僕らがGoodかBadか、これだけでは上手くいくかは決まりません。競争相手と比較して、GoodかBadか、ここが重要なんです。
恋愛でも、仕事でも、就活でも、なんでもそう。椅子取りゲームの椅子の数は決まっている。あとは競争相手次第。

・能力はあるはずなのに、全然成功しない
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

ブルーオーシャン戦略はあまりにも有名ですが、実行するのは難しい。今戦っている土俵には必ず競争相手が存在する。まずはこの事実を認める。
自分が優れていると思っても、周りと比較しても優れているのかという視点を持ちましょう。もし優れていないのであれば、競争相手と差別化を図る。

この記事のまとめ
- 優れた会社でも競争相手を意識せずにビジネスを行っている場合がある
- 自分がGoodかBadかだけでなく、競争相手の存在も考えないと成功できない
- 相対評価で判断されないために、自分のレア度を上げていく努力をしよう
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
成功か失敗かは、競争相手で決まる
僕は今30歳。思えば成功も失敗も色々あった。人生で勝負をしないといけない瞬間は多くあったもんだ。
- 受験
- 就活
- 転職
- スポーツ
部活は中高ともに途中でやめたが - 恋愛
例えばここらへん。定番なので多くの人が経験してきたはず。
ここの勝負が決まるのは実力だけではない。運の要素も左右する。そして忘れがちだけど、競争相手によってもかなり決まってくる。


スポーツは分かりやすい。その試合に勝てるかは、相手の実力次第。例えこちらがあまりに雑魚くても、相手の方がもっと弱かったら勝てる。
転職とか恋愛も構図は似ている。転職なんかは、その業務をするポストごとに応募している。つまり椅子ははじめからひとつだけ。

恋愛もそう。気になるあの人とパートナーになれるのは、基本的に一人だけ。自分よりもはるかにハイスペックな人もその人のことを好きだったら勝ち目は薄くなる。
YouTubeはオワコン。ブログはもっとオワコン。そう言われています。なぜなら競合相手が増えたから。
それぞれのコンテンツの質は間違いなく向上している。しかしとにかく人が多すぎる。上手くいかない場合は、自分だけが原因ではなかったりするんです。
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競争相手の存在を忘れてはいけない
心理学者にしてノーベル経済学賞受賞のダニエル・カーネマンが、幸福の感じ方から投資家・起業家の心理まで解き明かした一冊「ファスト&スロー」。

この本の中でも競争相手を意識することの重要性が書かれています。
「90%のドライバーが自分は平均以上だと考えている」、これは有名な心理実験の結果。「平均以上効果」の代表例としてよく挙げられます。
しかしここで面白いのは、質問によっては答えが変わるというもの。
- あなたは運転が上手ですか?
- あなたは平均以上に、運転が上手ですか?
最初の質問は簡単、すぐに答えが出ます。ほとんどの人はイエスと答える。
しかし2番目の質問は難しい、ほとんどの回答者にとって、真面目に正しく答えるのはまず不可能。なぜなら「平均的な運転の上手さ」とはどの程度のものかを判断しないといけないから。
競争相手の存在を考えもせずに、平均と自分を比べていていたということが分かります。
例えばスタートアップ企業。実際に競争相手のレベルや市場の変化によって、スタートアップの運命は決まる。創業者の努力やカリスマ性だけでは決まりません
例えば映画でもそう。とある週末に5本の映画公開されるという状況はよくあります。こうなると十分な観客は見込めません。
しかしそれぞれの会社は、自分の会社の脚本部やマーケティング部門を信頼している。絶対の自信を持っている。あえてその中に飛び込んでいるんです。
ここで問題なのは、ライバルに対して傲慢だったり優越感を抱いたりしているわけではないということ。単純に競争相手の存在自体を意識できないんですね。


「ライバルとなる作品と公開時期をずらしても、観客動員数は変わらないか?」という吟味をしているべきなのですが、そんなことはしていない。
もっと簡単な質問の「我々は良い映画を作っているか?」、「我々の組織は優秀か?」という質問だけで考えている。
ただまぁ皮肉なことに、経済全体にとってはプラスになるんですね。勝負をしている市場の存在を知らしめたり活性化させたりする効果があるからです。
確かに経済発展はする。しかし自分たちは激しい競争にさらされ、負ける可能性も高い。競争相手を意識していないと、自分以外の誰かが得をしてしまうこともある。
自分がGoodかBadかだけで判断しない
ブルーオーシャン戦略はあまりにも有名。これまで存在しなかったまったく新しい市場を生み出すことで、新領域に事業を展開していく戦略というもの。
つまり競合相手が存在しない領域を開拓して、そこで活動していこうぜって話です。10分で1,000円強でカットしてくれるQBハウスも、成功事例のひとつ。それまでそんな分野は存在しなかった。
所要時間は1時間、費用は4,000円前後、こんな美容院が乱立している中で、完全に新しいジャンルを開拓した。競争相手がいないフィールドを見つけたわけです。

とはいえ分かっているけど、やはりなかなか実行するのは難しい。そして同時に思い出しておきたい。

そう。競争相手が存在しない環境をわざわざ作り出さないといけないくらい、多くの分野は血みどろの競争をしている。ちなみにこちらを「レッド・オーシャン」って言います。
僕らの競争はレッド・オーシャンである場合がほとんど。ここで重要なのが、やはり競争相手を意識すること。自分がどれだけ能力があっても、勝てない場合も存在する。
受験、スポーツ、就活などは比較的意識しやすい。倍率で考えるし、競争相手を目にする機会もあるし。
これと同じで全ての勝負において、競争相手を意識しないといけません。例えば出世したいなら、他の同僚が競争相手ってことになる。自分の成績だけでは決まらない。
僕が副業で続けているこのブログ。ブログも実はライバルがめちゃくちゃ多い。ここでミソなのが、競っているのは他のブログだけではないってこと。
- Netflix
- インスタグラム
- YouTube
- 漫画
- 小説
- ゲーム
- ジム
- 好きな人とのLINEや電話
- 仲の良い友人との食事
ここらへんは全て競争相手。読者の時間を取られる可能性があるものは、全て競争相手。ライバル。敵にとって不足なし。
恋愛でもそう。気になるあの人と付き合うための競争相手は、その人の同僚かもしれない。仕事熱心な人だったら、その人の仕事が競争相手になるかもしれません。

世の中は相対評価で決まる
自分が良いと思っていても、それだけでは足りない。そんなことだけでは決まらない。
競争相手と比較して優れているかどうか。飲食店なんかもそう。その店が美味しいかももちろん重要ですが、他の店とは比較しても美味しいのかで決まる。
勉強、スポーツ、仕事、全てにおいて相対評価。競争相手がいて、その人と比べて優れているか。
この部署から一人しか役職に就けません。Aさんはめちゃくちゃ仕事ができる。でもBさんはもっと仕事ができる。だったら昇進するのはBさん。
子育てにしたってそう。自分の子供に愛はあるでしょうが、近所の家の子供と比較して、その子を判断してしまうこともあるでしょう。
絶対評価で判断してもらえることは基本的にない。あっても宗教くらい。崇めている神様は絶対的、唯一無二です。こんな場合くらい。


こんな状況を打破する方法は、自分のレア度を上げるくらい。他の人と差別化を図る。相対評価を受けづらい立ち位置を狙う。

- 一浪・一留
- 国公立大学理系の学部卒
- プログラミング専攻
プログラミング言語を4言語書ける - GPAは平均の半分以下
- ゆとり世代のアラサー
- 就活で内定5社
- TOEIC最高スコア805点
- キャリアアップの転職成功、内定2社
年収100万円アップ - 超大手企業に勤務中
- 映画は年間100〜150本観る
- 読書は月に5〜10冊
- スニーカーは約30足保有
- CDは1,000枚以上保有
- ランニング歴約10年
- サラリーマン生活5年で、貯金1,300万円
- 海外インデックスファンドに500万円投資中
- 副業でブログを4年執筆、書いた文字数は約120万
- Abema primeに出演、ひろゆきと討論経験あり
あなたにも他の人と被っていないポイントが必ずあるはず。そこを強く打ち出して、競争相手がいないフィールドを目指しましょう。相対評価を受けなくてすむ状況を手に入れましょう。
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自分の価値を高めるために、レア度をあげる。ニーズと自分の個性をマッチさせる。
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まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 優れた会社でも競争相手を意識せずにビジネスを行っている場合がある
- 自分がGoodかBadかだけでなく、競争相手の存在も考えないと成功できない
- 相対評価で判断されないために、自分のレア度を上げていく努力をしよう
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!