スキマ時間って多いですよね。電車を待っている間もそうですし、エスカレーターやエレベーターの移動中もスキマ時間です。
オフィスでも、作業がキリよく片付いて次の会議まで時間があるという様な場面もスキマ時間と言えるでしょう。
たかがスキマ時間、されどスキマ時間。
スキマ時間も寿命のうちです、まとまった時間をとるのが難しい多忙な方は、スキマ時間の有効活用をするのが最も効果的でしょう。 というか、まとまった時間が必要なタスクに取り組む為にも、軽いタスクはスキマ時間で終わらせてしまいましょう!
・生活をしていて、まとまった時間がとれない
・スキマ時間を無駄にしているかも・・・
という人にむけて書きました。
スキマ時間の過ごし方は、ニーズがあると気付いた話
コンビニのコピー機での間違い探し
先日定額給付金申請の処理を行っていました。コンビニのコピー機で、免許証と銀行の通帳をコピーするわけです。普段は会社のコピー機を使うので、外のコピー機を使うなんて久々。
大学生の時も、学校のコピー機を使っていましたから、有料のコピー機なんかいつ以来だろう。そう思うと、フリーランスの人達は大変だろうな、憧れるけど。。。
話は逸れましたが、コンビニのコピー機でコピーをして、紙が出てくるまでしばらく待機・・・
あれ、画面に何か映ってる??
よく見ると、コピー機の液晶画面に何かが映っています。よく見ると、何と間違い探しが。
と言っても、簡単なもので、キャラクターが一人立っていて、「間違いを3つ見つけてね」というもの。
帽子、しっぽの向き、持っている棒の先端かな。あ、紙が出てる。
と間違い探しをしている間に、気付いたらコピーが終わっていました。この時は、特に何も思わず終了。
PARCOのエレベーターにて
先日PARCOに行きました。お目当ての階は、上層階だったのでエレベーターで行くことに。
エレベーターに乗り込み、目当ての階のボタンを押す。しばらく、待機。。。
あれ・・・
エレベーターの液晶に、何やら文字が映っています。よく見ると、クイズでした。
「◯機◯変」と出ています。
「臨機応変」やな。こちとら4大卒じゃい!
そうしている間に、目的階へ。ん、ここで気付きました。
待ち時間・スキマ時間にニーズがある
そうです、コピー機の間違い探しも、エレベーターのクイズも、原理は同じです。利用者の待ち時間・スキマ時間を埋めることが目的のサービスなんですね。
つまり、この2つの現象から考察できることをざっと書いてみると、
- 人は待ち時間にストレスを感じる
- 待ち時間中の娯楽にはニーズがある
- 間違い探し・クイズは、暇つぶしに有用(年齢差がない)
- 手持ちぶさたな時間がある人に、何かを提供すると享受してもらいやすい
こんな感じになるでしょうか。
こう思うと、人間ってスキマ時間が意外と盲点なのかなとも思ったり。だって、待ち時間・スキマ時間を上手く過ごせないと思われているから、こういうサービスが成り立っているわけですし。
というわけで、スキマ時間・待ち時間を上手く活用できないか考えてみたいと思います。スキマ時間も間違いなく自分の寿命のうちですからね。
待ち時間・スキマ時間にはこんなことをしてみよう!
スキマ時間で何ができるか考えましょう。どこまでスキマ時間とするかの定義にもよりますが。
10分以内のスキマ時間
この場合は、細かい処理にしましょう。私のマルチタスク癖を断ち切ってくれたこの「SINGLE TASK」。
SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる
- 作者:デボラ・ザック
- 発売日: 2017/09/01
- メディア: Kindle版
この本の教えの中に、「類似タスクはまとめて処理する」 というものがあります。細かいタスクであれば、スキマ時間にまとめて片付けてしまいましょう。
タスクの中には、まとまった時間がないとできないものが多くあります。資料作成とか、資格勉強などはまとまった時間が必要ですよね。
スキマ時間使って、まとまった時間をとりやすい環境に変えましょう。つまり、タスクの中で小さなものはスキマ時間に片付けて、まとまった時間を確保できるようにするのです。
10分以内のスキマ時間でもできることは色々あります。僕はこんな感じでスキマ時間を決めています。
- メール・LINEの返事を書く
これが最もオススメ! - 週末の予定を立ててみる
- 次に観る映画を決める
- 買いたいCDを探す、新譜をチェックする
- 読みたい本を探す(Amazonの売れ筋などをチェック)
- 考える(解決したい問題を明確にしておくと、思考回数が増える)
などですね。他にも、スキマ時間に自分で作ったタスク管理表を見返したり、更新したりもします。これもオススメです。
10分以上のスキマ時間
10分以上のスキマ時間。たかが10分、されど10分色々できます。僕は、10分以上暇ができたら、読書しますね。
東京はほとんどが地下鉄移動、外の風景を観てリラックスもできないので、本を読んで過ごすことが多いです。
乗り換えが頻繁にあるので、10分強乗って乗り換え、次は15分乗って乗り換えみたいな感じ。意外や意外、10分しか読めないと思うと、かなり読書がはかどります。
夏休みの宿題よろしく締め切りがあると、最後の集中力がスゴいのです。スマホをいじるのではなく、小説や自分が興味がある分野の本を読んで、知見を広げましょう!
もちろん、あくまでもこれは僕が実践している方法というだけです。あなたのお仕事やライフスタイルに合わせて、スキマ時間を活用してください。
大事なのは、「スキマ時間も工夫次第で、かなり多くのことができる」ことを意識すること。 これだけで、スキマ時間を活用するマインドに切り替わるはず。
細切れのスキマ時間も合わせれば、一日で数時間分もあることもざらです。通勤時間などのスキマ時間の使い方は、以下の記事でも紹介しています。あなたのお悩みを解決すること請け合いです。
まとめ
では、最後に以下記事をまとめます。
- スキマ時間を埋めることには需要がある
- まとまった時間を確保する為にも、すぐ終わることはまとめてスキマ時間に終わらせてしまおう
- メールの返事や、読書などスキマ時間も工夫次第で、活用範囲は無限大
スキマ時間を制するものが人生を制す!人生の濃度を決めるのは、他でもないあなた自身です!
ではでは!