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千原ジュニアのすべらない話に学ぶ!「すなわち、便所は宇宙である」に見るメモ術!!

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

僕の今年の目標の一つに「メモをとる」というものがあります。今までとっていないわけではなかったのですが、もっと積極的にメモしていこうと。

 

そんな中、僕に刺激をくれる本と出会いました。それがお笑い芸人千原ジュニアの書籍「すなわち、便所は宇宙である」。千原ジュニアは自身のトイレにノートを置いていて用を足している間に思いついたことをメモしているらしいのです。そしてそのメモと、それにまつわる文章を書いているのがこの本。

 

トイレでのメモが本になるくらいだから、きっとメモ界の神様に違いありません。ここに学ぶメモ術を紹介します。

 

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話芸の到達点、千原ジュニア!

有名な芸人ですので、大半の方が知っているかと思います。しかし、そんな中でも僕は個人的にまあまあのファンだと自負しています。自分も何か面白い話をする際に、「この話は千原ジュニアだったらどの様に話すだろうか?」と一つの判断軸として持っているほどです。

 

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昨今様々なお笑い芸人やタレントがいます。色々なベクトルの面白さがありますが、その中でも単純に「喋り」という能力においてトップが千原ジュニアではないかなと。その中の大きな要素が「着眼点」「発想力」だと思っています。

「チハラトーク」や「にけつッ!!」を観ていて、どう生きたらこのような物の見方や気付き方ができるのかと毎回不思議に思っていました。しかし、この本を読み少しその回答を得ることができた気がします。

 

ちなみに、 先日有り難いことに「にけつッ!!」の公開収録を観ることができました!その時の体験を記事にまとめましたので、興味のある方は是非!

www.bit-corleone.com

「すなわち、便所は宇宙である」はすなわち、面白い!

この本の魅力は、キャッチーな(というか特徴的な)一文があり、その後に解説というセット。これが何と88個。(笑)

 

例えば、「半ドアのまま遠出」という一文。これは実際のノートをそのまま貼付けているんでしょう。正直訳が分かりません。。。(笑)

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そして、そこから解説。
大喜利の問題で

内田裕也が「君、それロックだね〜」。
さて、何をした?

これの千原ジュニアの回答が「半ドアのまま遠出」と。なるほど!!

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こんな感じで、トイレでしたメモ書きを載せて、それの解説をしていくと。しかし、思いつきのメモ書きが金になるんだからさすがって感じですね。

 

すなわち、便所は宇宙である

すなわち、便所は宇宙である

  • 作者:千原ジュニア
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2011/04/20
  • メディア: 単行本
 

 

しかも、読んでいると「にけつッ!!」で話していたスゴい面白かったエピソードとかが載っていたり。「この話はトイレで生まれた」のかと。トイレで排泄物以外を産み出せる人間が一体この世に何人いるのか!!

 

うーん、千原ジュニアならもっと上手く言うのかな・・・笑

 

あと、個人的に好きな話が「総理大臣が小学校で給食」というのもの。これは昔ニュースで支持率が芳しくなかった総理大臣が小学校で給食を食べていたということから。そういった安易な人気取り行為に走っている時点でもう先は長くないという内容でした。

 

ちなみに、芸人でも似た様な事はあるみたい。「ヤバいファンをテーマにしたネタを作り出したら下り坂」とのこと。(笑)近くにある安易なもので笑いを欲しがっているのはかなり悪い兆候だそうで。。。

得も言わぬこともメモにしよう!

この本を読んで僕のメモライフも少し変わりました。ちなみに、僕はメモ帳代わりに手帳を使っています。このキャメルのレザーの物。かれこれ一年半くらいは使っていますね。

 

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リフィルはEDiTのものを。4月スタートなのでそろそろ新しいのを買わねば。

 

今年の僕の目標の一つが「毎日手帳1ページ分何かを書く」というもの。特に細かいルールはなし、ブログのネタ、思いついたこと、気付いたこと、今度の休みにしたいことなどなど何でもOK。とにかく毎日アウトプットしようという取り組みです。

 

野球部の1000本ノックみたいな感じで、とにかく数をこなすイメージです。「質」は大事ですが、「量」に拘りたい。

 

書いていることは本当にしょうもないことも多い。それでもOKなんです、自分的にはね。

 

例えば、ある日のメモ。

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これは会社の人とお昼ご飯に行ったとき。机に「八味」と書かれた調味料がありました、ラベルを見ると、七味に一つ要素が加わったものとのこと。単純に「七+一=八味」ってことみたいです。

 

しかし、人がいっぱい集まっても「七味・八味」にはなりません、絶対に「一味」です。「日本語って面白いな」そう思って書いたメモです。本当にどうってことないですけどね。(笑)

 

また、ある日は「キャッチコピーの極意」という本を読んだ時のメモ。ブログを書いているとキャッチコピーが大事だから勉強しようと思い購入しました。 

届く! 刺さる! ! 売れる! ! !  キャッチコピーの極意 (アスカビジネス)

届く! 刺さる! ! 売れる! ! ! キャッチコピーの極意 (アスカビジネス)

  • 作者:弓削 徹
  • 出版社/メーカー: 明日香出版社
  • 発売日: 2019/01/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ここで一つ書いていたのは、アーティストの椎名林檎はタイトルをつけるのに才能があるとのこと。文豪レベルのタイトルをつけていますねと。「輪廻ハイライト」、「下克上エクスタシー」などなど。

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これを受けて自分でも造語を作ってみるかと思い、色々思索したページですね。「直下型ブレンバスター」は言わずと知れたブッダブランドですが。。。(笑)

 

www.youtube.com

 

 全く意味は無い単語ではあるのですが、個人的には「戸締まりマジェスティック」の響きが好きだな。(笑)

発想力は1日にして成らず

非凡な発想力・アイデア力は、先天的か後天的か?おそらく半々だと思っています。後天的な部分はおそらく訓練で身に付くのではと。

 

発想力を身につけるためには、まずはインプット・アウトプットを習慣的に行う必要があると思っています。野球部の1000本ノックみたいな感じで、とにかく数をこなすイメージです。

 

昔読んだ「失敗の科学」という本で興味深い話が載っていました。

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織

  • 作者:マシュー・サイド
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2016/12/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 ある陶芸のクラスで生徒を2組に分けた。一方には作品の「質」で評価すると言い、他方には「量」で評価すると伝えた。ここで結果は面白い物だった、全作品中最も「質」の高い作品を出したのは、「量」を求めたグループだったのだ!

 

ここでその実験に関わっていた教授の考察。

「量」のグループは、実際に次から次へと作って試行錯誤を重ね、粘度の扱いも上手くなっていった。しかし「質」のグループは、最初から完璧な作品を作ろうとするあまり頭で考えることに時間をかけすぎてしまった。結局後に残ったのは、壮大な理論と粘度の固まりだった。

 

つまり思いついたことは玉石混交だけれどとりあえずそれを逐次メモしていこうと。

 

また、聞いたことや学んだこともメモしていくのは大事ですね。新聞で見た記事、立ち読みした本の内容、Youtubeで知った内容などなど。そのメモした内容が活きたり金になることは少ない、でも知らないことにアンテナを張る姿勢は大きな金になるというのが持論。

まとめ

ざっくりですが、まとめます。

  • 思いついたことや学んだことはメモすること
  • 大量のメモをすることで、質はついてくる
  • メモの内容もそうだが、アンテナを張っている姿勢に価値がある

ではでは!

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