会社の人間関係にうんざりしている人はいませんか。毎日長時間一緒に過ごす人間関係が最悪だと、毎日苦しいですよね。

・話の通じない同僚ばかりいる
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

さっさと転職してしまいましょう。もしくは今の会社の人と可能な限り、接点を減らしましょう。
僕も新卒で入った会社で、掃き溜めのような人間関係に悩んでいました。しかし転職をしたことで、一掃できました。
合わない人間関係を一気に断ち切ることができるのは、他で代替できない気持ち良さがあります。

あなたが嫌いな人は変わってくれません。だからと言って無理してあなた自身が変わる必要もありません。
変えるべきは環境、これ一択。理想の人間関係を求める努力は尊い。無駄な人間関係を切れるのも、立派なスキルです。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 人間関係に負荷をかけたところで、別に成長はしない
- 嫌な人間関係に耐える努力より、良い人間関係を維持する努力を
- 過去の嫌な人間関係には意味があった気がしても、それは錯覚
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,300万円達成
目次
前職の人間関係にさよならバイバイ
昨年から今年にかけて転職しました。前職の人間関係はとにかく不満だらけ。
- 部下に責任をなすりつける上司
- すぐに人のせいにしてくるお局さん
- ただ不満を言ってるだけで、「風通しが良い」と勘違いしている同僚
色々と不満がありました。
池井戸潤の小説や、会社を舞台にした映画やドラマを見る。めちゃくちゃ理不尽な上司や、パワハラ人材が出てくる。

と自分の引き出しから、いつも類似する人が出てきてしまう。それくらいヤバい人が多かった。
池井戸潤が描くフィクションのはずのド畜生ビジネスマン。僕からすると、ノンフィクション。
そんな人間関係。転職することで、一気に縁を切る。今のところ、全く支障はない。というか出るはずもない。
耳かきをして、巨大な耳クソが取れた。年末の大掃除で、不要なものを一気に捨てた。

害悪をもたらす人間関係の断捨離は、異常なまでの快楽がある。是非あなたにも味わってほしい。
とはいえ最初は不安がありました。

みたいなことを心配してたんです。しかし完全に杞憂でした。取り越し苦労とはまさにこのこと。
脳や筋肉には、適度な負荷が必要です。そうしないと成長しないし、老いていくまま。
しかし人間関係は別物だと気付きました。人間関係に負荷をかけても仕方ない。ただ消耗するだけ。
ルイヴィトンの皮のバッグを、粗い紙やすりでゴシゴシ擦りながら、

とか言ってる人がいたらどう思いますか?
イカれてますよね。イちゃってますよね。人間関係が荒れててても、メンタルに良いことはありません。
嫌な人間関係は切る方向に進むべき
今よりも良い人間関係を望んで進む
僕らがすべきことはシンプル。常に人間関係が良くなる方向へ進む。これしかない。
悪い人間関係で消耗する。足を引っ張られる。人生は短い、こんな暇ありゃしまへんで。

見渡す限り広がる前人未到の山脈。その麓にいて、見上げていると想像してみてください。

と指示を与えられたとします。
誰も踏み入れたことのない山岳地帯。地図もありません。広大な山並み。
点在するそれぞれの山頂の、位置も高さも知らない状態からスタート。
見えるのは間近に迫る無数の起伏の激しい斜面だけ。どうやって一番高い頂上を目指せばいいのでしょうか?
「勾配上昇法」というアルゴリズムをここで使います。やり方は簡単。
- スタート地点付近の斜面を全て見渡し、最も急な斜面をひとつ見つける
- しばらくの間、その方向に登り続ける
- 見晴らしの効く場所に着いたら、周囲を見渡す
- 今よりもっと急な斜面を探す
- その斜面を上り、着実に高度を上げる
- 1〜5を繰り返す
このプロセスを繰り返す。最速で最高到達点には行けない。しかし確実にゴールに辿り着きます。




人間のサンプル数を増やせば目的は達成
人間関係が悪い環境にいて、メリットがないわけでもない。
メリットだけ享受して、その環境から抜け出すのが一番。ではそのメリットは何なのか?

現代社会を生きていくにはタフにならないといけない。温室育ちでは、後々苦労する。
全く話が通じない人。ロジカルに話せない人。すぐに感情的になる人。何でも人のせいにしてくる人。
ダメな人や、理解不能な人と、接点を持つ。そして自分の中のサンプル数を増やし、許容値を上げる。
こうして自分の人間としてのキャパシティを拡大したら、さっさと離れる。今の環境にそれ以上いても得られるもの何もない。


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人間関係から逃げることに不安を感じるな

と思う方もいるでしょう。
これは半分正解、そんで半分間違い。というか場合による。
受験勉強や、自分が好きで始めたことなどは、続けるべき。僕ならこのブログ。
手垢の着きまくった表現ですが、「継続は力」は核心をついてる。続けることでしか、やはり成果は生まれません。
しかし継続が意味を生むのは、自分がコントロールできるものだけ。
英単語を毎日10個覚える。記事を毎日2,000文字書く。隔日でジムに行く。ここらへんは自分のガッツ次第。
しかし世の中には、自分が管理できないものも多い。人に好かれるかとか、その最たるもの。

みたいな人がいたら、確実におかしい。無駄な労力と言わざるを得ない。天気なんか自分でコントロールできない。
今の職場の人間関係がクソだとします。もともとその人たちと、あなたが人間としてハマっていない可能性は大きい。
無理矢理合わせにいく努力はムダ。自分が頑張っても、その人たちは変わらないんだから。
おかしい人たちを、マトモにするのは無理。かといって自分がおかしい側に行くのも嫌だ。だから属する環境を変える。

とも思う。嫌な人間関係は労力を必要としますが、それ以外の環境でもストレスフリーってわけでもない。勘違いしてはいけない。
良い人間関係だと思える環境に移行する。良い人間関係を保つ。どちらも努力が必要ですよね。
- 転職する
- 部署を異動する
- 寄り添う
- 定期的にコミュニケーションをとる
- 話を聞く
- 相手を理解する
などなど。
世の中では苦しい人間関係に耐える努力ばかり礼賛されてる。しかし良い人間関係を求めたり、維持する努力は過小評価されてる。
どうせするなら意味のある努力をするべき。嫌な人間関係なら、さっさと切るべき。
その労力を新しい環境を求めることや、好ましい人間関係を保つことに使うべきなんですね。
人間関係を後付けで評価するのは危険
振り返ると意味があった気がしても、ただの錯覚
思い返してみてください。当時苦しかった経験を、後々で「あれは意味があった」と整理していることないですか?
僕はめちゃくちゃあります。実際に意味があったと思います。
というか人間は、後から意味付けしてしまう生き物。自分の人生の時間がまるっきりムダだったと思いたくはないし。

と思ってる。
人生は経験の集積だし、確かに少しは意味がある。もはや何をしても、意味は生まれる、脳の中で。
しかし他のことをしていたら、もっと意味が生まれていた可能性もある。ここを僕らは見落としがち。
- 会社で合わない人間関係で自分を出さずに生活する
- 新しい職場の人と打ち解け、イキイキと働く
仮に前者から得られる意味は5、後者から生まれる意味は100とする。


クソな人間関係は、危険な薬くらいヤバい
最後に経験者からアドバイス。
前職はゴリゴリの体育会系でしたが、僕は完全なる非体育会系。中学高校ともに、部活を途中で辞めたレベル。
もともとの会社の社風に合ってない。加えてアクが強く常識が通じない人も多かった。
好き勝手に言いたいことを言いまくる、デリカシーを親の子宮に置き忘れた人多数。それを「風通しのいい職場」と捉える経営層。
ブログでは好き勝手に書き散らかしていますが、表立って人に文句を言えないそんな人間でした。内弁慶のネット版。
ところが会社では酔った勢いで、タクシー運転手に暴力をふるって警察沙汰になる人も前職にはいました。
全く僕と人種が違う。うまくやっていけるはずもない。

どうですか?頑張ったっぽく聞こえませんか?でももっと早く辞めておけば良かったというのが本音。
辞めてからいまだに思い出し怒りがエグいんです。昔にあった腹立たしい出来事が、フラッシュバックしてくる。
危険な薬みたいな感じ。突如ムカついた経験が、脳内に蘇る。
嫌な人間関係に身を置き続けても、得られるメリットは少ない。期待していたほど、人間的にも成長しない。
それなのに頻繁にフラッシュバックする。これはあまりにも割に合わない。


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まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 人間関係に負荷をかけたところで、別に成長はしない
- 嫌な人間関係に耐える努力より、良い人間関係を維持する努力を
- 過去の嫌な人間関係には意味があった気がしても、それは錯覚
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!