友達100人できるかな?いや、できねぇよ。大人になると、どんどん友達が減るんだよ。マジで。
・大人に友達は必要なの?
という人にむけて書きました。
するべきことは以下の3つ。簡単です。
友情形成のためのToDo
- 2週間おきに、連絡を取る
この頻度が最低限、達成できれば友人関係が持続する可能性UP - 相手に弱みを見せる
当たり障りのない雑談が多いほど、親密度は低下 - 相手が困っている時にこそ、側にいてあげる
調子のいい時にしか側にいないのは、本当の友達ではない
悩み事を相談できる友達は5人以上いる人は、幸福度で「非常に幸せ」と回答できる可能性が60%高い。
また日常生活の幸福度を調査したところ、友達と過ごしている時間が幸福度が最も高いことも判明してる。
生きていく上で友情は不要かもしれません。しかし友人がいると確実に幸せになれます。僕は奈良県生まれ、村上春樹育ち、ブログ読んでくれた人は大体友達。
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大人だけど友人って必要なの?
僕は友達が少ないんだけど
イキって今から友情に関して記事を書いてくわけなんですが。そうではあるのですが。
定期的に遊ぶ友人って本当に数人程度。年末年始にグループで集まることも多いのですが、一対一で遊べる同性の友人ってなると本当にいるかいないかってレベル。
認めたくはないけど、30年間生きてきて結果がこういうことらしい。ただ原因は分かってる。僕には色々落ち度があった。
中学校から高校になる。中学校の時の友人関係をないがしろにして、高校の友人とだけ遊ぶようになる。こんな奴、いたよね!?
そして高校から大学へ。同じように、高校時代の友人は過去のものにして、大学の友人とだけ遊ぶようになる。こんな奴、いたよね!?
人間関係のリセット癖みたいなもの。新しい環境に移ると、それまでの人間関係を一掃したくなってしまうって悪癖。
ただこれが褒められたものではないと気づいたのは、社会人になってから。我ながら遅い。
僕が新卒で入った会社はゴリゴリの体育会系。ちなみに僕は中学と高校とも部活は途中でやめるような逸材。ここらへんからも友人が少ない理由が窺えるってもの。
同期とは当然気が合うわけもなく、社会人生活がスタート。そしてここらへんで気づく。
人間関係をリセットしまくって、大学まで進む。そして社会人へ。しかし同期には馴染めない。詰んだ。それが僕。
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大人になると友情はハードモードへ
アラサーにもなると、誰もが勘づき始める。大人になると、新たに友人を作るのは難しいってことに。そして今までの友人との関係を維持するのも一苦労だってことに。
結婚したり、子供ができる。仕事も忙しくなる。こうなると友情の優先順位は下がる。
ちなみに僕は結婚願望はない。子供ほしくない。子育ては何としてもしたくない。なのに友達少ない。終わってる。
思い返せば子供の頃って、友情のハードルは低かった。席が隣、はい友達。同じマンションん住んでる、はいマブダチ。昔は楽だった。
子供の頃には、友人を作るのに理由はいらない。ただ大人になると、友人関係を保つのに努力やモチベーションが求められる。
友人がいることでメリットはあるのか?
友情に点数をつけるのは、タブー行為である
そう思われた方もいるでしょう。確かにね。タイパ、コスパ、こんな言葉もありますわな。
果たして友人がいることで、僕らの人生は良くなるのか?ならないのか?どっちなんだい?
そうです。友人がいることで、僕らの幸福度は間違いなく向上するんです。研究結果でも明らかになってる。
15万部のベストセラーとなった「残酷すぎる成功法則」の続編「残酷すぎる人間法則」。この本で友情に関して、取り扱われていました。
イエール大学の研究で、世界中の400の文化を追跡調査。そのうちの395の文化に友情という概念が存在することが明らかになりました。
研究対象となった社会の93%で、最も多く合意が見られた友情の特質は「助け合い」。
逆にほぼ全ての社会でタブー扱いされているのは、友情において「点数をつける」ことだったそうです。
分かる。友情に打算を持ち込むのは確かにマズい。貸し借りを意識しすぎると、友情ではなく、ビジネスになってしまう。
友人は人生の幸福度に直結する
友達と過ごしている時間が、最も幸福度が高い
多くの研究で友達の数よりも質の方が重要と明らかになっています。ただ数があまりに少ないのも困りもの。
悩み事を相談できる友達は5人以上いる人は、幸福度で「非常に幸せ」と回答できる可能性が60%高くなる。友人が5人いれば、幸福度最高打点。
また日常生活の幸福度を調査したところ、友達と過ごしている時間が幸福度が最も高いことも判明しています。
職場に親しい友人が3人いると幸せMAX
また会社でも友人の効果は絶大。職場に親しい友人が3人いると、人生に幸せを感じる可能性が96%高くなる。
つまり「仕事に満足する」だけでなく、「人生にも満足できる」ようになる。無敵やん、こんなん。
こちらも興味深い実験。
慈善事業への寄付について考えてもらった際の、脳の働きをMRIで確認。すると食べ物やS○Xの際に働くのと同じ神経回路が活性することが分かったんですね。
人を助けるという行為は、生き抜くことや子孫繁栄と同じように、僕たちの脳の奥深くに組み込まれてる。
ベタだけど「人という字は〜」って話。人との繋がりの中で、僕らは幸福を感じてる。
ということで友人は間違いなく大事、幸福度に影響してくる。そう思うと少年ジャンプの3大テーマ「友情・努力・勝利」って、めちゃくちゃマーケティング上手いよね。
努力できるものがあって、友情もあって、そんで勝ち組なんやで。最高やん。僕らも少年ジャンプを目指そう。
友人との付き合い方を見直してみよう!
友情の本質とはなにか?
と思われた方も多いはず。正直ナメてたよね、僕も。
友情ってどこか捉えどころがない。他の身近な人の存在として、家族や恋人なんかも挙げられます。
家族は分かりやすい。戸籍見れば判明するし、法律で定義されているし。恋人もまだ分かりやすい。基本的に一人につき一人だし、ってことになってるし。
こうなってくると友情は難しい。法律に定義はない。一人につき複数人いる場合もある。しかし書籍「残酷すぎる人間法則」には、以下のように書かれていました。
そうだよね、そうなるよね。ちょっと待ってください。
自分と、他者との、境界線が分からなくなる。ぼやける、かすんでくる。「もう一人の自分だ」、「自分の一部だ」と思える。
これが本当の友情。自分の存在が拡張して、それが目の前の相手のように思える。この感覚。
そう考えると、遊戯王ってスゴい。遊戯と闇遊戯は、友情表現の頂点かもしれない。
遊戯は闇遊戯のことを「もう一人の僕」って呼ぶし。闇遊戯は遊戯のことを「相棒」って呼んでるし。自己拡張が行き届いてる。
友情のためのロードマップ
そうですよね。ごめんなさい、前段が長すぎましたね。たぶん歯がすり減るくらい、歯ぎしりして待ってくれてるんですよね。
前提として、友情維持や、すでに知り合っている人がいるものとします。
そもそも知り合いがいないなら、職場の同世代と接する、昔のクラスメイトなどに声をかける、とかしてみましょう。
友情形成のためのToDo
- 2週間おきに、連絡を取る
この頻度が最低限、達成できれば友人関係が持続する可能性UP - 相手に弱みを見せる
当たり障りのない雑談が多いほど、親密度は低下 - 相手が困っている時にこそ、側にいてあげる
調子のいい時にしか側にいないのは、本当の友達ではない
これらも書籍「残酷すぎる人間法則」に載っている方法で、実際の実験結果に裏打ちされたものです。
定期的に交流する。相手に自分をさらけ出す。簡単なようでいて、意外とできていないんじゃないでしょうか。
そして多くの人にとって、盲点かもしれないのが、3点目。
ギブアンドテイクの関係ではないのが、友情の特徴なんですね。つまり打算で動いちゃダメ。相手を利用するなんてもってのほか。
僕らは誰かにとって良い友人であるか
まずは僕らが誰かの友人になるべき
友情の効用は述べてきました。最後はマインド面の話。
なんて思われたかもしれません。
しかしまずは自分。インサイドアウト。自分から変える。
誰かに友達になってもらう、じゃない。自分が誰かにとって、友人にしたくなるような魅力のある人物になるべき。
漠然とした表現にはなってしまいますが、「ギバー」を目指しましょう。まずは自分が、人に何かしらのメリットを与えられる存在になる。
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少ない負担で、ギバーになる。20代でテイカーは卒業、30代からはギバーへ。
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友情はお金に置き換えれない
論理と打算で動くのがビジネスとすれば、友情は感情で動く。
僕が大好きな映画「ゴッドファーザー」。マフィア映画の中で、というか全ての映画の中で、屈指の大名作です。
僕の名前であるコルレオーネも、このゴッドファーザーから引用しています。
主人公であるビト・コルレオーネは、裏社会のマフィアのボス。そんな彼のもとに、知人が訪れてくるシーンがあります。
その知人は娘が男たちに暴行を受けたことを話し、金額を提示し報復を依頼してきます。ただその知人はこれまで疎遠だったこともあり、ビト・コルレオーネは快く思いません。
ここで「マフィアとしてなら依頼は受けない。ただ君が私に敬意を払い、友として頼むのであれば頼みを聞こう。」って旨のことを言うんです。
友人は大事。友情はプライスレス。僕は奈良県生まれ、村上春樹育ち、ブログ読んでくれた人は大体友達。最後まで読んでくれた、そんなあなたは親友です。
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まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 友人がいることで職場もプライベートも幸福度は劇的に増す
- 2週間に一度連絡を取り、自分の欠点も隠さず見てもらおう
- 友人を利用しようとしてはいけない、困った時こそ側にいるべき
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!