僕は今、客観的に見ると非常に孤独だと思います。
関西から東京にこの4月に転勤、実家から一人暮らしへ。 そして、東京に来たものの知り合いもほぼいない。さらに、コロナウイルスにてリモートワークになり、オフィスにも行かない。
人と対面で話す機会は激減しました。しかし、これはこれで、かなり充実していると思うのです。
人は、生まれるときも死ぬときも一人なのです。孤独を愛して、孤独を楽しめる様にならないとタフに生きていけません。
うわべだけのコミュニケーションは捨てて、孤独に孤高に生きていきましょう!
・一人でいる時間が楽しい
・対面のコミュニケーションが減るのが不安・・・
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- オフラインのコミュニケーションがない、人に会わない、それでも大丈夫!
- 「孤独=自分の時間」、好きなことに挑戦し、極めていこう!
- 孤独が怖ければ、映画「パッセンジャー」を観て、村上春樹を読め!
対面のコミュニケーションが全く無い1週間なんて当たり前!
渋谷のTSUTAYAで宗教勧誘の人と話した、これが最後の対面コミュニケーション
僕レベルになると、ここ1週間対面でコミュニケーションをしてないですね。在宅勤務・リモートワークで会社には出社していなかったり、お盆で休みの期間があったりしたからですね。
オンラインの打ち合わせもありましたが、顔は写していないので、電話の延長線上の様なもの。しかし、どれだけ人と話す機会が減っていても、仕事の打ち合わせや電話はノーサンキューですね。笑
仕事でも良いから、人と話したくなるかと思いきや、そんなこともなかったわ
スーパーの店員さんとかとの義務的なやり取りを除いたら、最後にオフラインで人と話したのはいつだろうか・・・
あ、渋谷のTSUTAYAで2人組に話しかけられた時だ。100%宗教勧誘やったけど。笑 以前、新宿でまんまと宗教勧誘に遭って、総本山まで連れて行かれたことがあったので、さすがに分かりました。笑
渋谷のTSUTAYAに遊びに行く方はお気をつけください。そう言えば、転勤前に東京出張した際に、渋谷のタワレコに行ったことがありました。
その時にも、2人組に声かけられたな、関西に住んでるというと急速に興味をなくしていたけど、あれも宗教勧誘だったのか。。。
渋谷のTSUTAYAで、ジャズのコーナーを見ていると、急に隣から、
ジャズのオススメって何かありますか?
あー、ジョン・コルトレーンとかですかね。(うわ、絶対に宗教勧誘やん・・・)
という感じ。ここで、30分ほど話す流れに。趣味である音楽の話なので、そこまで苦じゃなかったですが。
僕が、何回か宗教勧誘に遭って気付いたのですが、宗教勧誘してくる人の特徴に気付きました。
- 服装は地味、派手なプリントや柄は一切なし
- 口元が汚い(歯茎が出ている、歯並びが悪い)
- 目に力がない、押しに弱そう
- 笑顔が弱々しい
ざっくり言えば、ウシジマくんにお金借りてそうな見た目です。
そんな人達に、カモだと思われている自分って・・・笑
とにもかくにも、それが最後の対面コミュニケーションだなんて。笑
今後は話しかけられた瞬間に、「めっちゃ良い宗教があるんですけどどうですか?」って攻撃してみようかな、逆に。笑
鎖カフェに行くも、臨時休業中だった・・・
お盆休み、平日の休みだったので、かねてより行きたかったお店に出かけました。それは、「鎖カフェ」。
MC漢を筆頭にMASTERとDJ琥珀でスタートしたアーティスト主体のレーベル、鎖グループ。その鎖グループが主催するカフェ兼ヒップホップショップ。ランチを食べたり、アパレルグッズを買ったり、CDを購入できたりします。
鎖グループは、バトルイベントKOKなども主催している日本語ラップの中心部を担っている最重要レーベル。
この鎖カフェは、日本語ラップ好きならば絶対に知っているお店。しかし、このショップは、驚くなかれ平日しか空いていないという超ハードモードっぷり。笑
日本の有休消化率が上がったら、鎖カフェのおかげです。しかし、お盆で平日が休み、漢a.k.a .GAMIに会えるかもしれない。
勇んで西早稲田駅まで、電車を乗り継ぎます。移動中はもちろん、漢a.k.a .GAMIのアルバムをひたすら聴き、自分を鼓舞。
緊張しながら、鎖カフェに向かいます。風◯店の待合室とか、こんな感じでみんな緊張してるんやろかと思うくらい。。。笑
あれ・・・・
臨時休業か〜い!!
というわけで、人と一週間くらい会っていないですね、ぶっちゃけ余裕。笑
孤独を愛し、孤独に愛されろ!
孤独という文字・字面はどこか寂しげに見られがち。ですが、僕は「孤独」ってスゴい美しい言葉と思うんですね。
人は、孤独に生まれてきて(双子は別だけど)、孤独に死ぬんです。人生のイントロもアウトロも孤独なんですよね。そこを誤摩化してはいけない気がする。
自分が孤独であることから目を背けたり、過度に孤独になることを怖がって、うわべだけのコミュニケーションに逃げたりするのは人生を無駄に使っていると思います。
孤独を味方にしていない人で、成功している人や人生を充実させている人っていないんじゃないでしょうか。
孤独というのは、裏を返せば、自分の時間が豊富にあるということ。これって、実はスゴい幸せなことですよ。
その、自分の孤独な時間を目一杯活用することで、真に人生が充実するんです。好きなことに打ち込んだり、勉強したり、何かを極めたり。
マルコム・グラッドウェルの世界中にパラダイムシフトを起こした名著「天才!成功する人々の法則」。
ここで、1万時間の法則というものが挙げられています。有名なものなので、知っている方も多いのではないでしょうか。
グラッドウェル氏は、ある調査において「エリート演奏家は20歳までに合計で1万時間の練習を積み重ねた」という結果が出たと述べ、大きな成功を収めるには1万時間もの練習が必要だという「1万時間の法則(ten-thousand-hour rule)」の存在を指摘しました。モーツァルトやビル・ゲイツ氏をはじめとした成功者には、大成するまで1万時間の下積み期間があったというのです。(https://studyhacker.net/ten-thousand-ruleより引用)
1万時間って、毎日3時間行っても3300日、9〜10年かかります。自分の時間が豊富に無い人が達成するのは絶対に無理!
つまり、何か人生において、達成したい目標を持っている人は、孤独は絶対的に必要なのです。逆に、その場しのぎのインスタントなコミュニケーションは無い方が良いのです。
孤独耐性を上げるには、コレだ!
映画「パッセンジャー」
しかし、そうは言っても
それでも、孤独は怖い・・・
という人もいると思います。そんな人に孤独耐性を上げるための、いわば教材を紹介します。コレを見れば、孤独を怯える心は消えますわ。
まずは、映画「パッセンジャー」、あらすじはこんな感じです。
近未来、5,000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、人々の移住地に向かうべく地球を出発。到着までの120年、冬眠装置で眠る乗客のうちエンジニアのジム(クリス・プラット)と作家のオーロラ(ジェニファー・ローレンス)だけが、予定より90年も早く目覚めてしまう。絶望的な状況を打破しようとする二人は、次第に思いを寄せ合うものの、予期せぬ困難が立ちはだかり……。
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映画的にも、面白いのですが、設定も絶妙です。まずは、男性ジムがただっ広い宇宙船で、冬眠ポッドの故障で目覚めちゃう。
宇宙船では、食料もあり、一応の娯楽施設もあり、生きていくには不便は全くなし。しかし、90年間1人で生きていかないといけない。。。
どうですか、コレに比べたらあなたの孤独なんて超ちっぽけじゃないですか!笑
まぁ、宇宙船に90年間ひとりぼっちに比べたら、まだマシか・・・
となること請け合いです。
あと、ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、この映画で一ヶ所倫理的にかなりヤバい部分あります。ここで拒絶する人もいるかもしれない、鑑賞する際は、お気をつけ下さい。。。
個人的には、その気持ちも分からなくもないんだけど・・・
村上春樹の小説
僕の中で、「孤独」の代名詞と言えば、村上春樹の小説の登場人物たち。皆都会に住んでいるのに、孤独なんですね、ここに感情移入してしまう。
というか、村上春樹の小説の主人公で孤独じゃない奴なんかいないんじゃないかな。笑 孤独にずっと生きてきた人が、その生活にたまたま奇妙な出来事・人物が介入してきて、非日常に切り替わっていく話ほとんどですし。
村上春樹語辞典の中では、
ひとりで都市に暮らす人物たちが味わう様々な孤独こそが、読者の村上作品に共感する「最大のスパイス」になっている。
との記述もありました。
村上春樹の全作品おすすめですが、孤独を垣間見るなら「ダンス・ダンス・ダンス」がオススメかな。
村上春樹にハマったのも、主人公の孤独っぷりや生活ぶりに感情移入してしまったからなんだよなぁ
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
- オフラインのコミュニケーションがない、人に会わない、それでも大丈夫!
- 「孤独=自分の時間」、好きなことに挑戦し、極めていこう!
- 孤独が怖ければ、映画「パッセンジャー」を観て、村上春樹を読め!
もっと孤独を愛し、孤独に愛され、充実した人生を送っていきましょう!
ではでは!