弱みを克服して有名になった人はいない。優れた人はすべからく強みを活かして活躍している。
スティーブ・ジョブズだって人間的にはかなりアレだったけど、強みを活かしまくってあれだけ偉人になったのだ。

・自分の強みが分からない
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

人にはそれぞれ特性があります。その特性が時として、強みとして働くことも弱みとして働くこともある。
あなたが「自分はここが弱みだな」と考えている部分は、時とシチュエーションによって強みに働く場合があるんです。
例えば僕の場合はこんな感じ。全ては捉え方次第。カスはカスでも天カス。クズはクズでも星クズ。
弱みを強みに反転させる
- 責任感がない
→物事に入れ込みすぎずに、フラットに見れる - 自分ごととして捉えられない
→こだわり・しがらみなく、人に任せることができる - 面倒なことは深く考えない
→即断即決できる - 人に興味がない
→人に干渉しすぎない - 知ったかぶりをしてしまう
→ブラフが得意 - 詰めが甘い
→完成手前まで持っていくのが早い - すぐにサボる、手を抜く
→優先順位をつけるのが得意


この記事のまとめ
- 弱みを直しても平凡以上にはならない、強みをもっと伸ばそう
- 自分の特性が強みに働くように捉え直そう
- 自分がどんなシチュエーションで輝くか把握しておかないと人生で損をする
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
自分はどんな特性を持っているのか?
僕らには適性があり、向き・不向きがある。僕は今30歳なんですが、生きていると自分の能力が分かってくる。できることとできないことが明確になる。
苦手なものはとことん苦手。興味が持てないものを、頑張って好きになるのも無理。

表面上仲良くするのは得意なんだけど、深い仲になるのは面倒くさい。
結婚したくない。というか仕事でも人間関係でも、責任感を負いたくない。とことん無責任で生きていきたい。

僕らが生まれ持った特性を変えるのは無理。できたとしても労力のムダ。ペンギンが飛ぼうとするくらい無謀。泳ぐしかない。
無い物ねだりをしない。あるもので戦うしかない。バカとハサミは使いよう。
まずは自分の特徴を見つける。その特徴を上手にプロデュースする。これが人生の勝ち筋。
それと同様にその特徴が不利に働くシチュエーションを避ける。特徴が足を引っ張るシチュエーションに身を置く、これは人生の負け筋。
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自分の弱みは把握しやすい
世の中の偉人に共通すること。それは強みを活かしているということ。
自分の弱みを克服して、人並み以上の成果を上げた人はいない。
ここで意識したいのが、強みも弱みも自分の特性から生まれているということ。とどのつまり、特性を変えようとしても効果は薄いということ。
一人で物事を考えるのが得意な人見知りの人。営業マンになるよりも、企画など頭を使う仕事をする方が向いてる。
考えるのは苦手だけど、とにかく愛嬌があって、人とコミュニケーションをとるのが好きな人。机でExcel操作するよりも、会食などで取引先と仲良くする方が向いてる。

というそこのあなた。分かります。「自分の強みはコレです!」って言い切るのって難しいですよね。
しかしそんな場合は、弱みに注目してみましょう。僕らの特性は、弱みにも反映されるからです。
時と場合によって、僕らの特性は強みにも弱みにもなる。だったら自分でも気付きやすい弱みに注目してみる。
たまたま今は弱みになっているだけ。強みに働く文脈で、その特性を活かす。
可もなく不可もなくはOKではない。ただのNG。何もないのと同じ。
「好きなタイプは?」と聞かれて、新垣結衣とか石原さとみと答えるのと同じ。何も答えていないのと同レベル。
こんにゃく。結局のところは0カロリー。意味の分からないジャンキーな食べ物の方がいい。増量の際にでも、まだ活躍する余地がある。
僕らがオリジナリティを発揮するためには、特性を輝かせないといけません。その特性は弱点に眠っているんです。


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弱みを反転させてみよう
USJの業績をV字回復させた日本最強のマーケターである森岡毅さんの著書「苦しかった時の話をしようか」。
ここでも自分の弱みを反転させる重要性が語られています。

自分の特徴をまずは把握する。特徴が強みになるような環境に身を置き、その強みがより輝く文脈を目指す。
ナスビはトマトになれない。キュウリなのに、グレープフルーツになろうとしても無理。

弱みは把握しやすいはず。なぜなら僕らは褒められることよりも、注意されることの方が多いはずだから。
少なくとも僕はそう。あなたもそうだよね!?褒められてばっかりだったりするのかな、そんな羨ましいことさすがにないよね?
他の人から注意されてきたポイントを思い返して、自分の弱みを再確認してみましょう。

- 責任感がない
- 自分ごととして捉えられない
- 面倒なことは深く考えない
- 人に興味がない
- 知ったかぶりをしてしまう
- 詰めが甘い
- すぐにサボる、手を抜く

確かにこう見るとどうしようもない。「よくぞ今までやってきましたね、お疲れさん」って感じではある。
しかしこれらの性質を、ただの欠点として捉える、これは二流がすること。一流は反転させる。そして僕は一流だ、負けねぇ。
自分の特性からこの特徴は生み出されている。だったらその特徴を都合よく解釈してみる。

弱みを強みに反転させる
- 責任感がない
→物事に入れ込みすぎずに、フラットに見れる - 自分ごととして捉えられない
→こだわり・しがらみなく、人に任せることができる - 面倒なことは深く考えない
→即断即決できる - 人に興味がない
→人に干渉しすぎない - 知ったかぶりをしてしまう
→ブラフが得意 - 詰めが甘い
→完成手前まで持っていくのが早い - すぐにサボる、手を抜く
→優先順位をつけるのが得意

この森岡さんが手がけた企画のひとつに、兵庫のネスタリゾートって施設がある。
「大自然に勝てる遊び場なんてない」というキャッチフレーズで、自然の中で行えるアクティビティが売り。非常に人気な施設。
この企画を受けた時、ここはなにもないところだったそうな。山しかない。
しかしここで「山しかない」を、「山がある」と捉え直したことがヒットにつながったんだとか。


自分という武器を理解しているか?
包丁の専門店で見ていると、めちゃくちゃ多く並んでる。大きくは和包丁と洋包丁があるそうなのですが、その中でも多種多様な種類がある。
パンを切る、肉や野菜を切る、魚を切る、魚の中でも大型の魚を切る。用途に応じて、適した包丁が存在する。
パンを切るための包丁で、マグロの解体はできない。逆もまた然り。
人もこれと同じ。それぞれ特化した領域がある。得意分野では活躍できるのに、苦手分野に取り組んでいる人も多い。なんてもったいない。
自分として生きていくしかない。自分以外の人にはなれない。当たり前すぎて今さら言うのも恥ずかしいレベル。
しかしそれなのに自分をどう活かすかを知らない。自分という武器の操作方法を知らない。これって極めてリスキー。
「うちは塩ラーメンしか出しません!」って頑固なラーメン屋。しかし自分の店の塩ラーメンのことをあんまり分かっていない。




どんなシチュエーションで自分は輝くのか。何に取り組むときに自分は活きるのか。知らないとただただ損をする。
悪いことは言いません。自分の特徴を理解しましょう。そして自分の特徴が発揮できるように工夫しましょう。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 弱みを直しても平凡以上にはならない、強みをもっと伸ばそう
- 自分の特性が強みに働くように捉え直そう
- 自分がどんなシチュエーションで輝くか把握しておかないと人生で損をする
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
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