ちゃんと眠れていますか?布団やベッドに入って、すぐに寝付けていますでしょうか?
睡眠の質は人生の質に直結しています。実は、先日僕は布団に入って2時間以上全く寝付けない日が何日か続きました。
メンタル不調で休職していた経験のある会社の同期に聞いてみたのですが、同じ様な症状が長引くようなら、精神疾患の可能性も高いと教えてもらいました。
確かに調べてみると、うつ病の初期症状で「寝付けない」というものがある様です。これはまずいと思い、寝付ける様に対策を取ることに!
・布団に入ってもなかなか眠れない
・ストレスで、睡眠が満足にとれない
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 布団に入って、何時間も眠れないのは精神疾患の予兆
- 眠れない際は、嫌なことが頭をよぎってしまう
- 眠れる対策方法も存在する、心と体をリラックスさせよう
眠れないということの恐ろしさ
まず知ってほしいのが、眠れないことの恐ろしさ。布団に入り、目をつぶる。つぶる。つぶる。
そして、寝返りをうつ、寝返りをうつ。シーツの位置を整える、また整える。
精神や脳がある閾値を超えれば、眠れると信じてただその瞬間を待つ。そんなことを繰り返して、ふと時計を見ると2時間経っている。
まずこの事実が精神的に来る・・・
布団に入ってからの10〜15分がおそらくチャンスタイム、ここで眠ってしまわないと脳が覚醒してくるんですね。自分でも分かります、何となく脳が冴えている。
そして、何より恐ろしいのが眠れないと次々に頭の中を不安がよぎるんです。現状の不安や将来への危惧など、ネガティブなことしか思い浮かびません。
最後の方とか、今の会社とか同僚とかパワハラ気味の先輩や上司への恨みつらみばかりが脳内を縦横無尽に駆け巡る始末。笑
考えてもみてください。夜ベッドに横になりずっとそのまま、脳の中では嫌なことばかりを考え続ける・・・拷問やないか!
実際に経験してみて、夜寝付けないのってかなりキツいのです。
眠れないことは、精神疾患の予兆である
ネットで調べても出てきますが、眠れないのは精神疾患の前触れだったりするんです。うつ病診断とかしても、寝付き・睡眠に関しては必ず質問項目があります。
健康的に睡眠がとれるかとれないかは、うつ病などを判断する際の大きな指標になるのだそう。「日頃から7時間以上睡眠を取っている人はうつ病になりづらい」とうちの会社の産業医の方が言っておりました。
過去にも記事にしましたが、僕の同期は精神を病んでしまい休職していました。先日療養の甲斐あってか、無事に職場に復帰。
その同期に相談しました。
最近、横になっても2・3時間眠れない日がたまにあるねん。これってどう思う?
それは気をつけた方が良いよ。おれも休職する前はそんな状況だったから。。。
うおおお、どうしよう。。。
ちなみに、その同期は最近でも眠れない日は睡眠剤を服用することもあるんだとか。体調を崩すとなかなか治りづらいらしいのです。
つまり、寝付けないという状態に陥った場合、すぐに対策を取るべきなのです。7時間睡眠をとるのと、眠らずにベッドで7時間横になるには体の疲労という点だけで見るとそこまで差はない。
しかし、精神面で見ると雲泥の差。同じ時間横になって過ごすのでも、眠っているかそうでないかは大きな違いがあるのです。
横になって眠れない。これだけで人間の精神に悪影響が出ます。これは既に僕が経験済みなんです。
眠れないときは、これからの不安とかを考えちゃう。良かったこととか、これからの楽しい計画など一つも頭をよぎらない。これは非常に理不尽極まりない。笑
唯一の例外が不意に思い出した氷室京介の名曲。タイトルはそのものズバリ「SLEEPLESS NIGHT 〜眠れない夜のために〜」。
www.youtube.com
サビの歌詞を思い出してみました。何かの助けになるのか!
眠れない夜のために 月は照り愛を癒す
頬伝う涙を心で 媚薬に変えて
いや、何のヒントにもならないです・・・
眠れない夜の攻略法はコレだ!
ありがたいことに、ここ最近はしっかり眠れています。それは積極的に対策を実施したからに他なりません。
寝付けないのを何とかしたい・・・
という人は、これから紹介する方法を試してみて下さい。
スマートフォンやPCを見ない
まずは現代人の基本中の基本から。寝る1時間前にはスマートフォンやパソコンを見ない。
ブルーライトの対策には過去記事でも紹介しました。是非見て下さいね。
ブルーライト対策は色々実施済みの僕。しかし、それはあくまで日中の話。夜、こと寝る前に関しては、もう見ない!
ブルーライトカットじゃないです、ブルーライトフリーです!人間の歴史から見れば、ブルーライトなんて出てきたのは超最近です。というか、蛍光灯すらも最近ですね。
寝る前は視覚に刺激を与えることを控えましょう。
お風呂にゆっくり浸かる
体の緊張を緩和してあげましょう。人間は緊張状態だと眠れないのです。体も神経も強張ったまま眠りにつくのは難しい。
カラスの行水はダメです。ゆっくり湯船につかりましょう。交感神経と副交感神経が何とやらという話になります。あんまり分からんから割愛!笑
お風呂にゆっくり浸かると、眠りやすくなる
これだけ分かっていればOK。入るのは、眠る前の1~1.5時間前がオススメ。お風呂から上がってあまりに時間が経ってしまうと、せっかくのバスマジックも薄れてしまう。
寝付きが悪いという方は、お風呂で音楽でも聴いてリラックスしましょう。
眠る前に深呼吸をして、体をほぐす
試してみて意外に効果があったのがこれ。深呼吸をしてリラックスをするという1円もかからない方法。
お風呂の件とも似ています。結局体の緊張状態を緩和したいんです。横隔膜ではなく、お腹まで深く息を吸う。そして、体の不純物まで出すくらいにゆっくりと吐き出す。
思い返してみて下さい。これまでに、朝起きた時のこと。
あと5分で良いから眠らせて
なんて、これまで1万回は思ってきたはず。その時の気分を思い返しましょう。眠れるんです、これから。しかも、5分と言わず6・7時間くらい。
やったー!夢みたいだ!
って思って然るべき。そう思うことで、眠れます。マジの夢が見れます。まいど!
「眠れなくても良い」って思え!
これ何気に大事です。眠れない原因って結局ストレスだと思うんです。(時差ぼけとか、昼寝をし過ぎたとかじゃなければ。)
僕が眠る時に、最も眠りを邪魔しているなと思ったもの。それは、
布団に入っても眠れなかったらどうしよう・・・
って怯えること。これを考え出すと、眠れるものも眠れません。これぞ正に、自分で自分の首を締める行為。
自分で自分のことを追い込む必要は無いのです。寝付きが悪くて悩んでいる人は、今日横になる時に、
まぁ、眠れなくてもいっか!
って思ってほしい。これでかなり寝付きが変わってくるから。いいんです、今日眠れなくても。その影響で明日は爆睡しちゃうかもしれない。その後、そのまま死ぬまで質の良い睡眠をとれちゃうかもしれない。
眠りに落ちる瞬間を心穏やかに待ちましょう!
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
- 布団に入って、何時間も眠れないのは精神疾患の予兆
- 眠れない際は、嫌なことが頭をよぎってしまう
- 眠れる対策方法も存在する、心と体をリラックスさせよう
おかげで、ここ数日はきちんと眠れています。この記事を読んで、同じ様な悩みを抱えている人の助けになればこんなに嬉しいことはありません。
ですが、もし仕事上のストレスから眠れないというのが長く続くようなことあれば、診察を受けて下さいね。
社会人をして4年目になりますが、命より大事な仕事は無いです。本当に。
ではでは!