日本は、世界で最も、大人が勉強していない国だそうです。大人になると急に勉強しなくなるんですよね。

・資格勉強をすれば良いの?
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

学生時代と比べて、大人の勉強は少し趣が変わります。より実生活で使えるものを学ぶ必要があるんですね。
大人になって学ぶべきこと4選
- マーケティング
- 心理学
- ライティングスキル
- お金
3選に絞りたかったのですが、絞りきれずに4つにしました。このスキルは身につけておいて、絶対に損はないです。

これはジャンルはなんでもOK。読書でも、筋トレでも、食べ歩きでも、とにかく熱中できるものにとことんハマる。これも大人の学習。
大人が勉強すると聞くと、多くの人はすぐに「資格を取得しよう」と条件反射で思ってしまいますが、これは間違い。
実生活や仕事で意味を持たなかったり、自分のキャリアビジョンにそっていないなら、あまり価値がありません。
記事の前に自己紹介!

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大人になると急に勉強しなくなる
日本人は世界で一番勉強していない
平成28年に総務省が行った調査で、日本の社会人の勉強時間を平均しました。
驚くなかれ「1日あたり6分」という衝撃の結果が出たそうです。

OECD(経済協力開発機構)という国際機関のデータによると、世界で一番日本が勉強していない国なんだとか。
不思議なもんです。学生時代はあんなに勉強したのに。
受験生の時に1日10時間以上も勉強している人はザラでした。この反動なのかもしれないけど。
そう思うと大人になると、悪い習慣ばかりが身に付く。
運動もしなくなるし、飲酒・喫煙もする。そんで勉強しない。それに気づかないと、これからの人生は非常に大変。


しかし勉強している大人もいる
しかし先日面白いニュースを見ました。なんと仕事終わりでもきちんと勉強している大人もいるっぽいです。


オフィス街にあるレンタルスペースで、勉強している人もいるんだとか。
仕事終わりに疲れているのに、勉強をする方もいるんですね。立派だ。。。
- 修士論文
- 米国公認会計士
- 社労士
- 司法試験
- 数学の確率の分野(趣味で)


資格勉強だけが全てではない
資格は仕事で使わないと意味がない
しかし先ほどのニュースを見ていて、「素晴らしい!」と思う反面、少し違和感もありました。

と思ったんです。

といきなり思い至るのは、ちょっと短絡的かも。
仕事で使う資格である。弁護士資格みたいに、資格がないと土俵に立てない。キャリアアップのために、その資格があると役に立つ。
こういった場合であれば、資格は重要です。取って今後の人生に活かしましょう。
しかし何を勉強すれば良いのか分からず、興味がある分野でもないのに、
「とりあえず資格勉強をするぞ!」と飛び付いてはいけません。



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大人の勉強は学生時代の勉強とは別物
大人の勉強は、学生時代の勉強とは種類が異なる。
- 答えのある問題を解く
- カリキュラムは文科省が決めている
- 受験のような分かりやすいゴールがある
これを学生時代の勉強とすると、大人の勉強はこんな感じになる。
- 仕事や日常生活に決まった答えはない
- 何をいつ勉強すべきかは自分で決めないといけない
- 明確なゴールはない
実は資格取得は、学生時代の勉強に近い。答えはある、出題範囲も試験日も決まってる。
資格取得は難しくても、どこか思考停止で臨める。やることもスケジュールも、すでにある程度決まっているから。
勉強というと、机に座ってテキストを開いて、という姿をイメージしがち。しかし大人の勉強はそうではない。
大人の勉強はとにかく没頭すること
ホリエモンも著書「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 」の中で、

という趣旨のことを書いていました。

って人もいると思うのですが、難しく考える必要はありません。
好きなものの本を買って読む。ハマっていることに、時間やお金を投資する。これも立派な大人の勉強なのです。

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人生で辛いことへの対処法は没頭である。ネガティブになった時は、とにかく何かに没頭する。
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大人が勉強するべきジャンルとは?
身につけて損はないスキルをご紹介!

って人もいると思います。僕が実際に大人になって、学んでいて良かったと思えることをまとめてみました。
今何かに熱中していたり、突き詰めたい分野がないって人は参考にしてみてください。
大人になって学ぶべきこと4選
- マーケティング
- 心理学
- ライティングスキル
- お金


マーケティング

と腰がひけてしまう方もいるかもしれませんが、そんなことはない。

これだけ。何に対して需要があるのかを把握するというスキルを磨く。
社会人になってみてつくづく思うのが、才能がある人だけがお金を稼いでいるわけではないってこと。
どれだけ知能が高い人でも、稼げていない。そこまで優秀ではなくても、高収入な人もいる。全てはニーズを満たしているか。
僕のバイブル「マーケット感覚を身につけよう」に、面白い事例が載っていました。
徳島市から車で1時間ほどの山間地域に、上勝町という人口2,000人未満の小さな町があります。高齢者比率はなんと49%。

しかしこの中で、年収1,000万円を達成しているおばあちゃん達がいます。

って思いますよね。




自然しかない町。いや自然とマーケティング感覚を持った町。その自然からお宝を見出したのです。
今では年収3億円近いビジネスになっているのだとか。ちゃんと産業になっているんですね。
高学歴で体力も気力もある20代・30代でも、このおばあちゃんより稼げていない人は多くいる。
能力やスキルが全てではなく、大事なのはニーズ発掘力なんですね。
この本の中では、マーケティング能力を鍛えるための訓練が載っていました。

自分の価値基準で考えて、「いくらまでなら払えるか?」を考えてみるんです。
そうすることで、もっと値段を払ってもいい物を見つけたり、値段がついていないものに価値を見出すことができるようになってきます。
どこにニーズが潜んでいるか。生活で触れるものに、プライシングを行い、ニーズを測定してみましょう。
心理学
かっこつけて心理学と書きましたが、要するに「人の心の動き」を知るということです。

とかこれくらいなもの。
人はいつでも合理的に行動するわけではありません。合理よりも、心理によって動きます。
表情や仕草を読み取って、「こいつは今警戒してるな」なんてのは難しい。
しかし人の行動心理を見たり、

という一般的な傾向を知っておくだけでも、人生の難易度は変わります。


ライティングスキル
大人になると、文章を書くという行為から逃れらません。
重要な情報が文書で残らないなんてことはない。一人に口頭で説明するのは、現実的ではない。
いかにライティングスキルを伸ばすか。自分の文章で人に訴えかけるか。


ライティングスキルがない大人は、これからハードモードになる。難易度、鬼。そんなのツラいどん。
相手に伝わる文章を書けない。こんなハンデを抱えて人生を生きていいのか。字が汚いより、100倍苦労するど。


これは量による。とにかく書く。僕はブログを始めて5年目。おそらく120万文字近く書いてきた。
書いていれば、なんとなく書き方が洗練されてくる。マンガの一巻と最終巻で絵の上手さが全然違うみたいなことになる。
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ブログを書きまくってたら、文章力が伸びまくってた。文章力が低くても、毎日書いていれば自然に伸びる。ライティングスキル・文章力がスゴい社会人は得をする。
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とはいえ、いきなりそこまで書く経験は積めない。
書く際のコツ3選
- 一文あたりの文字数は60字を目安に
長くなりそうなら、二文に分ける - 主語と述語を明確に
当たり前なことだけど、基本が大事。読み手の負荷を減らせるように分かりやすく - リズムを意識する
長い文と短い文を交互に入れたり、語尾が連続して「〜です。」などにならないようにする
他にも多くありますが、この3つを意識してみてください。結構変わると思います。
「優れた文章には、優れたリズムがある」と村上春樹も過去に語っていました。ちなみに。



お金
最後はお金。大人になると、とにかくお金との付き合い方を学ばないといけない。
資産が多い人。貯金が多い人。この人たちは共通して、マネーリテラシーがある。
高収入でも資産が全くない人もいる。ボクサーのマイク・タイソンは400億円以上も稼いだけど、自己破産したし。

レジで会計できる。クレジットカード持ってる。キャッシュレス結成してる。こんなんマネーリテラシーがあることにはなりません。



お金に関してはセミナーに行く必要なんてない。本を何冊か買って読むだけで十分です。
この一手間を惜しむと、おそらく数十年後にとんでもなく損してます。
- 初期費用を気にせずに、その後の維持費用で考える
服や家電は良い物を買って長く使う - 買う際は稼働時間を考え、時間単位の金額を意識する
- 格安SIMに変える
- 長期投資を始める
インデックスファンドなどで年間4%運用を続ける - 複利を味方にする
- 見栄のための買い物をしない
- ラテマネーなど細かい出費に注意する
1杯500円のラテを週3日飲むと、年間72,000円になる
ここらへんは多くの本に共通している内容。ここだけでも覚えておくと違います。

やらされていた、から、やってしまうへ
学生時代は興味のなかった分野でも勉強させられていました。今や昔です。
社会人になって、時間もない。おまけに得意や不得意なども徐々に分かってくる。
興味のなかった分野を嫌々取り組んでも、人並み以上になることは確実にありません。
今までは強制されていたのが勉強でした。それも変わります。
自分の興味のあることを追求するのが大人の勉強です。ついついやってしまうものを探しましょう。
読書でも、筋トレでも、食べ歩きでも、とにかく熱中できるものにとことんハマる。このハマった経験にこそ価値がある。



熱意が持てるジャンルに時間と労力を注ぎ、より良い未来につなげましょう。

これが最後のアドバイスです。数学の公式を覚えても、実際に使わないと意味はないですよね。
覚えた内容は必ず使う。インプットした知識は必ずにアウトプットする。
- 人に説明してみる
- 実生活や仕事のシーンなどで使う
- YouTubeやブログやSNSで発信してみる
例えばこのいずれかを試してみてください。

まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 日本人は1日に6分しか勉強していない
- 資格勉強は、学生の勉強の延長にすぎない
- 大人は興味の持てることにとことんハマるべき、特になければライティングスキルなどを磨こう
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!