どうせお金を使うなら、賢く使いたい。しかしお金の使い方の正解って意外と分からないんですよね。
ホリエモンなんかは「貯金せず、あり金は全部使え」とか言ってるし。

・もっとお金を貯めたい
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

心がけることはシンプル。
- 本当に良いモノを買って、長く使う
- 日用品はまとめ買いをする
- 買い物にはクーポンを使う
- 事前に買い物リストを作る
- 何でも自分でやろうとせず、時にプロに頼む
実はこれ、実際にアメリカの100万ドル以上の資産を持つ金持ちを対象に聞いたものなんです。
本当の金持ちって意外に質素。なんならちょっとケチかも。
- 安く買う努力をする
- 長い目で見て、安上がりになるモノを買う
この二つが金持ちに共通する要素。意外と庶民的。

どうやったら資産を形成できるのか
あなたは、あなたの人生の、CFO(最高財務責任者)

これは現代人に共通する悩み。物価も上がってる。税金も上がってる。音を上げてる。
色々な方法はありますが、大枠で考えると二つ。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
当たり前すぎて、きっと反論もないでしょう。
収入を上げるのは意外と大変。まずは支出を減らす方向で考えたい。
月の収入を1万円増やすよりも、月の支出を1万円減らす方がハードルが低い。
なんなら手取りで1万円増やそうと思うと、額面では12,000〜13,000円くらい増やさないといけないし。

お金をいかにムダなく、かつ賢く有効に使うか。ここにかかっています。
あなたは、あなたの財布を握っている唯一の財務大臣です。CFO(最高財務責任者)です。
社会人になったら、お金の感覚が麻痺する
実際に周りを見ていると、お金の使い方が下手な人は多い。
月にいくら使ったかも把握していない。ちなみに僕は社会人になってから、使ったお金は全てメモしてる。どやさ。
「感応度逓減性」なる言葉があります。
利益または損失の絶対値が大きくなるにつれ、変化への感覚が鈍くなるという心理を指してたもの。
たとえば、同じ1万円の損失するにしても、10万円→9万円になる方が、1000万円→999万円になるよりも苦痛を大きく感じるという感じ。
500万円する結婚式。参加者に振る舞う日本酒の枡に「寿」という字を入れてもらうのに、オプションで+1万円。
普通に考えたら字を入れるだけで1万円はべらぼうに高いけど、意外とみんなOKしてしまう。あのバイブスのやつ。
旅行の際のオプションなんかもそう。意識しないと、お金をついつい買ってしまう。
ちなみに僕は今このブログを、昨年買ったMacBook Airで書いています。
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昨年末に5年ぶりくらいにiPhoneを買い替えました。
どちらも店舗で購入したのですが、店員さんに買った際に聞かれました。
「Apple製品専用の保険があるんですが・・・」、食い気味にこう答えました。

MacBook Air、iPhone、どちらも10万円以上。それに比べると保険は安い値段でしたが、首を縦には振らず。
何が言いたいかというと、


ミリオネアはどんな人種なのか?
お金持ちのイメージはアテにならない
賢いお金の使い方を学ぶ。最も手っ取り早いのが、お金持ちの真似をすること。
ちなみに純資産が100万ドルを超える世帯は、アメリカ全体の5%しかいないんだって。トキワの森のピカチュウくらいのレアさ。

なんたってアメリカのセレブ。さぞかしスケールが違うに違いない。
ちなみに僕の中で、「アメリカの金持ち」って聞いて、パッと出てくるのはラッパーのドクター・ドレー(Dr. Dre)。
2010年代で最も稼いだアーティストで、なんと10年間の収入は950億円。
なんと毎日新しいスニーカーを履いているのだそう。一回履いたら、ポイ。
僕もスニーカー好きなこともあり、ミリオネアといえばドクター・ドレー。
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しかしこれはちょっと極端な例らしい。
最近読んだ「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」という本で知りました。
タイトルの通りの本です。アメリカの億万長者にヒアリングを行い、金持ちの特徴をまとめたというもの。

というのが率直な感想。さすがにドレーは極端なのね。ミリオネアというより、ビリオネアやもんな。
ミリオネアの特徴まとめ
キャデラックよりプリウス。ラスベガスで豪遊するより、ロッキー山脈で家族とキャンプ。
ミシュランの三ツ星レストランより友人達と楽しむ近所のおしゃれなビストロ。ミリオネアの感覚は、僕らとそんなに変わらない。
ちなみにミリオネアの特徴はこんな感じ。
ミリオネアの特徴とは?
- 92%は既婚、そのうち95%に子供がいる
- 結婚すると離婚する確率は低く、長く添い遂げる
- 資産や所得があっても、4.1万ドル以上の車、4,500ドル以上の婚約指輪を買ったことがない
- 美容院は24ドル、家は34万ドル、車は3.1万ドル、婚約指輪は1,500ドル以下で済ます
- 97%が持ち家に住んでいて、ほとんどが中古の家を購入している
- 3人に1人は企業のオーナーor自営業者or起業家、6人に1人は企業の経営幹部、5人に一人は弁護士or医者


ちなみに、「人生で1番良いものは全て金がかからない、かかかったとしても大した額ではない」と言っている人もいる。
本当の金持ちが言うと、重みが違う。
モテモテのイケメンが「女の子に好かれてもめんどいだけだぜ」って言う感じの余裕がある。
子供のスポーツ大会を見に行ったり、博物館巡りや、親友とトランプをするのはお金がかからない。
高級ホテルに泊まったり、カジノで遊ぶことに比べたら格段に安上がりってことらしい。
普通。FUTU。金持ちは思っているよりも、エキセントリックなお金の使い方してなさそう。
ミリオネアのお金の使い方とは
ミリオネアがやっていることは意外とケチ
実は僕らとそこまで金銭感覚が違わないっぽいミリオネア。急に親しみが湧いてくる。
シャンパンの風呂に入ってるとか、高級車を何台も持ってるとか、夜な夜な高級クラブを貸し切ってパーティとかしてるんかと思ってたわ。
そんなミリオネアのお金の使い道を、ぎゅっとまとめてみました。
- 本当に良いモノを買って、長く使う
- 日用品はまとめ買いをする
- 買い物にはクーポンを使う
- 買い物する前に買い物リストを作る
- 何でも自分でやろうとせず、時にプロに頼む

安く買える努力をする
ミリオネアは衝動買いをしない
大人が一生の間に使う生活費を、現在のドルで計算すると、40万〜60万ドル。
このうち5%だけ、つまり2万〜3万ドルを節約し、その金額をトップランクの株式投資信託に投資する。
過去数年間の利益率からすると、一生の間に50万ドル以上の収益が得られるらしい。驚き。
大半の億万長者の傾向として、とにかく未来を考える。今日より明日なんじゃ。
将来まで視野に入れ、節約をし続ける。その節約を一生続けると、どれだけ得をするのかを考えてる。
アメリカでは食料店で買い物する人の3分の2以上が、衝動買いをしているのだそうです。
買い物リストも作らず、これといって買いたいものなく、スーパーマーケットに出かける。これがお金持ちになれない人。
かたや金持ちは事前に買い物リストを作り、衝動買いを防ぐ。そしてスーパーで使う時間を最低限にする。
ミリオネアはクーポンもゴリゴリ使う
驚くことにクーポンも、ゴリゴリに使う。ちゃんとクーポンを保管して整理すらしている。

きちんと計画を立てて考えをまとめておく、これは経済的成功に非常に重要。実際に一代で富を築いたミリオネアの大半はそう答えているらしい。


とにかくお金は節約できるなら節約する。これが鉄則。億万長者でもしてるんだから、僕らがしなくてもいい理由はない。
クーポンを使えば、安く買える。こんなん当たり前すぎて、書くほどのことでもない。しかし重要なのはそこじゃない。
例えば社会人になって収入が増えたから、ボーナスが出たからといって、割引で買う努力を怠ってはいけないってこと。


コンビニは割高だからってことで、全く利用しない僕を肯定してくれたようで涙が出る。
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長い目で見て、安上がりになるモノを買う
ミリオネアは長期的な目線で考える
そして金持ちはとにかく長期的に考える。ここが僕らと違う。
例えば新しい給湯器を買ったとします。

プロの配管工に頼むと150ドルかかるとします。
どうでもいいですが、配管工と聞くと、ついマリオが思い浮かぶ。

結論からいうと、後者です。ミリオネアはプロの配管工に150ドル払って依頼します。
自分で無理矢理に、給湯器を取り付けて「150ドル浮いた!」と喜んじゃうのが普通の人。しかしこれは錯覚。
配管工の請求額150ドルには、「給湯器が効率よく働く」という保証も含まれています。
素人の僕らが設置しても、結局うまく動かない可能性も高い。途中で故障するかも。長い目で見ると、お金のロスが多いんですね。
最初のコストで150ドル払って、プロに取り付けてもらった方が、その後の運転コストを節約できる。給湯器は長持ちするし効率よく稼働してくれます。
「倹約=自分ですること」とは限らない
「倹約=自分でやること」にあらず。初期費用に惑わされず、長い目で見て得になる方を選ぶ。
これは買い物でもそう。億万長者の多くは高価な靴を買い、底を何度も張り替えて長く使います。
実際に億万長者の70%は靴底の張り替えをしていました。
高級な革靴を買い、10年間愛用。その間に靴底の張り替えを2回したとします。
しかし安い靴を買って、すぐに履きつぶしてしまう。こちらの方が、一回あたりの使用する値段は高い。
どちらのケースからも言えること。ミリオネアはとにかく初期費用を気にせず、5年後・10年後にどちらが得をするかと考える。


お金の主人であれ!
自分の収入の範囲内で生活せよ
最後に重要なのは、

ちょっと収入が増えても、背伸びをしてはいけません。身の丈を越えても、悪いことしかない。
例えば事業が軌道に乗った、株のトレードに成功した。そんな短期的に大きな収益を上げた人がいるとします。
見栄を張って、高級住宅街に家を買う。しかしその後に収益が落ち込み、その家を手放すことになるかもしれません。
もし破産してしまうと、大幅に値下げしたその家を売りに出すことになります。
成金はミリオネアに利用される
ここで問題。

答えは、本当のお金持ち。
ミリオネアが、目先のお金に惑わされず、タイミングを待っている。お買い得なタイミングで買うのです。
一発当てただけの成金が、賢くお金を使わずに、身の丈を越えた買い物をする。
維持できずに、格安で手放す。それをミリオネアが買う。長期的に得を考えるミリオネアに、踏み台にされる。

僕らはお金に使われてはいけない。お金の主人であるべき。
お金は可能性の種。同じモノを買うなら、出す種はできる限り少なく。長期的に見て花が咲き誇るようにお金を使いましょう。

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まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- アメリカのミリオネアは、意外と庶民的な感覚で生きてる
- ミリオネアはきちんと計画を立て、買い時を見極める
- 身の丈を越えたお金の使い方は、ミリオネアに踏み台にされる
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!