結論から言いますと、先日YouTubeを始めました。「案ずるより産むが易し」とはよく言ったもの。やってみるとすぐにできたんだな、これが。
僕が作ったのは音声のみのコンテンツだったので、差は多少あるかもしれませんが、それでも1時間。長年興味のあったYouTuberに、たった1時間でなることができました。
・何か新しいことにチャレンジしてみたい
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、
YouTuberになるのに必要なステップはおそらくこの3つ。
- アカウントを作る
- 機材を買って、コンテンツを作る
パソコンやiPhoneで十分、僕はマイクだけ追加で買いました - 動画を編集する
無料で高クオリティの動画編集ツールはあります
僕はマイクで自由気ままに話して録音。画像だけ付けて、YouTubeにアップロード。これでおしまい。晴れて僕はもうYouTuber。
YouTubeで一攫千金できたらいいですが、そこを目標にするとどこかで挫折しそう。僕の目標は、
ブログで稼げていないけど、4年半続けたおかげでライティングスキルはメキメキ伸びた。このスキルはプライスレス。
芸人がパーソナリティをしているオールナイトニッポンなど聴くのが好きで、トーク力に憧れがありました。稼げなくてもいいから、あの軽快なべしゃりのスキルが欲しい。
だったら鍛えるしかない。とにかく場数だ。そうだ、YouTuberになれば、トーク力を鍛える訓練になる。こんな安易な発想。
この記事のまとめ
- 「自分には才能があるかも」と思って、興味のあることを先延ばしするな
- 動画編集やトーク力の向上を目的に、YouTubeは手段として使うべき
- モチベーション維持には肩書きを使う、僕はYouTubeに動画を投稿する人ではなく、YouTuberである
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
人生は案ずるより産むが易し
物事は、実際に行ってみると、事前に心配していたほど難しくはない。これを「案ずるより産むが易し」と表現する。
ブログを4年半書き続けて、収益こそ今ひとつなものの、得たものは大きい。とにかく文章力がメキメキ伸びた。かなり手前味噌やけど。
ブログを開設して120万文字も書いた。文庫本は1冊で10万文字らしい。つまり年間3冊文庫本を出している、実はかなりハードコアなライターなのだ、僕は。
1時間あれば2,000〜3,000文字は書けるようになった。なにかお題をもらえれば、どんなテーマでも、2,000字くらいのコラムは書ける自信がついた。
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ブログを書いたら、文章力が伸びた。文章力が低くても、毎日書けば自然に伸びる。
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継続は力なり。ここでミソなのが、力である。金ではない。ブログを続けて、金にはならなかったが、確実に力にはなった。うーん、手前ミソ。
最近こう思う機会が増えた。ライティングスキルにある程度自信がついたり、ラジオを聴くのが好きだったり、おそらく要因はいくつかある。
ただ恥ずかしながら、今までなにもしてこなかったんですわな。「夢は夢のままで」という、まさに福山雅治の桜坂状態。
僕らは何かをするのに、二の足を踏んでしまう。どこかで躊躇してしまう。興味があることならなおさら。
これってちょっと不思議。興味がないことの方が、さっさと片付けてしまえたりする。興味のあることの方がトライできないなんてことも多い。
「限りある時間の使い方」という本に書いてあるように、人生はたった4,000週間しかない。先延ばししていると、機会を逃してしまう。
僕らが先延ばしをする理由は、期待が大きいから。「めちゃくちゃ興味あるから、絶対に成功したい」と意気込みすぎて、行動できない。
悪い意味で完璧主義が発動してる。自分でやることを選択して、失敗するのが怖い。やってないうちは「もしかしたら自分は天才かも」って幻想を抱ける。
ただ僕の経験から、本当に興味のあることは、さっさと着手して早い段階で幻想を捨てるべきだと思ってる。数年後に人並み以上にレベルアップしてればそれでいいだけ。
YouTuberになるためにしたこと
僕がYouTuberになるためにしたことは、たった3つだけ。
- アカウントを作る
- 機材を買って、コンテンツを作る
パソコンやiPhoneで十分、僕はマイクだけ追加で買いました - 動画を編集する
無料で高クオリティの動画編集ツールはあります
アカウントを作るなんて一瞬でできる。というかもう持ってる人もいるかも。
機材も正直わざわざ買わなくても大丈夫。やってみて気持ちが乗ってきたり、収益が見込めそうなら、その時に投資すれば良い。
最初からGoProとか、高価な編集ソフトとか、ライトとかカメラとか買う必要はない。パソコンかiPhoneがあれば最低限は問題なし、欲を言えば動画編集はパソコンの方が望ましい。
ただ僕はマイクだけ購入した。ラジオパーソナリティがマイクに向かって語りかけてる姿に憧れていたから。トークを生業にしてますって雰囲気がかっこいい。
あとは僕がずっと聴いている日本語ラップの影響も大きかった。ラップにおいて、マイクは神聖なものなのだ。
マイク、マイクロフォン、M.I.C、鉄の棒など、とにかくラップの歌詞でも、マイクは多様な言葉で表現されている。
動画編集ソフトは「power director 365」というものがおすすめ。課金したらグレードアップ版が使えるけど、最初は無料版でも十分。
結局のところ、こだわりがなくてYouTubeのアカウントがすでにあれば、「power director 365」をダウンロードするだけ。やるべきステップは意外と少ない。
トーク力を向上させるためにYouTubeを使う
ブログを始めた目的は、お金を稼ぐことでした。僕の会社は人間関係が最悪でブラック気味、社会人2年目に仲の良い同期がメンタルをやられて休職。
「自分一人でも稼げるようになっておいた方がいいかも」と思い、このブログを開設。しかし思いとは裏腹に、全然稼げていない日々。
しかし続けているうちに、思わぬ副産物を得ることになります。単純にブログを書いていて楽しいという充実感。そしてライティングスキルや、論理的思考力。
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ブログをする中で学んだのが、お金を目標にすると継続は難しくなる。理想と現実のギャップは大きいし、このギャップはなかなか埋まらないから。
YouTubeは目的でなく、手段である。そりゃ収益化できたら良いけど、まだかなり先の話になるはず。
僕が今勤めている会社は、転職で入った会社。知らない人はいないんじゃないかってレベルの大企業。
ビジネス文書ではなく、ふざけた文章においては、僕の文章力はそんな社内でも一番。出世コースをひた走る東大卒の先輩にも「どうやってそんな文章力を身に付けたの?」って本気で質問されたこともある。
売れないブロガーでも、毎日2,000〜3,000字を、何年も書き続けたら、そりゃそうなる。
前職の会社の新入社員研修で、吉本新喜劇を実際に体験するというものがありました。吉本の芸人の人たちが来てくれて、一緒にグループワークをするというもの。
その芸人の人たちは、全然知らない人ばかり。いわゆる売れている人では全くない。しかし、マジで、めちゃくちゃ面白かった。
ワードチョイスや、会話の返しなど、素人とは比べ物にならない。芸人で売れていなくても、一般人に混ざると、完全にオーバーキルできるレベル。
結局その道でトップになれなくても、他の分野ではぶっちぎりの一番ってことは往々にしてありえるわけです。
というのが僕の目的。その手段として、訓練メニューとして、YouTubeを利用する。何年か続ければ、圧倒的にべしゃりの能力が伸びてるはず。
モチベーションには肩書きを使え!
年間に5,000本の論文を読んでいる「日本一の文献オタク」である鈴木祐さの著書「ヤバい集中力」。
この本の中に、一瞬でモチベーションを高める方法が載っています。
非常にシンプル。しかし組織心理学の中で考案された、きちんとした技法なのです。
アメリカの病院を対象にしたある研究では、仕事へのやる気が欠けていた清掃スタッフへ、「清掃の仕事は治療のプロセスのひとつ、あなたたちは「病院のアンバサダー」です」と伝えました。
新たな「肩書き」は僕らのマインドを変え、さらには取り組み姿勢までも変える。その結果、集中力も向上するとのこと。
- 次回は投票に行きなさい
- 次回の選挙では、投票者になりなさい
言ってることは同じだけど、後者の方が胸に響く感じはする。
何が言いたいかというと、僕はYouTuberになったのだ。YouTubeに動画を投稿する人ではない、YouTuberなのだ。「肩書き」がひとつ増えた、人生のモチベーションが増した。
もしあなたが気になってるなら、YouTubeでもなんでも、とにかく始めてみるべき。一流でなくても構いません。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 「自分には才能があるかも」と思って、興味のあることを先延ばしするな
- 動画編集やトーク力の向上を目的に、YouTubeは手段として使うべき
- モチベーション維持には肩書きを使う、僕はYouTubeに動画を投稿する人ではなく、YouTuberである
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!