ポイ活も良い、固定費削減も良いけど、それよりも大事なことがある。節約をする上で、持っておくべきマインドがある。

と理解しておくこと。貯金できない人は、往々にして支出が多い。
収入が多くても、支出が多ければ、お金はたまらない。
無駄づかいする人はお金に対して敬意を払っていない。「1000円の価値」をゴリゴリに舐めてる。
僕の小学校の高学年の時、おこづかいは月に1000円。これで十分楽しめていた。
ブログを始めて月に1000円を稼ぐことのエグさを知った。誰かに雇用されないで、1000円稼ぐのがいかにハードルが高いか、意外とみんな知らない。
貯金したいなら、「1000円は大金」というマインドを、自分に刷り込みましょう。無駄づかいなんてしていられないはず。

・毎日ついつい無駄づかいをしてしまう
という人にむけて書きました。
記事の前に自己紹介!

・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
無駄づかいをしないために
マネーリテラシーがない人は、資本主義の弱者
最近世の中を見ていると、お金にまつわる話がブームだと思う。投資とか倹約術とか。
僕はもともと社会人になったら、ちゃんと貯金をしたいって思ってた。学生時代はあまりにお金がなかったので、その反動。
社会人になってから、このブームが起こる前から、お金に関しては意識が高かったと思う。

大人になりつくづくマネーリテラシーは重要だと思う。どれだけ能力が高くても、マネーリテラシーがないと、お金に悩み続けることになる。

この本に賃貸の初期費用を安くする方法が載っていて、今の家に引越してくる際に、試しに実践してみた。
なんと4〜5万円は値切れた。約1,500円の本だったので、30倍のリターンがあった。知らんかったらエラいとこやった。
節約こそ最強の副業
そんなお金にまつわる話で、高頻度で目にするのは、節約・倹約の話。
確かに節約・倹約は効果は大きい。勤めている会社で固定給を1万円あげるのは難しい。しかし月に1万円節約するのは、今月からでもできたりするし。
「節約術をご紹介!」ってので、ネットでも、YouTubeでも、本でも、至る所で見かけます。
しかし「ポイント活用術」みたいに、もらえるポイントをいかに効率的に貯めるかという視点も多い。節約なのに使うことが前提になっちゃってるのが気になる。
使うのが前提で、その使う分を減らす。これは確かに節約。しかし本当の節約は、そもそもお金を使わないことなはず。
ちなみに僕は社会人歴7年目の30歳。貯金は1,500万円超。
上には上がいるだろうけど、身の回りの人に貯金額で負けたことはまだない。かかってこんかい。
自分がこれだけ貯金できた理由を考えてみる。

たぶんシンプルにこれが最も大きい。小手先のテクニックではなく、マインドの話。
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副業をして学んだ「1000円の価値」
副業で稼げていないが、お金の価値は分かった
僕はブログを始めて、4年が経った。大学生活を一回分の期間をブロガーとして過ごした。まぁオレ留年したから5年やけど。
副業であるブログを始めて、資産は増えた。これは間違いない。

ともし思われた方がいたら、それはあまりに大きな間違い。全然稼いでいなかったし、今も収益はかなり少ない。
ではなぜ貯金できたのか。これには大きく2つの理由があります。
- ブログをすることで、ストレス解消になり、散財が減った
- ブログが全然稼げないから、お金のありがたみが増した
文章を書くって、かなり楽しい。古来から人間が続けている娯楽のひとつ。
歴史がある。凄まじき先人がいるし、現代にもほとばしる才能を持った人たちがいる。やり込み要素がかなり多い。
わけのわからない娯楽にお金を払ってストレス発散するより、文章を書きアウトプットする。こちらの方が断然楽しい。お金もかからない。
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ハマっている副業を持っておくことは、収入はならなくても、節約術として機能する。
副業が楽しくて、ストレス発散の飲み会を一回行かなくて済んだ。飲み会が5000円なら、副業収入5000円と扱っても良い。
副業で1000円稼ぐハードルは高い
ブログでは下積み時代がかなり長かった。というか今も下積み。今もなお続く足軽時代。せめて外様大名になりたい。
しかしメリットもある。お金の重要性がほとほと身に染みた。アフィリエイトで始めてモノが売れたのが、開設して半年後で、利益は数十円。
広告であるGoogleアドセンスを導入。全く利益は出ない。一日に数円〜数十円とかザラ。

1日に30円でも利益が出ていればラッキー。そんなラッキーが毎日続いて、1ヶ月で1000円稼げる。そんな世界。
副業収入の厳しい現実を数年間も見せられる。これで「1000円は大金」って思わない方が、どうかしていると思う。
サラリーマンの時給単価は平均で約2000円。会社の定時後にオフィスでダラダラと残る。
30分残って帰ると、残業単価もあるしで、これで1000円以上稼げる。この感覚でいると、1000円に敬意を払わなくなる。
会社員やバイトなど雇われている身での1000円は、時間が経てば入ってくる。だからありがたみが薄れる。
副業を始めて、自分で稼いでみる。1000円の収入を得ることの難しさを痛感する。

改めて言っときます。
1000円の可能性は無限大である
1000円を軽んじてる大人多すぎ
小学5年生だか6年生だか、おこづかいは月に1000円だった。もちろん「もっと欲しい!」って気持ちはある。
しかし特に困ったこともなかった。BOOKOFFでマンガを買う。集めているマンガの新刊も買う。たまに遊戯王のストラクチャーデッキを買う。

しかし大人になると、1000円の持つ価値が急速に消えていく。飲み会に一度参加するだけで、3,000〜5,000円かかる。
電車賃が重なると、あっと言う間に1000円を超える。タクシーなんか乗ったら、数千円は余裕で無くなってしまう。
会社員や大人は、これに慣れすぎ。もっと1000円を敬うべき。1000円の持つ無限の可能性を、思い出さねばいけない。
「1000円」という制限でも楽しめる
ブログを始めて数年は月の収益が1000円を超えたことがなかった。そんな虎の子の1000円。ムダにしたらバチが当たる。

Twitterも140文字という制限があったからこそ、ここまで世界的なムーブメントになった。何文字でも良かったら、多分こんなにも流行っていない。
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例えば僕が思いつくのはこんな感じ。
1000円でできることって?
- 文庫本の小説を買って読める
- 中古の本なら何冊も買える
- マクドナルドでセットを食べれる
- 気になってた映画を数本レンタルできる
- 動物園や美術館に入れる
- ブログで1ヶ月いつでも遊べる(サーバー代)
- 各種サブスクを1ヶ月使える
- クラブに行ける(ドリンク代)
- スーパーで好きな惣菜やお菓子をお腹いっぱい買える
- 銭湯に入れる
- お笑いライブに行ける
- ずっと気になってた駅で降りれる
- お世話になっている人に、ちょっとしたプレゼントが買える
などなど。他にももっとあると思う、とにかく1000円は僕らのチャンスを広げてくれる。
利益率にもよりますが、電化製品店やアパレルや雑貨屋で、原価が1000円を切っているモノも多い。
1000円もプロが使うと、化けるのだ。1000円の価値を最大化する。これが最強の倹約術かもしれない。
雇われ以外でお金を稼いでみる
会社の固定給以外で収入を得てみよう
1,000円の価値を感じるためには、会社に頼らず自分でお金を稼いでみるのが一番良い。
副業なんて稼げるに越したことないけど、稼げなくてもメリットがある。お金のありがたみを噛みしめれることだ。
会社員・サラリーマンの時給はだいたい2,000円。定時が終わっても、なんとなくオフィスでダラダラする。
30分ダラダラして、残業したことにして帰る。これで1,000円相当。
さっきも書いたけど、大事なことなので、もう一回書いたよ。

こう思ってしまうと、一生1,000円をありがたがることはできない。
オシャレなランチを食べると、1,000円では足りない。飲み会に行くと、1,000円の何倍もの値段がする。
ちょっと歩くのが面倒だからとタクシーに乗ると1,000円は一気に消える。
さっきも書いたけど、大事なことなので、もう一回書いたよ。
ナメていると、一生1,000円をありがたがることはできない。
たかが1,000円、されど1,000円、1,000円だけどご縁!
1,000円はナメていると、すぐに溶ける。しかし大事に使うと、工夫して使うと、大きな可能性を秘めている。

僕からの提案。会社とかバイトとかではなく稼ぐ。時給いくらの世界から距離を置いてみる。
別に月に副業で数万円稼ごうなんて言ってない。
とりあえず自分で副業を始めてみて、1,000円稼いでみてほしい。めっちゃ難しいから。本当に難しい。
1ヶ月毎日決まった文字数を書いても、なかなか月の収入は1,000円に届かない。
この経験をしておくと、1,000円を無駄に使うなんて絶対にできない体になる。

まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 節約術など小手先のテクニックよりも、「1,000円の価値」を噛み締めるマインドの方が重要
- ナメていると1,000円はすぐになくなるが、工夫して使うと選択肢は無限大
- 雇われ以外で1,000円を稼ぐ経験を積むと、1,000円を無駄づかいできない体になる
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!