なかなか周囲の人と打ち解けれない。新しい環境の人間関係に馴染むのに苦労する。そんな人は多いのでしょうか。

・初対面の人と打ち解けたい
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

簡単です。相手をとにかく褒めるだけ。もっといやらしい言葉を使うと、とにかく媚を売るんです。
別に多様なバリエーションの褒め言葉は必要ありません。
- 天才!
- 頭良いですね!
- 絶対にうまくいくと思います!
とかで十分です。
事実無根な褒め言葉は安っぽくなりそうですが、正論よりも根も葉もない褒め言葉の方が遥かに効果があると言われています。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 人を批判する人は多くても、褒める人は少ない
- 人を褒めることで人間関係のペースを握れる
- シチュエーションや声のトーンなどに注意し、軽薄にならないように褒めるべき
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,300万円達成
褒めない人が多い現代社会
生活していて、褒め言葉って耳に入ってきますか?
別に僕ら自身が褒められていない時でも良いです。周囲の誰かが褒められているようなシチュエーションとか。
僕個人の肌感覚でいくと、あんまりない。陰口や説教なんかはしょっちゅう聞こえてくるのに、褒め言葉のが少ない。
現代社会では、褒めと悪口のバランスが歪なことになっていると思います。
あまりみんな人を褒めていない。気が利く人がいても、見た目に気を使っている人がいても、

とか、

とか、あえて口に出していない。
僕らは褒めるのに奥手。照れ恥ずかしさがある。別に自分が褒めなくても、その人が魅力的なことに変わりないと思ってたりもする。
また厳しいことを伝える方が、人間として格上だと信じている、バリバリ武闘派な人も会社によっては多くいる。

くらいに激烈にキレ散らかしてる人もいる。そんな人に限って、全く人を褒めない。きっとどこかで勘違いをしているんだと思う。
人を褒めることで、自分の中の何かは目減りしない。自分が人間として格が下がるなんてこともない。
人を褒めるのは元手がいらない
僕はとにかく媚を売ってる

と思われた方。おそらく僕は、比較的意識して人を褒めている部類だと思う。褒めるのが苦手って人な気持ちも分かるけどね。
なぜならあまり褒めることに関して、プライドがないから。人を褒めても別に何か損した気もしない。

とか今さら不満に思うこともない。それはそれ、これはこれ。
思えばとにかく媚を売って、生きてきた人生だった気もする。僕の媚びは常にバーゲンセール。
大阪の難波とか東京の上野で、いつもやっている閉店セール的な感じ。定価で売られていたことは、果たしてあったのかってレベル。
ちなみに昨年から今年にかけて、転職をしました。その際に担当になってもらった転職エージェントの人にも、ひたすら媚を売り褒める。

とかずっとこんな感じ。無事に転職することになり、お別れする際に、

と言われた。いかに人を褒めるのが少ないかが窺える。
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人を褒めることで、相手からペースを握れる


人を褒めることで、僕らは人間関係の主導権を握れます。良い言い方ではないですが、人を褒めることで、相手を誘導できるんです。


元マルチ商法トップセールスというバキバキに面白い経歴を持つDr.ヒロさん。その著書「思い通りに人を動かす ヤバい話し方」。
この本にも褒めることの有意性が記載されていました。
「この話題さえ選べば、話上手になれる!」という鉄板の話題。それが相手の自尊心を満たすような話題だと書かれています。
簡単に言うと、会話はまずおだて・お世辞・ごますりから入るべき。
「褒められても簡単に人を信じたりしない」と思うかもしれません。しかし仮に褒め方が壊滅的に下手でも、褒められまくると、人は相手を信頼し心を開くようになる。
2人1組をペアにして、3〜5分の時間を決めて相手を褒めちぎるというワークをしたそうです。
初対面のよく知らない人にベタ褒めされる。もちろん100%お世辞。会ったばっかやで。しかし、

という感想が多く見られたそうです。
適当に当てずっぽうで言われた褒め言葉。それなのに、「自分のことを理解された」とか、「見抜かれた」と感じた人がたくさんいる。
そして褒められた人は相手に好印象を抱くようになります。適当にお世辞を言っただけなのに。
マルチ商法をやっていた頃、Dr.ヒロさんは尊敬する人からこう教えられたことがあったそうです。

しかし媚を売ることで何が良いのでしょうか?
まず先ほどのように、僕らを信頼してもらうことができます。もし僕らの褒め方が下手だとしても、人は自分にとって都合の良い話は聞きたくなるもの。
ぎこちない話し方であっても、真剣に聞いてくれます。そして褒めた相手は、僕たちのことを、洞察力のある人・正しいこと話す人だと思い込むようになります。
自分を肯定してくれている僕らを、「話が下手」とか「伝わらない」なんて否定する。そうするとせっかく満たされた自分の自尊心をも否定することに繋がるからです。
つまり褒めると、相手は僕らのことを理解してくれる。というか理解しないといけなくなる。その結果、僕らが理解しやすい人として扱ってもらえるんですね。


具体的な褒めフレーズはコレだ!

なんて方もいるでしょう。そこで誰にでも使える効果抜群なフレーズが、「思い通りに人を動かす ヤバい話し方」に紹介されています。
- 天才!
- 頭良いですね!
- 絶対にうまくいくと思います!
これ。使うだけで、僕らの評価を高めてくれる褒め言葉。こんなの考えつくなんて天才。絶対に頭がいい著者。
この3つの言葉は本当に便利だそうで、少なくとも日本にいる全てのホモサピエンスの自尊心を満たせる。
面白いのが、相手が自分自身をそう思っていなくても、僕らが使えるという点。イメージ湧くでしょうか?
例えば「頭が良いよね」と言って、同僚を褒める。すると「頭良くないよ、学校の成績も悪かったし」と返してきたとします。

こんな感じで返答すると、ちゃんと褒め言葉として機能するわけです。
僕が個人的に長年使っている、便利な褒め言葉は、

というもの。例えば、

とか、

とか。褒める人に対して、ポジティブな言葉+「印象です」で伝える。あくまで自分の抱いている印象だから、相手は否定のしようもない。
褒め言葉と少し違いますが、相手に気持ちよくマウントをとらせるというものもあります。
相手を気持ち良くさせて、こちらがペースを握るという点では、非常に有効。
ゴルフでも、お酒の知識でも、仕事への哲学などなんでも良い。相手が注力している分野の話をして、あえて浅い知識を話す。


世の中は褒められると喜ぶバカばかり
僕もそうだけど、世の中は褒められて喜ぶバカばかり。褒められると気持ちの良いもの。
根拠のない褒めでもOKというあたり、いかに現代人が褒められることに飢えている人が多いかが偲ばれる。
よっぽどハイスペックで、褒められ慣れている人以外であれば、褒めの言葉は効果絶大。

ちなみに美人を褒める際は、外見ではなく内面のセンスを誉めた方が効果的らしい。

- 伝えるシチュエーションに注意する
(ex)シリアスな場面で、テンション高く褒めない - 伝えるトーンに注意する
(ex)声のテンポや高低などはTPOにあわせる - 見た目を褒めすぎない(褒めるなら持ち物のセンスなど)
(ex)褒めポイントが相手のコンプレックスかも

ここら辺は注意ポイント。褒め方が軽薄だと、逆効果もあり得ます。用法要領はきちんと守って、人を褒めていきましょう。


まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 人を批判する人は多くても、褒める人は少ない
- 人を褒めることで人間関係のペースを握れる
- シチュエーションや声のトーンなどに注意し、軽薄にならないように褒めるべき
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
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