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社内教育も新入社員研修も全部ムダ。上司の指導も役に立たない、新入社員は自分で勉強するのが一番効果があるという話。

2022年1月21日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

どこかの会社の採用に関するページを見る。「教育制度」に関する記載がある。新入社員研修とか、ロジカルシンキング研修とか、とにかく色々紹介されている。

 

ただ僕はここでこう定義してしまいたい。

 

会社の社内教育は、全部ムダ!

 

あと上司による指導もアテにしてはいけません。保身ばっかりのどうしようもない上司もいっぱいいるから。

 

社内教育制度をウリにしている会社も多いですが、おまけもいいとこ。社内教育は0でも、福利厚生が充実している会社の方がよっぽど良い。

 

進研ゼミみたいな感じで、受けただけで成長できる社内教育なんてこの世に存在しない。

 

本当に自分が必要だと思うスキルや知識だけを、自分で学んだ方がよっぽど賢いんです。

 

Mr.Somebody
・会社の社内教育って、効果あるの?
・今の会社の研修内容に不満がある

 

という人にむけて書きました。

 

最初に結論から!

 

この記事のまとめ

  • 社内の教育制度も上司の指導は、意味がないことも多い
  • 自分の教育は自分で行え、「お金」の勉強は必須
  • 自分の成長を、環境や他の人に依存するのは、極めて愚かである

 

教育制度なんて、おまけもおまけである

Mr.Somebody
うちの会社は、教育制度が充実しています!

 

とアピールしている採用担当の人を見ると、

 

うるせぇな、シャバいこと言ってんじゃねぇぜ

 

って思ってしまう。会社の教育制度って、正直ムダ。役に立たない気しかしない。

 

もちろん全てが全てムダというわけではありません。外部講師による研修とか、語学研修とかは意味がある。自分でお金を払わずに、会社のお金でできるんだから。

 

ただ効果があるかは別物。受けただけで習得できるスピードラーニング的なものはなかなか存在しない。

 

自分で受けようと思ってたけど、会社のお金でできるんだ!ラッキー!

 

くらいの感覚。

 

同じ部署にいるデキる先輩の人、売上を上げているやり手の営業マン、クリエイティブな技術職の人。誰でも構わないので、「なんで仕事ができるようになったんですか?」って聞いてみてほしい。

 

Mr.Somebody
社内研修を受けたからだね!

 

とは、おそらく誰も言わない。一端は担っているかも知れませんが、小さな要因に過ぎないはず。

 

https://www.sbbit.jp/article/cont1/36351 より引用

 

ただ会社に属することには意味があります。元外交官で作家の佐藤優も、

 

Mr.Somebody
会社という組織に属しているだけで、自然と能力が引き上げられる

 

と過去に、就活生に向けたコラムで述べていました。

 

人間は周囲の環境に影響を受けるもの。学生から社会人になる。ビジネスマンとして働いている人たちの中に身を置く。そうすることで、自然と自分も思考や言動が洗練されていく。

 

つまり会社に入って勤務している時点で、ある程度能力は伸びていくんです。社内教育なんてメじゃない。

 

環境要因として会社は大きな存在。かたや社内教育なんて、大学の授業の延長線上

 

ファシリテーション研修を受けた人が、急に会議で発言が建設的になった。こんなことはない。

上司の指導はアテにならない

指導してくれるかどうかは、マジで人による

世の中の会社がそうなのか、僕いた会社がそうなのか。とにかく期待できる上司は少なかった。

 

部下の教育なんて二の次。それどころか、自分の部下に責任を押し付ける上司ばかり。

 

きっと課長は僕のことを、懇切丁寧に指導して、成長させてくれる

 

なんて期待しない方が無難。そんな上司は滅多にいない。A◯女優から、処◯を見つける方がまだ簡単かも。

 

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新入社員として入ったら、基礎的なことは多少教えてくれます。僕は課長よりも身近な先輩の方が、よっぽど親切に教えてくれました。

 

ただここも個人差がある。みんながみんな教えてくれるわけではない。全く何も指導しない管理職や先輩だらけってこともありえる。

 

意識しなくても、色々教えてもらえて、気付いたら急成長してましたって展開はないんですね。

 

本来はおかしい話なのです。管理職は部下の管理や指導を含めて仕事。ただその本務を怠っていても、罰されることは少ない。そこまできちんと評価制度が整っている会社は残念ながら少ない。

僕の課長は、びっくりするくらい、マネジメント力がなかった

ちなみに僕が新入社員として、入って初めて僕の課長になった人は本当にダメな上司でした。逆ドラッカー、マネジメントの神様の正反対。

 

全く自分では動かない。曖昧な指示しか出さない。そのくせ「俺は指導してやっているんだ」という感じは一丁前に出してくる。

 

これは未だに根に持っているエピソード。僕が一年目の冬の出来事でした。

 

 

公的機関にとある資料を提出しなければいけない。そしてその日が締切日。資料を所定のサイトにアップロードしてエラーチェック後に申請という流れ。

 

資料は完成していたのですが、エラーチェックに何度も引っかかる。その度に細部を直して、何度もアップロード。気付けば、時間は21時過ぎ。

 

フロアに残っていたのは、僕と課長のみ。どうやってもエラーチェックに引っかかるので課長に報告して、一緒に作業していたんですね。

 

毎年している処理のはずなのに、ひとつも役に立たない課長に呆れながらも、二人して画面を見ながら作業を続けていました。

 

なんとかして、今日中に終わらせないと・・・

 

締切がもう迫っている。しかし解決の糸口は未だに見えず。そんな時に課長が不意にこう言いました。

 

Mr.Somebody
用事あるから、先に帰るわ!

 

言うやいなや、as soon as、すぐに荷物をまとめて帰宅。

 

 

え、意味分からん・・・

 

と戸惑う僕。フロアは僕ひとり。しかし嘆いても状況は変わらない。格闘の末、なんとか終電間際で提出を終える。

 

そして次の朝に、課長に無事に終了した旨を報告。「こいつはどんな反応をすんのかな?」と思っていると、

 

 

Mr.Somebody
実はオレはどうすればエラーが出なくなるか分かっていた。あえてお前を試したんだ。

 

ん?

 

Mr.Somebody
お前は分からなかったら、すぐ人に聞くからな。成長させたくて、あえて一人残させたんだ。

 

は!?

 

Mr.Somebody
だからあえて用事と嘘をついて帰ったんだ。

 

え!?◯ねよ

 

ちなみにこの課長は、低評価をつけられてはいませんでした。なぜでしょうか。

 

答えは簡単。部長の人が、この課長よりも後輩だったからです。「先輩だしなぁ」って気を使って、後輩部長が先輩課長を評価していたから。

 

え!?◯ねよ

社内教育よりも、自分教育を行え!

社内教育の充実は、会社選びの際に無視して良い

上司には当たりハズレがある。たまたま僕はハズレが多かっただけ。面倒見が良い上司もいる。

 

しかし良い上司に当たるかは完全に運。自分が成長するかどうかを、運任せにするのはあまり賢くない。

 

全く面倒を見ない上司なら、実はまだ良い。僕の最初の課長みたいに的外れなことをドヤ顔で言ってきて、私は指導しています感を出す、これが最も悪質。

 

とにかく小手先のことを言われる。部下の過程をまるで見ないで、結果でしか判断しない。

 

仕事なんて基本は結果論ですが、一緒に仕事をしている身近な存在の部下ですら結果論でしか判断できない時点で、マネジメント力が低いのが露呈している。

 

ちなみに先ほどの課長の口癖は、

 

Mr.Somebody
丁寧にやれよ!

 

どう丁寧に行うのか、ここはまるで言及なし。具体的な対応策も一切言わない。

 

この上司は全く悪くない。こんな上司に育ててもらえると、一瞬でも本気で思ってしまった僕が、一番愚かで悪い。

 

 

会社の求人HPなどで謳っている社内教育制度も、あんまり期待しない方が良い。

 

外部のプロの講師のセミナーを受ける。海外に研修に行ける。これならまだ効果はある、自分でお金を払わずに会社のお金でサービスを享受できるから。

 

ただその他はほとんど意味がない。会社の経理部の人間を捕まえてきて、「経理研修」とかしちゃうのが関の山。

 

あと研修の制度自体は存在はするけれど、利用者がほとんどいなくて形骸化している場合も多い。

 

Mr.Somebody
見栄えを意識して、HPにとりあえず載せただけなんやけどな

 

ってのが企業側の本音だったりもする。

 

社内教育は別にあればあるだけ良い。マイナスにはならない。ただし、

 

会社を決める際の、決め手には全くならないで!

 

ってことは覚えておいてほしいんです。

本当に必要なスキル、だったら自分で学べ

体に栄養がある食べ物って、誰が食べても体に良い。納豆を食べたら、ちょっとはみんな健康に近付く。

 

食事と勉強がここが違う。食事は、どの時期に、誰が食べても、ある程度は同じ効果が見込める。しかし勉強は、時期と、誰が学ぶかで、効果は全く変わってくる。

 

画一化された研修を受けても、自分には必要のない知識ってこともあり得ます。自分の業務に活かせない、毎日の生活は充実しない、こんな場面も多い。

 

Mr.Somebody
この知識を身につけたい!

 

と純粋に好奇心から生まれる勉強熱には勝てない。

 

上司に教わるのを待つ必要はないし、時間を捻出して社内教育を無理矢理受ける必要もありません。興味があることだけを、自分で勉強すれば良いんです。

 

ここでポイントは、自分の興味があるものというところ。正直なところ、仕事に関わらないものでも構いません。

 

趣味に関することでもOK。会社に内緒で始めようとしている副業のための勉強でもOK。

 

Mr.Somebody
勉強したい!!

 

という気持ちを持って取り組めたら、なんでも構いません。熱量を持って学ぶ、という姿勢そのものに価値があるからです。

 

 

Mr.Somebody
どうせだったら、仕事や人生に活きるスキルを学びたいんだけど・・・

 

という方もおられるでしょう。そんな方には、この2冊がオススメ。

 

新時代のサラリーマンの仕事術・副業術・生き方など、全てを包括的にカバーしてくれている「シン・サラリーマン」

 

お金にまつわる悩みを全て解決してくれる、読むだけでマネーリテラシーを引き上げてくれる「お金の大学」

 

どっちも買って、3周は読もう!

 

様々なビジネス書はありますが、最低限の知識はこの2冊でほとんどカバーできてしまいます。素晴らしい、コスパが良すぎる

 

 

Mr.Somebody
仕事の進め方が、よく分かっていない。ワークライフバランスが確保できない

 

という仕事の段取りや、報連相に課題を感じている方は、「シン・サラリーマン」がオススメ。

 

 

Mr.Somebody
いつも金欠で困っている。お金の問題で悩みたくない。

 

という人には、「お金の大学」がオススメ。資本主義で生きている限りは、お金から逃れることはできません。

 

そもそもの話ですが、社内教育によらず、義務教育でも、お金について学ぶ機会は一切ありません。誰も教えてくれないし、みんな「オレはお金のこと知ってる」と勝手に思い込んでしまっている。

 

お金の勉強は、自分でする。誰も教えてくれない。

 

これは社会人になってから学んだこと。

 

賃貸物件の初期費用とか、保険とか、インデックスファンドとか知っているようで知らない。そして知らないうちに、僕らはめっちゃ損してる。

 

ただしちゃんとお金の勉強している人は少ないから、勉強さえすれば一撃でアドバンテージを取れる。本の代金・勉強代は、一瞬で元が取れる。

 

お金の勉強は騙されたと思って、早めにしておいた方が絶対に賢いんやで!

 

 

伸びる?伸びない?結局自分次第!

僕が紹介したクソ課長のもとでも、伸びている人はいました。僕みたいに、そうでない人もいます。

 

環境の要因はもちろん大きいですが、結局は本人の問題。その人の取り組む姿勢とか、マインドとかに寄ってくる場合がほとんど。

 

教育できない上司は確かにハンデですが、ハンデ戦でも勝つ人は勝ってしまう。成長する人は、自分で努力して頭を使って、きちんと成長している。

 

自分の成長を、人や環境に依存している時点で、全くもってナンセンス!

 

と気付いたのは、本当に最近。新入社員の時点で悟れていれば、って後悔してはいる。

 

 

大事になってくるのは、時間の使い方自分の時間は資産、どこに投資するのかが何よりも大事。

 

社内教育は、自分が必要だと感じたものだけ享受したら良いんです。利用する気があるものだけをチョイスする。

 

上司の指導も社内の研修も受けているだけで、自動的に伸びるなんてことはありません。

 

Mr.Somebody
この知識を学びたい!

 

って目的意識を持てるものに対して、自分の時間をぶっ込みましょう!

まとめ

では、最後にもう一度この記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • 社内の教育制度も上司の指導は、意味がないことも多い
  • 自分の教育は自分で行え、「お金」の勉強は必須
  • 自分の成長を、環境や他の人に依存するのは、極めて愚かである

 

このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

  • この記事を書いた人

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