一人暮らしはお金がかかる。実家暮らしをしていた時は、想像もつきませんでした。
初期費用も高い。引っ越しもお金がかかる。そして毎月家賃も含めた生活費がかかってくる。

・地方で一人暮らしするには、手取りがいくらあれば良い?
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

僕はそこまでムダ使いはしないタイプ。最近は本やCDをちょこちょこ買うくらい、アナログ派なんですわ。
しかしそれでも月に15〜20万円程度の支出がある。家賃もあるし、最近電気代の値上がりもある。気を抜いたら、一人暮らしで貯金なんかできない。
一人暮らしで大事なこと
- 年収に左右されず、必要最低限な出費を心がける
- 不要なモノはそもそも買わない、持たない
- 家計簿をつける
一人暮らしでは上の3つを意識しましょう。「足るを知る」がキーワード。
この記事のまとめ
- 地方一人暮らしは、固定費:8〜9万円、変動費6〜8万円
- 本当のムダ使いは思い返すことすらできない、とにかくお金の使い道を記録する
- お金は命、意味のないものにお金を使うことは、お金以上に自分のプライドをすり減らす行為
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
目次
一人暮らしは月に15〜20万円かかる
まずは結論から。僕の生活費は月に15〜20万円かかってる。一人暮らしをしていない人からしたら、意外と高いやんって思われるかも。
ちなみに僕の状況はこんな感じ。
- 30代
- 独身、一人暮らし
- 持ち家ではなく賃貸
- 東京以外の地方暮らし
- 車の所有なし
見てもらえば分かりますが、地方配属になった新入社員と状況はまるで同じ。年齢こそ30代だけど。人生ゲームがちっとも進んでいないのは一目瞭然。

と思われる方もいるかも。しかしそんなことはないと言いたい。ということで内訳を以下に書きます。
1ヶ月の生活費
- 家賃:52,000円
独身、地方で一人暮らし、1K - 水道:2,500円
- オール電化:10,000〜20,000円
- 通信費:8,000円
格安SIMとWi-Fiルーター - Netflix:800円
- ブログのサーバー代:1,000円
- 食費:30,000~40,000円
基本は自炊、飲み会の有無で増減 - その他趣味費:30,000~40,000円
書籍代、映画代、美容院費、気になったものの体験代など
個人的にネックと感じているのは、電気代と飲み会代。昨年から住み始めた今の物件はオール電化。
鬼に金棒。電気代高騰にオール電化。組み合わせの妙というべきか、なんともツラい状況。
お酒そのものはそこまで好きではないので、家で一人で飲むことはない。しかし職場の付き合いで飲み会に月何回か行く程度。
しかし意外と数回の飲み会代がバカにならない。2軒目に行ったりすると、1回で6,000〜8,000円かかることもザラ。ここをどうやって圧縮するかが今のところの至上命題。
生活費を固定費と変動費に分けると以下。
- 固定費:80,000円〜90,000円
- 変動費:60,000〜80,000円
変動費で一番多いのは食費+飲み会代。生きてご飯を食べるだけでも、そこそこお金がかかる。食事は基本は自炊メイン。
あとは書籍代に、CD代。サブスクに切り替えたら、もっと支出は抑えられかも。ここらへんは完全に趣味の世界。僕はアナログが好きなので、購入して楽しんでる。
固定費を削るとなると家賃くらいでしょうか、サブスクもそこまで加入してないし。地方の1Kで駅近で月に5万円。
まぁこんなものか。次に住む際はオール電化の物件はやめておこう。

これが僕からできる最大のアドバイス。一人暮らしを始めてから年収は上がってる。キャリアアップの転職をしたりもあって始めた頃と比べて、年収は150万円ほどアップ。
しかしそんなの関係ねぇ。小島よしおじゃなくても、声を大にして言いたい。年収と家賃は連動しない。自分が住みやすい大きさの家に住む。
家賃は給料の手取り収入額の3分の1程度が相場、知らんわそんなもん。収入が上がっても、支出を増やして良い理由にはならない。はい、復唱。
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生活費でネックになる部分とは?
地方暮らしでも車は所有しない
先ほども書いたように、飲み会代は大きなネック。そして後は各種維持費。
僕は地方暮らしで、会社でも周りの人はほとんど車を所有してる。でも僕は持ってない。買う気もない。

これが一人暮らしをした中で見つけた最適解。もちろん公共交通機関が全然なくて、通勤に必要なら車は持つべき。しかしそれ以外は甘え。
東京暮らしなら車を持つのは趣味の領域として捉えられていて、地方では生活必需品として認知されている。しかしそんなことはない。
家賃が多少割増になっても、駅の近くに住み通勤する。たまの休日に外出したいならレンタカーやタクシーで対応する。これで良い。

細かくはこんな感じ。車を持つだけで、生活費が20万円以上かかることがほぼ確定する。
車にかかる維持費
- 車体代金:1,750万円(7年に1回程度買い替え)
- ガソリン代:520万円
- 保険代(自動車保険、車両保険):490万円
- 駐車代金:720万円
- 自動車税、自動車重量税(車検時):470万円
- その他消耗品費

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とにかく歩く。ウォーキングは健康と節約に通ず。歩くだけで人生は好転する。
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不要なモノは持つだけでお金が逃げていく
これは車だけに限った話ではない。一人暮らしをするにあたって、とにかく不要なモノは買ってはいけない。持ってはいけない。
所有するのにもお金がかかる。家賃を払っている物件のスペースを使って保管してるし。
維持費もかかる。手放すにもお金がかかる。「何かを所有する」という行為は、大なり小なり必ず支出が伴う。
服も買ったら収納するのにもスペースが必要。クリーニング代も発生することもある。着ない服は完全なるムダ。
電化製品やガジェット系もかさばる。電気代もかかる。本当に必要でないなら持つべきじゃない。

過去記事でも書いたんですが、アメリカの株式市場はだいたい年間7%くらいの利益率で成長しています。
もしムダ使いするお金を、年7%で運用した場合に、お金はどれくらい増えるかを考えてみましょう。
- 10年で約2倍
- 20年で約4倍
- 30年で約8倍
- 40年で約16倍
- 50年で約32倍
なんとこんなにも増える。僕は今30歳で、必要でもない1万円の服を買うのを我慢する。そんで投資する。
すると還暦には8万円になってる。ムダ使いは将来の自分の可能性を奪う行為。不要なモノはそもそも買わない、持たない。
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お金との付き合い方を考える
お金の使い道を絞る
ここまで読んでいただいたら分かる通り、人は生きているだけでお金がかかる。
地方暮らしで制限しても、家賃、水道光熱費、通信費、食費という基本的な要素だけで、7・8万円は必要。
ここに加えて交際費や娯楽費も出てくると、新入社員のうちは手取りのほとんどが無くなる。だからこそ、そもそものお金の使い方を見直す必要がある。


見出し(全角15文字)
- 健康への投資
- 体験への投資
- 人間関係への投資
- ライフスタイルへの投資
- 知識・レベルアップへの投資
- 時間への投資
使ったお金が、値段以上の価値を生むか、ただのムダに終わるか。お金を使うという行為は、全て投資なんですね。

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家計簿をつけよう
一人暮らしをしている人すべてにオススメしたい。今すぐ家計簿をつけましょう。
ダイエットをしている人で、体重計に乗らない人はいない。同様に生活費を気をつけるなら、家計簿をつけましょう。
ちなみに僕は社会人になってから、家計簿をつけるようになりました。家計簿と書くとちょっと堅苦しいですが、使ったお金をとにかくメモしていったんです。
学生時代は全くそんなことはしていませんでした。「あれ、なんでこんなにお金が無くなってるの?」って謎がいつも生まれる。結局卒業した時の貯金は10万円あるかないか。
しかし社会人になり使ったお金を全てメモするようになって、社会人7年目にして貯金1,500万円。新入社員の頃は実家暮らしだったというのもありますが。

コツは変動費だけをメモすること。固定費は毎月変わらないので、いちいち記録を取っても仕方ない。
家計簿のルール
- 使ったお金は金額の大小に関係なく記録
一円だけの神社の賽銭も記録 - 金額があやふやな場合は、上に丸めておく
400円後半なら、500円として書いておく - 変動費だけを記録しておく
固定費は基本変わらないので、いちいち記録を取っても仕方ない - 使ったお金の評価をする
満足度を5点満点で評価、点数が低い使い方は次回から行わない
とにかくシンプルにいきましょう。でないと長続きしない。この4つのルールを、僕は愚直に6年以上も守り続けています。
本当のムダ使いは、あまりにムダすぎて、思い返すことすらできない。だからとにかくお金の使い道を記録する。
お金は命である
時間は命。その命を削って、僕らは日々お金を稼いでる。お金をムダ使いすることは、もはや自分の生命に対する冒涜ですらある。
尊厳を守るために、ムダ使いをしてはいけない。必要最低限の生活費で生きていくべき。



最後にオススメの本を紹介して終わりたいと思います。なにおれさんの著書「31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。」。
スゴいですよね、2人暮らしで13万円って。家賃が安い家に住む、外食はせずに基本は自炊で済ませる、テクニック論も載っています。
しかし参考になるのはマインド面の話。少ないお金でも楽しく暮らすことはできる。
100点満点の人生は存在しない。かといって95点とか90点の人生を目指す必要もない。80点、80点で良い。

一人暮らしは誘惑が多い。他の人を見ていたら、自分もついつい贅沢をしたくなる。でもそんなことする必要はない。
いかにお金をかけずに満足度高く過ごすか。ハンターハンターの制約と誓約的な。縛りプレイを思う存分楽しみましょう。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 地方一人暮らしは、固定費:8〜9万円、変動費6〜8万円
- 本当のムダ使いは思い返すことすらできない、とにかくお金の使い道を記録する
- お金は命、意味のないものにお金を使うことは、お金以上に自分のプライドをすり減らす行為
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!