遊びのない人生はつまらない。でもみんな遊んでいない。大人は義務的に会社に行ってるだけ。
どうでしょうか、ここ最近で心が踊ったことはあるでしょうか?ワクワクした感情で胸がいっぱいになった経験は今週ありましたか?
おそらくパッと答えられる人は少ないのではと予想してます。せっかく毎日を過ごしているのにもったいない。
心からしたいわけでもない仕事をするのは仕方ない。しかしそのために、遊びを犠牲にするのはもったいない。

良いんです。大人はもっともっと遊んでも良いんだ。

・毎日を楽しんでいる実感はまるでない
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 世の中には遊んでいない人、「遊び心」を忘れた大人が多すぎる
- 「30円」あればプチ贅沢ができる、普段の行動にちょっと課金してもっと遊んでみよう
- 「遊び心」にこそ人は魅了され、付加価値が生まれている
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました ・20代で貯金1,200万円達成
・映画・読書・音楽と膨大なインプットから、生活に人生を充実させるノウハウを発信
遊びのない人生はつまらない

これは社会人になって、僕が気づいたこの世の真理。新入社員のあなた、大学生のあなた、嘘じゃないです。これは割とガチ。
人は環境が変わったり、仕事を始めると、えてして昔の友人と疎遠になるもの。昔はあんなに会っていたのに、数年は顔を見ていないなんてこともザラ。
仕事も忙しいし、家庭を持ったりもするしで、本当に仲の良い友人と定期的に会えれば良い方になってきます。
趣味や遊びもこれと同じ。本当に楽しめるものや、熱中しているものでなければ、趣味としては継続できない。

とにかく遊んでいない大人は多い。遊びのない社会人は多い。僕は独身で子供もいないからだいぶ強気。独身貴族超えてもはや王族。
仕事にそこまで熱意があるわけでもない。これは仕方ない。仕事内容にずっと興味を持てる方が稀。
心からしたいわけでもない仕事に、一日の長時間を割いてる。これも仕方ない。
生きていくためには金がいる。金が全てじゃないけど、全てのことに金がいる。
しかし無趣味になりがちな大人にも関わらず、遊びたい欲がある。したいこともちゃんとある。こんな気持ちをムダにするのは、人生における禁じ手。
したくない仕事をして、その余波でしたいことができない。こんなん本末転倒もいいとこ。

ちなみに「遊び」には「ゆとりがあること」って意味もある。ブレーキの遊びとか。
遊んでいない大人は人生かつかつ、ゆとりがない。ゆとりについて語らせたら、ゆとり世代の恩恵を存分に受けた僕に勝てる人間はほぼいない。

という人もいるかもしれないけど、仕事上の付き合いや接待で行ってるなら、それはノーカン。
定年になっても、仕事を引退した後も、続けたい遊びが今あるのか。ここが肝心です。
遊びに対しての意識を今一度、思い出せ
当たり前のように「遊び」というワードを使っていますが、ここに違和感がある人もおられるかもしれません。

なんて人もおられるかもしれません。
僕も社会人になった頃は、「遊び」という言葉を日常の語句で使うことはほぼありませんでした。
遊びって子供がするものだってなんとなく思っていたからです。大人がするもんじゃねぇなって。
しかしとある出来事をきっかけに、僕は「遊び」ってワードを意識して、使うようになる。
日本語ラップを好きでずっと聴いていて、大阪のグループである梅田サイファーのライブに過去行ったことがありました。

僕がライブに行った時は、今ほど知名度もなかった。ライブ終わりにメンバーの方が普通にフロアにいて、気軽に話すことができました。
そのライブ終わりに、メンバーであるラッパーKZさんと話すことができました。
「NEVER GET OLD」というアルバムが出た当時で、その感想を伝える。どこから来たのか、どんなラップが好きなのか、とりとめのない話をする。
会話が終わり、別れ際に、KZさんが僕に笑いかけてこう言いました。


本当に些細なエピソードなんですが、この会話の後くらいから、僕も「遊ぶ」って単語を意識して使うようになりました。
改めて使ってみると、なんか爽やかな響きがするというか。
どうでしょうか。「今日は遊んだな」って思える日は、いったい一年で何日ありますか?
なんとなく楽しかった日は少なくないと思います。しかし意図せずして楽しくなったって受動的なパターンかもしれません。
自発的に遊ぶ。能動的に遊ぶ。そうやって意図的に楽しんだ日を増やしていきたいところ。

と誘ってくる人は多いけど、

って誘い文句の人は少ない。
遊びは子供のものって、昔の僕みたいに思っているのかも。でもそんなことはありません。
大人こそ遊ぶべき。遊び心を大人こそ持つべき。
遊びを楽しむために意識しておきたいこと
遊びにも良い遊び方と、NGな遊び方がある

って人もおられるかもしれません。
ここで遊びについて今一度整理してみます。精神科医でもあり、作家でもある、樺沢 紫苑さんの著書「毎日を楽しめる人の考え方」を参考にしました。

遊びとだけ聞くと、現実逃避や、仕事に対するアンチテーゼのように思われるかもしれません。しかしこの認識は大間違いもいいところ。
遊びは脳トレなのです。「楽しい」と感じると、脳からドーパミンが出る。記憶力と集中力が向上する。脳のパフォーマンスが大幅にアップする。
つまり夢中になって遊ぶことで、脳そのものを進化させられる。好きでもない仕事をダラダラしても、一生脳は進化しない。

たかが遊びと侮ることなかれ。遊びを通じて、人生をアップデートできるんです。
しかしここで注意はただ遊べば良いってものでもない。
カラオケのオール。めちゃくちゃな深酒。過激なギャンブル。これは良い遊びと言えない。
良い遊びとは?
- 楽しい
- リラックス・疲労回復効果
- ストレス発散・リフレッシュ
- 脳を活性化
上の4つを満たしていれば、良い遊びに分類されます。これは分かりやすいといえば、分かりやすい。
言われてみれば当たり前な内容ですね。続いてはNGな遊びを考えてみます。
NGな遊びとは?
- 睡眠を削る
翌日の体調やパフォーマンスに影響を与える - 疲れを増やす
疲れている時に、さらに体に負荷をかけない - 長時間の座位
1時間座り続けると、寿命が22分縮む - 依存性が強い
アルコールやギャンブルやスマホゲームなど依存症になる可能性があるものは控える - やりすぎ
健康的な習慣でも、やりすぎるのは害になる


オススメの遊び方は、「お金をかけすぎないこと」
「毎日を楽しめる人の考え方」の中には、様々なオススメの遊び方が載せられています。
読書や映画や運動や人と交流することなどなど。その中でも個人的に惹きつけられたのが、「お金をかけない」という遊び方。

確かに資本を大量投下したらそりゃ楽しい。しかしそれはお金持ちに限られる。もっというと、お金を持ってるだけの考えが足りない人でもできる。

ってのが僕の持論。完全に自由よりも、多少は制限がある方が、ゲーム性は広がる。Twitterも140文字縛りだからこそ流行ったんとちゃうんかい。
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この制約のもと、どれだけ楽しめるかというゲーム。頭を使わないとクリアできません。
今よりも自由にできるお金が1000分の1くらいだった子供時代。しかし今よりも楽しめてた。遠足のお菓子たった300円、この構成メンバーを考えるのすら楽しんでた。
問題はお金の多寡じゃない。どれだけ主体的に考えて、工夫するかがカギ。ダラダラ使う10,000万円よりも、考えに考えてゲーム感覚で使う3,000円の方が可能性を感じる。
ちなみに僕の休みは出かけたり、人と食事をしない限り、こんな感じ。
- ランニング
- ブログを書く、ネタを考える
- PrimeビデオかNetflixで映画を観る
- 図書館で借りた本を読む
- ラジオか音楽を聴きながら散歩する


そして他にもオススメはプチ贅沢をすること。別に高級レストランで数万円のコースなどを頼むわけじゃありません。

「贅沢をする」と聞くと、人は今までしていなかった金持ちっぽい行動をイメージしがち。そうではなくて、普段している行動に少しお金をかけてアップグレードさせるのです。
例えばスーパーで買い物をする。いつものように機械的に「サービス商品」となっている牛乳を買う。
ここであえて、一つグレードの高い牛乳を買ってみる。値段はおそらく30円ほど高い。しかしいつも買っている牛乳よりは美味しいと気付く。
スーパーの卵などは、1パック12個入りで、値段差などあっても100円程度。つまり1個あたりたった8円課金することで、一段階上の幸福感と満足感を得ることができる。
こうなってくるとお金の問題ではないですよね。どこに焦点を当てるか、という頭の使い方、発想の妙の問題です。もはや大喜利。
一応注意点もあります。それはプチ贅沢は続けすぎない方が良いってこと。
慣れちゃうから。美人は三日で慣れる。プチ贅沢もそのうち慣れる。プチ贅沢がスタンダードになってしまったら、浪費家へまっしぐら。

前回は牛乳をアップグレードしたから、今回は納豆、次回は豚肉から牛肉にしよう。こんな感じ。
買い物ごとに、アップグレードする食材の種類を変える。「卵をアップグレード」したら、次の卵のアップグレードは1〜2ヶ月後にする。
こうやってローテーションを組むことで、慣れを防ぐのです。
例えとして食料品にしましたが、趣味の分野全てに適応できます。

とか、

とか。こうすると日々の生活に贅沢感や特別感を感じることができます。
「遊び心」のない人生なんて・・・
人生は遊んでなんぼ。「遊び心」があってなんぼ。Let’s get ready to rumble.
僕にミニマリスト思考を植え付けたミニマリストしぶさんの著書「手放す練習」。ここにも「遊び心」について、記載がありました。

ちなみにデジタル大辞泉では、「ゆとりや洒落気のある心」と定義されているそうな。
モノを排除しまくっているミニマリストの人でも、「遊び心」は必要。「余白なき無駄は、ただの無駄」とも言い切っています。
実際に僕が見ていても、人は「遊び心」にこそ魅了され、お金を払っている。
例えば生活に必要な家電などは今はかなり安く手に入る。しかし無くても全く生活に支障のないハイブランドのバッグの方が値段が高い。
生活必需品よりも、持っていることで「意味」や「遊び心」を感じられる製品の方が、価値が高く扱われてる。

Googleのアプリを立ち上げた時に出てくるロゴ。これは毎日変わる。記念日だったり、偉人の命日だったり。
正直なかっても影響はない。機能面でも変わらないし。でもこの「遊び心」こそが、GoogleをGoogleたらしめていると思う。
芸術、映画、音楽、文学、スポーツ、世界には多くの文化がある。その根っこには、きっと「遊び心」が横たわっている。

遊ぼう!もっと遊ぼう!僕と、もっと、遊ぼうや!
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 世の中には遊んでいない人、「遊び心」を忘れた大人が多すぎる
- 「30円」あればプチ贅沢ができる、普段の行動にちょっと課金してもっと遊んでみよう
- 「遊び心」にこそ人は魅了され、付加価値が生まれている
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!