勉強でも、仕事でも、スポーツでも、無力感を感じる瞬間ってありますよね。努力しているのに成果に結びつかない。
やってもやっても評価されないし、結果が伴わない。これは本当にツラい。

・頑張っても上手くいかず無気力になる
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

無力感の正体は「努力しても状況は変わらない」という諦め。しかし世の中の成功は、運の要素もかなり大きいと聞きます。
無力感を感じても、それに慣れる。そして努力し続ける。これしかありません。そしてもし運が回ってきたら、ここからは無双モードです。
むしろ無力感を感じずに、今までの努力が全て実ってきた人の方が怖い。運が逃げて、努力しても報われないスパイラルに入ったら、きっと潰れてしまう。

この記事のまとめ
- 世の中の成功は、実力以上に運が大きく影響している
- やってもやっても報われないと嘆きながらも、努力できる人は無敵
- 人生で無力感に苛まれる時期は必ずある、だったら若いうちに経験しておいた方が良い
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
無力感を感じる瞬間は数多い
生きていて無力感を感じる瞬間。あなたはいつでしょうか?

これでブロガーだってんだから、笑わせるって話ではある。ブログはもうすぐ開設して丸5年になる。留年した大学生もそろそろ卒業する。
Googleのアルゴリズムが変わったこともあってか、2年前にピークを迎え、そこからずっと減少するのみ。コンテンツ自体は増えているのに。本当に嫌になってしまう。
YouTubeも去年の年末に開始。動画を30本くらい投稿するも、再生回数は全然伸びない。認めたくないけど、僕はネット上での才能はまるでないのかもしれない。
書いても書いても、作っても作っても、努力は報われない。こんな時に、ふと無力感に苛まれる。

どれだけ前向きに取り組んでも、ちっとも成果は出ない。頑張っても頑張ってもムダじゃないかと思ってしまう分野がある。
苦しいですよね。自分が思い描く理想と現実のギャップが埋まらないだよな。「これだけやったから、ここまで伸びるはずだ」がことごとく外れるって感じ。
僕が思うに、無力感の正体は「努力しても状況は変わらない」 という諦め。この思いにみんな苦しめられる。
努力を始めた当初は、そこまで感じない。「最初だから上手くいかないよね」って割り切れる。
本当の地獄はそこから。初心者ですって言い訳もできなくなってきたあたりから。後から始めた人に抜かれるなんてのもザラ。
成功には運も大きく絡んでいる
16才のころから年5,000本の科学論文を読み続けている、「日本一の文献オタク」 。そんな鈴木祐さんの著書「運の方程式」。
この本では、運の重要性といかに運を科学的に掴みとれるか、が書かれています。
近年になって主に経済学やリスク分析の分野から、人生の成功に関する新たな見解が提案され始めました。

生まれつきの知性やコミニケーションスキルといった個人の能力も重要ではあるものの、それよりも予期せぬ幸運の方が人生の影響は大きいということです。
Microsoftを立ち上げたビル・ゲイツも、Googleの創業者セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジのどちらも、成功に運の要素は欠かせなかったと認めています。
会社経営なんかも創業者の能力よりも、運の要素が大きいとも言われているのだそう。
他にも社会的に成功とされているモノの多くは、運によって左右されます。
- 収入の半分は生まれた国で決まる
- 収入と満足度はルックスに影響される
- 収入と地位は生まれつきの数学力で決まる
- 地位には生まれ月が影響する
- 名前が人生の成功に影響する
人生の成功させる運は山のように存在していて、持ち前の性格や運動能力や両親の学歴など、全てを数えだしたらキリがありません。やはり人生は運ゲー。
僕らが上手くいかない場合は、実力不足ではなく、運やタイミングが悪いなんて場合も多いんですね。
無力ではない、力はある。しかし風向きが悪い、めちゃくちゃ逆風。だから上手くいかないのかもしれません。

成功するかは運の要素が大きいですが、自分が取り組み続けるかは運ではない。だったらまずは取り組めていることを誇りましょう。
無力感に慣れると無双できる
無力感を飼い慣らす。そうすれば人生では無敵になる。
世の中には少しの努力で成功できている人も稀にいます。努力したらしただけ報われている人もいます。
羨ましいですよね。しかしそんな経験ばかりしている人たちが、どこかで努力をしても伸びない経験をしたらどうなるでしょうか?
きっと無力感に苛まれ、努力できなくなる気がします。「努力は報われる」と無意識に信じていたのに、打ち砕かれるから。
しかし今まさに無力感を感じ、「やってもやっても報われない」と嘆いている人が、努力が1mmでも報われる分野に出会ったらどうなるでしょうか?


努力しても実らない、無力感を感じる。しかしその無力感に慣れて、努力をし続けている人は、人生で無双できる。
「報われなくても、評価されなくても、自分のために努力できる」、この基礎ができあがっているから。
そんな人が、自分に適性のある分野に出会ったとしたら、絶対に成功するはず。
昔芸人のラジオで聞いた話なんですが、最近芸人で筋トレをする人が非常に増えているのだそう。
芸人としてお笑いで売れるかどうかは、完全に運なんだとか。実力もあるし、ちゃんとネタ作りも漫才に取り組んでいても、結局成功するかは運次第。
そんな運否天賦の世界で、毎日もがき続けている芸人たち。「筋トレなんてやったらやっただけ、きちんと成果が出るんだから、そりゃやってしまうよ」と語られていました。

無力感を感じたことのない人は危険
むしろ煽りたい。これまでの人生で、全ての努力が実ってきた人は、危険かもしれません。逆に。
幸運に恵まれていたか、たまたま才能や適性があったから。もし今後運がなくなり、実らない努力をすることになったら、きっと心が折れてしまう。間違いない。


これからの人生で、全て上手くいくなんてことはない。自分の努力が全て報われるなんて、都合のいい話もきっとない。
絶対にどこかで、頑張っているのに成果が出ないと悩む場面は出てくる。そこで無力感に押し潰されないかが大事。
無力感に苛まれても、自信を失わない。自分ができることに集中し、取り組み続ける。この訓練を若いうちにしておいた方が良い。

まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 世の中の成功は、実力以上に運が大きく影響している
- やってもやっても報われないと嘆きながらも、努力できる人は無敵
- 人生で無力感に苛まれる時期は必ずある、だったら若いうちに経験しておいた方が良い
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
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