夢破れる。第一志望に落ちた。そんな方は多いのではないでしょうか。というか第一志望に受かった人より、希望が叶わなかった人の方が、多いとすら思える。

・進路の希望が叶わず、将来のことが心配
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

なぜなら僕は、高校入試でチャレンジとして受けた高校は不合格。
大学に至っては、現役時に不合格。一浪して、再度受験するも、あえなく不合格。滑り止めで受かっていた大学に進学するも、がっつり留年。
どの瞬間をどう切り取っても、褒めるべきところがひとつもない。しかし就職と転職をして、就職偏差値が最高クラスの会社に入社。
なんだかんだ人生はいい感じに進んでいる。現役で僕が第一志望としていた大学に受かった友人よりもイケイケだと信じてる。

個人的に今までやってきて良かったことがこれ。再現性はあるはず。参考になれば嬉しいです。
第一志望に落ちた後にすべきこと
- とにかく没頭
- マネーリテラシーを磨く
- 発信活動をする
- 語彙力をつける
最初に結論から!
この記事のまとめ
- その日のテストの出来が悪かっただけで、人生まで悪くはならない
- 大学は「才能の定員制」を強要してる、僕らに才能がないわけではない
- とにかく没頭することで、人生は好転する
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,300万円達成
目次
レベル上の大学を探せばキリがない
正解大学ランキングを調べてみると、アメリカのマサチューセッツ工科大学が世界一位らしい。
ここで分かること。マサチューセッツ工科大学を卒業できていない人は、全員上には上がある状態ってこと。

じゃない。

が正解。そんなん言ったら絶対に嫌われるけど。
偏差値が上の大学なんか探したらキリがない。しかし別にみんな気にしていない。コンプレックスに感じてもいない。
ここで問題なのは、自分が受けたかどうかということ。通っている大学よりも、偏差値が上の大学とかより、受験してみてダメだったという方が大きい。
僕も東大より偏差値が低い大学を第一志望にしていてあえなく撃沈。東大には劣等感はさほどないけど、第一志望の大学にはコンプレックスはいまだにある。
よくよく考えると、変な話だけど、人間の心理なんてこんなもの。自分の自信を削いできた大学には、恐怖心を抱いてしまう。

と年長者の人たちは言うけれど、そのチャレンジをミスった時の、メンタリリカバリー方法はあんまり教えてくれない。
かくいう僕も、受験は苦い思い出が多い。高校入試でチャレンジとして受けた私立の高校は不合格。一応地元では進学校とされている公立高校に入学。
大学に至っては、現役時に不合格。負けん気を発揮して一浪。「次こそは!」と仕上がった状態で、再度受験するも、あえなく不合格。
滑り止めで受かっていた大学に進学するも、がっつり留年。
ここまで恥をかき散らした人間もそうそういまい。どれかひとつ満たしていても、人生のコンプレックスになるのに。
三重苦を背負った、業の深き人間。それが僕、よろしくどうぞ。
ということで、第一志望に落ちて、嘆いてるあなたに言いたい。

才能や能力と第一志望は別物
ギリギリで受かっても落ちても、そんなに変わらない
過去に東大生と慶應生の生涯年収はそこまで差がない、という研究結果を見たことがあります。
金額でいくと、東大卒4.6億円、慶應大卒4.4億円。2,000万円の差を大きいと捉えるかどうかって議論はこの際置いておく。
しかしまぁ、大卒男性平均を見ても、2.9億円。平均よりはどちらも確実に高い部類。
東大卒の中には、余裕で東大に受かった猛者も大勢いるわけです。100回受けても、100回合格しちゃうような人たち。
ギリギリ東大に受かった、東大の中の下位層。東大にギリギリ落ちてしまった、慶應の中の上位層。おそらくここだけ比べると、ほぼ遜色ないはず。
もちろん第一志望を高望みしすぎて、実際に通った大学と偏差値が20〜30も違うとかであれば別。
ただ多少背伸びした、チャレンジの範囲に収まる、第一志望に落ちる。そんで多少はレベルの落ちる滑り止めに受かる。これであればそこまで変わらない。
考えてみれば、そりゃそうじゃ。オーキド博士でなくても分かる。たった1回のペーパーテストで決まってるんだから。共通一次をいれても、たかが2回のテスト。

100回受けて100回受かる人もいれば、次受けたら落ちるかもって人もいる。
何回受験しても、受かるような人は、第一志望って言葉を使わなくても良い。行くべくして行ったって豪傑たち。
でもきっと僕も含めて大半の人はそっち側じゃないんですよね。ギリギリ落ちたか受かるかって瀬戸際族。こういう人にこそ、第一志望って概念が生まれる。
結局は紙切れでの話。勘で書いた記号問題が、いくつか当たってギリギリ合格できた。もしくは外れて、惜しくも落ちた。
その日のテストにおけるこれだけの違いで、人生において大きな差が生まれるはずもない。
大学は「才能の定員制」を強要してる
僕が好きな本「Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代」。画像は北斗の拳の黒王号。載せてみて気づいたけど、Dark Horseではなく、Black horseやった。
「ダークホース(型破りな成功をした人)」たちに共通する要素を研究したというもの。

というのが、この本の骨子。
学歴と才能に関しても、この本では触れられています。

才能が稀であることがもっともらしく思えるのは、学校など教育機関において。ごくごく少数の学生しか入学できないエリート大学。
東大だって、京大だって、アメリカの大学だって、入学できる人数は少ない。定員数は決まっていて、受験生の数から見ると一握り。
この事実を前にして、僕らはどう思うでしょうか?
無意識のうちに、

と推測しちゃいます。
しかしそんな事はない。定員数は志願者たちのクオリティに基づいて、増えることも減ることもない。
大学は「才能の定員制」を強要している。このように表現できるのです。
才能がある人、今後才能を開花できる見込みがある人が受ける。しかし大学からすると、そんなことは知ったことではない。
才能を持っているかが重要ではなく、大学が自ら決めた定員に足りているかが重要なんですね。
ここから分かること、非常にシンプル。

たった一回の試験。しかも極めて限られた範囲。才能ではなく、その試験結果の上位から機械的に選別してるだけ。
第一志望に落ちても、人生は変わらない
少し僕の話をしますね。僕の高校はそれなりに進学校で、同級生はみんな優秀な大学に行きました。
僕よりも偏差値が高い大学に行った同級生も数知れず。しかし聞いてみると、別に大学生活のクオリティはそこまで変わっていない。
優れた大学の方が、優秀な仲間ができそうですが、あんまりそこまで違いも見られない。結局はその人次第。
どれだけエリートのパーセンテージが多い環境でも、その人が優秀でなければ、エリートと付き合うこともない。類は友を呼ぶで、結局のところ似た人とつるむことになる。

ってのが結論。隣の芝生が青く見えるだけ。行ってみたら、「そんなに変わらんやん」って思うはず。
僕も第一志望に落ちた。しかも2回も。滑り止めでなんとか偏差値がそこまで差のない国公立大学へ。そんで1回留年。神がかり的にカス。
ただ一念発起し、就活をして、それなりに大手の会社に就職。そして去年から今年にかけて転職。
就職偏差値、転職偏差値最高クラスの会社に移って、今に至ると。
面白いのは今の会社にいる人の学歴。僕が第一志望として受けていた大学卒の人がめちゃくちゃ多い。同じ課でもすでに数人いる。
パラレルワールドで、もしかしたら第一志望に受かっていたかもしれない自分を、そこに見てしまうんですね。
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ここで夢から醒める。
心のどこかで、「あの時に第一志望に受かってたら、人生違ってたのかも」なんて思ってた。しかし、

と気付く。どこの大学に入学しても、自分は自分。
第一志望に入って、自分の人生が自動で切り替わると考えるのは、甘い幻想。自分で、自分の人生を、変える。結局これしかない。
第一志望に落ちた後にすべきこと

と思われた方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
まぁ僕はイタい人間で、「このオレが本気になれば、ある程度はできるだろう」とムダに自己評価が高いことは事実。しかしデータ上ではそうでもない。
高校入試に失敗し、大学入試に失敗し。あげく留年。
そして哀愁を誘うかのように、GPAも低かった。GPAの平均は2.4~2.8なのに、僕は1.2~1.5くらい。視力検査ですかってレベル。
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大学の成績やGPAなんて関係ない。就職に影響はないから、大学生は熱中できる経験をするべき。
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実際のところ、留年した3回生の頃に、初めて危機感を抱いた。人生で初めて。それまで全く頭の中でよぎったこともなかった。


結局僕が本気を出したのは、大学生活の終盤になってから。それでもなんだかんだ右肩上がりには来ていると信じ込んでる。
第一志望に落ちて凹んでいても、滑り止めで妥協して入った大学ですでに数年過ごしていても、今からでも間に合う。
では何をすべきか?いったいぜんたい何を頑張ったらいいのか?

第一志望に落ちた後にすべきこと
- とにかく没頭
- マネーリテラシーを磨く
- 発信活動をする
- 語彙力をつける
ではひとつひとつ見ていきますね。
とにかく没頭

正直もうこれだけで良いくらい。とにかく熱中できるものを持ちましょう。別に勉強とか研究とかバイトとか、そんな高尚なものでなくても良い。
旅行とか、ゲームとか、ナンパとか、飲み会とか、なんでも良い。とにかく心から楽しめるものを見つけましょう。
ちなみに僕は大学の頃にハマっていたのは、こんな感じ。
- 映画鑑賞
今でも年間100〜150本は観る - 読書
今でも月に10冊くらい読んでる - ランニング
春休みだけで計100km走った - 音楽
日本語ラップにハマり、ライブに通い、ZEEBRAとも生で話した
別にどれも今の仕事に結びついてない。ブログの書くネタにはなってるけど。
ただ何かに強烈にハマった経験というのは、今に活きてる。何かにハマった人というのは、総じて馬力がある。
勉強もトップクラスにできる。大学の成績も優秀。しかし無趣味で、何かにハマったことはない。こんな人は、そのうち頭打ちになる。

と思うかもしれませんが、それは大きな間違い。
社会に出てから、というか大学にいる間に、僕らは気付く。人生のほとんどの物事に、答えなどないってことに。
何を学ぶか、どんな時間を過ごすか、どんな人と仲良くなるか、どんな恋人を作るか、どんな働き方をするか。ペーパーテストみたいに、決まった回答はありません。
自力で答えを見つけないといけない。というか完璧な回答なんてないので、自分で「答えに近そうなもの」を見つける。
ここで何かにハマったことのある人は強い。とあるテーマを自分で考えて、掘り下げる経験があるから。その経験を応用するだけで、人生を好転させられるから。

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マネーリテラシーを磨く

これが30年近く生きてきて知ったこの世の真理。確かに優秀な人は、高収入の仕事に就く可能性が高い。
しかし収入が多くても、お金の使い方が下手で貯金がない人も全然いる。
資本主義社会で生きている。しかし学校ではお金に関してちっとも教えてくれない。ここは狙い目。
僕らの第一志望に受かった人も、お金に関してはヤムチャくらい雑魚かもしれない。だったらここを勉強してみましょう。
生きていくと、人間関係は常に悩みの種。そしてそれと同じくらい、お金でも悩む。しかし僕らはお金のことを知っているようで、全然知ってない。
お店で買い物したことある。自分でお金を払った経験がない人なんていない。だからといって、お金に関して精通していることには、全くならない。
悪いことは言わないので、早いうちにマネーリテラシーを高めておいた方が良い。

ある。断言できる。というか勉強していないから、見えてこないだけ。
- 社会保険料
- 各種税金
- 副業収入
- 投資
- 自己投資
- 節約術
- 効果的なお金の使い方
- ふるさと納税
- NISA
- ローン
たぶんもっともっとある。とにかくお金に関して、僕らは知らないことだらけ。
知っている人は、上手く使ってとことん得をしてる。そして怖いのが、知らない人はずっと知らないままで、損していることにも気付かずに人生を過ごす。
テストみたいに赤点をとって、「勉強しないとヤバい」なんて、アラートは出ない。
「頑張ってもなかなか貯金増えないなぁ」くらいで終わる。チェックポイントはない、自分で作らない限りは。
勉強といっても、別にセミナーを受ける必要なんかはありません。本を何冊か読むだけでも、グッと理解は深まります。
早いうちに勉強して、その後の人生で損するのを防止しましょう。

これは若手社員や、大学生の人にオススメです。大手保険会社であるライフネット生命の出口会長の著書。
保険会社に勤めている人は、ある意味でお金のプロ。その中の会長。つまりゴッドofマネープロ。
- 知る
- 使う
- 貯める
- 増やす
- 稼ぐ
という5つの観点から、お金に関して分かりやすく教えてくれます。

すでに会社員だったり、バイトでまとまった収入がある人には、この本もオススメ。
科学的にどうお金と接するか。お金というものとどう接していけば良いか。どうやってお金を運用していくか。ここら辺が学べます。
小手先のノウハウとか、すぐに使えるテクニックはそこまでない。その代わりにお金とどう向き合うべきかを教えてくれます。

発信活動をする
現代人はインプット過多。取り込むだけ取り込んで、自分から何も生み出していません。バランス悪すぎ。
別に儲けれなくても良いし、成果を出さなくても良い。自分の内面を整理し、人間としてレベルアップするために、発信活動をしてみましょう。
YouTubeでも、SNSでも、ブログでも、noteでも、友人とのトークでもなんでもOK。とにかくアウトプットをしてみる。

4年続けて、今は5年目。PV数は増減の波を経てる。収入もそこまで伸びず、月に5,000円未満。
しかしそれでも発信活動をしていて、人生が好転したのは間違いない。
- 日常生活の感度上昇
ブログのネタを探し、感性が研ぎ澄まされた - ライティングスキルが向上した
- 物事への理解が深まった
言語化するのに、曖昧な理解ではできない - チャレンジ精神が爆上がり
失敗してもネタになるというガッツが湧いた
他にもメリットがいっぱいあった。転職したのもおそらくブログ経験があったから。
論理的思考が得意になったし、物事を的確に相手に伝えられるようになった。僕が特別優れているわけではなく、発信活動を続けていると、自然に身に付く。
僕の記事がAbema TVの方の目に止まり、番組にゲスト出演したこともあった。

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ABEMA Prime(アベマプライム)にゲスト出演しました!諦めずに発信活動を続けていれば、いつか成果は出ると思えた話。
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ライティングスキルもグングン伸びた。新しい職場で、ふざけた文章を書ける機会があったんだけど、適当に書いてみたら社内でバズった。
ドラゴンボールで、悟飯がハイスクールに通って、無双しちゃうシーンを思い出したりした。
ハンターハンターのネテロ会長が、感謝の正拳突きしまくって、下界に降り立った際に音を置き去りにしたのも思い出した。

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ブログを書きまくってたら、文章力が伸びまくってた。文章力が低くても、毎日書いていれば自然に伸びる。ライティングスキル・文章力がスゴい社会人は得をする。
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語彙力をつける
最後はこれ。語彙力。語彙力はマジで重要。


20歳を過ぎると、見た目よりも中身の勝負。もちろん見た目は重要、清潔感とかはないとダメ。
しかし見た目のケアはある程度で終わりが来る。特に男性はメイクもネイルもすることもない。突き詰めたファッションは逆効果。
そして見た目なんかいずれ劣化する。だったらあとは中身の勝負。知性を磨くべし。

そう、その通り。数学の天才を、正しく「この人は数学の天才だ!」と理解するには、数学の心得が必要。
結局のところ、本当の知性なんかは見えづらい。知性を知性と見抜ける人が周りにいないと、ないも同じ。
しかし万人が共通して認める知性がある。それが語彙力。適切なタイミングで、適切なワードをチョイスする。非常に知性がある。

語彙力があると、人とコミュニケーションをとるのが楽になる。悩んでいることも正しく言語化できて、対処しやすくなる。

難しいことは考える必要はありません。多くの活字に触れてみましょう。意識的に本を読んでみましょう。
即効性は全くありません。読んで次の日から、頭に広辞苑は搭載されません。しかし数年経ってみると、とんでもない地点まで辿り着いていますよ。
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まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- その日のテストの出来が悪かっただけで、人生まで悪くはならない
- 大学は「才能の定員制」を強要してる、僕らに才能がないわけではない
- とにかく没頭することで、人生は好転する
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!