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人脈が欲しくても、最初から求めない。興味のある人と仲良くなった先に人脈がある。

2022年9月26日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

大人の人間関係って難しいですよね。友人は減っていきます。どうせ人と付き合うなら、人脈が欲しい。そんな気持ちも分かります。

 

Mr.Somebody
・どんな人と付き合うべきか分からない
・手っ取り早く人脈が欲しい

 

という人にむけて書きました。

 

この記事を読んでくだされば、

 

損得勘定を持たずに、人間関係を楽しむことができるようになります!

 

やることはシンプル。二つだけ。

 

  • まずは自分が人にとってメリットのある存在になる
  • 仲良くなった人に1年間は、何も頼み事をしない

 

人脈は確かに存在します。これは間違いない。

 

しかし世の中を見ていると、人脈を求めている人のところに人は集まっていない。

 

かたや損得を気にせずに、円滑な人間関係を形成している人が、自然と人脈を手にしている。

 

そして魅力のある人と繋がりたいなら、僕らもまた魅力的にならないといけません。

 

魅力的になれば、勝手に向こうから寄ってくるはず!

 

最初に結論から!

 

この記事のまとめ

  • リターンを前提とした短期的な人間関係を求めない
  • 長期的な人間関係を築くために、知り合ってから1年間は何も依頼しない
  • 自分が魅力がある人間になれば、魅力的な人が寄ってくる

 

記事の前に自己紹介

 

・アラサー会社員ブロガー
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーで、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,300万円達成

 

大人の人間関係は難しい

学生時代は、あんなに友達がいたのに。こう書くと、今友達が全然いないのがモロバレ。なんやねん、別にええやろ。

 

自分が社会人になってから、痛感する。大人になると、人間関係が厳選されると。

 

中途半端に仲良かったあいつ。同じクラスで休みの日に遊びに行ったグループにいたあいつ。

 

同じサークルで家で飲み会を開いてくれたあいつ。親の扶養家族から外れてから、一回も会ってない。今じゃ連絡も途絶えた奴ら。

 

高校の時に一年間だけ一緒のクラスで、毎日のように話したあいつが、つい最近結婚式を開いていたと知った。ちなみに、僕は、呼ばれてない。

 

大人になると、友達が減る!

 

会社の人間関係、プラス結婚したら家族。ここだけでもう人間関係のキャパが埋まってしまう。

 

 

大人になっても友達多い人、誇りに思っていいよ

 

いざ働きだす。こんなにも価値観が合わず、話の通じない人が世の中にいるのかと驚く。

 

僕の新卒で入った会社が特に酷かっただけかもしれないけど

 

平日は会社の人の人間関係で疲弊してしまうし、意識しないと社外の人間関係は開拓できない。

 

とにかく大人になると、人間関係は急にハードモードになる。座席が近かっただけで、親しくなれたのは遥か過去。

どうやって人と付き合うのか?

親友を作るまで200時間かかる

大人になると、付き合える人の数は限られる。

 

人によって違うけど、付き合える人数のキャパがある。誰でも彼でも仲良くできるわけでもない。

 

ちなみに人が安定的に関係を維持することができる人数の上限は150人くらいらしいよ

 

僕の友達
ちなみにダンバー数って言うらしいよ

 

日本だけでも1億人以上の人がいるけど、親しくなれるのはせいぜい150人。ではこの選び抜かれた精鋭150人とどうやって付き合っていくべきか。

 

ここで参考になるのが、ドリー・クラークさんの著書「Long Game」。

 

ドリー・クラークさんは2年に1度選ばれる世界の経営思想家トップ50を意味する「Thinkers 50」に2019年、2021年の2回連続で選ばれてる。

 

新進気鋭、脳みそぎゅんぎゅん、すっごい経営思想家。人生という長いゲームをどうプレイするべきかという知見を与えてくれます。

 

 

長い人生で、人とどう接していくのか。人的ネットワークとどう向き合うのか。

 

ネットワークづくりのメリットは、はっきりしてる。興味深い人と知り合える。新しい知識を学べる。トレンドを発見できる。

 

もしかしたら新しい仕事につながって、キャリアが大きく発展するかも。

 

人間関係は投資と同じ。しかし多くの友人と友人候補がいた学生時代とは異なり、大人が意識してこの投資を行う事はあまりない

 

なぜこの投資を怠るのか?とにもかくにも、本物の友情を育むには時間がかかるんですね。

 

カンザス大学のジェフリー・ホール教授の研究によると、

 

  • 単なる知り合いが友人になるまで、約50時間は顔を合わせる必要あり
  • 本物の友人になるには、さらに90時間が必要
  • 親友になるには200時間以上が必要

 

親友って暇人にしかできないの?

 

と思わずにはいられない。

短期的な人間関係を求めない

人間関係は長期的に考えないといけない。親友を作るのも、一大プロジェクトなのだ。

 

Mr.Somebody
ネットワーク作りって、なんかちょっと嫌なイメージあるねんけど

 

って人もいるでしょう。

 

分かる。「人脈作りだぜ!」と言って、やたら人に会う奴が大学にいたけど、胡散くささを感じてた。

 

しかしネットワークと一口に言っても、3種類あるそうなんです。

 

  • 長期
  • 短期
  • 無期限

 

ここで注意しないといけないのは、短期のネットワーク。「他人を利用すること」を目的としているから。

 

これはどんなことがあっても避けた方が良い。

 

ネットワークづくりに大切なのは、「相手のため」に何ができるかを考えることである

 

と書かれています。

 

人間関係ですぐに見返りを求めてはいけない。短期的に付き合って、メリット絞り切ろうとするのは絶対にダメ。

 

宗教勧誘とか、マルチ勧誘とか、まさにこれ。知り合った次の機会に、すぐに話してくるあの品のなさ。

 

私が個人的に採用していて、他の人にも進めているのは、「 1年間は何も頼まない」という戦略だ

 

例えばドカンと成功している人と知り合ったとする。食事した際にでも、何か便宜を図ってもらえないかそれとなく聞いてみる。

 

成功している人は、すでに何万回もそんな依頼を受けている。

 

 

僕らの下心なんか、すぐに勘ぐられてしまう。ただの図々しい人間として見られ、

 

Mr.Somebody
なんだ、こいつもか

 

と思われてしまう。

 

しかし「1年間は何も頼まない」という姿勢を徹底していれば、相手も下心があると考えなくなる。

 

そして下心を持たなくなり、本物の人間関係を築こうと余裕が生まれる。

 

 

長期のネットワークづくりで目指すのは、来週や来年の仕事につなげることではないんです。

 

尊敬する人との間に、円滑な関係を築く。その人たちと過ごす時間を増やすことが本来の目的。

 

その人間関係が、いつどんな形になるか分からないけど、花が開くことがあるかも

 

特定の目的を持たず、ただ相手を助ける。面白い人たちと深い関係を築くことだけを考える。

 

無期限のネットワーク作りを行うと、チャンスが向こうからやってくる。

 

ネットワーク作りに関しては、結果を急ぎすぎる人があまりにも多い。コーヒーを数回一緒に飲んだくらいで、「仕事のチャンスにつながらない」と憤慨する人すらいる。

 

 

 

ネットワークづくりには僕たちの想像をはるかに超える力がある。

 

しかし重要なのは、焦らないことであり、急がないこと。これから何十年も生きるのだから、直近の欲望のために人間関係をムダにしてはいけない。

 

これからは知り合った人に、「1年間は何も頼まない」を徹底しよう!

 

まずは自分が魅力的な存在に

 

Mr.Somebody
でもまずは魅力的な人と知り合わないといけないよね

 

と思われれた方もいるでしょう。しかし、僕は言いたい。

 

まずは自分を高めるべし!

 

魅力的な人と知り合うために、すべきことは2つ。

 

魅力的な人と知り合うには?

  • 自分が魅力がある人間になる
  • 人にとってメリットのある存在になる

 

では深掘りしていきましょう!

自分が魅力がある人間になる

過去記事でも取り扱った、「会って、話すこと。」

 

僕が大好きなライターの田中泰延さんの著書。

 

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おかしい人や面倒な人との付き合い方について。総じて「距離感」がおかしいので要注意。

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ちょっと考えてみましょう。僕らがとあるパーティに出たとします。

 

あら素敵、ブラッド・ピットも参加してました。さてブラピは僕らに話しかけてくるでしょうか?

 

松本人志でも、木村拓哉でも、ジャスティン・ビーバーでも、BTSでも何に置き換えても良いです。

 

絶対に話しかけてこないよね

 

同じパーティに参加してる。一緒の空間にいても、僕らのことをきっと気にも留めない。

 

自分がするべき仕事をしている、自分にしかできない能力を発揮している。僕らはこんな人に、好意を持っているんです。

 

と書かれています。

 

自分が魅力的な存在であれば、自動的に魅力的な人が寄ってくる。これが結論です。

 

マイク・タイソン【写真:Getty Images】

 

似たような話をしますね。マイク・タイソンは、カス・ダマトというトレーナーに誘われてボクシングの道に進みます。

 

才能を見出してくれたカス・ダマトに、タイソンは「チャンピオンになったら、シルベスター・スタローンに会えるのか?」と聞きます。

 

するとカス・ダマトはこう答えました。

 

Mr.Somebody
チャンピオンになったら、スタローンから会いに来るさ

 

自分に魅力をつける。まずはそれから。仕事でも、勉強でも、スポーツでも、とにかく何かで一芸に秀でる。これが大事。

 

人にとってメリットがある存在になる

人は「メリットがある」と判断した人としか、付き合わない

 

これは僕が30年近く生きてきて、見つけたこの世の真理。

 

Mr.Somebody
さすがにそれは言い過ぎやん、この人でなし!

 

と思う方もおられるでしょうが、そんなことはない。言い過ぎなものか。

 

今まで仲良くしてきた人、仲良くなりたかった人、どんな人物でしたか?

 

質問です。ちょっと考えてみてください。

 

  • 見た目がイケてる
    顔がカッコいい、スタイルが良い、服装がオシャレ
  • 話していて楽しい
    趣味が合う、会話が上手い、自分の話を聞いてくれる
  • お互いの環境が近い
    会社や大学の同期・同じ部活・サークルなど、お互いを理解しやすい土壌ができている
  • 情が湧いている
    血の繋がりがある、付き合いが長い、縁を切ると罪悪感がエグそう
  • 損得関係がある
    仲良くしないと世間体が悪い、付き合うことでステータスになる

 

こんな感じではないでしょうか。毒になる人とは、付き合わない。薬になる人とは、もちろん仲良くする。

 

では毒にも薬にもならない人は、どうでしょうか?きっと付き合いません。仲良くできる人のキャパも限られてるし。

 

 

接していて、楽しいという感情を抱く。ワクワク、ドキドキする。学びや刺激がある。安心感がある、ホッとする。これら全てメリットです。

 

Mr.Somebody
この人と一緒にいると、自分らしくいられるんです

 

なんて結婚の決め手なんかで聞きますよね。キレイな言葉で包んでみても、

 

それってあなたのメリットですよね?

 

ひろゆきみたいな感じで、論破できてしまう。

 

メリットを提供できる人間になる

  • 身だしなみは常に整え、清潔感を出す
  • 相手の話を聞き相槌を打ち、会話を盛り上げる
  • 相手にとって、興味のある情報をシェアする
  • 誰に対しても親切にする
  • 様々な経験して、会話の引き出しを増やす
  • 熱く語れるテーマをいくつか持っておく

 

まずは相手に「一緒にいて楽しい」と感じてもらえる、メリットを提供できる人間になろう!

 

僕の友達
何をしたら良いか分からない人は、上のリストを試してみてね!

 

自分の外部に原因や責任を求めない。その代わりに、自分の内面にあるものを変えることで、外にあるものを良くしていく。「インサイド・アウト」と呼ばれる考え方です。

 

人間関係は「インサイド・アウト」です。自分が人に提供できるメリットを底上げすれば、気になる人と仲良くなれる可能性が高まります。

 

もし自分が垢抜けない中学生だとします。しかし学年のいわゆる「一軍」と呼ばれる人と仲良くしたいとします。

 

普通に話しかけても、きっと相手にされない。過剰に媚びて、下から行ってもバカにされるだけ。ではどうすればいいでしょうか?

 

答えは、自分も「一軍」相当のイケてる人間になる。というかこれしかない。簡単ではないかもしれないけど。

 

  • 髪の毛をセットし、見た目を整える
  • 勉強で良い成績を残す
  • 部活のレギュラーになる、大会で成績を残す
  • 面白い会話ができるようになる
  • 異性にモテる
  • 学校行事で中心に立つ

 

これらのことをやってみて、自分の価値を上げる。その方が絶対に手っ取り早い。きっと「一軍」の方から、会いに来る。

 

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人脈になるかは、二の次である

人間関係は長期的に考える。すぐに人と繋がって、徳を取ろうとしてはいけない。

 

最初から人脈を求めたらアカンで!

 

ちょっと考えてみてください。

 

下心があって、利益を求めて、近づいてくる人ってなんとなく分かりませんか?

 

宗教勧誘や、マルチへの誘い。Twitterでフォローした途端に、すぐにくるDM。

 

なんとなく「こいつ、オレを利用しようとしてるな」って、感じますよね。あれと同じことを、人にやってはいけません。嫌がるに決まってるんだから。

 

一回食事したから、カフェに入ったから、数回メッセージのやり取りをしたから、仲が良いわけではない。

 

ましてや、何かを依頼していいわけでもない。ここらへんの距離感は、本当に大事。ミスると、一気に人間関係が破綻しちゃう。

 

 

長い付き合いになって、いずれリターンがあるかもしれない。ないかもしれない、それならそれで良い。

 

この人とはリターンがなくても、付き合っていたいわ

 

と思える人と仲良くするのが理想的。

 

自分が興味のある人と仲良くする。楽しいから一緒にいる。ずっといると、その人が友情や愛情から、なにか有益なことをしてくれるかも。

 

世界はそれを人脈と呼ぶんだぜ

まとめ

では、最後にもう一度この記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • リターンを前提とした短期的な人間関係を求めない
  • 長期的な人間関係を築くために、知り合ってから1年間は何も依頼しない
  • 自分が魅力がある人間になれば、魅力的な人が寄ってくる

 

このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

  • この記事を書いた人

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