社会人になって早くも5年の歳月が過ぎました。気づけばアラサーです。色々欲しいものは買いました。
お気に入りの腕時計は60万円以上した。買ったアウターの総額は50万円くらいいってるかもしれない、一人暮らしで、15〜20万円するドラム式洗濯機を買った。
こう書くと、とんだ散財クソ野郎、資本主義の下水を這うドブネズミだと思われるかもしれない。しかしここが重要。僕はの貯金額は1200万円以上ある。
20代の単身世帯の場合、貯蓄額の平均は113万円、中央値は8万円らしい。そう考えると、僕はかなりの上位層。貯金のエリート戦士、まるでベジータ。

僕が実践したのは、正直このルールひとつだけ。これを決めるだけで、貯金額は大きく変わってきます。
もちろん年収や、住んでいる地域にもよりますが、このルールを徹底できていない人があまりに多い。ポイント還元とか気にしなくても良い、買わないというのはどんなセールよりもイカつい。

・お金を貯める方法が知りたい
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 好きなものは惜しみなく買っていたけど、20代の貯金の中央値8万円に対して、僕は1200万円貯金していた
- 本当に欲しいもの以外を買わないのは、ポイ活よりも超強力
- 生活になくても良い高級品が欲しくなったら、ノートに書いて1ヶ月間寝かせるとほとんど欲しくなくなる
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました ・20代で貯金1,200万円達成
・映画・読書・音楽と膨大なインプットから、生活に人生を充実させるノウハウを発信
目次
アラサー会社員ブロガーの貯金事情
僕は気づいたら、貯金ピラミッドの上位にいた
非常に個人的な話で恐縮ですが、僕のお金事情の話をします。
社会人になったタイミングで、貯金は10万円くらい。なんとも心許ない数字。最新のiPhoneはぎりぎり買えませんくらいなもの。
この状態から社会人になって、早くも5年。今の貯金額は1200万円以上。
20代の間に1000万円を貯めたいと思っていましたが、オーバーキルしてしちゃった、てへ。嬉しい誤算です。
正直なところ、個人的には別にこれがスゴいことだとも思っていませんでした。「まぁ気づいたら貯まってたわ」くらいなもの。
まぁあんまり貯金額の話って友人であってもしないですよね。ちょっとデリケートな内容というか。


しかし最近友人と話していた際に、なんとなしに貯金の話になり、貯金額を伝えると驚かれました。
そこから気になって調べてみると、20代の単身世帯の場合、貯蓄額の平均は113万円、中央値は8万円なのだそう。
中央値のスコアが8で、僕が1200。そう、僕は、1200なんやで。
我ながらこりゃスゴい。ここまで大差をつけていたとは。

と言った時のフリーザを初めて見た時のびっくり感。そこから節約・倹約YouTuberの動画を見ていると、

がひとつのステータスとなっている。なるほど、面白い。客観的に見ていると、改めて自分の強みに気付ける。
一浪して大学に入り、勢い止まらず留年もする。そんなファンタスティックベイビーだった僕が、貯金というジャンルにおいては、ピラミッドの上位にいる。事実は小説よりも奇なり。
欲しいものは特に気にせずに買っていたのに・・・

と思われる方もおられるかもしれませんが、そんなことはない。まるでない。

というのが、サラリーマン生活の所感。昔から憧れのあったものや、本当に欲しいと思えたものはそこまで値段を気にすることなく買ってきました。
ざっとまとめるとこんな感じ。これも5〜10万円以上に絞って買いたもの。1〜5万円も視野に入れて良いなら、おそらく書ききれないくらいあると思う。
- オーダーメイドのライダース:20万円
- カナダグースのダウン:13万円
- ノースフェイスのダウン:10万円
- タグホイヤーの腕時計:60万円
- クロムハーツのネックレス:8万円
- Boseの音響機器セット:10万円
- Nikonのカメラ:10万円
- SONYのテレビ:10万円
欲しいものは買ってきた。それなりに値段のするものも買った。シンガポール、韓国、台湾、ライブなど旅行や体験にもお金を使ってきた。
なぜなのか。なぜ僕は貯金できているのか。今一度自己分析を行う。

これが僕が出した結論。僕は大きくお金を使ったものは全て覚えている。逆に後々に覚えていないようなお金の使い道は一切していない。
高いものを買わないよりも、後日覚えていないような物を買わない、覚えていないようなお金の使い方をしないの方がよっぽど効果的。
ストレス発散にお金を使うのは危険。さして楽しくもない飲み会にはそもそも行かない。ゴルフも好きじゃないからしない。車も好きじゃないし持たない。
結局は金のメリハリが大事。
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お金の使い方は、絶対にYesかNoか
値段が張る本当に欲しいものは買わず、心から望んでいない安い物を大量に買う人は多い。安い物でも大量に買うので、結果的に本当に欲しい物の値段以上に使っていることもザラ。
個人的な意見ですが、本当に欲しいなら、買って人生が充実するなら、買うべきだと思ってます。フェラーリやランボルギーニを買うのが人生の目的なら、買っても良い。
しかし見栄のためとか、お金があるから高級外車を買うのは、タダの間抜け。
世の中で最近頻繁に「ポイ活」なるものを耳にします。ポイントを貯める活動、略してポイ活。めっちゃ分かりやすい。
しかし世の中は「◯活」って多いっすな。就活、婚活、恋活、超活。仕事ではなくて、ビジネス活動、ビジ活とか言えば会社行くのは多少楽になるのでしょうか。
さてこのポイ活なるもの僕はちょっと懐疑的なんです。どうせ物を買うなら、ポイントがついた方が良い。この理屈は完全に同意です。
しかし見ていると、ポイントをもらいたいって一心で、物を買っている人も多い気がする。もし仮に買った物の90%つく、こんな嘘みたいなバグったセールが起こったとします。
1万円の品物を買ったら9000円分ポイントがつく。こりゃすげえ。しかし、しかしです。この1万円で買ったものが別に必要なかったり、買っても使わなかったらどうでしょうか。
結局1000円損しただけなんですよね。どれだけポイントを効率的にもらっても、そもそも買わないには金銭面のメリットでは勝てない。

僕の人生のバイブル、このブログで何度も引用している「エッセンシャル思考」。宣伝し過ぎて飽きてきたので、

とだけ言っておきます。
この本の中で、中途半端なYesはやめようと書かれています。

「うーん、やってみようかな」だったらしない。「まぁ、Yesかな」くらいの熱量ならNoとする。絶対にYesと自信を持って言えないなら、それはNoなんやで。
これは普段の行動でも、お金の使い方でもそう。絶対にYesでないとお金を使ってはいけない。

商品を見て、本当に買いたいと思えないなら、お金を払うべきじゃない。そのうち訪れる本当に欲しいものに備えて、お金をプールしておくべき。
僕にとって例外は本とか映画とか音楽くらい。中身が分からないから、とりあえず「面白そうだな」と思ったらお金を払う。それ以外はマジでお金は使わない。
そんなに好きでもない人との飲み会は行かない。ゴルフはしない。車社会に住んでいても、車は買わない。欲しくないものがセールになっていても、買うことはない。
お金の使い方はメリハリを意識するべし!
お金の使い方は、ことほど左様にメリハリが大事。
ちなみにメリハリは「メリカリ」が転じた言葉なんだそう。「メリカリ」とは邦楽用語で、低い音を「減り(めり)」、高い音を「上り・甲(かり)」と呼んだものらしい。

元は非常に大きな握り飯で、口を大きく開けてかぶりつくと目を見張ったような顔つきになるところが、めはり寿司の語源なんだとか。だから「目張り寿司」と書くらしい。

前置きが長くなりましたが、お金は使う時には使う、使わない時にはとことん使わない。このさじ加減が大事。
自分で飲み物を持参して、いちいち出先でペットボトルを買わない。意味もなくカフェに行かない。スーパーでセールになっているからと、欲しくない物も買わない。



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あと個人的におすすめな方法が、欲しいものを寝かすこと。ウインドウショッピングや、百貨店で、気になったものを見つけた時に使ってほしい方法です。
世の中で高い値段がする商品って、家電を除けば、ほとんどが生きていく中で不要なもの。生きていくのに必要なものは安く、生きていく上で持たなくても良いものが高い。

服でも最低限の寒暖差を凌ぐためなら安く揃えられる。食料品も高過ぎて買えないってことはほとんどない。飲食店も安くて食べられる店もいっぱいある。
しかし世の中で高いもの、ブランドのバッグなどの高価なファッションアイテムや、無駄なインテリアや、高価な化粧品や、腕時計やアクセサリーなどは、買わなくても生きていける。あまり生活の質には直結しない。
そして誘惑に駆られて思わず買いたくなるのって、往々にしてこういう高級品。誘惑に駆られて、スーパーのもやしとか、ドラッグストアで食器用洗剤とかを買いたくなる人ってあんまり聞かない。
シャンプーがなくなったり、トイレットペーパーが不足したりしたら急いで買うべき。生活に支障が出るから。しかし百貨店で売っているものは、今日買わなくても生活は困らない。それなのに、

って思ってしまう人が多い。
買っても買わなくても生きてけるものは、まず一旦手帳やノートに「欲しいものリスト」として書く。そして1ヶ月ほど期間をおいて見返す。

と思ったら買えば良いし、そうでないなら買わなくても良い。書いてみたら分かります、ほとんど欲しくないんだから。その場の勢いだけなんやから。
ディズニーランドやUSJに行って、2,000〜3,000円くらいするキャラクターの被り物を買ってしまう人は、絶対に書くようにしましょう。
僕は新入社員の頃から、この裏技を実践しています。本当に欲しくないもの以外は買わなくなりましたね。
100万円以上の散財を未然に防ぎました、冗談ではなく。ノート数ページ使うだけ、書くのに数秒かけるだけ。それで資産の100万円以上溶けるのを防いだんだから、コスパが良い。
僕の好きな映画「マイノリティ・レポート」。時代は西暦2054年と結構未来。
ワシントンDCでは予知能力者を利用して、凶悪犯罪を予知する画期的なシステムが開発。犯罪予防局が犯人を事前に逮捕することで、犯罪件数は激減しているって設定なんです。
これと同じです。僕は自分が買いたくなったものを、メモしておいて、無駄遣いを予測し事前に防いでいると。
欲しい物を事前に書き、寝かせる。そして散財する未来を未然に防止する。これすなわちマイノリティレポートなり。
一点豪華主義を心がけよう!
大事なのはメリハリ。繰り返しにはなりますが、高い買い物をするのは悪ではありません。もちろん程度はありますが。
意義を感じないお金の使い方こそが悪なのです。なんとなく物を買ってしまったり、納得できていないのにお金を払うのが正しくないのです。
商売道具だし、ずっと憧れていたし、20万円するスーツを買おう。別に好きってわけじゃないけど、200円のお菓子がセールで半額になってたから買おう。これなら後者の方が、タチが悪い。
僕らが心がけたいのは「一点豪華主義」。本当に好きなジャンルや欲しいものに一点特化する。
ミニマリストしぶさんの「手ぶらで生きる」にも、この方法は書かれていました。

必要なものには惜しみなくお金を使う。その反面必要じゃないものには、びた一文お金は出す必要なし。

僕にとっての叙々苑は、自分が好きなファッションだったり、趣味や旅行でした。ファミレスは好きでもない人との飲み会や、付き合いのゴルフ。


まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 好きなものは惜しみなく買っていたけど、20代の貯金の中央値8万円に対して、僕は1200万円貯金していた
- 本当に欲しいもの以外を買わないのは、ポイ活よりも超強力
- 生活になくても良い高級品が欲しくなったら、ノートに書いて1ヶ月間寝かせるとほとんど欲しくなくなる
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!