人以外にも笑う動物はいるらしい。しかし人ほど、笑いの可能性を秘めている存在も少ない。これは偏見。
子供の頃は1日平均300回笑うのに対して、大人になると1日20回しか笑わなくなる。
・ユーモアのある人になりたいけど、難しい・・・
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、
ユーモアをとにかく使う。これが大事。しかもユーモアは鍛えられる。天性の才能ではありません。
ユーモアの秘めている効果。おそらく世の中の人々は過小評価してる。
- 地位が高く見える
- 知的に見える
ユーモアのセンスは知的能力と相関関係がある - 交渉が有利になる
ユーモアを交えることで、合意をとりやすくなる - クリエイティブになる
型にハマらない思考ができるようになる - ストレスが緩和される
うつ状態にも効果がある - 提案したアイデアを覚えてもらいやすくなる
大統領演説でもユーモアを交えた話は聴衆の印象に残り続けてる - 信頼してもらえる
笑うと「信頼ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌される - 人間関係の持続に役立つ
一緒に笑ったカップルは、ふたりの関係の満足度が23%上がる
ユーモアのコツ
- ユーモアの核心は事実にある
事実の共通認識はユーモアの基盤になる - 意外性を突く
予想していたものと実際に起こった出来事との、不調から生じるのがユーモアになる - 誇張する
物事の規模や重大さを誇張して、あえて大袈裟に表現する - コントラストを生じさせる
優れたものと、劣ったものを比べて、違いを際立たせる - 具体的な表現を使う
あえて具体的な名称を言う(家電ではなくダイソン、野菜ではなく大根)
この記事のまとめ
- 社会人になると自然と人はつまらなくなる
- ユーモアは効果が大きく、後天的に鍛えることができる
- 批判する人は賢く見られがちだが、気の利いたことを言える人の方が有能
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,300万円達成
大人になると笑いがなくなる
今日は何回笑いましたか?ちょっとカウントしてみてください。
おそらくそこまで多くないはず。そうです。大人になると減る。笑う回数が、とにかく減る。
子供の頃は1日平均300回笑うのに対して、大人になると1日20回しか笑わなくなる。
諸外国は知らん。しかし日本人の大人は、笑っていない。
確かに面白い話ってあんまり聞くことはない。職場で出てくる話題は、堅苦しい話ばかり。
2ちゃんねるの創始者ひろゆきも、社会人になると人は面白くなくなるって言ってた。
会社に入り、マジメに仕事をする。何を言うかも大事ですが、コンプライアンスなどを気にして、何を言わないかもそれ以上に重要です。
言ってはいけないことが多く、上司の機嫌もとらないといけません。そんな生活を続けていると、角がとれる。
負けそうなオセロと同じ。全部の角がもう取られちゃってる。
これは分かる。確かに社会人になって、面白くなくなった奴は大勢いる。
逆に社会人になってから面白くなった奴、いない。マジで一人もいない。
そんな現状だからでしょうか、つくづく思うんです。面白い人って強い。
人間関係の中で、きらりと光るユーモアを持っている人は、貴重な存在。
ユーモアがある人は、汎用性が高い。見た目や趣味趣向などは好みがあるので、万人には好かれづらい。
誰に対しても響く話題って少ない。しかしユーモアだけは別。
接していて面白い人間は、誰であっても心を開いてくれる可能性が高い。
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面白い人間になるには何をするべきか。ラジオを聴きまくって、笑いのパターンを見つけました。
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ユーモアの効用とは?
と思ったあなた。それは大間違い。
スタンフォード大学ビジネススクールの人気講義をまとめた本「ユーモアは最強の武器である」。
この一冊でユーモアの真髄が詰まっています。まずはユーモアの持つ効用について。
ユーモアを使うことで、想像している以上のリターンを得ることができます。
数百名のリーダーを対象に行った調査で、回答者の98%は「ユーモアのセンスのある従業員を好む」と回答していました。
さらに回答者の84%は、「ユーモアのセンスのある従業員の方が仕事ができる」と思うと回答しています。
また自虐的なユーモアを使うリーダーたちは、信頼性においてもリーダーシップ能力においても、部下たちに高く評価されています。
これはユーモアが秘めているパワーのほんの一部。笑うことによる破壊力は計り知れない。
- 地位が高く見える
- 知的に見える
ユーモアのセンスは知的能力と相関関係がある - 交渉が有利になる
ユーモアを交えることで、合意をとりやすくなる - クリエイティブになる
型にハマらない思考ができるようになる - ストレスが緩和される
うつ状態にも効果がある - 提案したアイデアを覚えてもらいやすくなる
大統領演説でもユーモアを交えた話は聴衆の印象に残り続けてる - 信頼してもらえる
笑うと「信頼ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌される - 人間関係の持続に役立つ
一緒に笑ったカップルは、ふたりの関係の満足度が23%上がる
とにかくスゴい。ただユーモアを発揮し笑うだけで、これだけ多くの効果を得られる。
創造力の向上、人間関係、はたまた健康。笑うものが全てを手に入れる。全てを手に入れたものが笑うのではない、順番が逆。
ユーモアをどうやって発揮するか
って人もいるでしょう。しかし不安に思うことはありません。
ユーモアは後天的です。今からでも鍛えることができます。
というかユーモアは、ウケなくても問題ないらしいんです。別に笑ってもらえなくても良い。
ユーモアから出たジョークで、笑いをとったかどうかではなく、そのジョークが適切とみなされるかの方が重要なんです。
アメリカでの例なので、日本でもそのまま使えるか分かりませんが、就職面接ではジョークを言う方が受かる確率が高い。
面白いかどうかはあまり関係ない。面接の場でジョークを言ってのける度胸があるか。そのジョークが適切か。これらの点で判断されるらしいのです。
適切なタイミングでユーモアを言う。まずはこれが重要。
ここを押さえたら、次はユーモアのコツを見ていきましょう。
ユーモアのコツ
- ユーモアの核心は事実にある
事実の共通認識はユーモアの基盤になる - 意外性を突く
予想していたものと実際に起こった出来事との、不調から生じるのがユーモアになる - 誇張する
物事の規模や重大さを誇張して、あえて大袈裟に表現する - コントラストを生じさせる
優れたものと、劣ったものを比べて、違いを際立たせる - 具体的な表現を使う
あえて具体的な名称を言う(家電ではなくダイソン、野菜ではなく大根)
また比喩も効果的です。例えることで、情景を浮かばせ、相手の理解に貢献してくれます。
僕の経験上ですが、例え話が上手い人は、総じて会話が上手い。そして思考がスムーズ。
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比喩表現と例えが上手い人が、会話を制す。物事を例えれば、説明力は劇的に増す。
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ユーモアは創作ではなく、あくまで自分の日常で感じた話。
会社でのあるあるや、みんなが感じているであろう違和感。身近にいるハイスペックな人と自分との落差。
前の会社はとにかく体育会系でした。僕は必死にオフィスや飲み会で上司の顔色を伺うも、全くもって評価されない。
しかしガサツな同期は、ゴルフに一緒に行って、上司にエコひいきされていました。
僕は空気を読んでも面倒くさがられ、同期は芝を読んで可愛がられていたんですね。これはユーモア、僕なりの。
泣かぬなら笑わせてみよホトトギス
批判的な人ほど、なぜか賢く見える。悲観的なことを言う人ほど、頭が良く見られているのです。
映画評論や書評などを例にとって考えてみると、ちょっと分かりやすい。
褒めるのは素人でもできる。しかしけなすのはプロしかできなさそう気がしてしまいます。
人を批判する。人の意見に対して反論を述べる。こうやって自分が有能だとアピールしている人は、どの会社にも多くいるはず。
しかし人を笑顔にさせ、気の利いたユーモアを発言する人を、なぜか僕らは軽視しがち。
お笑いが好きということもあり、知性に満ちた面白い話をする人を、僕はとにかく尊敬しています。語彙力も高ければ、言うことなし。
気の利いたことを言える人はかっこいい。さりげなくユーモアを効かせて、人をクスッとさせるのは最高にイケてる。
日本人のビジネスマンに限ってなのかもしれませんが、マジメで堅い会話をする方が、有能だと思いがち。
違います。堅い話なんか、誰でもできる。会議の議事録を読み上げてれば、それっぽくなるし。
本当に頭が良いのは面白い人。とっさにジョークを言える人が、本当に頭の回転が速い人。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 社会人になると自然と人はつまらなくなる
- ユーモアは効果が大きく、後天的に鍛えることができる
- 批判する人は賢く見られがちだが、気の利いたことを言える人の方が有能
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
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