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ストーリーテリングこそが現代の必須スキル。ストーリーの語り方を徹底解説。

2023年7月7日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

語れ、さすれば勝てる。現代社会を生き抜く上で、必要なスキルは数多くあります。

 

しかしその中でもトップクラスに重要になってくるのが、ストーリーテリング力。

 

読者
・なにか役に立つスキルを知っておきたい
・ストーリーテリング力ってなに?

 

という人にむけて書きました。

 

この記事を読んでくだされば、ストーリーテリング力が向上し、話の説得力が増します!

 

ストーリーで語ることによって、生まれるメリットは2つ。

 

  • アイデアとして相手に覚えてもらいやすい
  • 人の心を揺さぶる可能性が高まる

 

僕らはストーリーを介して、多くの物事を覚えてきました。教訓に満ちた昔話なんかもまさにそう。

 

ストーリーで語れる人こそ、多くの人の心を掴むことができるのです。

 

記事の前に自己紹介!

 

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成

 

 

 

ストーリーの重要性とは?

人は論理ではなく、感情を優先する

 

 

人は論理じゃなく、感情で動く!

 

言われてみると、非常に当たり前。でも意外と意識できてない。

 

ちなみに僕はここが本当の意味で理解できておらず、会社の先輩に怒られたことある。

 

論理。誰が見ても、間違いがないモノです。しかしそれを受け入れれるかどうかは、あくまで感情によるのです。

 

どれだけ正しいことであっても、それを受け入れられない。これは感情が邪魔をしているから。

 

感情が論理よりも先に来ることは多い。でも論理が感情を越えることって滅多にない。

 

読者
分かってるけど、なんかイヤなんだよなぁ

 

人生でこう思う経験は何度もあったはず。学校の勉強とか、与えられたタスクとか。全ては感情が決めているんです。

 

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説得の際は、感情に訴えかける。人は論理で考えるが、最後は感情で決める。

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ストーリーを語ることは必須スキル

 

 

他の人に何かを伝える際には、感情面でのアプローチも重要になってきます。

 

論理で相手を丸め込んでもダメ。論破が輝くのは、ディベートの中だけ。相手の感情を抱き込むべき。

 

色々な方法はあるのですが、その際に役に立つのが、「ストーリーを語る力」です。

 

「ストーリーテリング」って呼ばれるやつですね。ちなみにストーリーテリングの定義は以下。

 

メモ

自分の主張に説得力を持たせたり、情報やメッセージを聞き手に印象づけたりする目的で、体験談やエピソード、既存の物語などの「ストーリー」を利用して伝える手法。

 

ただ相手に事実や論理を伝えるよりも、ストーリーで語る。これが効く。

 

「なんでもコツコツ取り組む人が最後に勝つ」。こう聞くとどうでしょうか?

 

読者
うーん、まぁそうだよね、分かるよ

 

こんなもんでしょう。分かってはいるけど、「で?」ってなる。

 

しかし「ウサギと亀」の話を聞くと、どうでしょうか?伝えたいメッセージは同じですが、受け止め方って変わりますよね?

 

読者
そっか、亀は最後に勝つのか!コツコツが大事だ!

 

同じ内容でも、ストーリーがあることで、グンと呑み込みやすくなるんですね。ストーリーってめちゃくちゃパワフルツール。

 

相手に伝えるのに、「例え」を使うのも有効だね

 

僕の友達
「例え」も有効な方法だから、過去記事も読んでみてね!

 

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比喩表現と例えが上手い人が、会話を制す。物事を例えれば、説明力は劇的に増す。

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「物語性」はアイデアのカギ

名著「アイデアのちから」に学ぶ

アイデアには6つの要素が必要

 

 

読者
ストーリーって、他のメリットはあるの?

 

ある。あるんだな、これが。

 

ストーリーがあると、アイデアとして覚えてもらいやすい!

 

超名著「アイデアの力」にも、このことが書かれています。「記憶に焼きつくアイディアを、どうやって組み立てるか」がこの本のテーマ。

 

世の中にアイデアって山のようにあります。しかし成功するモノと、失敗するモノがある。この違いはなんなのでしょうか?

 

実は優れたアイデアには、共通する6つの要素があるんです。裏を返すと、この6つを押さえていれば、アイデアは成功する。成功しちゃう。

 

  • 単純明快である
  • 意外性がある
  • 具体的である
  • 信頼性がある
  • 感情に訴えかける
  • 物語性がある

 

優れたアイデアを生み出したいなら、どれかの要素を盛り込む。できるなら複数盛り込む。それだけでOK。お手軽。

 

「人に覚えてもらうアイデアを作る」って難しそうに思えるけど、意外と楽!

 

僕の友達
「切り口」は決まってるんだね

 

ニュートンのリンゴは「物語性」がある

 

 

今回はこの6つ目の「物語性がある」を考えていきます。

 

読者
「物語性」があるって、例えばどんなの?

 

例えば「ニュートンのリンゴ」!

 

物理学者のアイザック・ニュートン。家の庭でりんごが落ちるのを見て、「あれ、万有引力じゃね?」ってヒントを得たあの話。

 

これみんな覚えてますよね?忘れたって人って、多分いないはず。

 

でも「覚えるぞ!「ニュートンのリンゴ」の話を覚えるぞ!」って努力した人もいないはず。

 

でもなぜか頭にすっと入ってきたし、ずっと忘れてない。これってアイデアとしてはめちゃくちゃレベルが高い。

 

ストーリーだと、ずっと頭にアイデアが残る!

 

アイデアを作る上で、ストーリーは3種類ある

 

 

読者
ストーリーってスゴいけど、どうやって自分で作るの?

 

確かに。分かったけど、自分ではなかなか作れないよね。

 

しかし大丈夫です。アイデアとしてのストーリーは、3種類しかありません。

 

  • 挑戦
    主人公が圧倒的な障害に衝突する

  • 人類・階級・民族・宗教など、立場を越えて関係を育む
  • 創造性
    精神面で突破口を開いたり、長年の謎を解いたり、革新的な方法で問題に取り組む

 

この切り口の話にすれば良い。さすれば僕らの頭に残り続ける。

 

さっきの「ニュートンのリンゴ」の話は、「創造性」のジャンルだね!

 

人に覚えてもらいたいアイデアがある。だったらこの3つの切り口で、ストーリーを作ってみましょう。

 

 

ストーリーの組み立て方はコレだ!

「「物語」の見つけ方」に学ぶ

「ストーリー思考」という考え方

 

 

「全裸監督」の監督。ちょっと分かりづらい。シルベスター・スタローンみたいな感じ。

 

この監督が書いた「「物語」の見つけ方」。この本は「ストーリー思考」というテーマを扱っています。

 

「物語」と聞くと、一般的には映画や小説などをイメージしがち。しかし自分という「主人公」が何かを目指し、誰かと向き合い、何かしらの行動をとる。

 

この観点で見ると、実は自分の人生も同じストーリーとして考えることができる。

 

自分のストーリーを見つけ、主体的に変えていくこそが、夢中になって生きる上では何よりも重要です

 

これが「ストーリー思考」という考え方。

 

読者
へー、この「ストーリー思考」って面白そう!

 

こう思った方は、ぜひ実際に読んでみてください。

 

ストーリーが経済を回す

 

 

実際にビジネスの現場でも、ストーリーによって購入力が倍増するということも明らかになっています。

 

ストーリーの力によって、近年人々の消費行動が大きく変わってる。カタログ的なスペックや機能じゃない。商品にまつわるストーリーが重要になってきたんです。

 

広告やコマーシャルを思い出してみてください。機能性を表現した情報よりも、背景にある想いや歴史を、前面に打ち出した表現が増えてる。

 

企業やあらゆる組織の中で、ストーリーが重要な役割を果たしています

 

言われてみると、僕らは昔からストーリーに囲まれて生活をしてきました。

 

古来から神話という形で国の成り立ちを表現してた。ストーリーの力で、僕たちはアイデンティティーを保ってきたんです。

 

ストーリーを作れる人は、経済を回せる!

 

どうやってストーリーを作るべきか?

 

 

「「物語」の見つけ方」では、ストーリーを作る上でいろいろなポイントは語られているます。

 

全部書くとそれだけで記事がパンパンになるので、あえて絞って書きます。

 

ストーリーとはほとんどの場合、以下の流れで構成されています。

 

  • 期待
  • 緊張
  • 解決
  • 満足

 

ほぼすべてのストーリーには、決まった流れがある。ここを意識して、話を組み立てると、相手に伝わりやすくなります。

 

もっと細かく見てみましょう!

 

 

先ほどの大きな流れは、もっと細分化できます。上のドラマカーブを見てください。ストーリーの流れを、細かくステップ分けしたもの。

 

ドラマカーブには7つのポイントがある。ここを意識することで、ストーリーを考えやすくなる。

 

ドラマカーブとは?

  1. CQ
    「何に期待して見れば良いのか」を観客へ差し示す
  2. プチハッピー
    いい調子で上昇し迎える序盤のピーク
  3. ボトム
    目的達成がほぼ不可能なほど、どん底に落ちる
  4. 再起
    何かしらの転機を迎え、復活する
  5. 上昇
    再起した後、ぐんぐん上昇する
  6. クライマックス
    CQの結果が出る(基本的には達成)
  7. + α
    伏線の回収や、次への引っ張り

 

読者
うーん、ちょっとややこしいかも

 

そう思った人もいるかも。

 

「上げて、下げて、最後にまた上げる」、ここさえ覚えておけばOK!

 

僕の友達
最初は上手くいくけど、挫折を味わう、最後は挫折を乗り越えるみたいな感じだね

 

例えば転職活動。「能力を評価されて、PJリーダーに若くして抜擢された。でも経験不足で最初は失敗ばかり。しかし最後は周りのメンバーの協力を得て、無事に期限内に達成できた!」みたいな感じ。

 

ベタっちゃベタ。でも確かにスッと頭に入ってくる。ストーリーを制すものが、人心を制す。

 

 

世界はストーリーでできている

 

 

大げさな表現になってしまうけど、僕らの世界はストーリーによって形作られている。

 

実際はそうではない。地球があるのも、生態系があるのも、物理学とか生物学の話。しかし僕らが知覚する世界は、文学の世界になる。

 

生きている中で意味を見出す。仕事をしていて、「この仕事は天職だ」と感じる。

 

素敵な人に出会い、「この人と出会うために生まれてきたのかも」と思う。ここらへんは全てストーリーがある。

 

自分の人生に意味を見出すというのは、畢竟、ストーリーの中に自分を置いてることになる。

 

自分だけの話じゃない。神話とか、宗教上の寓話だってそう。

 

大きなストーリーの一部になっていることで、存在意義を持ちやすくなる!

 

僕らは大きなストーリーに身を委ねると安心する。落ち着く。だったら僕らがそのストーリーを作れば良い。

 

他の人を説得したいなら、巻き込みたいなら、大きなストーリーを語る。ストーリーで魅せる。もうこれしかない。

 

まとめ

では、最後にこの記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • ストーリーがあることで、アイデアを覚えてもらいやすくなる
  • ストーリーの基本は、「上げて、下げて、最後にまた上げる」。
  • 大きなストーリーを語ることで、人を巻き込める

 

サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

  • この記事を書いた人

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