なんと日本人は、世界の平均値よりも、座っている時間が40%も長いらしい。僕ら日本人は、世界で一番座っている時間が長い。
ちなみに今も僕は座って、この記事を書いてる。意識しないと座り時間を減らすことができない。なかなか難しい。
・デスクワークで座ってばかりの生活をしている
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、
座る時間の問題は、健康に悪影響を与えること。これは研究でも明らかになっています。
座ることのデメリット
- 1時間座り続けると、寿命が40分縮まる
- がんで亡くなるリスクが1.5倍になる
- 抑うつ・不安を抱えやすい
などのリスクがあります。逆に意識的に立つ時間を増やすことで、以下のメリットが得られます。
立つことのメリット
- 仕事の効率が高まる
- 肥満を防げる
- 筋肉の衰えを避けれる
- 血糖値が下がりやすい
- 血管病(心臓病・脳卒中)が避けられる
- 肩こり・腰痛が改善される
デスクワークだと座るのが基本になりがちです。だからまずは以下の項目から試してみてください。
立つ時間を増やす工夫とは?
- 30分に一度は立つ
- LINEなどのスマホ操作は立って行う
- 本を立って読んでみる
- 立っても同じクオリティでできるものは立つ
- オフィスで誰かに話しかけられたら、立って会話する
- 考えたり暗記をする際は、立ってしてみる
まず一日の中で立っている時間の比率を上げることを意識していきましょう。そもそも僕らの体は、現代社会のように長時間座る様には設計されていません。
現代の日本人は座りすぎ
世界の平均よりも、40%長い時間を座っている
冒頭にも書きましたが、日本人は世界の平均値よりも座っている時間が40%長い。現代人は座りすぎ。そして現代人の中でも、特に日本人は座りすぎ。
座りすぎというのは全世界共通の問題になっているのだそう。僕もそうなんですが、デスクワーカーが増えたというのも大きな原因でしょう。
ちなみにデスクワーカーは勤務日は一日に10時間以上座っている計算。休日はどの職種でも約9時間座っている。
確かに考えてみると、現代の娯楽は座って行うものが多い。スマホを触る、YouTubeを観る、Netflixを観る、全て座って完結する。
アウトドア派の人ならまた別ですが、インドア派の人は、もはや意識しないと立つ時間を作れない。
この20年間で座る時間が圧倒的に増えた
ちなみにこの20年間で座っている時間は、約40%以上増えたんだそうだ。ちなみに今回の座ることに関してのデータは、雑誌Tarzanから学んだ。
僕もデスクワークだから分かるんですが、毎日座ってしかいない。在宅勤務をした日は、立ち時間が全然ない。
僕は過去に座り時間が長いことに危機感を感じて、せめてと思いイスはこだわって書いました。
ハーマンミラーのセイルチェアというもの。2年以上使っているけど、めちゃくちゃ良い。そして座っている時間のケアは、おそらくこれ以上できない。ここからは立つ時間を増やしていくしかない。
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座ることのデメリットを考える
まずはデメリットから
座るとメンタルにも悪影響
座ることのデメリットからまずは見ていきましょう。
とりあえず座る。特に考えずにソファやイスなどに腰を下ろしているかもしれませんが、その座るという行為にリスクが潜んでいるんですね。
座ることのデメリット
- 1時間座り続けると、寿命が40分縮まる
- がんで亡くなるリスクが1.5倍になる
- 抑うつ・不安を抱えやすい
座るとは、心身ともに悪影響。フィジカル・メンタルともにダメージを受ける。なんとも理不尽。
一日8時間以上の座り過ぎは、亡くなるリスクがアップ。11時間以上座っていると、4時間未満の人より亡くなるリスクは40%も上がる。
座りすぎにより、ガンで亡くなるリスクも増える。ただ座っている時間が長いだけで、ここまで重い十字架を背負ってしまう。
鬱の原因にもなる可能性あり
またスウェーデンの研究では、余暇時間のほとんどを座っている人は3.9倍、仕事中にほとんど座っている人では1.5倍も、抑うつ・不安症状が生じやすかったと明らかになりました。
平日は忙しい、だから休日はソファでダラダラ座りながら動画配信サイトでも観よう、この気持ちはめちゃくちゃ分かる。
しかしそうしてストレス発散できても、座りすぎると結局メンタルには悪影響。気持ちよく休日を終えられないかも。
立つことのメリットはコレだ
続いては立つことについて考えてみましょう。「わざわざ立つなんて疲れるだけやん」なんて思う人もいるでしょう。
わざわざ意識しないと、立つという選択肢は取りづらい。だからこそ立つことのメリットについてきちんと知っておいてほしい。
座ることのメリット
- 仕事の効率が高まる
- 肥満を防げる
- 筋肉の衰えを避けれる
- 血糖値が下がりやすい
- 血管病(心臓病・脳卒中)が避けられる
- 肩こり・腰痛が改善される
立つことで生産性も上がる。座りすぎで仕事に対する活力や熱意や没頭を感じれら人が約1.5倍にも増えるんだって。
座っていると筋肉はまるで動かない。体の筋肉の7割はヘソから下の下半身に集中しています。だから立つだけでも、軽度の運動になる。
座りっぱなしで筋肉は緊張し、血管が圧迫され、体の血流が悪くなる。これが健康に関する諸問題に繋がっているんですね。簡単に言えば、座っていると血液はドロドロになってる。
僕は前職でデスクワークを数年していたのですが、研修としてグループ会社の工場で数ヶ月間工場で勤務をする機会がありました。
工場仕事は基本立ち仕事なので、立つ時間と座る時間の比率は見事に逆転。体力的にはツラかったですが、確かに健康だった。
工場のおじさんに聞いた話。現場でラインに立っていた人が、管理職になり座り仕事になってすぐに、生活習慣病を発症したんだとか。
しかしその後にその人はまた立ち仕事に戻ることになると、みりみるうちに健康な状態に戻った。医師の診断や指導よりも、立って作業する方が遥かに効いたのだそうです。
「立つ+工場での作業」での影響ではありますが、それでも座りよりも立つことがいかに健康的かが伺えます。
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立つ時間を増やす工夫をしよう!
今すぐにでもすべきことはコレだ
デスクワーカーこそ、日常生活の中で、立つという瞬間をもっと増やす。
立つ時間を増やす工夫とは?
- 30分に一度は立つ
- LINEなどのスマホ操作は立って行う
- 本を立って読んでみる
- 立っても同じクオリティでできるものは立つ
- オフィスで誰かに話しかけられたら、立って会話する
- 考えたり暗記をする際は、立ってしてみる
細かい時間でも良いから、立つ頻度を増やす。立っても座っても同じことなら、立ってする。ポイントはこのふたつ。
そもそもの注意点として、「仕事中ずっと座っているけど週末は運動してます、どやさ!」は、OKではない。
それよりも頻繁に立つことの方が、座りすぎによるデメリットを軽減できます。ここでの目安は30分。
連続して座る時間が30分未満であれば、たとえ座っている時間が長くても、メタボ発生率は下げられる。
立ちながらできることは、意外と多い
仕事でも電話する際は、立ってどこかに移動しながらかけてみる。どこかに歩いていく用事を作る。とにかく立つ機会を増やす。
自宅にいる際は、もっと自由にできる。職場で「いつもあいつどこかに立ち歩いているな」と思われないし。
- 読書
- LINEの返信
- YouTube鑑賞
この3つは僕は自宅で立ちながらすることが多い。座りながらする趣味でも、立ってみてもそこまで変わらない。
小説なんかはむしろ立って読んでいる方が頭に入ってくる気もする。
スマホ操作なんかは立ってしていると、徐々に疲れてくるから、自然と使用時間も減って一石二鳥だったりする。
座っても立っても使えるデスクはかなりおすすめ。僕の家にはないけど、職場などで使ってみると使いやすい。
無理に買う必要はないけど、もし一人くらいを始めるとか、机を買い替えるとか、そういう機会がある人には是非検討してほしい。
毎日の立つ時間の積み重ねが健康につながる
立つことで、ほどよい疲れを得られる
実際に立つ時間を増やしてみても、そこまで疲れない。ほどよい疲れで済む。
というか放っておいたら、基本は座っているんだから、体力回復の機会はいくらでもある。
僕らの過ちとして、デスクワークで疲れても、座って休みがち。座って生まれた疲れを、座って解消しようとしている。血液はずっとドロドロ。
意外なことに立って休む方が、スッキリしたりする。気持ちも切り替わるし、デスクワークの疲れは、仕事の疲れ+座りすぎによる疲れなのかもしれません。
生物学的に見て、体や脳は1〜2万年やそこらではたいして変わっていない 。進化するにはもっと時間がかかる。だから僕らの体は、狩猟採集民族の頃のまま。
立て、立つんだ、現代人!
立つ。歩く。これが僕らの体のデフォルト。座るなんて選択肢は、そこまでメジャーなものではないんです。
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とにかく歩く。ウォーキングは健康と節約に通ず。歩くだけで人生は好転する。
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まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 座る行為は確かに楽だけど、僕らの寿命を削っている
- 細かい時間でも良いから立つ頻度を増やし、立っても座っても同じなら立ってする
- 生物学的に見て、体や脳は1〜2万年やそこらではたいして変わらず、僕らの体は狩猟採集民族の頃のまま
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
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