先月の電気代は約2万円でした。一人暮らし、8畳の1K。そんなに電気を使った記憶もない。明細を見ていると、物価上昇に伴い、意味の分からない項目が増えていた。
スーパーの食品も値上がりしてる。いつも買っていた惣菜の唐揚げ。6個入りで300円だったのが、360円になってる。物価上昇がすごい、息もできない。

・気づいたら衝動買いしてしまう
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

お金を使うべき選択肢は以下の通り。逆に言えば、ここに載っていない項目には、一切お金を使わなくてOK。
- 健康への投資
- 体験への投資
- 人間関係への投資
- ライフスタイルへの投資
- 知識・レベルアップへの投資
- 時間への投資
物価は上がる。でも賃金は上がらない。だったらお金の使い道を絞るしかない。ムダなモノに、これまで以上に、お金を使わない。
資本主義である以上、世の中の会社は僕らからお金を奪おうとする。そのために魅力がありそうに見える宣伝をして誘惑してくる。負けてはいけない。負けられない戦いがここにある。


この記事のまとめ
- 物価は上がっても賃金は変わらないので、お金の使いかを見直すしか活路は開かれない
- お金を投資してもいい項目以外ではお金を使わない
- お金を使うか使わないか、ここは自分の選択次第である
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
物価の値上げが止まらない
なんかめちゃくちゃ値上げしてますよね。スーパーに行っても、前まであんなに安かったもやしが、もうそこまで安くない。
食品なんか分かりやすい。一人暮らしだったら、日々スーパーで値段を見ることになる。
- 食材価格高騰
- 原油高・物流費の高騰
- 円安で輸入コスト増加
これらの原因で、2022年は2.1万品目が値上げになってる。「逆に何が値上げしてないねん、おい!」って思ってしまう。
今年も値上げされる商品は増える。もしくは同じ値段でも、内容量が減る。
マクドナルドも値上げをする。僕が小学校の時は、60円でハンバーガーが買えるセールの時代もあったのに。
各国の経済力を測るための指数として「ビッグマック指数」なるものがあります。マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を、それぞれの国と比較するというもの。
ビッグマックは、全世界において、ほぼ同一品質。原材料費、店舗の光熱費、店員の労働賃金などを元に単価が決定されます。
したがって総合的な購買力の比較に使いやすい。確かにマクドナルドは全世界にあるしね。
日本は他の先進国に比べて、このビッグマック指数がめちゃくちゃ安い。ただ昔は高かった。そのため日本は、貧しくなっていると言われてきました。

とこれまでの僕は感じていました。
僕が成人式の日に、マクドナルドで「成人式に参加した人はビッグマック無料」というイベントをやっていたのです。もちろん同級生と連れ立って、成人式後のランチにマクドナルドに行きました。
マクドナルドよ、優しさと愛には感謝している。しかしそんなことをするべきではなかったのだ。値上げをして、日本を今よりも豊かにしておくれ。社会人になってこう思ってた。
そしたら今回のマクドナルドが値上げときたもんだ。


物価に対して、賃金は上がっていない
先ほどのビッグマック指数のように物価が上がることは悪いことではない。日本は商品の値段が低すぎると指摘されてきました。
アメリカやヨーロッパにいくと、総じて物価が高い。ラーメン一杯が2,000〜3,000円することもある。
その国の経済が発展するために、物価上昇は必須項目のひとつです。しかし条件があります、それは賃金も同時に上がらないといけないということ。
しかし今は物価だけ上がって、賃金は据え置き。ここが大問題。
入ってくるお金は少なくなっている。しかし出ていくお金は増えている。はい、搾取。すぐに分かる、僕らは搾取されてる。お尻の毛までむしりとられてる。
日本は平均給料が30年も変わっていないと言われています。しかしその間に消費税は上がったし、健康保険料や厚生年金保険料も上がった。
同じ年収1,000万円でも状況は変わる。昔の年収500万円の暮らしと、今の年収1,000万円の暮らしが同水準なんだとか。
つまり年収における生活レベルが半減してる。平均年収は変わらず400万円強だけど、暮らしのランクは確実にダウンしてる。
非常に由々しき問題だけど、悲しいことに僕ら個人レベルで、この流れを変えることは難しい。

結論はコレだと思う。不要なものは買わない。必要でないことにお金は使わない。こうすることでしか、僕らは豊かな生活を手に入れることはできない。
お金の使い道を限定しておく
不要なものにお金を払わない。転じてお金を使う用途を、あらかじめ決めておく。

お金を使う用途はコレだけ!
- 健康への投資
- 体験への投資
- 人間関係への投資
- ライフスタイルへの投資
- 知識・レベルアップへの投資
- 時間への投資
この6項目以外にはお金を使わない。メリハリ。人生は選択と集中。
健康への投資
僕らが幸せに生きるための大前提として、健康であることが挙げられます。過去記事にもしましたが、人間は幸福になるためには順番があるんですね。
脳内からは以下のような脳内物質が分泌されます。それぞれ分泌されるシチュエーションも異なる。
- セロトニン
心や体の健康 - オキシトシン
人との繋がり、愛情、友情 - ドーパミン
成功やお金
セロトニン→オキシトシン→ドーパミンの順で、分泌されるのが望ましい。心と体が健康になり、豊かな人間関係を形成し、そこからお金の喜びを味わうって流れ。
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健康につながるものは、積極的にお金を投資する。こういうと難しく聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。
- 野菜
- 果物
- 栄養のある食事
お菓子やジャンクフードはNG - 各種サプリメント
- 健康につながる生活用品
- トレーニングウェアやギア
- 寝具
- ジム代
こういったことに使っていく。特に食事は大事。体に悪いもの食べない、お金を使わない。体に良い食品には積極的に投資する。

体験への投資
僕のバイブルのひとつ「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」。この本の中で、以下のような記載があります。

いくら稼いだかではない。いくら資産額があるかではない。どれだけ多くの経験をできたか、人生はここで決まってくる。
使い古された表現ですが、あの世に金は持っていけません。加えて歳をとるごとに、僕らにとってのお金の価値は下がっていきます。
例えば小学校の時に1万円持っていたとしたら、無敵感スゴかったですよね。「なんでもできるやん!どんとこいや!」ってなっていたはず。
しかし社会人になって、財布に1万円入っていても、そんな気分にはなれない。「別に」って、沢尻なテンション。
お金に関しての可能性は、年々減ってくる。それに同じ経験でも、歳をとるごとに難易度は上がる。
世界一周を20代でするなら安上がりでできるけど、還暦を超えると値段は高くなる。安い宿で雑魚寝なんかしたら、次の日動けなくなる。
僕らの人生で意味を持つのは経験のみ。やってみたいこと、未経験なこと、どんどんトライしていきましょう!
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人生の価値は経験の総量で決まる。毎日を充実させるために、経験を優先する。
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人間関係への投資
これは過去の自分への戒め。お金を倹約しようとして、人間関係にかけるお金をケチってた。交際費はムダだって思い込んでたんですね。
先ほどの幸福における話で、健康であれば、その次は人間関係を豊かにする。そうすることで本当の幸福を得ることができるわけです。
と言っても過剰に相手にお金を割く必要もありません。そうなるとパパ活みたいなことになってしまう。
- 食事代
ランチやカフェなどの費用 - 一緒にするアクテビティ代
どこかに出かけたり、旅行するための費用 - 相手へのプレゼント代
誕生日などに贈る品物代など

別に好きでもない人との関係維持にはお金を使わなくてOK。家族や恋人や友人など、大事と思える人と良好な関係を持続させるためにお金を使いましょう。

ライフスタイルへの投資
お金を倹約して生きる。どこか虚しさを感じるのではないか、そんな不安を解消するためにこちら。

例えば僕は車にそこまで興味はない。運転も下手だし、今のところ購入の予定もない。車を所有するだけお金のムダ、維持費がかかるだけ、と思ってる。
しかし世の中には僕と違って、車が大好きな人がいる。それはそれで正解。その人の生涯の目標が「フェラーリを所有する」ってことなら、全然買ってもいいと思う。というか買うべき。
自分が理想とするライフスタイルは誰しもあるはず。そのためならば、他の人からはムダと思えるようなことにでもお金を使ってもいい。
人に羨ましがられる人生よりも、ただの自己満の人生の方が満足度は高い。必要以上の服や靴を持っていても良い、理想のライフスタイルに近づけるならば。


見栄のためにお金を使うのは良くない。自分が本当に欲しいものではないかもしれないから。しかし目指すライフスタイルのためならお金を使う。本当に自分が求めているものだから。
知識・レベルアップへの投資
いわゆる自己投資といわれるやつ。「自分自身に投資することが、自分にできる最善のことだ」とウォーレン・バフェットが言っていたのも有名な話。
知識のない人生は面白くない。というか知識や教養のない人は、他の人からつまらないと思われてしまう。
そしてこれは持論なんですが、人生に明確なゴールはない。達成感を得るためには、プロセスを楽しむしかない。だから日々レベルアップしている実感が非常に大事。
ドラゴンボールの修行みたいに、一気に強くなったりはしない。現実は極めて地味。
しかし「昨日の自分よりも、レベルが上がっているか」という視点で考える。昨日よりも新しいことを一つでも覚えていたら、今日の自分の勝ち。
- 書籍代
- 講義などの受講費用
- アウトプットに用いる機材など
僕の場合はブログを書くためのPC
例えばこういうのが使い道として挙げられます。

出費を抑えるために本を読まなかったり、知識のためにお金をケチる。こんなことしたら人生は先細りするだけ。
生きている中で日々達成感を感じたいなら、昨日の自分と比較する。そして昨日の自分に勝つために、知識をつけレベルアップをする。ここ大事、テストに出るやつ。
時間への投資
時間はお金よりも価値がある。そう教えてくれる本が「TIME SMART」。この本の中に面白い実験が載っています。
働いている成人に、別の週末にそれぞれ40ドルを支払い、このお金の使い方を指示をしました。
- 最初の週末には、その40ドルで自分のためのモノを買うように指示
Tシャツや化粧品などを購入 - 次の週末には、どんな形でも構わないから時間を節約するために使うように指示
テイクアウトの食事、バスの代わりにタクシーなどを利用
結果としては、時間を節約するためにお金を使った方が幸せを感じ、ストレスが減ったんです。

とも書かれている。
お金を時間を産むために使うのは非常に理に叶ってる。
- 遠方に行く場合は高速バスでなく新幹線などを使う
- 洗濯物を干す時間を節約するためにドラム式洗濯機を買う
- コンタクトレンズを2weekから1dayに変える
- 料理の手間を減らすために、一品は惣菜にしてみる
パッと思いついたものを書いてみましたが、他にも色々あるはず。

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お金よりも時間を優先。お金持ちより時間持ちが幸福になる。
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お金の消費をいかに防ぐか
先ほどの6項目には投資してもOK。その他には、一切使わない。自分のお金は自分で守る。
人から急に何かを頼まれて、手間がかかることはある。いきなり電話がかかってきて時間をとられることもある。僕らのリソースは奪われてるけど、窃盗罪にはならない。
しかし他の人が、急に僕らの財布からお札を抜く。これはしっかりした犯罪。法律が守ってくれる。まぁ税金が上がって合法的にむしりとられることもあるけど。
とにもかくにも、お金は比較的ではあるけど、自分でコントロールできる。使うも使わないも自分の意志ひとつ。
- お金のかからない趣味を見つける
- 予算を決めて楽しむ
休日を3,000円の予算内で楽しみきる

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20代でお金がかからない趣味を楽しむ。趣味で散財しない人生を。
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お金は基本的に僕らが自発的に払うもの。そして世間は人からお金を奪うことしか考えていない。あえて極端に書いていますが。
世の中に存在する営利目的の企業は、すべからく人にお金を払ってもらって利益を最大化することを目的としている。
頭のいい人たちが必死に考えてる。魅力的に見える商品やサービスを提供し、これでもかと宣伝してくる。僕らは防戦一方。
意識しないとついついお金を払ってしまう。値段がついたもの全てに意味があると思えてしまう。

まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 物価は上がっても賃金は変わらないので、お金の使いかを見直すしか活路は開かれない
- お金を投資してもいい項目以外ではお金を使わない
- お金を使うか使わないか、ここは自分の選択次第である
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!