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上司ガチャが外れても、生きていける。上司と合わない際の対処法を考える。

2023年9月11日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

 

上司ガチャを盛大に外して、僕の社会人生活が幕を開けた。思い返せばハードだった。しかしなんとか生きてる。

 

読者
・上司と合わずに悩んでいる
・新卒なんだけど、上司が苦手・・・

 

という人にむけて書きました。

 

この記事を読んでくだされば、上司ガチャが外れても、安心して会社生活を送れるようになります!

 

対処方法はたったひとつ。味方を作ることです。クソ上司であれば、必ず快く思っていない人がいるはず。

 

ハズレ上司から身を守るには、同じようにハズレ上司に反感を抱いている人と結託するしかない。

 

大丈夫、上司ガチャに外れても、そんなの一瞬の出来事。なによりメンタルが鍛えられる。意外とこれからずっと活きる経験になる。

 

 

 

最初の上司は「逆ドラッカー」だった

上司ガチャを盛大に外した、新入社員時代

上司ガチャの最下位は、害悪であり厄災である

 

 

スマホゲームはしたことないけど、ガチャって概念は分かる。小学校の時に、山ほど買った遊戯王カード。あれみたいなもんやろ。

 

ガチャにはそれぞれランクがある。最上位は、SSRでダブルスーパーレア。最下位は、N、ノーマル。

 

上司ガチャなんて言葉がある。いや、不適切だね。なぜなら上司の最低は、ノーマルじゃないから。

 

生ぬるい。屋外にある猫よけの水が入ってるペットボトル、あれの方がまだ冷たい。害悪、災厄、上司のハズレはここ。

 

上司ガチャを外すと、会社生活は一変する。急激にハードモードになる。右も左も分からない年次が浅いうちならなおさら。

 

新入社員時に大ハズレの上司にあたると詰む

 

 

年次が若いうちに、ハズレ上司にあたると、後遺症が大きい。判断軸を持っていないからだ。

 

何人か上司を見てきて、ハズレと出会う。これまでのサンプルもあるので、客観的に見ることができる。

 

しかし、神のいたずらによって、僕は新入社員時に盛大に上司ガチャを外した。それはもう大ハズレのレベルだった。

 

僕は「逆ドラッカー」って呼んでたよ

 

僕の友達
マネジメントの神様と言われている、ドラッカーと対局ってことだね

 

マネジメントのサタンって感じ

 

酷かった。それはもうヤバかった。1年半くらいの付き合いになった。

 

しかし上司として、マネジメントとして、褒めるところは結局ひとつも見つけられなかった。

 

新入社員の頃は、どんな人でもスゴく見える。有能に見える。しかしそんなマジックがかかっていても、ついぞ発見できなかった。

 

僕の初上司、マネジメントの低さ、安定してる。足腰が盤石すぎる。「管理できてない職選手権」があれば、日本はおろか世界トップランカーだと思う。

 

クソ上司の激烈エピソード

部下からのSOSをもみ消す辣腕っぷり

 

 

読者
うちの上司もたいがいヤバかったけど

 

そう思う人もいるかもしれない。困るね。ナメてもらっちゃ困るよ。

 

オレだ。オレのクソ上司が、ナンバー1だ。あの上司の名誉、いや不名誉、にかけて負けるわけにはいかない。

 

 

正直全部書いたら、新書1冊分くらいのボリュームになる。というか正解を一度も叩き出さなかったほどのレベル。

 

資料作成、書類チェック、ファシリテーター、部下のマネジメント、何ひとつとっても不正解しかなかった。

 

この人に修正してもらった資料は、毎回違う部署の人に、バキバキにけなされた。思えば箸の持ち方も変だった。呼吸すらも正しくできていたのか、今となっては疑わしい。

 

メンタル疾患のある部下に、負荷が多い業務を無理やりアサインしたこともあった。

 

その部下の人は徐々に削られ、「かなりしんどいので、業務分担を見直してほしい」と業務報告書に毎日書いていたそうだ。

 

しかし流石はクソ上司、無視。見て見ぬフリを決め込む。そしてその人はメンタル疾患が悪化し、休職に入る。1年ほど休むも、結局回復できず退職。

 

「オレは分かっていたんだ」事件

 

 

怖いのか?

 

僕の友達
怖いよ

 

せっかくなので、僕の初上司のクズエピソードをひとつ紹介。

 

「オレは分かっていたんだ」事件としても名高い。あれは僕が一年目の冬の出来事。忘れもしない。

 

公的機関にとある資料を提出しなければいけない。そしてその日が締切日。資料を所定のサイトにアップロードし、エラーチェック後に申請という流れ。

 

資料は完成していたのですが、エラーチェックに何度も引っかかる。トライ&エラーを繰り返し、気付けば、時間は21時過ぎ。

 

フロアに残っていたのは、僕と課長のみ。どうやってもエラーチェックに引っかかる。急いで課長に報告して、一緒に作業していたんですね。

 

データ

 

毎年している処理のはず。しかしひとつも役に立たない課長。仕方ない、だって逆ドラッカーだもの。

 

僕と課長、画面を見つめ、作業を続ける。締切がもう迫っている、12時までがタイムリミットだ。

 

しかし解決の糸口は未だに見えず。そんな時に課長が不意にこう言いました。「おれ、用事あるから、帰るわ!」。

 

大丈夫です、見間違いじゃないです。「帰るわ!」、はっきりそう言ったのです。超絶怒涛の展開。誰が予想できたでしょうか。

 

 

戸惑う僕。フロアは僕ひとり。しかしやらねばならない。そこから作業をして、なんとか終電間際で提出。

 

そして次の朝に、課長に無事に終了した旨を報告。

 

課長は口を開き、意気揚々とこう言いました。「実はオレはどうすればエラーが出なくなるか分かっていたんだ。あえてお前を試したんだ。」と。

 

いたよね、小学校の時にこういうやつ。でも小学校で終わるよね。嘘みたいだろ、管理職なんだぜ、50過ぎてんだぜ。

 

「お前は分からなかったら、すぐ人に聞くからな。成長させたくて、あえて一人残させたんだ。」と続く。ボケかな!?違う、目がマジ。

 

ここで会話が止まる。上司の言葉は何も続かない。仕方ない。「え、ありがとうございました。。。」と僕は口にだす、上司「おう!」。

 

 

こんな上司、いねえよなあ!!

 

いない。いるわけがない。もう一人でもいたら、日本経済はとっくに沈んでる。

 

そしてこの記事を、その上司が見ても、おそらく問題ない。こういう所業を積み重ね過ぎているので、「オレのことやん!」って絶対にならない。自覚のない悪、これが一番危険。

 

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クソ上司と出会って、次の次元へ

感謝するぜ、これまでの全てに

上司ガチャに外れると、自然とメンタルが強くなる

 

 

ありがたいことに、周囲の人から「メンタルが強い」と褒められることが多い。そりゃそうだ。鍛えられてんだから、こちとら。

 

温室育ちではない、寒空の下で育った。養殖じゃない、天然だ。心臓に生えた毛は、ドレッドヘアにして遊んでる。

 

上司ガチャに外れることのメリット。それはメンタルが鍛え上げられる。これに尽きる。特に年次が浅いと、仕上がり具合がまるで違う。

 

考えてもみてくださいな。右も左も分からない時に、右も左も正しく指示できない人と、ずっとコミュニケーションをとるんです。

 

そりゃ鍛えられる。英語が全く話せないのに、いきなりアメリカに放り込まれるようなもの。荒業。

 

しかし乗り越えられたなら、相当なメンタルに育っている。太い。

 

クソ上司への不満が、今も大きなモチベーション

 

 

感謝するぜ、これまでの全てに!

 

初めての上司が、まるで役立たず、害悪だった。しかし今では感謝している。

 

このブログを始めたのは2018年。このクソ上司の部下だった時に、開設し今もなお更新を続けている。

 

そして開設初期は、上司への不満や会社への憤りが、執筆のガソリンとなった。いや、今でも大きなモチベーションではある。

 

あのクソ上司に出会わなければ、ブログ始めてないかも

 

感謝である。あまりの害悪っぷりで、この気持ちを昇華するために始めたブログが、今やライフワークとなった。

 

深作欣二って映画監督がいる。「仁義なき戦い」とか「バトルロワイヤル」を手がけた巨匠。

 

深作欣二は子供の頃に、戦争を経験した。戦争が終わると、「天皇は神じゃない」とか、様々な事実が裏返される。

 

ここで「大人は信用できない」という、強烈な感情が芽生え、映画作品にも大きくその色が出ている。

 

そして身勝手な大人と、少年が戦う名作「バトルロワイヤル」。なんと深作欣二はこの時に70歳。「大人は信用できない」マインドを、ずっと持ち続けている。

 

分かる。僕もそうだ。「クソ上司には、制裁を!」というマインド。消えたことはない。僕は、類似品の、深作欣三と言ってもいいかもしれない。

 

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「こうなりたくない」も、大事なモチベーション

損失の方が、僕らは意識しやすい

 

 

「憧れのあの先輩になりたい!」、この気持ちは会社生活を続ける中で、非常に大事。ロールモデルとなる人がいるかどうか、ここはモチベーションを左右する。

 

読者
いや、そんな人いないんだけど

 

そう、そういう人もいる。良い、良いんだ。みんな違って、みんな良いんだ。金子みすゞ。

 

職場に人が少ない。自分の一番身近なのが、そのハズレ上司。こんなこともあるでしょう。

 

しかし嘆いてはいけない。「こうなりたくない」、これもまた大きなモチベーションになるのだから。

 

僕らは10万円もらう喜びよりも、10万円失う悲しみの方が大きい。利益よりも、損失に敏感。

 

となると時として、「こうなりたい」より「こうなりたくない」が、大きく僕らの背中を押す。

 

上司のフリ見て、我がフリ直せ

 

 

他人のフリを見て、我がフリ直せ

 

マジでこれ。

 

「人にお願いするときは、明確に指示を出そう」と、憧れの先輩からアドバイスを受ける。タメになるよね、良い先輩やん。

 

しかしクソ上司が、いつもいかなる時も、病める時も健やかなる時も、曖昧な指示を出してきたとする。

 

「ええ感じにやっといて」みたいな、依頼しかしてこない。考えてみよう。

 

絶対に、自分が人にお願いする時は、具体的に頼むようになるよね。自分が困らされたんだから。

 

かなりショック療法だけど、人に優しくなるためには、人に優しくない扱いを受けると効果がある。ブルーハーツもびっくり。

 

クソ上司がいる場合の対処法とは?

周囲に味方を作れ

 

 

クソ上司がいることのメリット、それは仲間を集めやすいこと。

 

スターウォーズでもダースベイダーという共通の敵がいたから、仲間が一致団結できた。

 

RPGだってそう、凶悪な魔王がいるから、仲間が集う。共通の敵がいるというのは、人間関係を築く上で有利。

 

断言できる。上司がクソなら、必ず反感を持っている人はいる。もしいないなら、その上司ではなく、あなたがクソな可能性すらある。

 

もしあなたが新入社員なら、一人で戦うのはあまりに危険。クソ上司といえども、確実にあなたより会社にコネクションがある。

 

だから周りも取り合ってくれない。ずっと会社にいる現管理職と、最近入ってきた新入社員。周りはどうしても昔からいる方に肩入れしてしまう。

 

クソ上司をいなす。かわす。そのためにも、仲間を集める。クソ上司と一対一ではなく、複数vsクソ上司の構図に持ち込む。これしか勝ち目はない。

 

仲間を集めるためにすべきこと

クソ上司の上司は、クソ上司の後輩ってことも多い

 

 

クソ上司と戦うために、自分を守るために、仲間を集める。ドリームチームでなくて良い。一人で戦うのは避ける。

 

僕もクソ上司がヒドすぎて、さらにその上司の部長に相談したことがあった。しかし対応してくれなかった。

 

なぜなら僕のクソ上司である課長の方が、部長よりも年次が上だったからだ。つまり部長から見ると、部下が先輩。

 

顔色をうかがって、うやむやに。話し合いはしたらしい。

 

しかし「まぁあいつは、もともと素養に問題があるから」ということで、僕が悪いことにされてしまっていた。

 

クソ上司は出世しない、できない。ゆえにクソ上司の上司は、後輩となることが多い。気を使われて、お咎めなしになることもある。クソが。

 

クソ上司から身を守るために、仲間を集める

 

 

  • 同じクソ上司の、部下にあたる同期を探す
    中途入社で同時期に入社した人でも可
  • クソ上司からいつも曖昧な指示を受けている人を探す
    責任をなすりつけられたことがある人でも可
  • 飲み会でクソ上司のグチをヒアリングする

 

ここらへんを行うと、仲間を集めやすい。

 

クソ上司と接した期間が同じくらいの人。クソ上司から被害を受けている人。ここをリクルートする。

 

三国志で劉備が、諸葛孔明を、三顧の礼で迎え入れる。こんなテンション。味方がいるといないとでは、会社生活のやりやすさがまるで違う。

 

そして仲間を見つけたら、きちんと自己開示を行う。腹を割って話すのが大事。

 

ツラい時には、ツラいと言う。Aqua Timezになってはいけない。「ツラい時、ツラいと、言えたら良いのにな、ah〜」ではない。

 

上司はハズレをデフォルトにしよう

会社によって、上司の質が変わる

1社目の上司は全部クソ、2社目の上司は全部アタリ

 

 

荒療治ではあるけど、「上司はすべからくクソ」と、脳内に設定しておく。過度な期待はしない。

 

僕はクソ上司がいた会社に、新卒で入ってから5年勤めて転職。今は2社目。キャリアアップの転職に成功し、会社の格・知名度・ランク、全て上になった。

 

ここで気づいたことがある。新卒で入った1社目は、全部で5人の上司にあたった。しかし4人がクソで、一人がまだマシってレベルだった。クソよりのマシ。

 

かたや2社目の今は、上司自身の異動もあり、今の上司で3人目。みんなめちゃくちゃ良い。気配り、できる。仕事、できる。マネジメント、できる。ハズレ、いない。

 

つまりどの会社にいるかで、上司の質がかなり決まっているってこと。あくまで実体験ベースではあるけど。

 

大企業ほどクソ上司の割合は少ない

 

 

社風ってことになるんだろうか。大企業になればなるほど、クソ上司の割合は下がる気がする。

 

単純に優秀な人材も多い。管理職になるためには、その中でも上位に位置しないといけない。だから人間的におかしい人は、人選されない。

 

大企業でない場合は、社風にかなり左右される。社風が狂っていても、是正されることは少ない。

 

週刊誌もどうせ叩くなら大企業を叩きたいから、そうじゃない企業のスキャンダルは扱う可能性は低い。

 

僕の1社目でクソ上司に当たり続け、嫌になっていた。覚えている。僕の4人目の上司になる人は、社内で評判も高かった。

 

「あの人は人としてバランス感がある」なんて、事前に聞いていた。ワクワクするよね。やっとクソ上司卒業だ。そう思ってた。

 

しかしいざ蓋を開けてみたら、ただの無気力で、感情の起伏が少ないただのおっさんだった。学生時代に、「5人でグループを作ってください」って言われて、必ず余るタイプって感じ。

 

社風がクソすぎて、凡人以下の人柄の上司が、褒められる。そんなどうしようもない会社は存在する。事実、僕も在籍してた。

 

あなたも上司を選ぶ権利はある

 

 

「親ガチャ」なる言葉がある。子供は親を選べない。これは仕方ない。

 

産婆さんに「オレを取り上げろ」って言った、あの範馬勇次郎でさえも、親は選べない。

 

しかし「上司ガチャ」は違う。あなたは上司を選べる。もちろん人事異動なので、思い通りのタイミングにはできない。

 

しかし訴えを起こせば変わる。異動希望を出しても良い。あなたが獅子奮迅の働きをして、クソ上司を昇進させてやっても良い。

 

最終手段で転職もできる。強制的に上司ガチャを、もう一度回せる。

 

新入社員。社会人になる。周りは全員立派に見える。言っていることは全部正しく思える。

 

しかしそんなことはない。まるでない。上司は必ずしも正解ではない。チャート式の解答集のような存在ではない。

 

あなたはいつでも、上司を吟味できる立場!

 

僕の友達
上司が部下を選ぶように、部下が上司を選んでも良い!

 

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まとめ

では、最後にこの記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • クソ上司は反面教師として、一定の価値が見込める
  • クソ上司から身を守るためには、身近なところで味方を集めよう
  • 部下も上司を吟味できる立場である

 

サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

  • この記事を書いた人

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