好奇心は人生における原動力。しかし大人になると、徐々に好奇心は薄れてきます。
これからの人生で好奇心を持ち続けられるか。人生にワクワクして生きていけるか。これはアラサーで決まります。

・好きだったものが、そこまで好きでなくなってきた
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

アラサーになると仕事も忙しくなる。付き合いも増える。結婚して子育てにいそしむ人も増えるでしょう。
ここが正念場。アラサーで好奇心を保ち続けられるかどうかが、今後の人生の好奇心の存亡を決めます。好奇心にフタをし続けるといずれ好奇心はなくなる。

無料に飛び付いてはいけません。無料なコンテンツだけを摂取しようとすると、いずれ好奇心はなくなります。
気になった映画を劇場まで見にいく、有料でレンタルする。気になった本はとにかく買ってみる。その代金の中に、「好奇心をメンテナンスする費用」も含まれてると思いましょう。
この記事のまとめ
- 放っておくと好奇心は薄まるので、維持する努力が不可欠
- 無料であるものに固執せず、気になったモノはお金を払って試してみる
- 好奇心を失くして生きてる人の話は、似通っていてつまらない
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
刺激と好奇心が僕の原動力になってる
これまでの人生を振り返ってみて、改めて僕を突き動かす原動力は、刺激と好奇心だったと思うですね。
いまだに映画を年に100〜150本観るのも、本を月に5〜10冊読むのも、とにかくインプットを続けているのは好奇心があったから。

誰しも同じで、自分の好奇心をモチベーションにしてるのかと思ってましたが、どうやらそうでもないらしい。意外とそんなことはないらしい。
僕はちょっとサイコパス気質がある。そしてサイコパスは刺激を求め、好奇心を満たすことに執着があるらしい。結局のところ、僕みたいなタイプの方がレアっぽい。
周りの友人を見ていても、みんな年齢を重ねるごとに、好奇心が薄れていってる。ほぼ例外はない。
あんなに好きだと言っていたMr.Childrenの新曲をチェックしなくなってた友人。映画が好きでずっと映画の話をしていたのに、数年ぶりに会った時に「最近映画は観てなくて」と言ってた別の友人。
とどまることを知らない時間の中で、好奇心は徐々に停滞していく。今あなたの中にある好奇心も数年後にはどうなってるか分からない。まじでTomorrow never knows。
ひとつの大きな関門が、アラサー。仕事の責任も増えてくる。人との付き合いに時間を割くようになる。
結婚して家庭を築く。人によっては、2人も3人も子供がいる場合もある。放っておくと、好奇心は薄れるばかり。

大人になって痛感する。昔は意識しないでも、何かを好きでいられたし、興味を持てた。だけどアラサーは無理。好きでい続けるための努力をしないといけません。
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好奇心を満たそう!
僕らの好奇心はDNAに組み込まれている。過去記事でも書きましたが、僕らの脳は生物学的に見て、1〜2万年前とさほど変わってないらしい。
生物が進化しようとすると、もっと長い時間が必要なんです。1〜2万年前の狩猟生活用に作られた脳みそで、現代の情報過多な社会を生きてる。それが僕ら。
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僕らの先祖は狩猟採集を行い、農作物を育て、山から食べ物を取ってきて生きていました。ここで活躍するのが好奇心。
とある木に果物が実っているのを発見し、持ち帰ります。しかし満足してしまうと危険。
その木の周辺に危険な動物がいるかもしれないし、自然災害などで木が朽ちることもあるかもしれません。その木だけに依存すると、どこかで困ってしまう場面がくる。
ここで好奇心の出番です。好奇心を働かせて、他にも果物が生えている木を探す。その過程で魚が多く生息する川などを見つけたりして、より安心して生活できるようになる。
本能に従い性欲に負けて、突飛な違反を犯す人もいる。噂話をするのも、僕らの本能に組み込まれてるらしい。
どうでもいいことだけDNAの影響に負けて、好奇心みたいな重要なものに関してはDNAを押しのけてる。マジで世の中は理不尽。


好奇心を維持するために、身銭を切れ!
無料を意識しすぎない

そこのあなた。気持ちは分かります。しかし方法がないわけではない。

早い話が興味があるものには、お金を払いましょうってこと。「無料じゃないと嫌です」という価値観、さよなら。脱却すべし。
分かってます。無料、タダ、フリー、めちゃくちゃ好きですよね。僕もです。無料で楽しめるモノも多いのに、なにをお金を払うことがあるのか。そう思って当然。
『ワイアード』誌編集長のクリス・アンダーソンの著作「フリー<無料>からお金を生みだす新戦略」にも、このことが書かれていました。
フリーが主流になった時代には、「デジタルデータ=無料」という価値観が根付いてしまった。その結果として、ユーザーはコンテンツに金を払おうとしなくなってるんです。
この本は2009年。まだ今ほどYouTubeもNetflixも流行っていない時期。その当時でこれ。今なんかもっとすごい、エグい。
無料か、有料か、じゃない。無料か、無料じゃないか、で考えてしまってる。安価であろうが、お金を払うことに、僕らは抵抗感を非常に感じる。
人に映画を勧めても、Netflixにあるか、プライムビデオで無料で観れるかを確認される。プライムビデオで有料レンタルだったら、まず観てくれない。
居酒屋で700円する小皿は平気で追加注文するのに、興味がある映画を299円払ってレンタルできない。無料の魔力はかくもパワフル。
好奇心の維持費だと思って金を払おう
気になったものが、たまたま無料でした。これは構いません。存分に楽しみましょう。
問題は興味が湧いたものが有料だった場合。本屋で気になった本、映画館でかかっている映画や有料レンタルしかない作品。

気になったものには積極的に身銭を切るべき。もちろんあまりに高額なものは買ってはいけませんが、2,000〜3,000円以下であれば、思い切って払ってしまっていいと思います。
僕も書店で気になった本はなるべく買うようにしていますし、興味が湧いたCDも買っています。映画だってそう。
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ここで重要なのが、「お金を払って損したな、無料のコンテンツで我慢しておけば良いのに」って片付けてはいけないこと。
僕らが払うお金には、そのモノの料金に加えて、「好奇心維持費」が含まれています。家でも車でも維持費はかかりますよね。好奇心にも維持費がかるんですわ。
大人になって、好奇心を保つのは難しい。だから気になったモノは、なるべく早く試して、好奇心を育て続ける。そのための費用なんです。


好奇心の先にあるものとは
クイズを出される。むっちゃその答えが気になる。
推理小説を読む、犯人が気になる。なんとしても最後まで読んで、犯人、トリック、その動機が知りたい。
好奇心が湧き起こった時の人のパワーは目を見張るものがあります。好奇心は僕らを突き動かすエネルギーなんです。

好奇心がない人生なんて味気ない。なんなら好奇心を失って生きているのは、惰性だとすら思う。
これまでの経験で得た偏見なんですが、好奇心がない人はつまらない。みんな同じ話しかしないから。
意識しないで自然にインプットできる流行り物の話題しかない。本当に好きで熱く語れるモノがない。好奇心がない人にオリジナリティなんてない。
好奇心を満たそうとする先にしか、面白い人生はない。充実感もない。自分の人生を楽しくする、そのためのカギは好奇心が握ってる。

まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 放っておくと好奇心は薄まるので、維持する努力が不可欠
- 無料であるものに固執せず、気になったモノはお金を払って試してみる
- 好奇心を失くして生きてる人の話は、似通っていてつまらない
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
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