多細胞生物の進化の過程で、最初にできた器官は腸。平たく言えば、生物は全て腸からできる。
脳は腸よりも後にできる。我思う、ゆえに我あり、じゃない。我腸あり、故に我あり、が正しい。

・何を食べれば、腸活になるの?
という人にむけて書きました。

腸活ですべきことは、非常にシンプル。食べるべきものも非常に分かりやすい。
腸活で食べるべきもの
- 白湯
腸を冷やすのは厳禁、朝起きたらまず白湯を飲む - 玄米・オートミール・そば
白米、うどん、小麦、パスタはNG - とにかく野菜
食物繊維は、腸内細菌の栄養素 - タンパク質
牛・豚 よりも、鶏・魚・豆を食べる - 発酵食品
味噌と納豆が一番手軽、野菜の漬物もOK
腸活を始めて、腸、超超超良い感じ。腸レボリーション'23、ここに極まる。
腸の偉大さに、人類はもっと気づくべき
腸こそが僕らのアイデンティティ
しばしば「第二の心臓」という表現を耳にする。足の裏は第二の心臓です、みたいなやつ。
調べると、色々出てくる。ふくらはぎが第二の心臓です、とか。歯は第三の心臓、なんてものもあった。なんでもありやん。

決めた、今ここで、僕が。
生物で、最初にできる器官は、腸である。つまり腸なくして、心臓はない。心臓のエピソード0、心臓の革命前夜、それが腸。
僕も含めて、人類はもっと、腸に敬意を払うべきである。腸にこそ、僕らのアイデンティティがある。
だから僕らは、もれなく全員、腸活をするべき。腸内環境が疎かな人は、疎かな人生を送っているに違いない。きっとそうだ。
裏を返せば、腸を労ることは、僕らの人生を慈しむことに他ならない。

違う。豚の腸詰めを食べることじゃない。ちなみにソーセージは、腸内環境にはマイナスらしい。加工肉ってやっぱり体に悪っぽい。
体内の腸を大事にすべきで、外から腸を摂取することじゃない。流石に誰も間違わないと思うけど。
腸は、兆、超、良い感じ
腸内環境を整えるメリットとは?
めっちゃどうでも良いけど、僕は「〜活」って言葉は、あんまり好きじゃない。「〜男子」とか「〜女子」もそう。
なんかバカっぽい気がする。スイーツ男子とか、聞くだけで、鼓膜がダメージを受けてる。「甘いもん好き」でええやん。
なんでも安易にネーミングしすぎ。婚活、温活、サ活、恋活、オタ活、活でもうカツカツ。
「〜活」や「〜男子」を、すぐに使う人は、言語に対する感覚が鈍いと言わざるを得ない。


そう、腸活は良い。「〜活」ってなってるけど、腸活だけは良い。だってめっちゃ効果あるんやもん。

腸内環境を整えると、まずはざっくりこんな効果がある。
- 免疫力がつく
- 炎症を抑えられる
- 糖尿病を予防できる
- 肥満を防ぐ
- ストレスが減る
- うつを予防できる
- 脳機能が活性化する

腸には100〜1000兆個の腸内細菌が住んでいる
体質を決めるのは、遺伝による部分が大きい。しかしそれだけではない。
腸も体質を決めている。腸の中には、100〜1000兆個、重さ1.5kg以上の細胞が住んでいる。
人間の細胞の数は、30〜50兆個だから、腸内細菌の数の途方もない多さが分かる。

腸内細菌は生活習慣や、口にする物で決まる。100〜1000兆を敵にするか、味方にするか、それは僕ら次第。

健康にこそ気を使って生きるべき
健康は金で買えないけど、腸活はタダでできる
過去記事でも書いたんですが、人は幸福になるには、手順があります。
ざっくり言うと、まずは健康が全て。その次に、人間関係の幸福がくる。最後に、出世とかお金とか、社会的成功がくる。
つまりどれだけお金を持っていても、人に恵まれていても、健康でないと幸福になるのは難しいってこと。
医療技術も発達してきて、健康もある程度はお金で買えるようになりました。しかしそれでもキリがある。
しかし腸活は、ほぼタダでできる。いつもの食費の範囲でおさまる。しかも健康に直結している。

腸活するように恐喝。そうすれば今日勝つ、明日も勝つ、未来で勝つ。
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知られざる腸の効果を考える

違う。そうじゃないんだな。
腸には実は以下のような働きもある。
- 腸内細菌がいないと、脳が育たない
- 「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの9割は腸で作られる
- 腸内細菌が整うと、見た目も若返る
これもまだ一部。
腸活をすると、頭が良くなる。幸せになる。見た目も若返る。チート級。
どれか一個でも反則レベルの強さなのに、3つとも効果がついてくる。
アンチエイジングとかイキって、美容医療を受ける前に、腸活すべき。体内からベンジャミン・バトンを起こそう。
【完全版】腸活攻略マニュアル
腸活のために、食べる物
まずは食べない時間を作る


そう、まずは食べない。食べることが全てではない。
足し算じゃない。人生は時に引き算も必要だ。
恋愛だってそうじゃないか。押してもダメなら引いてみなってやつ。
そもそも現代人は食べ過ぎ。人類の体は、原始人の頃から、さほど進化してない。
飽食に弱く、飢餓に強い。それが僕らの体の性質。つまり消化器官をまずは適切に休ませる必要がある。

まずはここから始める。食べる量を減らす。というか体内に食べ物が入っていない時間を増やす。
近年よく耳にするオートファジー。16時間、胃や腸を空っぽにする。体の老廃物を排出してくれるというもの。
- 感染症への抵抗力UP
- 体全体の免疫力UP
- 慢性の不調や疲労の改善
- 美肌効果
- 体脂肪を分解する
- 体に溜まった各種の毒を排出する
- 細胞を蘇らせる
上記がオートファジーの効用。高額なサプリメント、いらない。水素水、いらない。ただ食べない、これだけ。
消化するのに、人は毎日めちゃくちゃエネルギーを消費する。



ちなみに僕も朝はプロテインのみ。タンパク質とビタミンがとれる。準備から飲み終わるまで、1分もかからない。オススメ。
腸活で食べるべきものはコレだ

ごもっとも。

有名な英語の表現「You are what you eat」、訳すると「健康状態は食生活によるものです」。
もっと直訳すると、「あなたは、あなたが食べたものでできてる」って感じ。食べること、畢竟、生きること。
ジャンクフードばかり食えば、ジャンクな人になる。脂ぎったものばかり食べれば、脂ぎった人になる。オーガニックを食べていると、オーガニックな人になる。

腸活で食べるべきもの
- 白湯
腸を冷やすのは厳禁、朝起きたらまず白湯を飲む - 玄米・オートミール・そば
白米、うどん、小麦、パスタはNG - とにかく野菜
食物繊維は、腸内細菌の栄養素 - タンパク質
牛・豚 よりも、鶏・魚・豆を食べる - 発酵食品
味噌と納豆が一番手軽、野菜の漬物もOK
食べない時間を、意識的に設ける。食べるものは、伝統的な和食にする。これがまとめ。
世界には多くの発酵食品がある。キムチ、チーズなんかもそう。しかしそんな中でも、世界最強の発酵物と呼ばれているのが納豆と味噌らしい。腸活界の、範馬勇次郎。


日本に生まれて良かった。どっちもすぐにスーパーで買えるし。腸活しやすい環境すぎる。腸活大国やん。
最後におまけ。腸活を邪魔する食品もあるので、ご注意を。
腸活で食べてはいけないもの
- 砂糖
悪玉菌を繁殖させてしまう - 揚げ物
脂質が悪玉菌を繁殖させてしまう - 加工肉(ソーセージ、ベーコンなど)
脂肪のとりすぎにつながる - パン
腸活のために、取り入れる行動
ここからは行動編。まぁ食べるというのも、行動ではあるんやけど。
腸活に良いものを食べる。そして食べない時間も設ける。ここが基礎。ここにプラスアルファをするイメージ。
腸活ですべき行動
- 腸を温める
毎日湯船に使う、腹巻きなどでお腹周りを温める - プランクを毎日する
ざっくりこの2つ。MEGUMIの「キレイはこれでつくれます」にも、載っていた。
そもそも腸は「冷え」の影響を受けやすい臓器。腸が冷えていると、免疫力の低下や、倦怠感、不眠など、とにかく様々なデメリットが出てくる。
だから腸はとにかく温める。暑いからといって、冷たい飲み物ばかり飲まない。
ちなみにB'zの稲葉浩志は、喉や胃腸を冷やさないために、冷たい飲料水は飲まない生活をずっと送ってるらしい。腸活先駆者すぎる。
そしてプランク。体幹トレーニングは腸活にも効果がある。ただいきなり始めるのはハードルあるので、まずはプランクから。
プランクをすることで、インナーマッスルが鍛えられる。これ見よがしのムキムキな感じじゃない、体内で外からは見えない筋肉。
しかし体内の筋肉を鍛えることで、胃腸を始めとした内臓器官の働きが活性化される。
腸の周りの筋肉を鍛える。だから腸の働きもすこぶる良くなる。

今日から、腸から、人生を変えよう
腸を整えると、人生が整う
腸内細菌は、100〜1000兆個あるって書いた。実は銀河系の星の数と同じくらいあるらしい。

腸という宇宙を制すれば、体が変わる。体が変われば、人生も変わる。
A=B、B=C、だったらA=C。このノリで、腸を制すれば、人生を制することができる。
インサイドアウトだ、まずは自分の内から変えていく。
我腸あり、故に我あり
僕ら人間は、腸が脳よりも先にできる。我思う、ゆえに我あり、じゃない。我腸あり、故に我あり。
性格診断とか、血液型診断とか、手相とか、全部いらない。もはや腸を診断した方が良い。腸こそ、僕らのアイデンティティ。
たぶんだけど、腸活すればモテると思う。見た目も良くなるから。
腸を整えれば、肌もキレイになる。皮膚というのも、結局は僕らの臓器に過ぎない。化学物質や、微生物や、紫外線から、僕らを守ってる。
腸を整えれば、他の臓器も活性化する。皮膚も例外じゃない。高いスキンケア製品を買う前に、遠回りに見えても納豆を食べる。


まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 腸と健康は直結している
- 空腹時間を設け、食事は野菜や発酵食品など、和食を中心にする
- 腸活を制することで、人生を制することができる
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
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