2025年が始まった。一年というのも、結局は日々の積み重ね。とにかく実りのあり、経済的に潤った日々を過ごしたい。
今月のお金の収支
使ったお金まとめ
家賃 | 53,880円 |
電気 | 11,000円 |
水道代 | 2,500円 |
通信費(スマホ) | 3,281円 |
通信費(Wi-Fi) | 5,368円 |
Netflix | 1,490円 |
ブログサーバー代 | 1,100円 |
キックボクシングジム | 7,910円 |
合計 | 84,029円 |
食費 | 42,893円 |
本代 | 13,475円 |
その他 | 25,441円 |
合計 | 81,919円 |
資産推移

証券口座 | 32,620,114円(+11,079,686円:+51.43%) |
銀行口座 | 923,068円 |
合計 | 33,543,182円 |
年始早々に、100万円くらいを、NISAに突っ込む。今年は早いうちに枠を埋めるという攻めの姿勢を守りたい。
良かった&悪かった、お金の使い方
良いお金の使い方はある程度、正解が出ている。見栄のための散財はダメ。
スキルを高める、時間を生み出す、健康につながる、趣味を充実させる、人間関係にプラスに働く。ここら辺の使い方が大事。
年末年始は人に会う機会はぼちぼちあった。ただ新年会はやってない。職場の新年会は、適当な理由をつけて参加せず。その時間も手を抜いたような残業をして、メイクマネーをする。
本は引き続き購入し、読み続けている。もう読書くらいしか、僕はお金を使えるところがないのかもしれない。
買って良かったものは、まずはユニクロのボディーウォーマー。平たくいえば腹巻き。横文字にするとなんでもカッコいい。
そういえば中学校の時の先輩で、「クリスマスプレゼントに腹巻きもらってん!」と自慢げに部室で威張ってる人がいた。20年越しに買うことになるとは。しかも自腹、腹巻きだけに。
上着じゃなくて、アウター。ジーパンじゃなくて、デニム。読モじゃなくて、インフルエンサー。まぁ読モもカッコいいと思うけど、僕はそういう世代。
そしてキックボクシング用のインナーグローブを購入。スポタカとかムラスポとか、そういうお店には意外とない。
なんやねん。格闘技って取り扱いそんな感じなん。寂しい。ということで、専門店を検索し訪れることに。
うーん、カッコいい。始めてから5ヶ月くらい経つけど、いまだに軍手でやっている。なんとなくダサい気もしていた。オープンフィンガーのインナーグローブだ。
やべぇ、堀口恭司な気分がする。俺も、史上最強のmade in japan。
そして注意書きが意外とハード。洗濯機がダメ。乾燥機もダメ。どうすんねん。融合したドラム式洗濯機ぞ!?
まぁ関係ないか。こういうのは消耗品だ。ガンガン使おう。1,400円くらいだったし。
前から思っていたけど、ドラムをやってみたい。まずはドラムパッドを買おうか。でもギターでも挫折したしな。悩む。
そして今月面白かったのが、実家に帰った際に読んだ昔のこち亀。
年配層が現金派なのが、よく分かる一枚。初めて読んだ中学校当時はピンともこなかったけど、今見るとびっくり仰天なコマである。
年利5.75%、信じられない。良質なインデックスファンドでも平均したら、運用利益は4%。
日本経済の縮小もそうだし、金融界における大幅なゲームチェンジを感じる。
物価も上がらないし、銀行の利子もこれだけ高いのなら、そりゃ現金派は存在するよなって納得できた。
今月に観た映画まとめ

- 蛇の道
黒澤清のセルフリメイク、元は見たいことないけど。 説明の足りなさ、同じような場面が続くなど、欠点もある。最後のオチも「え、なんで?」ってなる。でも柴咲コウのファムファタルっぷりは最近見た中では一番。表情がずっと変わらないのも、怖くて良い。浮世離れした話にも妙な説得感が出る。自転車を漕ぐシーンで、「オレンジデイズ思い出すぅぅぅ」ってなった。 - ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
宇多丸の年間一位作品。アレクサンダー・ペイン大好き。ブレックファストクラブ×今を生きる。欠点と欠損を抱えた登場人物が集まり、補完しあう話。ベタっちゃベタだけど、この手のジャンルでは一番好きかも。クリスマスから年始にかけての話で、まさに今見て良かった。一緒に悪いこともするプチ共犯関係になるのも好きで、雪降る駐車場でチェリーのファイヤーデザートをしたシーンが最高。イベントが起こって、登場人物の性格や物の見方が交差するって基本に忠実な傑作。 - 夜明けのすべて
瀬尾まいこ原作、非常にそんな感じがする。淡々としてるけど、人間ドラマの傑作。PMSの主人公とパニック障害の同僚。フード描写をはじめ、作業着などの小物使いで、キャラクターを表している。説明くさいセリフもないのに、過不足なく伝わってくる。じっくり腰を据えて観たい作品。 - 落下の解剖学
真実を追求したり、どんでん返しを期待するのは間違い。カラマーゾフの兄弟が、犯人を当てる推理ゲームじゃないのと同じ。落下事件を軸に、登場人物の人間関係を味わう作品。特に録音されていた、リアルにも程がある夫婦喧嘩シーンが白眉。めっちゃ好き。成功した妻と、抑圧された旦那。性別を入れ替えると、こうも印象が変わるのかと面白い。 - スピリットウォーカー
韓国で大ヒットした映画なんだけど、個人的にはそこまでハマらず。アクションシーンは迫力あるし、設定そのものも斬新。ただ設定説明に時間がかかった感や、その設定を主人公が上手く使いこなすのがかなり終盤。頑張ったら「メメント」みたいな、もう一回見返したいって作品になったと思う。 - オッペンハイマー
もっと早くみておけば良かった、映画としてのクオリティが高い。長いけど報われるくらいの満足感。原爆の父、冷血漢の極悪人かと思ってたけど、イメージが変わった。原爆の実験シーン、音、映像、全て含めて近年の中ではベスト映画体験かも。物理の話は素人にも分かりやすくエッセンスは伝わったし、意外と政治劇な部分もあり、そこも楽しめた。 - 茶飲友達
めちゃくちゃ好き。老後の性欲は、どこかグロいけど、爽やかで嫌味がない。年をとると、なお人との関係を欲するのだと分かる。高齢者には基本親切だけど、実の母とは仲の悪い主人公という設定も良い。ケイパージャンルの、栄華を極めて堕ちるという展開もさすが。犯罪モノとしても面白い、人情ドラマとしても楽しめる、そして今から老後の生活の孤独を味わえる。 - アメリカンフィクション
めっちゃ好き。そして身につまされる。人種など人をステレオタイプで判断して、その枠にはまっていることを望んでしまう。笑えるようで笑えない。文字通り、ブラックなユーモアに満ちた作品。キャラクターもイキイキしてるし、「売れ線になったバンドってダセェ」って思ってた10代の気持ちも思い出したりしてた。 - マー サイコパス狂気の地下室
なんとも中途半端。話に展開が出てくるまでが長い。かつしょぼい、フリの長さとオチが合っていない。でも高校生のキャラクターの位置付けとかは丁寧で好き。悪役のクレイジー感が足りないし、親近感もちょっと持ちづらい。こういうジャンルムービーは振り切ってナンボだろって思う。でも思春期こじらせて、子供の年齢の子達の間で、ボスを気取る、その痛さは愛せる。 - MAD MAX フュリオサ
デスロードは人生ベスト。だがそこを越えるとかはさておき、別物としてめちゃくちゃ面白い。会話で伺える部分、アクションで分かる部分、派手な映画だけど、人間関係は繊細に作られている。フュリオサのタフさとか、とにかく故郷に帰るという思いが、映画をドライブさせてる。ラスボスも魅力的で、イモータンジョーよりも、非合理的だし、人間臭い。息子の形見のくまちゃんもアイテムとしてうまく機能している。このフュリオサなりの復讐が、前作に繋がり、イモータンジョーを倒し、故郷に帰ったんだと思うと、たまらない。大好きだったマッドマックスの世界を広げてくれた作品。 - ブラックベリー
最高、めっちゃ好き。実際にあった企業の話で、技術オタク×ビジネス×騙し合い。自分が高校生の頃の時間軸。キャラクターも最高。ブラックベリーの名前の由来のシーンも好き。そして社長ジムの成長からの闇落ちも見応えあり。人にNOと言えず謝ってばかりだったのに、周りを率いて行けるようになり、最後はよくないハッタリをかますようになり破滅。最初と最後の、中国製に対してのこだわりも状況変化を表していて非常に良いし、ホワイトノイズを頭とオチに使ったのも秀逸。iPhoneが生まれることは知っているので、滅亡のカウントダウンはずっと始まってる。最盛期は45%のシェア、でも今は0%、このエンディングが悲しい。
今月に読んだ本まとめ
読んだ本リスト

- 月の立つ林で(青山美智子)
タイトルから漂うB'z感。木曜日はココアをよりもこちらの方が好き、オムニバス形式で話が進む。地に足がついた葛藤で、温かなエンドが心地良い。月を扱ったPodcastのリスナーというのが共通点なのも面白い。ただダウナーの気分の時に読みたかった。この作者の書くイジワルな作品も読んでみたい。 - みどりいせき(太田ステファニー歓人)
映画「kids」を彷彿とさせる。読みづらいが、徐々にクセになってくる。HIPHOPやストリート文化を煮詰めてできたような作品。高校生がひたすらハスリングする作品。内容自体はシンプルだけど、会話調や口語での言葉を文学に落とし込んでいる。専門用語に解説もなく、ストリートの隠語と、ビートルズやZORNのサンプリング、サピエンス全史などの教養が並列に記載される。完全なる同世代、刺さる人には刺さる。 - 漫才過剰考察(高比良くるま)
漫才界の奇才の漫才考察本。前人未到のM-1、2連覇を見て、すぐに購入。口語で文章としては読みづらい部分はあるものの、エッセンスが詰まってる。ネタ順、会場の設備などから、M-1の選手層の変化など、事細かくまさに分析している。巻末の粗品との対談もまた読み返したい。自分の小説作りなどにも活かせるかもしれない。映画評などもそうだけど、コンテンツの底にあるロジックを考察する本は、どの分野でも飽きることがない。 - プルートゥ(浦沢直樹)
昔に読んだけど、実家に帰って再読。二度目の方が面白い。浦沢直樹の全盛期。 - 苦役列車(西村賢太)
すでに逝去されている著者の芥川賞を受賞した私小説。めちゃくちゃ好き。クズというのか、自堕落というのか、労働意欲のない若者を見ると感情移入してしまう。人間関係も苦手で、性格も褒められたものでもない、だけどついつい生き様を追ってしまう。日当が5,500円、酒と肴代2,200円、立ち食いそば170円、Hなお楽しみ代に1,000円貯金、など金額が事細かく出てくるのも自分の好み。文学賞を取ったら、チヤホヤされるし、自分をフった女を見返せるみたいな、初期衝動もZORNなどのラッパーっぽくて、イルである。 - 迷彩色の男(安堂ホセ)
今までにない読書体験。現実世界なのに、夢の中にいる感じ。映画「ムーンライト」を思い出した。フェティッシュなまでに色の描写が多いのが好き。明確な起承転結があるわけでもないけど、書かずにはいられない作品だったんだろうなと伝わってくる。 - 一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書(山﨑圭一)
中田敦彦の世界史授業の教科書。固有名詞がとにかく多い、覚えきれない。しかしそれは避けられない問題なので、置いておいて、かなり初心向けに歩み寄ってくれている一冊。年号がないのも分かりやすいし、全体の流れも把握できる。「万里の長城を作るのに疲弊して王朝が亡くなる、次の王朝は万里の長城を上手く使って、長く栄えた」とかも面白い。歴史は結局、人と人とのつながりとか、感情でできあがってるんだなって学べる。繰り返し読みたい。 - ザイム真理教(森永卓郎)
難しい。金融にまつわるロジックは難解、自分がバカに思えてくる。しかしかなり面白い一冊。本当かどうかは自分で考えないといけないけど、金融施策に関する常識を打ち砕いてくれる一冊。日本の借金は多いが、2/3は資産となっている。消費税を引き下げることで、景気は戻るはず。などなど学びが多い。というかこれを受けて、自分も日本の法律制度に対する理解を深めないといけないと危機感を持った。 - AMEBIC(金原ひとみ)
読むドラッグって感じ。完全にラリってるし、起承転結があるんだかないんだかって感じ。だけど人って誰しもおかしくなる瞬間はある。酩酊した時の脳内を、具現化したような作品。まったく憧れないというか、「大丈夫か、こいつ?」ってなる主人公だけど、感情移入しちゃう。自分を曝け出しまくっているからなのか、自己開示は大事。ベストオブサイケデリックノベル。 - ポイント経済圏20年戦争(名古屋和希)
ノンフィクションもので最近の1番のヒット。ポイ活がなぜここまで大きくなったか、どういう思惑があったかが分かる。結局は絵を描いている人のヒューマンドラマで、めっちゃ人間臭い。あとポイントを普及させることが企業にとっていかに旨みがあるか分かった。やっぱり消費者は搾取されているのかも。 - Phantom(羽田圭介)
「俺のこと見て書いたんじゃね?」って錯覚するほど、俺の話。主人公は節約FIREガチ勢、俺やん。結婚式に誘われて、交通費も含めたトータル費用を、運用したらどれくらいなるねんって計算しちゃう、俺やん。キャラの対比もよく、主人公の彼氏は、オンラインサロン入る感じの意識高い系。しかし仕事は、単純作業なので、何に活きるのかもよく分からないあたりもツボ。最高のアンチエイジングは、今を楽しむことって、何となく読めた着地なんだけど、主人公の生活ぶりとか葛藤具合に親近感を抱いて仕方ない。絶対にどこかで読み返すと思う。 - 悪女について(有吉佐和子)
ここ最近読んだ中では一番好きかも。羅生門型というのか、桐島型というのか、主人公の富小路公子はずっと不在。27人のインタビューから炙り出されていく。先日観た「令嬢アンナの真実」にも近い。美人というわけではないけれど、とにかくセンスと品が良い。そこを武器に、世の中の男を利用しまくる。利用されていることに憤っている人もいるし、ずっと気づかないままの人もいる。図太い犯罪小説的な面白さもある。魔性の女とか、ファムファタルの中でも、トップクラスに魅力的で奥が深い。 - ツミデミック(一穂ミチ)
太宰賞を受賞した短編集。少し当たり外れはあるかもだけど、バッドエンディングな作品はめちゃくちゃ好み。短い話だけど、主人公のキャラクターがよく現れている。一番好きなのが、イケメンのウーバーイーツ店員を呼びたくて、めちゃくちゃ課金してしまう主婦の話。ガチャのソシャゲ感覚。金原ひとみの作品っぽい病みと闇を感じる。人がおかしくなって行く様とか、常軌を逸するシーンはどの作品も見応えある。 - アーモンド(ソン・ウォンピョン)
サクサク読めた。扁桃体の異常で感情がない少年の成長譚。理不尽だし、悲劇に見舞われながらも進む。当の本人は感情はなく、淡々としているが、恋に落ちたシーンが個人的には白眉。周囲の登場人物との関係性もよく練られていて、悪友ゴニの存在のおかげで、話がツイストしてる。遠くの悲劇は他人事で、近くの悲劇は怖くて近寄れないという、なんとなくの欺瞞を打ち砕くラストも最高。
みどりいせき
「みどりいせき」が個人的にはかなりのヒット。ストリートで生まれた作品。文学界の清流で育った作品では、読むことができない内容が詰まってる。
ハスリングをする。クサで決まる。ともすると意味不明な、仲間同士のバイブス満タンな会話。この空気感が良い。終始気だるい。
ウシジマくんっぽいなぁと思って読んでたら、実際にウシジマくんが護身用として持っていたタクティカルペンも登場した。
文体という点で見ると、あまりに飛び抜けたオリジナリティ。マネできない。無軌道で、捉えどころがないけど、噛み締めるとその奥に確かな風景や心情描写がある。
プルートゥ
鉄腕アトムの一エピソードである「地上最大のロボット」の敵キャラであるプルートゥのスピンオフ。
鉄腕アトムの元の作品を、検索した後に読んでみる。元々のストーリーはシンプルだけど、それを全8巻までに広げた。
浦沢直樹お得意の、心が触れ合う交流描写が満載。あっさり破壊されたロボットが、どんな生活を送っているのかが描かれ、奥行きが見える。
花沢健吾の「アイアムアヒーロー」の一巻のような、詳細な生活感が見える。
アトムは脇役となり、脇役だったキャラクターが主役。そしてキャラやストーリーはそのままに、サスペンスやミステリー要素の強い作品になってる。
世界広しといえども、スピンオフ作品の中では、トップクラスのクオリティかも。
Phantom
B’zのLove Phantom以来のPhantom案件。しかし、これが恐ろしい。自分にはドンズバな小説。
FIREすれば、人生の悩みが全て消し飛ぶ。そんな幻想を儚く打ち砕いてくれる恐るべき一冊。別記事でも引用した。
その主人公が無料の投資セミナーに参加し、資産額が1億円を越えている老人たちと話すってシーンがある。
その身なりがとにかく貧相で、低価格アパレルメーカーの服を着ていて、貧乏オーラが滲み出ている。ドキュメンタリーで見た、生活保護者の人たちと同じような服装をしていると気付く。ここのくだり、大好き。
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面白かった表現まとめ
- 桃瀬→ももぴ・モモセス、ラメ氏、はぐみ→グミ
小説「みどりいせき」の中に出てくるあだ名、ギャルのネーミングセンスはとても好き、こういうあだ名をつけあうコミュニティを築きたい - ングル
ナイジェリアの都市名 - ンジャメナ
チャドの都市名 - 嫌ひ
大正時代の表記 - 小田和正よりも、言葉にできない
- フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー
いつも名前の「=」の使い方が分からない - 男もする日記というものを、女もしてみむとするなり(紀貫之)
- 2025=45×45
シコシコってことで、雑誌がエロ特集をしていた。着眼点が素晴らしい、見習いたい。 - 顔の割に小さな胸
ミスチルのoverの歌詞、意外と酷いことを言ってる - 贅沢は必要性が終わったところから始まる
- 香水をつけない女に未来はない
- 自分のことを語ってはダメよ。黙って相手に分からせなくては。
- 屋根裏も宮殿も経験していて、どちらにも住める。今一番欲しいのは良いテーブルだけ
4つまとめて、ココ・シャネルの言葉。
面白かったエンタメ
- 春日大社に初詣
家族で春日大社へ、奈良県民にとっては切っても切れない行事 - エミリー、パリへ行く
オススメされて観た作品。軽く観れて面白い。パリの街並みが美しい、ファッションが素敵、とにかく華やか。主人公のエミリーが意外と賢く、抜け目ない。ピンチになった時に、そこまでにあった何気ないエピソードから着想を得て、解決案を出す様が小気味良い。人間ドラマなんだけど、よく考えると節操なく、かなりドロドロ。だけど画面が綺麗だし、むしろどこか爽やか。矢沢あいのマンガを読んでいる、そんな感覚。 - 世界史を勉強
大人になってからこそ社会である、思えば中学校の頃に、行ったこともない都道府県とかを暗記させるのはどだい無理があると思う - クレベルコイケvs鈴木千裕
名バウト。総合格闘技では、一見地味だけど、柔術が強い人が最強なのではと思ってしまう。関節技の一撃必殺感。ただ負けてしまったものの鈴木千裕のファンになった。イケイケで、一歩も引かないし、クレベル得意の柔術戦に果敢に立ち向かう。ビジュアルも相まって、バトル漫画の主人公感が溢れてる。こう言うのを見ると、自分も格闘技頑張らないとと思わされる。 - Fラン大就職チャンネル
一月後半にとにかく見まくった。ハンターハンターをはじめとした漫画ネタも面白い、なによりも、Fラン大生の、無軌道であり無気力な生態をイジり倒している。生活圏内にFラン大卒はいないものの、確かに中学校の同級生でこんな奴いたとか、塾講師のバイトの生徒なども思い出す。たまにこういうバカにした笑いは刺さってしまう。 - フジテレビの衰退
面白がるのも良くないんだけど、栄枯盛衰って感じ。ホリエモンが悪口言いまくっているのも面白い。中学生の時の買収事件から20年。20年越しの復讐劇、事実は小説よりも奇なり。 - 警視庁麻薬取締課 MOGURA
ラッパーの般若が主演。他にもラッパー多数。見ていて楽しい。ラップシーンはアガる。正直なところ話は平坦だし、目新しさはなし。しかしブルースリー映画にストーリー性を求めるようなもの。それは野暮である。
例年の通り春日大社に初詣。7時過ぎの予報が出ていた、日の出を自宅から近い高台から確認し、そのまま近鉄奈良駅へ。
奈良駅に着いた時点で、8時過ぎ。そこから奈良公園をずんずんと登り、春日大社へ。完全なるRTA。
毎年の恒例行事すぎて、味わうという感覚はもうない。ノルマ達成に向けて、我が家は動く。
鹿は可愛い。だけど信号待ちで撮ったこの一枚のみ。
寺のランクは、神宮・宮・大神宮・大社・神社・社の順らしい。大社は中の上って感じ。
奈良公園の麓の猿沢池。今年も美しい。
今月は結構格闘技に関しての動画を見た。堀口恭司と鈴木千裕の試合やドキュメンタリーがメイン。
史上最高のmade in Japanとか、天下無双の稲妻ボーイとか、こういう異名が中二心をくすぐってやまない。
総合格闘技の世界は奥が深い。ボクシングはまた置いておいて、それ以外の格闘技がたどり着く道なのかも。全ての道は、MMAに通ず。
初めて経験したこと
- 大阪心斎橋ルイヴィトンのアートギャラリー
- 紅白のB'z
イルミネーションを歌った後、サプライズで、LOVE PHANTOM、ULTRA SOULを歌う - 駅の地下街で日本酒を飲む
日本酒は飲んだ分と同量の水を飲む必要があるらしい、お米を削って作る、精米の残りが50%以下は大吟醸、テストでの赤点も大吟醸と表したい
高校生の時に、何度も繰り返し聴いたB'z。今回紅白には初出場。
「年末まで稼ぐ気はない」というスタンスでも有名だった。カッコ良すぎる。その10年後に、ちょっとの残業代ですら掠めとろうとしている、浅ましい人間になっているとは思わなかった。
朝ドラの主題歌をしたからなのか、まさかの登場。その主題歌を歌われるも、「はーん、そうでっか」という感想のみ。
テンションが上がらず。期待しているのはこれではない、そう思ったのも束の間、そこから2曲同時にライブ披露。
テンション激上がり。今時の流行りの曲にはノれず、ただ昔に馴染んだ曲にのみ体を揺らす。
こうやってゆっくりと老害になっていくんだろう。ULTRA SOULはもはや演歌。父も「ULTRA SOULって変な言葉だよな」って言ってた。確かに意味不明な和製英語すぎる、でもそれが良い。
J-POP界のネーミングセンスランキングで、B'zはかなりトップクラスだと思う。椎名林檎もスゴい。
「BURN ‐フメツノフェイス‐」ってイカす曲がある。この曲は化粧品CMのタイアップ曲らしい。不滅のフェイスって、このセンスに身悶えしそう。
ちなみに紅白出演の後、数日間でB'zのファンクラブの会員が1万人以上増えたらしい。他の曲のYouTubeの再生回数も軒並み伸びてるんだろうな。
その他
新年が明けた。人生は待ったなし。どうせすぐに今年も終わるんだろう。分かってる。もう読めてるぜ。
今年の当面の目標は、すばる文学賞に応募すること。三月末が締め切り、40,000~120,000字が規定の文字数。長い。短編しか書いたことなかったからこれはチャレンジである。
あの金原ひとみが審査員。俺の、書いた作品を、金原ひとみが読む、だと。マジか。
一方的に読む側だった俺が、読ませる側になるのか。淫靡だって、エロいって。最高にフェティッシュ、ハリソン越え。
とにもかくにも書かないと始まらない。書くぞ、書くぞ。
週末にも書いてるし、大きな声で言えないけど、仕事サボりながらも書いてる。
仕事をサボって、ジャズ聴いて、この状態で書くと、ペンが進む気がする。バチが当たるんだろうか。まぁどこかで絶対に痛い目を見るとは思う。
でも世の中はそんなことは多いはず。痴情のもつれだってそう。絶対にどっかでツケが来ると思っても、辞められない人がほとんど。罪の味は、やはり甘いのだ。シュガーレスな罪はない。
「静かな退職」は、ずっと発動している。あんまり認めなくないけど、このまま人生上がってしまうのか。これで良いのか。悩ましいけど、仕事に忙殺されるのも嫌だ。
客観的に見ると、絶対に正しくないことを書くけど、あくまで25年1月の、自分のテンションってだけ。
子供の頃に「何のために勉強するの?」って問いを、僕を含め多くの同級生が持っていた。大人になると、学びそのものが娯楽だし、目的になる。だけどそれは一旦置きで。
「良いところに進学して、良い仕事に就くためだよ」というのが、ポピュラーな答え。
でも現代版だと、「良い条件の環境に身を置いて、思い通りに生きる確率を上げるため」とか、「良い会社に入って、楽をするためだよ」ってのが答えかもしれない。
人生の早いうちに努力をすると、その後の人生が楽になる。もしくは本当にしたいことに努力をする余裕が生まれる。
これは投資に似ているかもしれない。運用期間が長い方が、元手は少なくて済む。
それに学生の頃に、むちゃくちゃ勉強に注力して、その結果社畜になるなんて見返りがなさすぎる。頑張ったんなら、そこからの人生はイージーモードになってほしいもんだ。
そう思うと、大きな会社に入って、「静かな退職」をするために、僕は小学生の頃のZ会や、中学校の塾の夏期講習に励んでいたのかもしれない。
アップルソング、嵐、弔う、トムブラウン。なんとなく思いついた韻。
