人生で孤独から逃げるか、孤独を味方にするか。ここは非常に大きな差です。
孤独を味方につけないと、人生の充実はあり得ません。一人の時間こそが、僕らの成長には不可欠なのです。もう、これ、結論なんたけど。

・孤独な時間の過ごし方を知りたい
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

孤独は苦手だという人にまずは、孤独になることのメリットを知ってほしい。
孤独のメリットとは?
- 個性が磨かれる
- 心のバランスがとれる
- 目標の実現に向けて集中できる
- 自分の頭で考えれるようになる
- 本を読む時間が増える
優れた芸術や発明の多くは、誰かが一人でいる時間に生み出すもの。もちろんチームなどの研究ってこともあるけど。
自分で考え、自分で整理し、自分の目標に向けて実現する。このために孤独な時間は絶対に必要なんです。


孤独な時間にすべきこと
- 一人で完結する趣味を持つ
ランニング、ブログ、読書、映画鑑賞など - 紙とペンを味方にする
思考を書き出す、自分の考えをまとめる、覚えたことを整理する - 自分一人で内省する
目標を決める、価値観を見直す
この記事のまとめ
- 「孤独な時間」は生き残った人類に神様がくれたギフト
- 一人で趣味に没頭する時間にこそ、人としての深みが増す
- 人生の本質は「一人の時間」に宿る、贅沢な孤独を楽しもう
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
孤独に耐えれない人は、負け犬確定
僕らは一人で生まれる。双子は除く。一人で人生を終える。周りの人も一緒に埋葬してた王様とか皇帝は除く。
結局僕らの人生の大半は一人の時間。誰かといないと安心できないなんてのは、人生における大きな損失。

常に周りの目を気にする。いつも知り合いを探してキョロキョロしている。こんな大学生のことを揶揄した「キョロ充」というネット用語があります。
平たく言えば、金魚のフン。大学の食堂とかで、常に知り合いを探している。こんな大学生はどこにでもいる。
別に大学に限った話ならばまだいいのですが、人生の「キョロ充」になっていけません。人生のツレションはダメ。
僕の持論ですが、孤独とうまく付き合っていけない人は、すべからく幼稚だと思ってます。大人じゃない。
偉大な発明や思想や芸術は、誰かの一人の時間で生まれている。原始時代で狩猟民族や農耕民族の頃なら、物理的にも集団に属していないと生きていけませんでした。
寝ている際にいつ猛獣が来るか分からない。食糧をみんなでシェアしないといけないし。一人で離れて生きるのは、命の危険があったんですね。
しかし現代は人と接していない時間があっても、命に支障はない。一人の時間をうまく扱う人が、革新的なことを思いついたから、僕らは今の生活ができている。

このギフトを道端に捨てている人が多すぎる。一人の時間を上手に過ごせない人は、負け犬確定。
孤独のメリットを考える
「孤独でいると、不健康なんじゃないの?」と感じる人もいるはず。だからまずは孤独の持つメリットから書いていきたいと思います。
投資家 兼 起業家 兼 作家である午堂登紀雄さんの著書「人生の「質」を上げる、孤独をたのしむ力」。この本には孤独のメリットが以下のように書かれていました。
孤独のメリットとは?
- 個性が磨かれる
- 心のバランスがとれる
- 目標の実現に向けて集中できる
- 自分の頭で考えれるようになる
- 本を読む時間が増える
個性が磨かれる
孤独を恐れる人は、自分をよりよく知ることができません。いつも誰かと一緒にいたり、誰かとつながっていたりするので、内省する時間が十分にとれていないからです。
一人で内省をする時間があるからこそ、自分の長所も短所も含めて、「ありのままの自分」を知ることができる。自分を知れば知るほど、それを生かす道も見えてくる。
職業の選択、人間関係、お金の使い方を含めたライフスタイルの全方位にプラスの影響及ぼすものであり、より幸福に近づく方法のひとつです。
孤独を避けることは、自分をごまかすことです。「自分はこういう個性を持った人間なんだ」というアイデンティティが確立されにくくなってしまう。
しかし個性が確立すれば、情緒も安定するし、孤独は寂しさを感じるものではなく、むしろ豊かな時間に変わります。
孤独を避けるために、自分を抑えて、無理に周りに合わせようとする。こうすると誰かと一緒にいても、孤独感に襲われやすくなる。ただの逆効果。
孤独な時間で自分を見つめ直す。すると自分の特徴が分かる。選択の基準が定まる。だから今よりも、個性的になれるんですね。
心のバランスがとれる

起こった出来事や状況と、自分の価値観をすり合わせ、自分が納得する意味合いをつける。この心身を統合させる作業が僕たちには必要で、これは孤独な時間にこそ行わるものなんです。
一人で自分の内面に向かい合わなければ、この作業は行えません。人は人と触れ合うから成長するのではないんです。
人と触れ合って得た刺激を、自分の中に取り込む。自分の意思や価値観とぶつけて、より適切な言動となるように、自己を変革させる。こうすることで人は成長できるんですね。
そうしないと人は心身のを統合させる作業が不足し、心はずっと不安定なまま。余計に人の輪に入り、自分の存在を確認しようとしたり、SNSに没頭して人とのつながりを確認しようとしてしまう。
これはただの逆効果。心はいっこうに成熟しないまま。

どんなに忙しくても、一人の時間を確保する。一人で内省する時間を持つことによって、心のバランスが整います。
目標の実現に向けて集中できる
そもそも好きなことに没頭すれば、孤独を感じなくなるもの。「孤独で寂しい!」と感じている人は、夢中で打ち込めるものがないってことです。
どの分野でも一流と呼ばれる域に達した人は、総じて自己内省力が高いと言われています。
元プロ野球投手の工藤公康さんは、48歳で引退するまでに、最優秀防御率4回・最多奪三振2回・ベストナイン3回など数々の記録を残した名選手。
彼も試合前は一人でトイレの個室にこもり、「あいつはこうやって打ち取る」、「あいつにはこの配球で行く」など1〜9番打者まで頭の中でイメトレをしていたのだそう。

と自伝でも書かれています。自分が何をすべきかに、自分で気付くことができれば、誰かに催促されたりしなくても、自ら主体的に取り組むようになれる。
結局「一人で不安だ」なんて言ってるうちは、まだ余裕があるってこと。
というか不完全燃焼。というか行動してない。というか一生懸命じゃない。孤独であれば目標に打ち込みやすくなるし、そうすべきなんですね。
自分の頭で考えれるようになる
孤独耐性が低い人の中には、一人でじっとしていると余計なことを考えすぎてしまうと言う人もいると思います。
しかしここでの「考えすぎる」とは、実は考えているわけではなく、ひとつのことにこだわり続けているだけ。ぐるぐる回っているだけ。頭の中でエンドレスリピートしているだけなんです。
「あれこれ考えすぎて、落ち込んでしまう」と言う人もこのタイプ。他の選択肢があってもそこには目もくれず、ただ自分の考えにしがみついているんですね。
孤独耐性の低い人は、そもそもじっくり内省する習慣がない、だからどうしたらいいか分からず、混乱しがち。


嫉妬した、ムカついたなど感情が湧いた時に、そうした出来事をどう受け止めるか。どう発展的に編集するか。次への反応や行動を考えるか、この蓄積が人間としての性能を決めているんです。
本を読む時間が増える
孤独を恐れる人は、誰かとつながることを重視する。意味のないおしゃべりや、SNSなどに費やす時間が長い傾向にあります。
なので相対的に読書時間が少ない。自分と向き合うことが苦手。世の中の仕組みと自分、社会と自分、周囲と自分、ここをしっかり理解することができません。
社会のことを知れば知るほど、環境の変化が自分に与える影響とその対処法も分かる。対処法を知っていれば、自分が変化に直面した時でも迷わずに済む。
世の中の仕組みをよく知り、自分の人生との関連性を創造すると、不安は減っていく。そのためには読書をするのが最もオススメ。
読書を通じて、社会を計測する基準を持つ。さすれば情報処理能力が上がる。「善か悪か」、「敵か味方か」、「白か黒か」、どちらがはっきりしない問題にも折り合いをつけれるようになります。


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じゃあ孤独の時間に何をすべきか?
孤独は怖くない。むしろ味方。孤独の時間は人生のスパイスであり、毎日を充実させてくれる。

一人で過ごすことをデフォルトにすると、めちゃくちゃストレスが減る。本当に好きなことができるし、時間がめちゃくちゃできる。
「孤独の時間ができても、何をしたらいいか分からない」、なんて人もいるはず。そんな人は、以下の3つをしてみましょう。
孤独な時間にすべきこと
- 一人で完結する趣味を持つ
ランニング、ブログ、読書、映画鑑賞など - 紙とペンを味方にする
思考を書き出す、自分の考えをまとめる、覚えたことを整理する - 自分一人で内省する
目標を決める、価値観を見直す
興味のあることを実践したり、インプットする。考えを整理する。それを発信する。言ってしまえば、こんなイメージ。
一人で趣味に没頭する時間にこそ、人としての深みが増す。偏見だけど身の回りの人を見ていて、「一人でいるのは苦手」と言っている人ほど、考えが浅いし話がつまらない。
熱く語れるモノを持っている人。他の人とは違う経験や知見がある人。こういった人は魅力的に映るもの。そしてこの魅力は、一人の時間に醸成される。
そして、孤独を過ごす中で、最も大事なこと。

ただ「内省」と聞くと、ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれません。ニュアンスとしては、「自分の考えをまとめてみよう」くらいなものです。
- 今の生活に満足しているか?
- 10年後どんな自分になりたいか?
- 最近の悩みは何か?
- 新しく経験したいことはあるか?
- 最近観たあのドラマ、なぜ面白いと感じたのか?
などなど。こんな感じで、じっくり一人で自分の考えを整理する。
徐々に自分の思考が整理される。自分の言葉で語れるトピックが増えてくる。この情報が溢れている現代で、きちんと自分の考えを確立できている人は間違いなく強い。


日本におけるミニマリストの第一人者である佐々木典士さんの著書「ぼくたちは習慣で、できている。」がオススメ。
習慣を形成するプロセスが具体的に載っているので、読みながら自分の毎日をデザインしてみてください。
一人の時間は、最高に贅沢な時間
昨今ではソロキャンプなども増えてきました。一人で大自然の中で過ごす時間は、きっと格別なんだと思います。
考えてみると、一人の時間って最高に贅沢な時間じゃないでしょうか。結婚して子育てをしている方は、総じて「一人の時間が欲しい」と言います。
風呂の中で観るNetflixだけが楽しみという人も、周りにいました。人生でこれからあとどれだけの時間を一人で過ごせるのでしょうか。
僕らが思っているよりも短いかもしれません。一人の時間は神様が与えてくれたギフトなのかも。だったら一人の時間をもっと濃密にしたい。
孤独の中で、没頭できるものに出会う。自分の興味のまま経験を積む。そうすることで、一人じゃない時間も輝く。きっと引き出しの多い、魅力的な人物になれる。
僕らは一人で生まれる。双子は除く。一人で人生を終える。周りの人も一緒に埋葬してた王様とか皇帝は除く。


孤独を敵にするか、味方にするか。味方にするしかない。マブダチにするしかない。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 「孤独な時間」は生き残った人類に神様がくれたギフト
- 一人で趣味に没頭する時間にこそ、人としての深みが増す
- 人生の本質は「一人の時間」に宿る、贅沢な孤独を楽しもう
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!