メイドカフェにズブズブにハマってしまいました。これは恥ずかしいことなんでしょうか、おそらく誇るべきことではないのでしょう。
先日ある種事故的に初めて訪れたメイドカフェ。食わず嫌いと言うべきか、今まで興味もなく訪れたこともありませんでした。しかし意外や意外、一回行ってみるとなかなかどうして面白い。
自分でご飯を作るのが面倒くさい時に行くことも多い。また在宅勤務続きだったり、休みの日などに、
と思って訪れると。つくづく思うことには、人間は孤独を埋めるためにお金を使うんだなってこと。メイドカフェが生活の中に組み込まれてしまったのが幸か不幸か、神のみぞ知るってね。
・どうしてメイドカフェにハマる人がいるの?
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- メイドカフェはリーズナブルかつアットホーム
- 人間は孤独を紛らわすためにお金を使ってしまう
- 本気でメイドさんと付き合いたいなら、メイドカフェには行くな
メイドカフェに初めて行ったのがちょっと前
6月後半に初めて訪れたメイドカフェ。訪れた時には、次に行くかも自分の中では定かではなかった。しかし蓋を開けてみれば、今日までですでに初回を除いて5回行っています。
うーん、まさかこんな事態になるとは。。。これはこれで緊急事態なんやろうか。いや、でもね、良いんです。良いんですよ、居心地が。
あとめっちゃ家から近所という立地も非常にマズい。コンビニ感覚ですね。ごりごりの近所。小学校の時に一緒に登校していた友達の家よりも近くにある。
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初回に行った2日後にもう一回行きましたもんね。ビタビタにハマってしまっていますね、これは。
メイドカフェ自体にハマったというよりかはその店に行くことにハマってしまったという感じ。隣のお客さんと、
というやりとりはもうすでに何度もした。メイドカフェは並行して何店舗か通うのがスタンダードっぽい。
僕も映画が好きで、TSUTAYAプレミアムの会員だし、Netflixとかamazonプライムも観てる。この感覚と似ているのかも。
とにもかくにも通いだし、作ってもらったポイントカードがコンスタントに伸びていっています。一番ミニマムの特典まですでに達しましたしね。いやぁ、こわいこわい。
マジメ一徹できていた人が何かをきっかけに女遊びにハマるのってたまに聞きます。こうなるとなかなか止まれない。今まで知らなかった世界に触れる、そんで火がつく、気がつくと遠くまで行ってしまっている。
マジでこんな感じ。別にオタクというわけでもない、アニソンとかアニメもそこまで詳しくない。
一番最近観たアニメは「CLANNAD 〜AFTER STORY〜」だったはず。友人に勧められてリアルタイムで観た記憶があるな。
そもそも別段メイド服に興味はない。なんなら女性は全員Tシャツにデニム姿が一番シンプルで良いと思っているくらい。
こんな要件を満たさない人間でも、メイドカフェにハマってしまったと。人生どこにどんな落とし穴があるか分からない。
メイドカフェはいったい何が良いのか
アットホームな雰囲気がある
僕から出てくる感想はあくまで一件のみ。非常に少ないサンプルで語るので、そこらへんはご容赦を。
まずは僕が行っている店だけかもしれませんが、
は全くない。ここが良い。こんな茶番っぽい発言がないので、気恥ずかしさもない。メイドカフェのイメージをいい意味で裏切ってくれました。
帰る時は、普通に
ってなもん。そこらへんの飲食店とかカフェとノリが同じ。この言葉使いとか、コンセプト的なものはお店によって違うのでしょうか。
メイド服に興味もない僕は、メイド設定なんてさらに興味がない。「平常運転でやっておくんなまし」って思ってしまう。
あとは雰囲気がアットホーム。ガールズバーやキャバクラにある様に、スタッフの方の飲み物を注文することも可能なんですね。
みたいなやつ。しかしそんな制度はありながらも、全く強要はされない。酔っ払ったおじさんがたまにしているくらい。
倹約精神マックス、ケチ会の花山薫の僕は全くそんなものを頼んだことはない。このまま貫いてケチ会の範馬勇次郎になりたいけど、メイドカフェに行っている時点で倹約は徹底できていない自覚はある。
まぁとにかくお店に入って、ミニマム料金だけ払えばOK。なんとなく飽きるまでいて、そのまま帰るって感じ。
特に用もなく友達の家に行ってダラダラしていた小学生時代を激しく思い出すんだなぁ。
リーズナブルな価格設定がされている
まったくもってニクいのがこの辺り。値段設定が非常に絶妙。僕が行っているお店は、フリードリンク飲み放題で1時間ごとに1,000円弱、アルコール飲み放題で1,000円台後半って感じ。
などと考える。普段ス◯バは高いと敬遠しているくせに。
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おそらく女性とのコミュニケーションをウリにしているお店の中で見ると圧倒的に安い。会社も業界によって、平均年収が変わるけどそれに似ている構図だと思う。
飲み物準備から食事の準備までして、食器も洗っておまけに立ち仕事でメイドの人は頑張っている。普通にハードそう。華やかに見えても、泥臭い一面もあるっぽい。
僕が女の子だったら、メイドにはなっていないと思う。ガールズバーなりキャバクラなりで、短期間で稼ぐ道を選んでしまう気がする。もちろん器量が良ければだけど。
そう考えるとすでにメイドカフェの値段設定の相場が暗黙に決まっていて、そこそこリーズナブルな価格となっているのが当たり前なのかもしれない。
2時間お店にいて、何かしらの定食が1,000円くらい。フリードリンク代もあわせて3,000円くらい。ご飯までがっつり食べても、飲み会一回分くらいの予算。非常に絶妙。ここで5,000円とか取られてたらたぶん何度も行ってはいない。
客同士のコミュニケーションがある
意外や意外で客のコミュニケーションもなかなか楽しい。もちろん客に可愛い子なんていない。おっさんばっかり。
というところからスタートして、メイドカフェに行くことが多い僕。要するに誰かと話して孤独が埋まればOKってモチベーション。
こうなると可愛い女の子だろうが、おっさんだろうが、そこまで気にならない。
あとはなぜかメイドカフェに来るおじさんはみんな気が良い。ここはマジで謎なんだけど、高圧的なおじさんって本当にいない。
というか気の弱そうなおじさんがほとんどといった塩梅ですかね。上手くコミュニケーションを取れない感じの人もいますが、それも少数派。
会社の上司や先輩が上から来るタイプの人が多いので、
と発見。「もう30手前の自分も大人なのでは」なんてのはこの際脇に置いておく。
メイドさんもみんな良い人、おっさんもみんな良い人。そんで僕も良い人、たぶん。
人間は孤独を埋めるためにお金を使う悲しい生き物
と昔読んだ本に書いていました。その時は、「ふーん」くらい。しかし今は、
一人暮らしで在宅勤務がメイン。対面で人と話そうと自発的に行動しなければ、対面で1週間以上会話しないなんてザラ。
やはり人間はコミュニケーションが必要なんですかね。人間関係の希薄さは時として毒になってしまう。
人を幸福にするのは、人間関係が欠かせません。岩崎一郎さんの著書「脳磨き」にも、詳しく書かれていました。
普通の知性の人達が、天才知性を超えるパフォーマンスを発揮できる組織作りの企業研修を提供する会社を創業したのが著者。そんなんできるんですかって二度見。
現在までで約200社の企業研修を実施。脳科学を使って、ビジネスを大きく推進しているのが著者の岩崎一郎さん。普通の知性の僕は、飛びつく様に購入しました。
とある調査の結果、幸せで豊かになる人の共通点が見つかったと書いています。それは温かい、心をひとつにできる人間関係をずっと持ち続けられていること。
ここでスゴいのは、生まれた環境に関係ないことなんですね。めちゃくちゃエリートでも、貧困家庭でも、共通していたそうです。対象者の中にはハーバード大学の学生もいたんだとか。
まぁお金を払い、客とスタッフの関係がはっきりしているメイドカフェの関係が温かい人間関係はちょっと疑問ではありますが。
まぁこういったお金を媒介にした人間関係というのはある種非常に勝手が良い。わがままな願望に応えてくれるんですね。
人と会う約束をしてそのタイミングでは楽しみにしていたけど、当日になって
ってなることって意外とあるある。どうでしょうか、僕にとっては日常茶飯事。逆に1人の時間を確保した丸1日の休みの途中で、
ってなることもこれまたあるある。こういう非常に身勝手極まりないニーズに応えてくれるのがありがたい。
お金を払っていることの効用なのか罪悪感は一切なし。自分のペースで100%進めれるのがなんともありがたい。
僕みたいな自己中を絵に描いた人間には丁度良いのです。過去にも何度か記事にしましたが、僕はちょっとサイコパスの気があるんですね。
人に興味はないんですが、一度興味が出た人間や物事にはのめり込むタイプ。こう書いてしまうと、どことなく犯罪者っぽい。まだイリーガルなことはなにもしていないってのは強調しておきたい。
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僕は少しサイコパスで、人にほとんど興味がない。共感性も低くて、他人に興味がない人こそテクニックで生きるべし!
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あとはメイドさんが小忙しくているのも良い。その店はシフト的には1人か2人でその時間のお店を運営していて、食事を作ったり、飲み物を用意したり、接客したりとお客さんが多いと忙しそう。
こうなると何が起こるか。メイドさんがかまってくれないってことになるわけですね。ここで帰る時に、
と後ろ髪を引かれると。まぁ僕もそうなんだけど。たぶんメイドカフェに行っている奴は、僕も含めて放置プレイをされてリピートしちゃうM気質の人間なんでしょう。
さてどうするべきか?
人間というのは出会い方が大事。もし、
と最初から明確な野望を持っている人は、メイドカフェに行ってはいけない。行った時点で知り合えるけど、スタッフと客という関係が適用されてしまうから。
ナンパや知人の紹介で知り合ってから付き合うよりも、スタッフと客の関係から付き合う方が難易度は確実に高い。
一度ポジションができると、なかなかそこを覆せないんですね。最初にどんな形で知り合うかが大事。
昔行ったことがあるガールズバーの店員さん。そのお店と居酒屋を掛け持ちしていました。
なんて言っていました。ロマンチックな意味ではなく、出会い方は大事なんでしょう。ロミオとジュリエットも深く賛同してくれるはず。
幸いなことに僕にはそういう願望がないので、まだ助かった。お金を媒介にした人間関係は楽ですが、本音は見えづらい。
そりゃそうで、僕もお金もらって接客するなら建前ばっかり話してしまうと思いますし。
ケチを発揮して、なるべくお金を使わない。かつ人間とコミュニケーションをとりたくなった時にだけ行く、これくらいのバランスって感じでしょうか。
うーん、まぁ会社以外のコミュニティができた、選択肢が増えた、と前向きに思うことにしましょう。イギリス人ってよくパブに行くやん、そうあれあれ。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- メイドカフェはリーズナブルかつアットホーム
- 人間は孤独を紛らわすためにお金を使ってしまう
- 本気でメイドさんと付き合いたいなら、メイドカフェには行くな
うーん、立地もまずいんだよなぁ。家からコンビニよりも近いねん。悩ましい。。。
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!