平日は好きなことができないと思っていませんか?実はそんなことはないんです。
社会人で平日は働いていても、好きなことができる時間というのは案外多いもの。しかし注意しないといけないこともあります。
時間はある。あると思えばある。しかし「あれば良いな」では、時間は生まれない。
受動的に増えるのを待つのではなく、能動的に時間を増やす。
睡眠時間も食事の時間も一定時間はかかる。その他の時間をいかにうまく使うか、ここにかかってきているんです。
僕は仕事終わりでも、ブログを書きたいし、本も読みたい。時間を捻出しなければいけない。
効率的な時間の使い方とは?
- 同じような作業をまとめる
- 一点集中しシングルタスクを心がける
- 違った作業をながらで行う
この3つのアプローチをうまく使って、平日の仕事終わりの時間を有意義に過ごしましょう。
・好きなことは休みの日にしかできない
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 平日は必ずかかってくる固定の時間と、絶対にしたいことを把握する
- 最も重要なタスクは、必ずシングルタスクで行う
- 時間の使い方は筋肉と一緒で、鍛えないと一生身につかない
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました ・20代で貯金1,300万円達成
時間の使い方を、改めて考えましょう
転職を機に、時間の使い方を再考することに
まずは少し僕の話から。去年から今年にかけて、転職活動を行なって転職をしました。
新卒新入社員として入社した会社を退職。人間関係ゴミ、上司クソ、結構ブラック。でも業務経験だけは積めた。そんな会社でした。
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その積んだ業務経験を武器に、色々な企業に殴り込みをかけまくる。
その結果運とタイミングが、奇跡的に重なって、就職偏差値最高レベルの企業に転職することができました。ありがたや。
転職の過程は以下の記事にまとめたので、転職を視野に入れている方は是非読んでみてください。
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元々いた会社はコロナになってから在宅勤務中心。しかし転職してから、出社がメインになりました。
今の会社も在宅勤務制度はあるものの、慣れるまでは出社をしておこう、そんな心づもり。
しかし通勤時間が発生するので、平日の自分の自由時間が減る。
と思ったんですね。会社が変わる、環境が変わる。こういう機会に触れて、きっと時間管理もセットで考えた方が懸命。
過去記事でも平日の時間の使い方を考えていました。
一週間は24×7=168時間。仕事を平日10時間としても、10×5=50時間。つまり、仕事をしている時間は人生の1/3以下。
これが前回の記事で書いた時に気付いたこと。そうです、意外と僕らは仕事をしていない。
それで月20〜30万円もらえるんだから、やはり会社員という立場は強いのかも。フリーターよりは格段に人生を生きやすい。
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固定の時間をまずは把握する
家計の支出を見直す際に、僕らはまず何をするでしょうか。家賃や光熱費や通信費から、まずは着目するはず。
お財布管理で固定費からメスを入れるように、時間管理もまずは固定時間から見ていきます。
例えば僕の場合なら、こんな感じ。
平日仕事後の固定時間
- 睡眠時間
6時間は寝たい、24時〜6時を睡眠時間として固定 - 通勤時間
オフィスを出てから、家に入るまで50分弱 - 家に帰ってからの処理
着替える、コンタクトレンズを洗う、買い物を冷蔵庫にしまうなど20分くらい - 食事時間
準備・後片付けも含めて1時間弱 - お風呂の時間
30〜40分程度
仮に仕事が終わったのが、19時だとします。寝るまでの時間は5時間。固定時間を除いたら、自由時間は2時間〜2.5時間だと分かる。
まずは必ずかかってくる固定の時間を意識しましょう。確かにこう整理すると、会社が早く終わったと思っても、時間はあるようで意外とない。
ここがポイント。自由に使える時間が2時間あると気づけるかどうか、ここが大きいんです。
これでは何もできません。どうせスマホ触ってたら、時間なんて一瞬で過ぎるんだから。
平日でしたいことの優先順位を把握しよう
固定時間をまずは把握しました。次にするべきことは、これ!
まずはここから。優先すべきことがなければ、時間は作れない。バクチで時間が生まれるのを待っているだけ。
そもそも僕ら現代人は、全員、例外などまるでなく、スマホ中毒なんです。放っておいたら、マジでスマホ触ってるだけで平日の夜は終わります。
SNSを触って、ダラダラLINEして、YouTube観て、気付いたら寝る時間になってるんですね。これは勿体なさすぎる。
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と思ったそこのあなた。そんなことはありません。
人生の目標や、今年の目標などを考えてみる。これが難しいなら、理想の自分をイメージしてみる。
「あの資格をとりたい」とか、「あの本を読み終えたい」とか、「マッチョになりたい」とか、「モテたい」とか何かしらあるはず。
そこから逆算して考えるんです。ジムに行くのでも良いし、気になるテーマの読書でも良いし、異性に会うでも良い、TOEIC勉強でも良い。
とにかく自分が能動的に、興味を持って取り組めるものであればOK。それを繰り返したら、理想のイメージ像に繋がりそうだったら完璧です。
- ブログ執筆
- 読書
- 音楽・ラジオを聴く
僕ならこの3つ絶対に毎日したい。
固定時間は把握できた。優先順位が高い行動も決まった。後はどうやって生活に組み込むか、ここを考えていきます。
時間の使い方のコツの極意はたった3つ
時間の使い方にはコツがあります。いかに生産性を上げて、効率的に時間を過ごせるか、ここをクリアにしておきましょう。
時間管理方法で、効果的な手法は、この3つです。
効率的な時間の使い方とは?
- 同じような作業をまとめる
- 一点集中しシングルタスクを心がける
- 違った作業をながらで行う
僕らが使える時間管理の裏技はこの3つ。使い方を覚えて、徹底的に使い倒す。
同じような作業をまとめる
まずは「まとめる」という観点。何でも物事に取り組んでいると、リズムが生まれてきます。
計算問題Aと計算問題Bがあるとします。一気にやったら、AとBあわせて30分で終わった。
しかしバラバラに行ったとします。Aを解くのに20分かかって、ご飯を食べたり別のことをする。そして時間をおいてから、Bを解くと20分かかったりする。
脳はあるタスクに一旦取り組んだら、そのモードになる。その状態のまま、まとめて片付けてしまうのが、最も効率的なんです。
まとめるべきタスク
- LINE返信
帰りの電車の中で、まとめて返信してしまう - メールチェック
LINEと同様、移動時間などで終わらせてしまう - 読書
まとまった時間をとって一気に読む、帰ってから何回かの時間に分けない - 電話
折り返しへの連絡など、必要な電話はまとめて一気にかけてしまう
僕は会社の帰りの電車の中で、溜まっているLINEを一気に返信しています。休日に出かける際は、移動中の電車の中でまとめて返信しています。
本当に緊急で返さないといけないものも、実はそこまでないですし。
自分の中でまとめて対応する時間は決まっているので、かなり気が楽。他の時間に余計なことを考えずに済むようになります。
一点集中しシングルタスクを心がける
一番大事なのは、ここ。本当に取り組みたいことは、一点集中する。一点突破。シングルタスクなんです。
- 副業
- ブログ執筆
- 動画投稿
- 資格勉強
- 筋トレ
- 運動
- 読書
こんなものたち。集中して取り組んだ方が、効果が見込まれるもの。
とたまにイキっている人がいますが、これは大きな間違い。マルチタスクをすると、生産性が落ちるだけ。
僕的ライフハック本殿堂入りの、「SINGLE TASK」。これを読んで実践してから、生産性は爆上がりしました。
脳はそもそも一つのことにしか集中できません。マルチタスクは実は、脳科学的見地からしたら存在しない概念。ただの都市伝説。ツチノコやネッシーレベル。
うーん、怖すぎる。
ちなみに紹介されてばかりの人の名前をすぐに思い出せない。こんな人はマルチタスカーの疑いあり。脳が気付かない間に、縮んじゃってるかもしれません。
そして脳科学から見た最も効率性が高い人は、タスクの切り替えが少ない人。つまりマルチタスクは百害あって一利なし。
仕事終わりに特に成し遂げたいタスクを決める。そしてそこに1時間程度でも良いので、時間を設ける。その時間では、そのタスク以外のことをしない。
シングルタスク中に他のことを思い出したり、なにかアイデアが出た場合は、どこかにメモしておく。スマホやPCのメモ機能や、紙のメモ帳にでも書いておいて、終わったらとりかかる。
人は何かに専念している方が幸福感を感じるとも書かれていました。すぐに気が散る人ほど、幸福感は少なめ。
シングルタスクに特化している人ほど、幸福感は高い。一点集中することで、生産性も上がれば幸せ度もUP。やらないなんてありえません。
精神科医として、「毎日の本の執筆」、「メルマガやYouTube、Facebook、ブログの更新」、「病院診療」、「月20冊以上の読書と書評」、「月3回のオリジナルセミナー」。
意味わからんくらいに、ハードな仕事をこなしながらも、自由時間に趣味や娯楽を楽しみ、人生を満喫している。うん、バグってる。それが樺沢 紫苑さん。
このハードスケジュールを可能にしているのは、時間の使い方が上手いから。その時間術のノウハウが詰まったのが、「神・時間術」という本。
この中の教えのひとつに、脳が活発に働く時間帯を上手く使おうというものがあります。
起床後は脳のゴールデンタイム。これは広く知られている。しかし運動後は意外とみんな知らない。
しかも歩き場所を移動するという行為は、脳にとって非常に効果的。つまり通勤は実はメリットもあるんですね。
会社から家まで移動し、場所を変える。最寄駅から家まで歩く。つまり家に帰ったタイミングで、集中力は結構仕上がってる。
家に帰ったらまずお風呂に入りたいとか、シャワーを浴びたいという人もいるでしょう。しかし部屋着にだけ着替えたら、そこからタスクに集中するのがオススメ。
集中力が高まっている時間帯に、シングルタスクを心がける。これが人生をより発展させる裏技。
違った作業をながらで行う
そして最後は、「ながら」の使い方です。
とお思いのあなた。その批判はもっともです。
なんでも「ながら」にしてはいけません。「ながら」をして、生産性が上がるのには、条件があります。こちらも「神・時間術」に載っていました。
「ながら」の条件って?
- 脳が違う部位を使う場合
- 単調動作と組み合わせる場合
例えば人と電話しながら、会議に出るのは無理。それは脳が同じ部位を使っているから。同じように、Excelで計算しながら、パワポで発表資料作るのは無理。
「ながら」で行うなら、種類が違うものを組み合わせるべき。電車に乗る、歩く、入浴などの単調動作になら組み合わせてもOK。
例えば僕なら、
- 電車に乗りながら、メッセージ返信
- 歩きながら、料理をしながら、音楽やラジオを聴く
- 入浴しながら、音楽を聴き、歯を磨く
- 食事をしながら本を読む
小説など軽いものは食事しながら読む、参考書など難しいものはシングルタスクで読む
使っている脳の部位が違うと、マルチタスクになりません。同じような脳の部位を使うなら、順番にまとめて片付けましょう。
こうやって作り出した時間を、本当にしたいタスクの一点集中に使いましょう。
時間の使い方は鍛えないといけない
筋肉は鍛えないと、体につきません。ジムに通ったことのない僕でも知っているくらい当たり前のことです。
外見の変化なので、分かりやすいし、誰でも理解している。それなのに、
って心のどこかで思っている人は多いはず。
そんなことはない、時間の使い方は鍛えないと上手くならない。お金の使い方も、これと同じ。勉強と実践なしには、上達はありえない。
「筋肉は鍛えられる」って、別に誰も言わない。「そりゃ、鍛えられるでしょ!?」くらいなもの。
正しくは「筋肉は鍛えないと身に付かない」。勝手に筋肉はつかないし、時間管理の能力も伸びない。
時間の使い方と、お金の使い方は似ている。何に集中して使うのか、逆に何に使わないのか。投資しているという意識が大事です。
生きるために生まれ、散るために生きる。鍵は常に時間が握る、命の皮肉。出し惜しみしないで使い切る。
社会人の平日の夜でも、僕らの休日以上に多くのことをしている人もいる。僕らができないわけがない。時間の使い方を工夫していきましょう!
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 平日は必ずかかってくる固定の時間と、絶対にしたいことを把握する
- 最も重要なタスクは、必ずシングルタスクで行う
- 時間の使い方は筋肉と一緒で、鍛えないと一生身につかない
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!