金1,300万円
- 海外インデックスファンドに500万円投資中
- 副業でブログを4年執筆、書いた文字数は約120万
- Abema primeに出演、ひろゆきと討論経験あり
書いてみると、意外と出てくる。100人の中では、1番かも。これくらいでもどんどん書く。
例えば一浪・一留で就活をする人。アラサーで年収アップの転職を考えている人。こういうシーンでは、僕の価値はめちゃくちゃ高い。
この記事のまとめ
- 値段はニーズによって決まる、自分にしか提供できない価値を考える
- 「100人の中では1番」という自分のステータスを書き出し組み合わせる
- 知能が高い人は大勢いるので、ニーズと自分のレア度を使って戦うべき
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,300万円達成
マーケティングで全て決まる!
いきなり質問です。
そうです、値段はニーズで決まっています。価値は、どれだけ需要があるかで、決まるものなんです。
どこでも購入できるものは値段の変化は少ない。かたや需要に対して、個数が少ないものの値段は高い。
過去記事でも何度も触れている、月間200万PVの超人気“社会派"ブロガー・ちきりんさんの著書「マーケット感覚を身につけよう」。
「何を学ぶべきか?」「自分は何を売りにすべきか?」という「本質的な価値」を見抜く能力こそ現代人には必要。
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自分を客観的に見るために、相場観を身につける。自分がどのジャンルに属するか考える。
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ちなみにこの本の中では、
と書かれています。歴史。。。古さレベルは黒電話とか、ポケベルくらいなのかも。
良いモノを作るよりも、ニーズがあるモノを作る。これが鉄則。
ニーズにまつわる面白い話を紹介します。
徳島市から車で1時間ほどの山間地域に、上勝町という人口2,000人未満の小さな町があります。
高齢者比率はなんと49%。完全なる高齢化が進んだコミュニティ。未来の日本を見ているかのよう。
しかしこの中で、なんと年収1,000万円を達成しているおばあちゃん達がいます。
って思いませんでしたか?
都会に住んでいる、元気で有能な30代でも1,000万円も稼げていない人がザラなのに。
自然しかない町ではなく、自然とマーケティング感覚を持った町。その自然をニーズと結びつけたのです。
今では年収3億円近いビジネスになっているのだとか。もはや一大産業。
このおばあちゃん達は特別に体力があるわけでも、IQがずば抜けているわけでも、おそらくない。しかしニーズを読み取る力があった。
自分だけが提供できる価値を考える
ニーズに対して、差別化を図ろう
と思われる人もいるでしょう。
これもその通りです。ブログや情報発信にしても、就活や転職などの情報はめちゃくちゃ世の中に溢れている。
ニーズのあるところには、必ず供給者がいる。完全なるブルーオーシャンってなかなかない。
ではどうすれば良いのでしょうか?どうすれば良いと思いますか?
ニーズを細かく砕き、この分野なら一番自分が語れるって状態にしておく。その分野では一番レアになる。
例えば僕の場合。就活に関して書くとします。
就活というカテゴリーは大きすぎて、捉えきれない。だから自分の特徴をまず考える。
- 一浪して大学入学
- 3回生の時に一留
- GPAは平均の半分以下
しかしなんだかんだ準備と工夫で、内定を5社もらいました。辞退した会社も多かったので、本当はもっといってたかも。
ということで、就活の中でも、「浪人もして、留年もして、おまけに成績も悪い人」へのアドバイスでは、僕はピカイチと言えるはず。
ここまで絞ってしまうと、競合はだいぶ減ります。僕はめちゃくちゃレアカードになれる。
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レア度を上げるための考え方
20代ですでにセミリタイア。「筋トレ村」と呼ばれる島根県の山奥でYouTube発信をしているパクチー大原さん。
そのパクチー大原さんの著書「年収100万で楽しく生きていく 20代でセミリタイア」。
この本の中に、いかにして自分のレア度を上げるかが載っています。
レア度を上げるために
- 1位になれる土俵を見つける
あるコミュニティ、ある人にとって、自分が一番になれるモノを探す - 土俵を細かく分ける
「筋トレ」ではライバルが多すぎるので、例えば「ボディビルダーの減量」などに絞る - 新しい名前の土俵を作る
「プロ奢ラレヤー」のように、「このジャンルと言えば、この人」と呼ばれるのが理想 - 掛け算で新たな土俵を作る
「ポジション」、「業種」、「経験」、「強み」にスキルを掛け合わせる - 参入障壁を上げる
他の人に容易にマネされない工夫をする
この中で特に重要になるのが、「掛け算で新たな土俵を作る」。自分の持っている要素を掛け合わせること。
堀江貴文さんの著書「多動力」でも、
と書かれています。そして100人に1位になるのは、そこまで難しくはない。
- ポジション
主任、課長、マネージャーなどの役職や、一部上場の大手企業 - 業種
トレーナー業界、エンジニア業界、不動産業界など - 経験
世界一周旅行、商社の社員として海外駐在勤務など - 強み
読書量が多い、文章を書くことが苦にならない、コミュニケーション能力が高いなど
ぱっと思いつかなければ、こんな感じで、自分の持っている要素を書き出してみましょう。
あなたには、僕も含めた他の人が持っていないステータスが、必ずたくさんあるはずです。
自分のレア度を意識してみる
ここからは自分のレア度を上げるために、ステータスを書き出してみましょう。
ここで注意したいのは、とにかく何でも書くこと。
とか、全くビビる必要はありません。
自分が自然にできてしまうことが、人にとっては途方もなく難しかったりします。とにかく思いつく限り出してみましょう。
初心者に毛が生えた程度でも、初心者からするとレベルの近い人なので、需要はあるかもしれません。
ちなみに僕はこんな感じ。
僕のレアポイントは?
- 一浪・一留
- 国公立大学理系の学部卒
- プログラミング専攻
プログラミング言語を4言語書ける - GPAは平均の半分以下
- ゆとり世代のアラサー
- 就活で内定5社
- TOEIC最高スコア805点
- キャリアアップの転職成功、内定2社
年収100万円アップ - 超大手企業に勤務中
- 映画は年間100〜150本観る
- 読書は月に5〜10冊
- スニーカーは約30足保有
- CDは1,000枚以上保有
- ランニング歴約10年
- サラリーマン生活5年で、貯金1,300万円
- 海外インデックスファンドに500万円投資中
- 副業でブログを4年執筆、書いた文字数は約120万
- Abema primeに出演、ひろゆきと討論経験あり
おそらく見る人から見れば、「そこまで威張ることでもないやん」ってなるはず。
しかし臆面もなく書くことが大事。100人いて一番になれるレベルで良い。全国大会や賞がもらえるレベルじゃなくても、アピールして良い。
この要素を掛け合わせることで、僕らは他の人と差別化できる。
僕は国公立大学の理系で、周りが院進学する中、学部で卒業。しかも文系就職。そんなの周りでは、僕くらいだった。
そうすることで書いたのが以下記事。たぶん今まで1万人近くの方に読んでもらえている。
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また実績は今ひとつでも、プロセスを売ることもできる。僕はTOEICの最高805点。
決して低くはないけど、上にはもっと上がいる。だから就活の時は、プロセスをアピールした。
一浪一留ってこともあり、危機感を感じ、とにかく準備してTOEICを受験。このスコアが805点。
単純に「英語ができます」とアピールしても、帰国子女なんかには到底勝てない。だから、
とアピールした。
自分はその場で必要なことを判断し、そのことに対して粘り強く達成するまで努力することができる。こう売り込んだのです。
今回はたまたまTOEICだったけど、会社の数字目標などに置き換わっても、この姿勢で取り組める。こうやって訴えかけました。
この結果、内定は5社からもらえました。最高レベルの実績でなくても、売り方を変えれば、ニーズは生まれるんですね。
どうすれば人と差別化できるのか?
どの口が何を言うかが肝心。その道を知っている人や、権威となる人の発言はやはり説得力がある。
優れているのはもちろん重要ですが、No.1になるのは難しい。
だから自分が一番になれるステージを見つけましょう。そこにニーズがあれば強い。スーパーサイヤ人4ゴジータくらい強い。勝てん。
知能が高い人なんて山ほどいます。毎年東京大学には、3,000人以上入学します。
海外の優秀な大学にも、多くの人が入学します。今この瞬間にも僕らより知能が高い人は確実に存在してる。
ではどうすれば僕らは勝てるのでしょうか?
もうこれしかありません。
そしてその要素はすでにあなたが持っています。新たにこれから身につけるものもありますが、実は今の時点で手元に多くのカードがあるんです。
映画「スラムドッグ・ミリオネア」みたいな感じ。
すでにあなたには、ヒントが眠っている。これを前提にしてしまえば、視界は開けるはず。
あなたは激レアカード。トキワの森のピカチュウ。あとはどうやって、組み合わせるかだけです。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 値段はニーズによって決まる、自分にしか提供できない価値を考える
- 「100人の中では1番」という自分のステータスを書き出し組み合わせる
- 知能が高い人は大勢いるので、ニーズと自分のレア度を使って戦うべき
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!