お金の話 コラム ライフハック

節約生活のコツ、ドイツとフランスに学ぶ。年収の低さと満足度は比例しない。

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

節約生活をいかに行うか。小手先のテクニックではダメ。カギになるのは、マインドだ、メンタルだ。

 

読者
・一人暮らしをしていて、もっと節約をしたい
・お金を使っても、生活の満足度が低い

 

という人にむけて書きました。

 

この記事を読んでくだされば、無理をせずに倹約生活を送ることができるようになります!

 

お手本になるのはドイツ、フランスの人たちの過ごし方。お金に振り回されずに、満足度の高い生活を送る術を学ぶことができます。

 

  • 物質主義をやめる
  • 体験や人のつながりを重視する

 

意外に思われるかもしれませんが、ヨーロッパ人って買い物をあまりしないのだそう。

 

ヨーロッパにハイブランドは多いですが、持ってないんですね。それよりも体験にお金を使ってる。節約は苦行ではなく、ライフスタイルになってるんですね。

 

 

 

日本は大量消費社会、ド真ん中である

お金を使うことを、娯楽にしてはいけない

日本人はとにかくショッピング大好き

 

 

これまでの人生を振り返ってみましょう。大学生になってバイトを始める。

 

社会人になって、お金に余裕ができる。そんな中でストレスを感じた時、僕らはどうやって気持ちを発散させていましたでしょうか?

 

読者
欲しかったモノを買ってた!

 

そうだよね。都会に出て、おしゃれなショップで、服や小物や雑貨を買ってたんだよね。

 

ちなみに「休日に何をして過ごしている?」というランキングで、必ず1位か2位になるのが「買い物・ショッピング」。

 

そうだよね。家電量販店で、最新のガジェットや便利グッズを買うんだよね。

 

日本人って買い物めっちゃ好きやんな

 

アジア人は、ヨーロッパ人が作ったモノを買う

 

 

実はこれは日本に限った話ではない。アメリカやアジアで顕著に見られる傾向なんだそう。

 

香港、中国、シンガポール、タイでも同じ特徴がある。休みになると、ショッピングモールに繰り出して、とにかく買い物をする。

 

実はヨーロッパ人はそんなに買い物をしないらしい。これって結構意外。

 

え、ヨーロッパってあんなにハイブランドがあるのに!

 

僕の友達
ヨーロッパに憧れてる人が買うのかな

 

実際のヨーロッパ人って、そこまで買わないのか

 

ヨーロッパのブランドと聞いて、誰もが思い浮かぶであろう「ルイ・ヴィトン」。ジャンプにおけるワンピース。「好きな映画は?」と聞かれて、とりあえず答える「ショーシャンクの空に」。

 

そんな欧州バキバキ背番号をつけてる「ルイ・ヴィトン」。そんなヴィトン、国別の売上ってどうなってると思いますか?

 

フランスのブランドなのに、フランスでの売り上げはたった6%。ヨーロッパ全部でも20%ちょっと。

 

そしてアメリカとアジア全体含めて、なんと6割。ヨーロッパの3倍も、アメリカとアジアで売れてる。

 

ヨーロッパのブランドって、アメリカ人とアジア人が大半を買ってるんだね

 

自由時間が少ないと、買い物に逃げる

 

 

なぜこんな文化の違いが起こるのか?一説によると、仕事の忙しさによるものらしい。

 

よく言われているけど、日本人はそもそも働きすぎ。とにかく身を粉にしている。

 

スノーボーダーから絶大な人気を誇るゲレンデのパウダースノー、それくらい細かい粉になってる。

 

ストレスは多い。でも自由時間は少ない。これが現代の日本人。この結果、買い物しちゃう。

 

買い物って短時間でできる。店でカードを切るだけ。スマホをスワイプするだけ。自由時間が短くても、できる娯楽だから、僕らは買い物をしてしまう。

 

僕らの友人も同僚も買い物を好む。「最近買ったおすすめ品は?」と会話でも出る。

 

YouTubeを見ても、購入品を紹介している。SNSでインフルエンサーが、買うべきモノを勧めてくる。

 

僕らはモノを買うべき環境が揃いすぎている。物質主義に首までどっぷり浸かってる。

 

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モノを買うことは、人生のゴールにはならない

 

 

あなたが人生で一番印象的だったシーンを教えて!

 

抜き打ちで質問。ちょっと考えてみてください。直感で教えてね。

 

読者
受験で志望校に合格した時!

 

分かる。それは達成感あったよね。誰しもそれぞれ人生にハイライトシーンある。

 

  • 好きな女の子に告白してOKをもらえた時
  • 部活でレギュラーに選ばれた時
  • テストで100点をとれた時
  • 仕事で初めて成果を出せた時
  • バンドを組んで初めてライブをした時
  • フルマラソンを完走した時

 

どれも正解。これ以外にも、探せばドンドン出てくると思う。

 

ドンドン出てくるけど、買い物した瞬間は出てこないよね?

 

僕の友達
「新型のiPhoneを買った時」って誰も答えないよね

 

そう。買い物は人生のベストシーンにならない。なりっこない。人生の走馬灯にはならない。

 

20万する高級ブランドのバッグを買った時よりも、500円で好きだったあの子とコーヒーを飲んだ瞬間の方が思い出に残ってるものなのだ。

 

ドイツ人の節約生活をマネする

手取り290万円でも豊かに暮らすドイツ人

ドイツ人はとにかくケチらしい

 

 

そんな物質主義にまみれた僕らの目を覚ませてくれる一冊。「ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか」。(https://amzn.to/3RMQlg6)

 

著者は1990年からフリージャーナリストとして、ドイツに在住している熊谷徹さん。

 

僕らのドイツのイメージって、ソーセージとビール。ベルリンの壁。

 

あとはサッカーとか、アウトバーンとか。意外と知ってるようで、知らない。ドイツ人の国民性も分からない。

 

数字的なデータをお伝えすると、ドイツに住んでいる人の年間平均の手取り額は約290万円。1ヶ月あたり約25万円。

 

僕の友達
かなり日本人と収入面では近いね

 

だけどドイツ人の方が生活満足度がかなり高いって、研究結果でも明らかになってるよ

 

ドイツ人はそもそも質素。あえて悪い表現を使うとケチ。服装に無頓着で、服屋はセールでもない限り、客は少ないらしい。

 

1ユーロでも安く買いたいドイツ人

 

 

贅沢な外食もしない。ミュンヘンにある高級レストランに行くのは、観光客か海外からの駐在員だけ。地元民は訪れない。

 

クリスマスプレゼントもケチるし、贈り物の文化も乏しい。何かを他の人よりも、1ユーロでも安く買うことに大きな満足感を得るらしい。

 

「このシャツな、あそこの店で500円やってん、めっちゃ安ない!?」って安かった自慢する、大阪のおばちゃんと通じるものがある。

 

大半のドイツ人のモットーは、個人主義であり自分中心主義。あくまでも自分の幸福を追求している。

 

周りの顔を伺う日本人と大きな隔たりを感じる。ドイツ人は忖度したり、空気を読むことが苦手だそうだ。

 

こないだ飲み会で、隣の先輩のビールグラスが空になってることにしばらく気づかず、注意された。

 

「自分のビールなんだから、自分で注げばええやん」ってふと思ったしまった僕は、ドイツ人よりなのかもしれない。グーテンターク。

 

ドイツ人は買い物でストレス解消をしない

自由時間こそが大事である

 

 

日本とドイツとの大きな違いは、ストレス解消方法にも現れている。

 

そもそもドイツでは、「ドイツの新しい通貨は自由時間だ」という考え方が広がってる。

 

「給料UP or 有給休暇日数UP?」という質問には、多くの人が「有給休暇日数UP」を選択したそうだ。

 

「仕事で成果を上げること」とか、「仕事を通じて成長すること」に意味があると思わせてく日本企業と違いをことさらに感じる。

 

「仕事の報酬は、新たな仕事だ」って平気で言ってくる人っているよね

 

僕の友達
冷静に考えたらバグってるよね

 

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休みの日は自然と触れ合うのが最大の娯楽

 

 

ドイツはそもそも日照時間が短い。この前提があるからか、ドイツの休日の過ごし方は自然や太陽の光との触れ合いがポピュラー。

 

日本で「休みの日は、一人で公園のベンチで、日光浴しながら本を読んでます」と聞くと、確実にヤバい人扱いされてしまう。

 

しかしドイツでは、その休み方が主流ってんだから、僕らの常識がいかに限定的か分かる。

 

ドイツの休日のルーティンはこんな感じ!

 

ドイツ人の休日ルーティン

  • 自転車に乗ってサイクリング
  • 公園の芝生、河原、自宅のベランダで日光浴
  • 公園で読書
  • 休暇の最大の魅力は太陽の光と自然
  • とにかくゆっくり、何もしない

 

ドイツでは2〜3週間のバカンスをとるのも一般的。一ヶ所に長期滞在して、特に何もしない。

 

 

特に倹約を突き詰めた、自宅でのバカンスというものあるらしい。特に旅行せずに自宅で過ごす。

 

  • 目覚まし時計をかけずに7〜8時間眠る
  • 昼にはベランダに長椅子とビーチパラソルを置き、水着で本を読む
  • ベランダで食事をし、ビールを飲む
  • 自転車で近くの湖で泳ぐ
  • 夜は自宅で夕食

 

ベランダで休日を過ごすってのは、海外っぽい感じがするな

 

僕の友達
日本ではベランダは洗濯物干すくらいしか使わないもんね

 

でもマネできる部分はありそう、お金かかってないし

 

仕事のストレスを、お金で解決しない

仕事との付き合い方を考える

 

 

日本人は、総じて働きすぎ。朝早くから晩遅くまで働く。休日出勤も当たり前。

 

僕らには心のゆとりがない。僕なんてゆとり教育を一身に受けて、義務教育時代を過ごしたのに。

 

上司が帰らないから、自分もまだ帰れない。基本給が低いので、残業で手取り額を上げる。こういう発想は、日本独自のものらしい。

 

「カローシ」という言葉は、スシとかフジヤマくらい有名な日本語らしい。なんとも恥ずべき話。

 

大半のドイツ人は「仕事はあくまでも生活の糧を得るための手段に過ぎない。個人の生活を犠牲にしない。」という原則を持っている。

 

「仕事はほどほどで良い」ってのをモットーにして、その縁でAbemaTVに出た僕。親近感を抱かずにはいられない。生まれ変わったら、絶対にドイツ人になる。今決めた。

 

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パリジェンヌのように生きることにした

 

 

過去記事でも書いたけど、僕はパリジェンヌのように、生きることを決めた。今年から。

 

ちなみにパリジェンヌの特徴はこんな感じ。「経験を重視するミニマリスト」と表現できそう。

 

  • モノや服は最低限しか持たない
    パリも賃貸物件は、そもそも収納スペースが少ない
  • お金は食事やアート・音楽鑑賞に使う
  • バカンスに行くなど経験を重視する

 

ヨーロッパでは、ショッピングはライフスタイルじゃないんだね

 

日本でも大ヒットした本「フランス人は10着しか服を持たない」。(https://amzn.to/3H7AV1b )

 

この本の中の教えで、「物質主義に踊らされない」というものがある。

 

著者はパリの高級住宅にある貴族の邸宅に、ホームステイで住む。その際にその邸宅に無駄なモノがないことに気づく。

 

車は3人家族で1台だけ。それもごく普通の地味な車で、派手さは全くなかった。それよりも質の良い食べ物や、高級なワインや、自分たちにとって重要なモノにお金を使っていた。

 

金持ちでも、パリの人たちはこのマインド。それよりも収入が低いであろう僕らもマネしないといけないはず。

 

モノを買うのは、本当のストレス解消にはならない。物質主義では、悩みの根本を解消してくれない。

 

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節約はライフスタイルである

節約を苦行と思うと失敗する

 

 

僕は節約体質だと思う。年間の貯蓄率は6割近い。ただあまり我慢している感覚はない。

 

ここが節約できない人との差だと思う。「節約=苦行」と捉えてしまうと、絶対に節約は上手くいかない。

 

大学受験でも高校受験を思い返してみる。嫌々で勉強していて、第一志望に受かった人っていないはず。

 

最初は気乗りしなくても、徐々に習慣化する。まるで歯を磨くように、意識せずとも勉強するようになった人しか、合格はしてない。

 

節約も同じで、努力しないと節約できないようであれば、長続きはしない。習慣にする。ライフスタイルにする。

 

僕なんかライフスタイルになりすぎて、意識しないとお金を使えなくなった。

 

「今日の晩御飯は外食にしよう」と思っても、よっぽどの気力を振り絞らないと達成できない。

 

「そもそも買わない」と決めると、心が楽になる

 

 

モノを買わずに、体験にお金を使う。お金のかからない余暇の過ごし方を極める。

 

ぎゅっとまとめると、これができれば、僕らはヨーロピアン。

 

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家の中を改めて見返す。全部足りてる。朝起きて、食事して、家事をして、就寝する。

 

外に来ていく服も、家の中でリラックスできる服もある。季節ごとに持ってる。洗濯、掃除、炊事、全ての家具も揃ってる。

 

生活に必要なのに、足りないモノってもうない。だったらもうええやん。なんも買わんくて。

 

スティーブ・ジョブズが、毎日同じ服を着ていたのは有名な話。「毎日の決断の数を減らしたいから」というのがその心。

 

だったら僕らも「もうこれ以上モノを買わない」と決める。そうすると余計なことを考えずに済む。

 

不要なモノに対して、「セールで20%OFFになってる」とか、「限定カラーで、あれがラスト1個なのに」など、悩むことが消える。

 

「そもそも買わない」と心を決める。「節約をする」のではなく、「お金のかからないサステナブルな生活に移行する」と捉える。

 

ヨーロッパ人のように、気高く生きようぜ!

 

まとめ

では、最後にこの記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • 人生のハイライトに、買い物のシーンは入らない
  • ドイツ人はショッピングではなく、自然との触れ合いでストレスを解消する
  • 「節約をする」のではなく、「お金のかからないサステナブルな生活に移行する」と捉える

 

サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

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