完璧主義はデメリットしかない。今すぐやめましょう。行動できなくなるだけ。
完璧主義を名乗るなら、とことんまでクオリティにこだわるしかない。ただ険しい茨の道。

・完璧にできないなら、やらない方がマシ
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

僕の偏見ですが、「自分は完璧主義である」って人ほど、役に立たない。完璧主義をテイの良い言い訳に使ってるだけ。
- 全てを完璧に仕上げる
- 完璧にできないなら行動しない
この二種類のうち、後者を選択する人が大半。完璧主義でプロとして成立するのは前者のみ。

どうせ失敗するんだから、早いうちにミスっておく。何回目かで及第点を出せればOKなんです。
この記事のまとめ
- 完璧主義だと一人で抱え込みやすく、メンタルも弱くなる
- 欠点にこそ人は集まる、完璧にこだわる必要はない
- 最低限のクオリティに仕上げて、周りからフィードバックをもらうことで、他の人が求めるモノに近づく
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
完璧主義は極端になりがち
完璧主義と聞くと、非常に耳触りはいい。なんか天才っぽく聞こえる。
しかしかっこよく見えても、実際は何もしない人の方が多い。「完璧にできないなら、何もしない方がマシだ」って発想が飛んでしまう。

完璧主義と聞くと、プロっぽい印象を受けるけど、そんなに偉くない。
- 全てを完璧に仕上げる
- 完璧にできないなら行動しない
選択肢はこの二つしかない。そしてほとんどの人は後者を選ぶ。前者を選ぶ気骨のある人とまだ出会ったことがない。
例えば映画監督の巨匠であるデヴィッド・フィンチャーは、徹底した完璧主義者として知られています。デヴィッド・フィンチャーの名作のひとつ「ソーシャル・ネットワーク」。
この映画の冒頭のシーンはなんと100回も撮り直したそう。かなりバグってる。もし完璧主義者というならこれくらいまでしてみてほしい。
「オレ不器用なんだよね」とか「私は要領が悪くて・・・」と言っている人ほど、しっかりアクションを起こしている。
僕の大学の同期で「オレ、完璧主義やねん」と言ってる奴は、しっかり二留してた。


完璧主義の人は、とにかく行動しない。ちょっとやってみる、まずはトライしてみる、こういう中間がない。
Just Do Itからもっとも遠い存在。僕がNIKEの社長になったら、完璧主義の人にはスニーカー売らない。
完璧主義の人はメンタルが弱い
完璧主義だと行動できない。そしてもうひとつ大きなデメリットがあるんです。

1日45件の商談をこなし、世界第2位の営業成績を叩き出した「メンタルの鬼」である権藤 優希さんの著書「心が強い人のシンプルな法則」。
この本では自分のメンタルを自分でコントロールする術を教えてくれています。メンタルが弱い人には共通の特徴があるとのこと。
メンタルが折れやすい人の5つの特徴
- 完璧主義
- 気分・感情が激しい
- 視野が狭い
- どう見られるかが気になる
- 思い込みが激しい

と感じた人もいるでしょう。
- 一人で抱え込んで、結局何もできない
- 人にアドバイスを求められない
- 自分の欠点を自覚したくないし、人に気づかれたくない
ミスしたくない。間違ったら、自分の自信もなくなる。人にもバカにされる。そして行動しない。
行動しないから、経験値がたまらない。いざやってみて失敗したら、立ち直れない。だからメンタルが弱い。完璧主義に百害あって一利なし。
完璧主義から卒業するために
欠点にこそ人は集まる
完璧主義から今すぐに卒業する。行動できないだけの人になってしまう。

って思ってる人にも、読んでほしい。悪いこと言わないから、続きを読んでみて。

他の人に好感を持ってもらうには、欠点を受け入れてもらう方が良い。ありのままでいいし、コスパもいい。
先ほどの「心が強い人のシンプルな法則」にも、

とも書いている。

失敗をすることからスタートする
完璧主義から脱却するためには、まずは失敗から始める。というか「失敗する」ってことを前提にしておく。
- 練りに練って、一発入魂の勝負をする
- とにかく失敗して、トライ&エラーを繰り返す
僕の人生経験から考えると、絶対に後者の方が成功する確率が高い。
まずはやってみる、ミスってもいい。というかミスったほうがいい。そのミスを振り返って修正し、再度トライする。このサイクルを、とにかくグルグル回す。
「心が強い人のシンプルな法則」に載っていた法則。

僕らはとにかく失敗を積んだ方が良い。いきなり一発目で上手くいくことはないと肝に銘じておく。

ある程度のクオリティは保った方が良い。しかしそれ以上に仕上げても効果が薄かったりする。僕のブログもそうで、どの記事が読まれるかあまり予想できない。
めちゃくちゃ仕上げて書いたものが読まれず、気楽に「ふんふん♪」って書いたものが読まれたりする。
失敗しても良い。失敗から次に活かせば良い。数打ちゃ当たるでも良い。とにかく行動していることが大事。
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失敗するよりも挑戦しない方が罪深い。失敗の先にしか成功はない。
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僕らにとっての完璧は、人にとっての完璧ではない
完璧にこだわる。自分が納得のいくモノを作り上げる。しかしこの頑張りは、ただの自己満足かもしれません。
過度なこだわりが、他の人のニーズを満たすかは分からない。上司に見せる資料作成の見栄えにめちゃくちゃこだわっても、あまり意味がない場合もある。
完璧になるまで手元に持っておくよりも、6〜8割の完成状態でもまず出すことが大事な場面もある。
自分の80点は、誰かにとっての100点かもしれない。「これで十分だよ」って言われるかもしれません。
もちろん逆も然り。自分で100点だと思っても、誰かにとっては80点かもしれない。

繰り返しにはなりますが、結局はこれ。完璧主義になると、行動しない。もしくはアウトプットするまでに時間がかかる。
実際にやってみて、周りからフィードバックをもらった方が良い。「完璧にできた!」と思っても、自分にとって完璧ってだけかもしれないし。

まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 完璧主義だと一人で抱え込みやすく、メンタルも弱くなる
- 欠点にこそ人は集まる、完璧にこだわる必要はない
- 最低限のクオリティに仕上げて、周りからフィードバックをもらうことで、他の人が求めるモノに近づく
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
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