僕は高校生の頃、L'Arc-en-Cielのhydeみたいな顔になりたかったんです。そのために、髪型とか服装をマネしようとしていました。しかし、全くうまくいかない。
それもそのはず。そもそも骨格も体型も何もかも違うのだから。バカな話ですが、人は往々にして人生でこのような無い物ねだりをしちゃいがち。
自分に無い物を求めすぎて、ある物を活かすことを疎かにしてしまうことってありますよね。他の人から見れば長所なのに、自分では気付いていないなんてことも。
こうならないためにも大事なのはセルフプロデュース。自分の顔や骨格や肌の色にあった髪型や服装を心がける。
デビューしたての芸能人が数年後にめちゃくちゃ垢抜けている、あんな状態を目指すのです。プロはスタイリストを雇えますが、僕らみたいな一般人はそうはいきません。
自分で自分のスタイリストになる、そうして自分をプロデュースさせるのです!
・人の見た目や素質を羨ましく思ってしまう
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 無い物ねだりはしても無駄、あるもので闘おう!
- 自分の顔や体型にあった物だけを身につけよう!
- 自分に似合う物だけを身につけていると、オシャレになれるし自信がつく!
セルフプロデュースすることの大事さ
僕が小学校〜中学校の頃はジャンプのマンガ全盛期。雑誌に載っているマンガが全てヒットしていて面白いみたいな状況でした。
そんな全盛期の中でも人気だったマンガのひとつが「アイシールド21」、言わずと知れたアメフト漫画の金字塔です。
個性豊かなキャラクターが登場するのですが、その中でも僕が大好きなのが蛭間妖一。超ざっくり言えば、主人公チームのキャプテンかつ軍師的な存在です。
蛭間は身体能力で言えば普通、というか超人的な選手ばかり出てくるのでそれと比較すると太刀打ちできるものじゃない。じゃあ、どうするか、頭を使う!
常に裏をかき、奇策をはる。蛭間はそうやって身体能力のハンデを補うというキャラクター。そんな蛭間の神髄が詰まったセリフが、
アメフト漫画ですが、このセリフはアメフトに限ったことじゃない。かなり普遍的なメッセージ。
人間はある程度の年齢になると、そこから根本的な改革って難しい。これは顔や体型などの見た目、頭の中や性格などの内面も含めての話。
他の人を見て見た目に憧れたり、頭の良さや仕事ぶりをうらやましがったりすることは誰にもあると思うんです。でも、マネをしても仕方がない。だって自分にはない要素を持っているから。
自分が今持っている要素を磨くのが一番良いのです。それが最も確実だし効果的なんです。自分の素材を活かす、セルフプロデュースをしましょう!
どうプロデュースすればいいのか?
全ての基準は「自分に似合っているか」とする
何をすればセルフプロデュースになるのか?分かりやすいので、外見に絞った話から。僕が思う方法を列挙します。
- 体型にあった服を着る
- 自分の顔のパーツ、髪質、骨格にあった髪型にする
- 自分に似合う色を着る、似合わない色は着ない
- 似合う小物を身につける
分かりますよ。こう見ると、
と思った方もいると思います。ですが、この当たり前を忠実に守れている方はどれだけいるでしょうか?
というか、何事においても「当たり前のこと」を「当たり前の様に」行える人ってどれだけいるのでしょうか。少なくとも僕は無理、できてない。。。
もう引退してしまいましたが、おそらく日本を探してもイチローくらいしかいないんじゃないかな。笑
まずはこの当たり前のことを再確認して進めていきましょう。
その日に着る服をクローゼットから出す、もしくはお店で購入する、この時にその服を選ぶ理由は様々だと思います。流行っているから、憧れのあの人が着ていたから、なんかも理由としてありますよね。
これからは、この理由をなるべく「自分に似合うから」の一本に絞りたいところ。
僕は無い物ねだりばかりしていた・・・
例えば僕の話をしますね。思えば、僕は無い物ねだりばかりでした。
僕はBMI低めのかなり瘦せ形、憧れているからといって筋肉質な俳優のファッションをマネしても上手くいくわけがないのです。それなのに、タンクトップ一枚で都会に出かけたりしていました。。。
まるでどこかの難民のような姿でした、思い返せば。笑
L'Arc-en-Cielのhydeに憧れて服装とか髪型をマネしましたが、全く似合っていなかった。そもそも、あんなに目が大きくないし、彫りも深くないし。。。
大学生の頃は、窪塚洋介にドハマり。というか今でも好き、超かっけぇ。
(https://filmaga.filmarks.com/articles/1335/より引用)
ストリートテイスト溢れる服装にも惹かれて、ダボダボのパンツとか買ってみる。履いてみる。鏡を見る、びっくり、非常にちんちくりん。
20代前半位の間は、憧れだけで服を着ていました。自分に合っていないサイズの服、合っていない髪型。雑誌やテレビの中の誰かには似合っていたものを、無理やり自分にも落とし込もうとしていたんですね。
似合うものだけを身につけるんだ!
きっかけはいつだったか。大学生の頃、女の子の知り合いと話していた時だったかな。オシャレな女の子でした。その女の子に不意にこう言われたのです。
その時、僕は思いました。
実際に憧れていた俳優とか読者モデルとかで、上下ともタイトな服を着ている人はいませんでした。憧れだけで服を選んでいた僕からすれば、この女の子の発言は青天の霹靂に他ならなかったのです。
そんなアドバイスをもらってしばらくした日に、大阪で買い物をしていました。服を試着する際に、ふと思い出します。いつもは1サイズ大きめな服を買っていましたが、ジャストサイズなものを試着してみたのです。
するとしっくりくる!スタイルもよく見えるし、身長も高くなった様にも思える。
この時にやっと僕は気付いたのです。
この日を境に身につける物のチョイスが変わりました。人が似合っているものではなく、自分に似合うものに意識を向け出しました。
ファッション雑誌読んでも、僕と似た体型の人のみを参考にする様になりました。ガタイが良い人などは無視です、視界にいれません。笑
髪型も、僕と同じ系統の顔の有名人のみを注目する様になりました。さよならhyde、オレと顔が違いすぎるんだよ。。。笑
この方法はけっこうオススメ。似ていると言われたことのある有名人の髪型をマネするのが一番事故が少ないんですね。美容師さんに相談するのもいいかもしれません。
セルフプロデュースすることのメリット
芸能人でもデビューしてから数年でめちゃくちゃ垢抜けた人っていますよね。最近の芸芸能界で垢抜けたベストは、三代目 J SOUL BROTHERSでしょうか。
デビュー当時ももちろんかっこいいのですが、 今の方が圧倒的に洗練されている。顔のパーツ自体は一緒です。ただ服装とか髪型が、その人にマッチするものになっているんですね。
同じ人間でもこんなに変わるもんなんですね、すごい。きっとLDHの事務所の敏腕スタイリストやヘアメイクの方々が、バックにいるのが大きいんでしょう。
僕らにはそんな方々はいないので、自分で行いましょう。笑 自分は自分のスタイリストでありプロデューサーである、この意識が大事。
セルフプロデュースを行うことで出てくるメリットとしては、この3点。
- 清潔感が出る
- オシャレに思われる(ダサいと思われない)
- 自分に自信が出る
他の人に似合っているものを、無理して自分も着る。これで自分にあんまり似合っていないと、その憧れとの差をさらに感じることになるのです。
これは悪循環。憧れは憧れとして、自分に合っている物を身につける、これで確実に自分に自信がつきます。
似合う服や髪型を意識するようになってから、人に外見を褒められることが増えました。言われることが多いのが、
というもの。「ごめんなさい、似合わせにいっているんです」とはもちろん言わない。笑
世の中は自分の強みを活かせる奴が勝つゲーム
内面でも無い物ねだりをしてはいけない
外見に絞って話をしましたが、内面でも全く同じ。 他の人の能力を羨んでも仕方がないんです。
内面は外見ほど違いが分かりづらく無い物ねだりをしてしまいがち。まずは自分の個性・特性を把握し、それを活かしていきましょう!
勝てない勝負はしない!
自分の強みを活かす、ある物だけで闘う。ある物だけでは勝率が低い闘いもあるのも事実。じゃあ辞めましょう、勝てない勝負だったら最初からしないでいいやんって話。
パーソナルカラー診断を受けてみよう!
セルフプロデュースをする上で、重要なのが自分に似合う色。こればっかりは自分では分かりづらい。
パーソナルカラー診断を受けてみましょう!診断自体はすぐに終ります、でももらった結果は一生使えます。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 無い物ねだりはしても無駄、あるもので闘おう!
- 自分の顔や体型にあった物だけを身につけよう!
- 自分に似合う物だけを身につけていると、オシャレになれるし自信がつく!
セルフプロデュースと書きましたが、やることはシンプル。まずは雑誌やテレビで、自分に似ている顔や体型の人がどんな物を身につけているかから見ていきましょう!
ではでは!