上司に理不尽にキレられる、突発的なトラブルが舞い込む。サラリーマン生活はキツく、ストレスと隣り合わせです。
もちろんサラリーマン以外の方も、日々メンタルを削られながら戦っているはず。
別に今しんどいことが起こっていなくても、これから大変なことが起こるのではと想像し、気持ちが沈むことも多いですよね。
というのが僕からの提案。人間は平均して1日に12,000〜60,000個の考えを持つ。しかもそのうち80%はネガティブ。
狩猟最終民だった頃には、不安を抱えることで生存率が上がっていたんでしょう。しかし今は余計なお世話です。
脳は他人です。自分であって自分でない。脳にどんな言葉を語りかけるかで、自分の毎日は一変するはず。
どうせ脳にかけるなら、ポジティブな言葉を。脳を前向きにさせて、人生をタフに生きましょう。
・ついつい悪い未来ばかり考えてしまう
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、
様々なコンテンツが溢れている中、読んでくださったのも何かの縁。最後まで楽しんでいってくださいね!
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 才能よりも、マインドで成果が大きく変わってくる
- 脳内で毎日数万あるネガティブワードを、ポジティブワードに変える
- 脳は他人、自分でポジティブな言葉を送って機嫌を取ろう
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,300万円達成
能力よりもマインドが重要
僕らは何かに挑む際に、才能のあるなしに注目してしまいがち。
「あいつには才能がある」から成功し、「自分には才能がない」から失敗する。こんな思考回路。
しかし実際はそうではありません。才能というのは、極めて曖昧なもので、実際にはないも同然。
世界的ベストセラー「失敗の科学」「多様性の科学」の著者マシュー・サイドの最新作「才能の科学」。ちなみに僕はこの作者の大ファン。
ビジネス・学問・スポーツ・芸術など、全ての分野で「才能がない」と諦める前に読んでほしい本。
と読んでいると思える。ありもしない蜃気楼にこれまで惑わされてきたのかって目から鱗が落ちる。
例えば20歳になるまでに、最高のバイオリニストたちは、平均10,000時間の練習を積んでいる。このパターンに例外はなく、努力のもとに成果を上げている。
これは有名な「1万時間の法則」ってやつですね。才能よりも努力。
- 継続的な努力
- 周囲の環境
- 周囲の人間関係
- 工夫した練習メニュー
才能よりも、これらが大事なんですね。
スポーツ選手でも、僕らはその結果だけを見てる。その選手にも始めたての頃があったことや、練習過程まで意識が及んでいないから、ついつい別種類の人間だと思ってしまう。
もちろんそんな単純な話ではありませんが、あえてざっくりまとめてみる。
何かを成し遂げるには能力よりも、実際に自分の行動や工夫が大事。ひいては才能よりも、マインドの方が重要です。
僕も所詮は凡人。才能なんてない。大学に浪人して入って、留年して卒業したし。しかしマインドだ、マインドを持つのだ。
脳内を走っている言葉たち
最近僕が読んで感銘を受けた本「鋼の自己肯定感」。シリコンバレーに在住&勤務歴22年を誇る宮崎尚子さんの著書。
最先端の研究結果と、実際に働き生活していたシリコンバレーの習慣から、生み出された自己肯定感を高く保つ方法が載っています。
この本に自分の脳との付き合い方に関して、面白い内容が掲載されていました。
アメリカ政府の組織ナショナル・サイエンス・ファンデーションの、2005年に行われた研究によって判明しました。
平均して人は1日に12,000〜60,000個の考えを持ち、そのうち80%はネガティブ、そして95%はその前の日と同じ考えなんです。
人は自分がフォーカスしたものしか見ない、これも様々な実験で証明されています。新しい髪型に変えた途端に、自分と同じ髪型の人が多くいることに気づいたって経験は誰しもあるはず。
この研究から導かれる結論は、
もし、常に
とネガティブな考えを持ち、自分に語りかけていたとします。脳はその決めつけにフォーカスし、その証拠ばかりを集めるようになってしまう。
テストの点数がひどかった時、誰かに悪口言われた時、がんばっても成果が出なかった時、その情報を集めて自分はダメだと結論づけてしまうんです。
ところが一方で、自分に
と語りかける。ポジティブに考えると、その証拠も同じようにいくらでも集まる。
これまでずっと80%もしくはそれ以上に、自分にネガティブな指示を出していた。少しずつでもポジティブな指示に、書き換えていく。そうすれば1年後の僕らの人生は、見違えるほど好転しているはず。
またハーバード大学のエレン・ランガー教授が行った面白い実験があります。ホテルの部屋の清掃係を2つのグループに分ける。
- ベッドメイキングや掃除機をかけたりする作業に、エクササイズ効果があると信じ込ませたグループ
- 何も伝えず、作業をさせたグループ
数ヶ月後にこの2つのグループを比べてみました。「自分がやっている清掃の作業にエクササイズの効果がある」と信じていた最初のグループは、なんと体重が減るなど実際に効果が見られたんです。
こうなってくると、もはや根拠がなくても良い。自分で自分に語りかけ、そう思い込ませる。脳に刷り込むべき。
脳にはポジティブな言葉を栄養に
脳には様々な言葉が日々飛び交っている。ここを書き換える。ネガティブなことが80%なんて比率を、ぶっ壊す。
よく考えてみる。家族や友人や同僚に、悪口やネガティブなことを言われたとする。「お前にはできっこない」とか。
ぶっちゃけこれは一回言われただけでも、結構ヘコむ。しかし僕らは脳に、その何倍もネガティブなことを言ってしまってる。こんなん絶対に心が折れるに決まってる。
もちろん人類が生きてくる中では、必要だったんでしょう。不安を感じて、危険から避けないと生き延びれなかったはずですし。
しかし今や現代。令和。メタバースなんてのも囁かれてる時代です。脳の危険信号は、きっと過剰になってる。
この機会に、僕らは、自分の力で、脳内を走っている言葉を書き換えましょう。
脳でつぶやく言葉のリスト
- なんでもないふとした時に、「これから人生はもっと充実する!」
- うまくいかない時・ミスした時、「やり方がうまくなかったな、次は大丈夫!」
- 他の人と比較して落ち込んだ時、「まだまだ途中経過だから、これからだな!」
- 心が折れそうな時、「この経験は後で活きてくる、人生は経験こそ全て!」
- 何かに挑戦して失敗した時、「自分で選択して挑戦できたことに価値がある!」
- 環境に恵まれていない時、「ちょうどいいハンデだ!」
- 何か突発的なトラブルが起こった時、「面白くなってきやがった!」
なにか不測の事態が起こった時や、ネガティブなことを考えそうになったら、上書きしてあげましょう。
自分の脳に屁理屈でも根拠がなくても良いから、とにかくポジティブな言葉を贈呈する。
鶏が先か卵が先かみたいな話で、ポジティブな言葉を送るから脳はポジティブになるはず。
自分で自分の脳の機嫌を取る
運動すれば脳は変わると言われているように、脳は大人になっても変形していくんですね。
だったら脳につぶやく言葉をポジティブなものに置き換えていけば、きっと脳も変わっていくはず。医学的根拠はなく、ただの僕の願望ですが。
過去記事でも取り扱った本「すぐやる! 「行動力」を高める”科学的な”方法」。ここで、
というものがありました。
自分の意思と脳を切り離して考える。例えばスマホをすぐに触ってしまうのは、視界に入って脳が意識してしまうから。
「触らない」という意思を持っていても、脳が誘惑されてしまうのです。脳を他人だと思い、機嫌をとってあげる。
自分の脳を、自分で、接待する。前向きになれる言葉をかけて、よいしょする。
僕らにはそれぞれ、モチベーションになる言葉があります。「かっこいい」、「かわいい」、「頭がいい」など。ここは人によってそれぞれ違う。
まずは、その言葉を考えてみて下さい。なんでしょうか。
自分の体が自然に動く状態になっている時の言葉であり、モチベーションの源泉になるキーワードです。
このキーワードをまずは見つける。もし何か困難が訪れても、このキーワードを使って、自分を鼓舞する。
みたいな感じ。
僕らの脳は自分であって、自分でない。だから自分で絶えず前向きになれるように、言葉を送りまくる。
脳内で飛び交う言葉は1日に12,000〜60,000個。ここをポジティブに変える、そりゃ人生も変わる。
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まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 才能よりも、マインドで成果が大きく変わってくる
- 脳内で毎日数万あるネガティブワードを、ポジティブワードに変える
- 脳は他人、自分でポジティブな言葉を送って機嫌を取ろう
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!