お金ってついつい使ってしまいますよね。世の中には魅力的なコンテンツが溢れているし、見栄を張ったり、ストレス解消するためについお金を使ってしまう。
お金を使える選択肢は多すぎる。そして僕らに入ってくる情報が多すぎる。常にどこかで限定セールをしているし、買わないと損って気持ちになる。

・ムダ使いするクセをなんとか治したい
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

そもそもなのですが、あなたが今払おうとしているお金は、あなたの人生を削って得たものです。サラリーマンにしたって、時間でお金をもらっているんですから。
支払う額の多寡は関係ありません。僕らの命を削ったお金で支払っているんです。まずはこの事実を認めましょう。
そして節約は立派な副業。1万円多く稼ぐのと、1万円支出を減らすのでは、手取りで見れば同じ。というか稼いだ分には税金がかかるんだから、節約のほうが手段として優秀。
また今使おうとしているそのお金を、もし年7%で運用できた場合、以下のように増えていきます。
- 10年で約2倍
- 20年で約4倍
- 30年で約8倍
- 40年で約16倍
- 50年で約32倍

お金を使うかどうか、あくまで自分次第。自分のお金だし。しかしここでの自分は、未来の自分まで含めていることを忘れてはいけません。
この記事のまとめ
- 稼いだお金をちゃんと貯めることで、人生の柔軟性が高まる
- 足りているものは購入せず、機能がかぶるものはNo.1だけあれば良い
- 今のムダ使いは、将来の自分に迷惑をかける行為に等しい
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
ムダ使いの衝動は誰にでもある
分かります。使ってしまうんですよね。なぜかお金を使ってしまう。その場の空気に流されて使ってしまう。
ストレスで散財することもありますよね。「こんだけ頑張っている自分にご褒美だ」と、つい買ってしまう。
社会人になって周りを見ていて思うことですが、人はお金を使うことにすぐに慣れる。昔の金銭感覚を失ってしまう。
アラサーになって、大学生や高校生の頃の金銭感覚を保てている人はかなり珍しい。収入が上がるにつれて、自然と使うお金の金額も引き上がる。
一度上がった生活水準はなかなか下げられない。一度覚えてしまったムダ使いは体からなかなか抜けない。
一人暮らしで始めて物件を選ぶ時に、「いきなり大きな部屋は選ぶな」というアドバイスがあります。次の物件でそれよりも狭い部屋に住めなくなるから。
「でもおれは、なんだかんだめっちゃ稼いでいるし、使っても大丈夫なんだけど」という人ほど要注意。何かがあって稼ぎが減ることになっても、支出はすぐには減らせない。体がきっと拒否しだす。

まずはここを今一度噛み締めてほしい。会社員と言えど、結局のところは時間労働。残業代だって、その時間に応じて払われる。
つまり僕らが今まさに払おうとしているお金は、金額に関係なく、全て僕らの時間を削って得た対価ということになる。
貴重な人生の残り時間とトレードしてもらった。こう考えると、ムダ使いなんてできない。


お金を節約しないと、人生詰む
貯金がないと、余裕がなくなる
日本経済は停滞しているなんてのは、ここ最近何度も耳にする。円安だって止まらない。
これから先はAIの台頭もある。イノベーションの進化は今後も続いていく。僕らの今の仕事が、10年後にはなくなってるなんて可能性もある。
そんな時に僕らを助けてくれる大きな味方が貯金。貯金をしていないと、人生の急な変化に対応できない。余裕がなくなる。
お金に向きあうマインドを最も教えてくれる最強の一冊「サイコロジー・オブ・マネー」。

と書かれているのですが、この柔軟性こそが重要。
頭がいい人なんて、上には上がいる。東大生だって毎年3,000人増えているんだから。アメリカの大学進学適性試験(SAT)では、毎年600人の学生が満点を取るらしい。
つまり知性だけでは勝てないのが現代社会。ここで重要になってくるのが、柔軟性。柔軟性を高めることで、チャンスにも出会う確率は上がる。視野も広がり、適切な選択をできるようになる。

今のそのムダ使いは、自分の柔軟性をエグる行為。そこまでして買いたいものなのか、ちょっと考え直したいところ。
お金を稼ぐのは非常に大変
副業をしたことがない人は、おそらく感じたことはないかも。お金を稼ぐのってめちゃくちゃ大変なんです。
サラリーマンは確かに苦しいですが、給料はきちんと出る。しかし僕が副業でしているブログ、どれだけ書いても全然稼げない。
時給換算したら、数十円とかのレベル。世界一のブラック企業は、ニュースに取り上げられる有名企業ではなく、僕の副業でしているこのブログですわ。
まぁ好きで続けてるから、別に良いんですが、とにかくお金にならない。会社からの固定給なしで、自分のスキルだけでお金を稼ぐのは激ムズ。

これが僕のお金の哲学。大げさでもなんでもなく、ただの本音。
ブログで1,000円稼ぐ。やってみると分かる。使うのは一瞬のくせに、稼ぐのはなんてハードルが高いことか。
副業を始めて、僕はムダ使いがかなり減ったと思う。稼げなさすぎて、お金のありがたみを噛み締めまくってるから。ワンピースのアーロンばりに、ガチガチに噛んでる。

こちらもCHECK
-
貯金できない人は「1000円は大金」と肝に銘じる。収入が多くても、無駄づかいはNG。
続きを見る
ムダ使いを防ぐために
ムダ使いを防ぐためにすべきこと。まずはお金の使い道を最初から縛っておく。
意味のないジャンルにお金を使わない。個人的には以下の6ジャンルにしかお金を使っていません。
お金を使う用途はコレだけ!
- 健康への投資
- 体験への投資
- 人間関係への投資
- ライフスタイルへの投資
- 知識・レベルアップへの投資
- 時間への投資
お金は、僕らの人生を削って、なんとか得たもの。労力と時間を代償にしたリターン。お金をムダ使いするのは、僕らの人生を汚すことにも近い。
こちらもCHECK
-
物価上昇に備えて、お金の使い方を洗練させる。健康や経験などにだけ投資する。
続きを見る
この他にも最近自分で新たに課したルールがあります。上の方法がとっつきづらい方は、こちらでも良いかも。
- もう服は買わない(少なくとも今年は)
すでに十分服は持っている、何か捨てる場合のみ購入する - どのジャンルのものでも一番しか買わない
食器・家電・文房具など、同じ機能のものはひとつあればOK - 一日に2,000円で生活を意識する
家賃・電気代などの固定費は置いておき、食費など一日に2,000円以内の生活を心がける
すでに足りているものは購入せず、機能がかぶるものはNo.1だけあれば良い。使うお金を制限する。すべきことはこんなイメージ。
先ほども書いたように、1,000円は大金。休みの日でも、その2倍の2,000円あればめちゃくちゃ楽しめる。最初から限界を決めてはいけない。
1,000円でできる遊びは?
- 文庫本の小説を買って読める
- 中古の本なら何冊も買える
- マクドナルドでセットを食べれる
- 気になってた映画を数本レンタルできる
- 動物園や美術館に入れる
- ブログで1ヶ月いつでも遊べる(サーバー代)
- 各種サブスクを1ヶ月使える
- クラブに行ける(ドリンク代)
- スーパーで好きな惣菜やお菓子をお腹いっぱい買える
- 銭湯に入れる
- お笑いライブに行ける
- ずっと気になってた駅で降りれる
- お世話になっている人に、ちょっとしたプレゼントが買える


奥義「老後計算機」を使ってみる
ハーバード大卒の人気お笑い芸人・パックンが金融教育の要点をわかりやすく解説してくれている「無理なく貯めて賢く増やす パックン式 お金の育て方」。

この本の中に、「老後計算機」と呼ばれる手法が紹介されています。上手に「節約」をしたいなら、めちゃくちゃ役立つ秘密兵器。ワンピースのプルトンみたいな感じ。
「計算機」といっても、カシオ製ではないですし、エディオンでも売ってません。

アメリカの株式市場はだいたい年間7%くらいの利益率で成長しています。この前提で年7%で運用した場合に、お金はどれくらい増えるかを計算するというもの。
- 10年で約2倍
- 20年で約4倍
- 30年で約8倍
- 40年で約16倍
- 50年で約32倍
驚くなかれ、なんとこんなにも増える。僕は今30歳、今年1万円の服を我慢したら、還暦には8万円になってる。投資ばんざい。

僕らがムダ使いをしそうになったら、「50年運用したら32倍だ!」と思い返してください。「老後2,000万円問題」なんかもあります。今ムダに使うなら、投資しておく方が絶対に良いやん。

お金を使うかどうか、あくまで自分次第。自分のお金だし。しかしここでの自分は、未来の自分まで含めていることを忘れてはいけません。
ムダ使い、ダメ絶対。あなたのそのムダ使い。何気ないコンビニでの買い物、自販機の飲み物、Amazonでの衝動買い。知らず知らずのうちに、自分の人生の可能性を狭めることになっているのかも。。。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 稼いだお金をちゃんと貯めることで、人生の柔軟性が高まる
- 足りているものは購入せず、機能がかぶるものはNo.1だけあれば良い
- 今のムダ使いは、将来の自分に迷惑をかける行為に等しい
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!