瓢箪から駒、コルレオーネがアベプラ。なんとなんとアベマプライムに出演しました!顔出しもせず、声も変えさせてもらいましたが。
アベマプライムの編集者の方から連絡を頂き、打ち合わせ、出演をしたのです。人生何が起こるかわかりませんね、本当に。
これまでブログは3年以上書いてきましたが、PV数が優れていたわけでも、収入が大きかったわけでもありません。後発組のブロガーの方がよっぽど優秀だったのが正直なところ。
しかし好きだからということで才能もないのに続けてけきて、ひとつの形になったと思います。
としみじみと感じました。アベプラに出ることになった経緯と、発信活動について思うことを記事にしてみようと思います。
・発信活動をしているけどなかなか続かない
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- ABEMA primeに出ることになり、舞台裏が分かった
- ABEMA prime出演、ひろゆきと喋ることが叶った
- 発信活動を愚直に続けていると、いつか何かにつながる
アベマプライム編集部の人からメッセージが・・・
あれは週末の夜でした。やれやれやっと休みだと気が緩んでいた時に、なんとなしにTwitterを開いたのです。
そう、ここが全ての始まりでした。なんとABEMA primeの編集の方からのメッセージだった。これはびっくり。
そう、そのアベマ。クマの可愛いキャラクターのアベマ。あのペットボトルちょっと欲しい。
そこからやりとりしていると、どうも今度のABEMA primeの番組の特集内容が「好きなことを仕事にするのか、はたまた仕事は仕事割り切るのか」とのこと。それで僕にお呼びの声がかかったと。
そんなことを考えられた方もいるかもしれないので、先に言っておきますね。割り切る側です。びったびたの割り切る側です。
ゆとり世代なんです、なめてもらっちゃ困る。円周率は3.14でやっていたことだけが、まだ首の皮一枚つなげてるザ・ゆとり。
仕事は仕事、プライベートはプライベート、それが僕の流儀。う◯こみたいなプロフェッショナル感。
ちなみに編集のスタッフさんは以下の記事を見てくれたみたい。
一年くらい前に書いた記事で、自分でも読み返してみると今の自分と考えていることとそこまで変わらない。一貫しているのか、成長がまるでないのか、神様どちらでしょうか。
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そしてそこから「仕事を割り切る」ということに関してもっと意見を聞きたいから、電話かメールでやりとりをさせてほしいと頼まれる。ゴキブリの次に電話が嫌いな僕ですが、さすがにこの時ばかりは、
と思い電話することに。
スタッフの方の軽妙なトークにのせられ、僕の仕事論(というか逆仕事論か)を熱く語ること一時間。意外な申し出が。
まさかの出演オファー。光栄です、めちゃくちゃ面白そう。そういえば、今年の目標のひとつに「未体験なことを10個する」ってのを掲げてたな。出ないなんてテはない。
でも会社の人にバレると困ると思って相談してみると、「顔出ししなくてもOK、音声変更もOK」とのこと。なんて柔軟な。
知名度も実力もまるでないのに、僕のスタンスだけはバンクシーさながら。美術の成績2とったことあるけど。
時代なのか、適したテレビの出演者を探すのに、SNSやネットで探すんですね。僕みたいなものを見つけてくださるなんて、マリアナ海溝のサルベージ級。アングラにも程がある。でも見つけてくれたのだ、感謝。そして
この会話をしたのが本番の約1週間前。
ABEMA primeスタッフと打ち合わせ
(ABEMA primeから引用)
そして電話をした数日後にスタッフさんと打ち合わせをすることに。時間は夜の21時半から、テレビマンの方って大変そう。
ZOOMで話す、僕は自宅、スタッフさんはテレビ局内。勝手な偏見でテレビマンの人ってみんなバブリーでイケイケなイメージだったのですが、めちゃくちゃ腰の低い穏やかな方でした。
職業柄なのか、もともとのスタッフさんの人柄なのか、とにかく傾聴スキルがハンパない。
的確な質問をいつもしてくださるし、僕がどれだけボンクラな発言をしても全部肯定して聞いてくれる。懐が深すぎて底が見えない、石を落としたら音が鳴るまで10秒くらいかかるやつ。
こうやってその人の話を引き出して、今まで海千山千の方と番組を作ってこられたんだろうなとしみじみ感じてしまう。
テレビマンの聞く力を存分に発揮され、
と僕のパンチラインめいたものが決まったりなんやらして、これまた話すこと1時間ほど。
10時半くらいに終了。僕はそのままダラダラ過ごして寝るだけだけど、スタッフさんはまだテレビ局。
うーん、大変だ。こういった人たちの努力のおかげで僕はフリースタイルダンジョンを観れていたのだ、感謝の正拳突きしたくなる。
そうして優しい笑顔に見送られて打ち合わせ終了。
この日は月曜日、本番は金曜日。火曜日から金曜日まではソワソワしすぎて、仕事中に気が抜けていたのは想像に難くないはず。
もはや割り切れてすらいない、猛省。
本当の本当にABEMA primeに出演した!
本番までのなんとなくの流れ
迎えた本番当日。テンションは朝から最高潮、でも生放送は夜の21時〜23時まで。僕の出番は22時から。
そして音声チェックが必要なので、19時半から20時までのどこか空けといてくださいと連絡あり。おおお、っぽい、すごいテレビっぽいぞ。いや、ちゃんとテレビなんやけどね。
と思いながら仕事をする。金曜日の仕事はちょっと残業して終了。初めてですね、金曜日の夜に全く開放感がなかったのは。こんなの社会人生活で初。
ってアドレナリンが出る。鏡見たら何か危ないものをキメたんじゃないかってくらいに目がバッキバキ。顔出ししなくて本当に良かった。
ご飯食べたり、外に散歩に出てみたりして、気を紛らわす。ここら辺で「あ、ほんまに俺出演するんや・・・」と今更ながら感じたり。
むかえた音声チェックも特に支障なく進む。ZOOMを繋いだら、誰もいないアベマプライムのスタジオが映ったのがめちゃくちゃ新鮮。収録前だからそりゃ誰もいない、この舞台裏を見れた優越感。
音声を変えるのも無事にできることを確認し、しばらく待機。
と言われ一旦退出。しかしテレビマンの人はとにかく大変そう。僕みたいな出演者とかゲストとか照明とか映像とか、とにかくチェックする項目が多いんだろうな。
こういった人たちの努力のおかげで僕はフリースタイルダンジョンを観れていたのだ、感謝の正拳突きしたくなる。(2回目)
21時、ついにABEMA primeが始まった
(ABEMA primeから引用)
21時になりニュースになる。もうダメ、ここらへんでIQは5くらい。緊張感はすごい、人の知能を猿以下にしてしまう。
TPPの話題とかでてきて、学生時代に習ったのに、全く思い出せない。「ち◯こぴんぴんでTPPだっけ!?」とか思いながら、待っているうちに22時近く。
「ZOOMに入ってください」と連絡が来て、心臓バクバクでZOOM にイン。めちゃくちゃ仕事でやらかして、それを報告ないといけないWeb会議よりも遥かに緊張してましたね。
まずは紹介VTRから。「割り切って働く会社員」として、紹介される。うん、その通り、申し開きの仕様もございません。良きに計らってください。
対する「好きなことを仕事にした」のはソルトコーディネーターの青山志穂さんという方。
塩が好きで「ソルトコーディネーター」という仕事に就かれた方。企業で経験を積み、独立されたという肩書き。
きっちりした話し方をされていて、才色兼備を絵に描いたような人。あ、相手が悪すぎる。。。まぁ戦っているつもりもないですが。笑
となんとも自分の矮小さを思い知る。スタジオが青山さんに質問している間はちょっと待ち。
などと思っている間に僕の出番。心臓が口から飛び出そう。心臓って右側の胸にあったっけてくらい心臓が跳ね回っている。もう一歩でサウザーになりそう。
(ABEMA primeから引用)
そこから割り切って働くことに関して質問を受ける。「そもそもミニゲームってなんぞや」って雰囲気びんびん。会社を選んだ話の際に、
と言って、スタジオの全員うっすら苦笑い。
と思い、脳内に走馬灯が走り始める。いやぁ、人生の最後って本当に思い出が脳を駆け巡るんですね。
小学校の頃に初期の遊戯王カードパックを買って、ブラックマジシャンをあてた、少年だった自分は歓喜。しかし数日後に友達にしょうもないカードいっぱい積まれて交換してしまったことを思い出しているあたりで、次の質問へ。
そこからは特に詰まることなく、質問には回答できました。言葉が出ず無言が続くなんて放送事故はなんとか回避。生放送ってこわいな、ミスってもカバーできやしません。
僕の発言に関して、色々質問もらいました。その中であのひろゆきからも質問が。
(ABEMA primeから引用)
って感じで会話。うーん、一生の自慢だ。ひろゆきと話せた。ちゃんとコミュニケーションとれた。
バレたくなくて誰にもブログしていること言ってないから、自慢する人いないけど。
そんなこんなで気が付けば出番の尺は終了。早い、めっちゃ早い。芸人とかで爪痕残すって概念が少し分かる。もっと色々話したかったとも思い、フィニッシュ。
終わってから気取ってエゴサーチしてみる
激しい脱力感を抱えて、番組から退出。スーパーサイヤ人3になった後の悟空くらいのぐったり具合。
スタッフさんから、すぐに電話が来て、
と流石のアフアーケア術を披露して頂き、なんとか一命を取り留める。
そこから、気になってAbemaアプリにログインし、コメントをチェック。芸能人が自分の番組をエゴサーチしている気分が痛いほど分かりましたね。いやぁ、気になる、ごっつ気になるねん。
ナメたことばっかり言っていたので、さぞかし炎上しているだろうと思ってみるも、意外や意外で肯定意見も多かった。
とか、
とかのコメントを見て、
ってなったり。一方では、
とか、
とかの意見もあって、
ってなったり。なんだかんだ反応はあったみたいで、出た甲斐があったなと実感。無反応とか無関心が一番怖いですからね。
その後ソルトコーディネーターの青山さんからTwitterで挨拶を頂く、大人だ、見習わないと。
ブログも書かれているようで、覗いてみるとフルーツに塩みたいな記事を見て、バナナに塩をかけてみたり。
またひとつ賢くなりました。
発信活動を続けてみると、何かにつながる!
ブログを始めて3年半。一度もバズることもなく、大きなヒットに恵まれることもなく、ただキーボードを叩いてきました。
別にブログを始めたことで、一山あてたなんてこともなく、ただ楽しいからという理由だけで書き続けてきました。
どうすればもっとPV数が伸びるのか検索して、人気ブロガーの記事を見て、
となったことは数知れず。
そう思って書籍を買ってみて、
と買いているのを読んで、
と白目剥きそうになったり。
そんなこんなで、細々と続けて、月間のPV数は3〜4万。なんとかここまできました。目標は10万PVですが、まだまだ先は長い。
PV数自体はそこそこ形にはなってきたのですが、いかんせん周りの人にはブログをしていることは言っていません。PV数を見ていて、読まれていることは知っていました。
しかしどこか実感はなかった。今回お話を頂いて、スタッフの方と話している時に、
って思ったんですね。ああ、自分の声は誰かに届いていたんだなって。
なんでも続けてみるものだってしみじみ感じました。高校生の小遣いくらいの収入でも、楽しいからって理由だけでも続けてみるものだなって。
ブログってどこかボトルメールに似てる気がするんです。自分のメッセージを詰め込みまくって、ネットの海に放流すると。
もしかしたら誰か読んでくれるかもしれないし、一生読まれなくて、海の上を永遠に彷徨うかもしれない。
ブログを始めた時から、今も変わらず、誰かが読んでくれるか保証などまるでない手紙をずっと書き続けているんですよね。でも読んでくれいた、それが本当に嬉しい。
過去記事にもしましたが、とかく生産活動は楽しいもの。その気持ち良さを原動力としてここまできましたが、報われました。
自分の作ったものや、それをつくった自分に多少でもニーズがあると思ってもらえたのならこんなに嬉しいことはない。
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ABEMA prime自体は超人気コンテンツですが、僕はその番組のごく一部に小判鮫しただけ。別にPV数が爆発的に伸びたなんてことはない。
僕の人生は変わらない。この機会にブログがハネてブログ一本で生きてくってことは起こらない。そういう意味では今回のテーマじゃないですが、好きなことだけで食べていく才能が自分にはないってことになるのかも。
でも言えるのは今回の経験で、自分の人生は少しづつ変わっていくということ。自分の発信するものに自信が持てたし、これまでの自分をこうてできたから。僕の人生はもっと面白くなるはず。
スラムダンクの小暮くんが3Pシュートを決めたことで、別に彼の人生は変わらない。でも小暮くんのあのシュートには計り知れない意味があった。そんな感じ。
ブログを始めたのもはるか過去。僕みたいな日陰ものを見つけてくれてどうもありがとう。
諦めが根をあげるまで続けてきて良かった。自分の才能のなさに気付かないフリができる鈍感さがあって良かった。-4.5のコンタクトレンズが必要な裸眼視力よりも、現実を見る視力がなくて良かった。ブログを続けていて本当に良かった。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- ABEMA primeに出ることになり、舞台裏が分かった
- ABEMA prime出演、ひろゆきと喋ることが叶った
- 発信活動を愚直に続けていると、いつか何かにつながる
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!