体が資本。ケーキはシフォン。使い古された表現かと思いますが、芯をくっている表現ではないかと思っています。

・何事もやる気が起きない
という人にむけて書きました。

やる気が出ない。時間はあるけど、結局スマホをいじっているだけ。こんな人も多いはず。
「気持ちに余裕がない」というのが、大きな原因。しかし気持ちの余裕のなさは、体力のなさからきている部分もあるのではないでしょうか。
かくいう僕も在宅勤務が定着して、体力が落ちた気がしています。こんなことではいけない。

体力がないと人生つまらない
すぐにヘタれてしまうようになった
僕は疲れやすくなってしまった。これは間違いない。原因ははっきりしている。
リモートワーク。在宅勤務。これだ。そうに違いない。出社がレアに、家での仕事がメインに。こうなってから、早くも3年が経った。
僕の体は徐々に体力がなくなってきている。ここで怖いのが、僕は週末にはほぼ必ずランニングしているということだ。リモートワークをした夜には、散歩もほぼ必ず1時間はしている。

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20代のうちに運動習慣を身につける。部活中退したけど、ランニング歴は10年。
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すぐに疲れる。ヘタれる。この数年間は、体調管理と称して、とにかく自分を甘やかしていた。自覚はあるのよ。
現代人は負荷を避けがち
僕が完全にそうなんだけど、現代人はとにかく負荷を避けがち。
体調を崩してはいけないから、負荷をかけずに過ごす。何よりも面倒だし、負荷をかけずに生きる。どうしたって矢好きに流れる。だって人間だもの。
この積み重ねが、徐々にだけど体力を奪っていく。この数年間で、地球人の体力って劇的に落ちているはず。
僕が宇宙人で地球侵略をするなら、まさに今すると思う。絶対に昔よりも、僕らは弱体化してるもん。
楽に生きていきたい。このマインドはグッド。この思いがあったからこそ、様々な発明品が生まれた。
「洗濯機を使うと体力が落ちるから、もう一回洗濯版を使おう!」って言うつもりはない。ただこれとは別で、僕らは体力を今一度培う必要があるとは思う。
体力があると、世界は広がる
気持ちの余裕は、体力の余裕である
時間はあるけど、やる気が出ない。今日はたまたま仕事が早く終わった、これから色々できるぞ。

こんな人は多いはず。
時間の余裕はあっても、気持ちの余裕がない。ただこの気持ちの余裕って、体力の余裕と直結している気がする。
リモートワークを数年間続けて、体力が落ちている人。金曜日の夜に、たまたま仕事が早く終わった。色々できるけど、結局家でダラダラしてしまった。
かたや1年で何回もフルマラソンを走るような人。金曜日でなくても、仕事が早く終わった日は、なにかしら時間を有効活用しそう。しそうじゃね!?


人生の時間は限られている。しかしその限られた時間を、フルに使い倒すには体力が不可欠。
タイパって言葉がある。こうなってくると、体力をつけるのが、一番のタイパかもしれない。
行動力が欲しいなら体力をつける
行動力は体力から発生する

こんな人こそ、まずは体力をつけるべき。体力がないと、そもそも行動できない。
極論言えば、体力があれば有給休暇をとらずに近場の海外に行ける。
- 金曜日の夜に空港へ
- 深夜の便で寝ながら6時間フライト
- 土曜日はフルで遊ぶ
- 日曜日は夜まで遊び空港へ
- 深夜の便で寝ながら6時間フライト
- 月曜日の朝に帰国、そのまま仕事
できんことはない。というかやっている人はいるはず。
ただこのスケジュールをこなしている人への褒め言葉って、「行動力ある」よりも、「体力ある」が先に来そうな気がする。
もし体力がない人がこのスケジュールをこなしたらどうなるか?たぶん楽しさはかなり薄れる。
経験の価値を最大化するために、体力をつける
年間100冊近く本を読む僕のバイブルのひとつ「DIE WITH ZERO」。

こんなパンチラインが載っている。
そしてその経験の価値を最大化するのにも、やはり体力が必要。体力を使い果たしたヘロヘロの状態では、経験の価値を高められない。

こうも書かれている。30代前半でボーナスタイムは終わってしまう。無駄にしてはいけない。体力だ、体力をつけるんだ。
体力をつけるためにするべきこと
お金がかからない方法4選

そんなことはない。体力をつけるのは、無料でできる。毎日の行動をちょっと変えるだけで達成できる。
体力をつけるためにすべきこと
- 1日に10,000歩は歩く
- 出社する比率を増やす
- 自重トレーニングをする
- 睡眠の質を上げる

1日に10,000歩は歩く

音楽聴きながらでも良い。ラジオを聴くのも楽しそう。とにかく1日の歩行距離を増やす。
シンプルだけど、やはり効果は大きい。人は、ホモサピエンスは、歩いてなんぼなんや。
有名なデータではあるんだけど、ハーバード大学の研究で、歩くことの効用が以下のように証明されています。
- 1日8分歩けば、最低限の肉体維持
- 1日10分歩けば、メンタルが改善
- 1日20分歩けば、早期死亡を防げる
- 1日40分歩けば、脳をシャープに保てる
- 1日60分歩けば、死亡リスクが減る

ちなみに僕は今は車社会に住んでる。しかし車は持っていない。全て歩き。徒歩。on foot。
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とにかく歩く。ウォーキングは健康と節約に通ず。歩くだけで人生は好転する。
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出社する比率を増やす
これは一部の人に限った話になってしまうんだけど、出社比率を増やしてみるべき。
フルリモート前提の人には関係ないし、フル出社の人にも関係はない。リモートワークと出社がまぜこぜの会社に限った話。
ちなみに僕の状況はこんな感じ。
- メインはリモートワーク
- 週一で出社、多くても週二
- 2020年4月以降からなので、丸3年以上
落ちた。落ちたね。体力が。自分でも実感してる。
自重トレーニングもした。週末はランニングもしている。リモートワークの日は、1〜2時間散歩してた。
それでも体力が落ちた。普通に出勤して、フロアで仕事をして、帰宅する。これがなくなるだけで、体力は激減してる。
今月は出社しないといけない用事も多く、週4とかで出社してた。

これが3日目の感想。3日続けて出社しただけでこの様。もちろんワークライフバランスもあるけど、出社するのは体力向上には意外と効いている。
自重トレーニングをする
アーティストは体力向上のために筋トレを始める
筋肉量を増やす。体力は、どうも、筋力に比例するらしい。
西川貴教とかラッパーの般若とか、アーティストでも筋トレをしている人が多い。
見た目もカッコよくなるってのそうなんだけど、ほぼみんな体力向上を目的に始めてる。ライブでバテてしまうんやって。
パンがないならお菓子を食べれば良いじゃない。体力がないなら筋トレをしたら良いじゃない。


ジムに行く必要はない。機材を特別に買う必要もない。自分の体ひとつで筋トレをしてしまう。
自重トレーニングのメニューはこれだけ
僕が好きなマンガのひとつ「オールド・ボーイ」。理由も分からず突如として誘拐された主人公が、10年の監禁期間を経て外の世界へ。
ここから話が始まるってマンガ。ヤバくね!?意味も分からず、さしたる心当たりもなく、急に10年間も監禁されるんだぜ?




そう。閉ざされた空間。できることは限られている。だったら自重トレしかない。僕にとって最高の筋トレ自己啓発本。

そう思われた方。以下がおすすめメニューです。やってみるべし。
自重トレのメニュー
- ノーマルなプッシュアップ:15回
いわゆる普通の腕立て - 手を広げた状態でのプッシュアップ:15回
手を広げることで、負荷がかかる位置を変える - 手を狭めた状態でのプッシュアップ:15回
手を狭めることで、以下同文 - 手を狭めて位置を下にしてプッシュアップ:15回
下の胸に負荷をかけるために、手を置く位置を下胸よりも下に - 手を狭めて位置を上にしてプッシュアップ:30回
上の胸と僧帽筋に負荷をかけるために、手を置く位置を上に
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アラサーのガリガリが、自重トレーニングを始めてみる。肩こり防止にもなるので、在宅勤務と相性が良い。
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睡眠の質を上げる
不眠症だった僕が伝える睡眠の価値
休息が何よりも大事。。ハードに動く。それ以上にハードに回復する。これしかない。
ではどうやって休息すれば良いんですか?何をするのが一番体が回復するんですか?
マッサージ、良いよね。確かに。サウナ、気持ち良いよね。酸素カプセル、使ったことないな。色々あるとは思う。

寝ろ。クソして寝ろ。眠りに勝る回復方法なんてこの世にないんだから。ドラクエだって、宿で眠ってるやん。
あなたの部屋にあるベッド。それがあなたのポケモンセンター。ぴんぴん、ぴろりん。


僕は仕事のストレスで一時期不眠症で悩んでた。ベッドに入っても全然眠れない。いや、ツラいのよ。
「断眠」って拷問も過去にはあった。眠らないって、ただの自傷行為。失ってはじめて分かった睡眠の価値。

睡眠の質を上げるための具体的な方法

そんなあなたに具体的な方法をご紹介します。
「睡眠」とタイトルにつく本だったら、手当たり次第に読む。何冊も読むと、だいたい被っているアドバイスが分かる。
それらを実践。そして実際に効果のあった方法を以下にまとめました。

睡眠の質を高める方法10選
- 夏は就寝3時間前、冬は1〜1.5時間前に入浴、かつ15分以上湯船に浸かる
- 風呂上がりに30〜60秒冷水のシャワーを浴びる
- 寝る前1時間はスマホを触らない
スマホは部屋の外へ、目覚まし時計を買いスマホを使わない - 寝る前に薄暗くした部屋でソファに座って目を閉じ、無刺激タイムを15分間
眠くなるまでベッドに入るのはNG - 悩み事がある場合は、紙に書き出し、脳に残さない
エクスプレッシブライティングと呼ばれる手法 - 日中に1時間以上のウォーキングを行い、体を疲れさせる
ランニングや筋トレでも可 - 就寝2〜3時間前までに食事を終える
冬眠中の動物は、お腹が空っぽの状態で眠っている - 15時以降はカフェインと昼寝はNG
15時前までに昼寝をしても30分まで - 眠る前に部屋を1〜2分換気
二酸化炭素の量が睡眠の質を左右する - 寝具にこだわる
カバーなどはマメに洗濯、シングルベッドは小さいのでNG
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【完全版】あなたの寝れないを解決します。不眠症だった僕がまとめる睡眠の全て。
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「体が資本」は全人類にとっての格言
デジタル世代だからこそ、肉体に意識を
体が資本。ケーキはシフォン。使い古された表現、でも真実。
やれChatGPTだ、やれAIだ、やれオンラインだ。デジタルツールがとにかく隆盛な現代社会。
しかし、しかし、そんな現代社会を味わえるのは、この肉体を通じてに他ならない。
どれだけ世界が進んでも、マトリックスみたいに電脳世界にならない限り、肉体は価値を失わない。
体力がある人は、精力的にデジタルツールを使う。体力のない人は、しょぼしょぼと使う。
体力がある人が結局勝ってる
昔に「健康経営」というテーマでセミナーに参加したことがあります。
その際に講師の人が、なかなか定着しないと課題感を語っていました。健康に配慮することは素晴らしい。
でも馴染んでいかない。なぜなのか。それは会社のルールを決める経営者層にありました。
「どんな会社でも、社長や役員など上に立っている人は、総じて体力があり頑丈なんです。」とのこと。つまり自分が強すぎて、弱者の気持ちが分からないそうな。
この話をどう受け取るかって話もある。ただ僕はこう解釈している。

体力があれば、なんでも上手くいくわけではない。ただ体力があることで、広がる可能性はある。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 体力があると気持ちの余裕も生まれ、体験を最大化できる
- 運動の時間を増やすと同時に、睡眠の質も上げる
- 社会で成功しているのは、結局体力のある人だけ
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!