カフェのメニューは高い。特に、スタバは高い。マクドナルドだったら、コーヒー一杯100円で飲める。家で自分でコーヒーを入れるともっと安い。
多くの人は、コーヒーの味を分かるくらいの立派な舌を持っていないのにカフェに行っている。おかしい、論理的におかしい。
準備や後片付けが面倒だから外食をするのは分かる、でもコーヒーってそこまで準備に時間はかからない。何でなんだろう・・・
しかし、最近分かりました。スタバはちょうど良い。 出先でちょっと休む際にちょうど良い、気分転換に作業をする際にちょうど良い、異性と出かけた際に立ち寄っても許されるチェーン店での上位のブランド力ちょうど良い。

・カフェの使い方がよく分からない
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- スタバはコーヒーだけの値段で考えると高い
- スタバは、誰に提案しても受理される圧倒的なブランド力がある
- カフェの飲食代は、雰囲気代、ブランド代、インフラ代も兼ねている
スタバは割高、なぜ行くのか理解はできなかった
スーパでコーヒー粉を買う。基本的にAGFのコーヒー粉を買っています。コーヒー粉とフィルターとコーヒードリッパーの3つさえあれば、もうコーヒーライフは始まるんです。
僕は一日家にいるときは、朝食時と夕方に一杯ずつ飲みます。自分でコーヒー粉で入れれば、原価一杯あたり30円もしないんじゃないでしょうか。
お洒落な電動のコーヒーメイカーなどもありますが、洗ったり手入れも面倒なので買う気もない。コーヒー粉とフィルターは消耗品なので、なくなりしだい買い足していけばコーヒーに困ることはないわけです。
そんな生活をしている僕は常々思っていました。

僕からすれば、コーヒーは自分の家で入れるもの。というかカフェの一杯の値段で、コーヒー粉一袋買えるやん、みたいな感覚。
それにコーヒーを飲むときって、何かをしながら飲むことが多い。本を読みながら、映画を観ながら、音楽を聴きながらとか。外のカフェだとそれができない、本持っていくのも面倒だし、わざわざイヤホン着けるのもだるい。
というわけで、僕はそもそもスタバに代表されるカフェというものに懐疑的でした。「いつ使えばいいねん?」と毎回悩む。少なくとも一人で外出の際に寄ることはほぼないし。
中目黒のスターバックス リザーブ® ロースタリー東京に行ってみた
(https://www.ryutsuu.biz/report/l022714.html/ampより引用)
そんな僕でしたが、先日中目黒にある「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」に行ってきました。知人と中目黒にお出かけする機会があったのですが、その際に寄ってみようという話になったんですね。
そう言えば写真全然撮ってなかったな、ミスったぜ。笑
あまり分かりませんが、昔読んだ「スターバックス成功物語」を思い出したり。とにかくシャレシャレな建物。
- 作者:ハワード シュルツ,ドリー ジョーンズ ヤング
- 発売日: 2013/09/11
- メディア: Kindle版
まずは整理券をもらって、30分程度待たないと入れませんでした。そうして、中に入るととにかく人が多い!
結果から言うと、1〜4Fまであったのですが、全て満席。テイクアウトで済ませることとなりました。普通のコーヒー頼んだのに、一杯800円近くもするチェーン店の王者の風格。

と思ってしまう僕はまだまだ田舎もの。おい、奈良県民たち、おれに生卵投げて良いぞ。たぶんまだまだこれから恥を晒してくはずだから。笑
店内はめちゃくちゃ広い。吹き抜けになっていて、オシャレ。その店舗のオリジナルグッズが売っている。マグカップ、アパレル商品、キーホルダー、まさかの自転車。見ていると、自慢げに話しかけてくるスタイリッシュな店員さん。
注文しようと並んでいると、店員さんが来て紙を見せてくる。メニューは載っていなくて、あるのはQRコード。スマホでそのQRコードを読み込んでメニューを見てねってことみたい。
さすが東京、さすが中目黒、さすがスタバ。店員さんも全て「おれ・私は、こんなにイケている店で働いているんだぜ」という自信が髪の毛の毛先にまでも満ち溢れている。自分も含めて、僕の職場の人にもそのエネルギーを分けてほしい。
店内は見ていて飽きず、長時間ウロウロしていました。ここで徐々に分かってきたのです。客層を見て、どんな人達が利用しているのか。最も多いのはカップル。友達と複数人で利用している場合も多い。
さらに多いのが、パソコンで作業している勢。個人的にMVPだったのが小さな丸テーブルで数Ⅲ・Cを勉強していた女の子。
塾講師のバイト時代を思い出す、ノートをなんとなしに覗いてみる。微妙につまづいている。部分積分ができていない、こっちまで悔しい。

と心の奥底から欲求が湧き出るもののさすがに抑える。中目黒にそんなクレイジーな奴は多分いちゃダメだし。
雰囲気代、ブランド代があるからスタバは高い
きっとお客さんの何人かは僕が入れたコーヒーを飲んでも気付かない。スタバのロゴが書いてあるカップでで出てきてしまったら分からない人は分からない。
でも、あの雰囲気は出せない、ここが大事。僕がどこかの空間をプロデュースすることになっても、あのオシャレな空間は絶対に演出できない。
つもるところ、やはりスタバに代表されるカフェは雰囲気代も込みの値段だと思うんですね。異性とのデートの際、ちょっと待ち時間がある・どこかで座っておしゃべりしたい、こういう時ありますよね。
この時に、スタバが選択肢として最もちょうど良い。僕が偏愛しているマクドナルドや吉野家ではこうはいかない。 値段もリーズナブルで美味しいのに、軽食もあるのに。。。笑
つまり、スターバックスという絶大なブランドのおかげで僕らは「安心感」を買っているとも言えるんですね。

と今もまさに世界のこの瞬間誰かが思っているはず。まだそこまで仲良くない人と行動している人や、歩き疲れてどこかで休憩したいカップルなどの間で提案され受理されているはず。
ほどほどの値段で万人が抵抗感を出さないであろうオシャレな空間を提供してくれている。こう考えるとスタバはかなり偉大。そう思うと、僕も今までかなり助けられていたのかもしれない。
貧乏人でも金持ちでも、学生でも社長さんでも、誰に利用されても違和感のない存在。社会主義よりも平等レベルが数ランク上と言わざるを得ない。
現代社会でカフェ代はインフラ代
特にここ最近ですが、成功者の方や新進気鋭の若手経営者が、

とインタビューや自身のYouTubeチャンネルで公言しているのを目にします。 確かに家と会社以外で何か作業できる空間があると良さそう。
僕も浪人生の頃に、予備校で午前と午後で勉強する部屋を変えていました。気分が変わると言うか、集中力が再び起こるんですね。「場」が持っている力とか相性って意外とバカにできない。
そう思うと、カフェはうるさすぎず静かすぎない。 トイレにも行きやすいし、Wi-Fiもあるし、飲み物・軽食もある。作業スペースとしてはかなり優秀かもしれない。空調も完璧だし。
僕の知人も、出張中の際はカフェで仕事することもしばしばあると言っていたな。
ハリーポッターシリーズの作者J・K・ローリングさんも、無名でお金がない時代にコーヒー一杯の値段でずっとお店で粘って本を書き上げたとインタビューで言っていた。

と考えていた当時の僕は何も分かっていなかったのかもしれない。笑
そう思うと、カフェは都会や街中のインフラ的立ち位置にいるのかもしれない。 住み慣れた地区などではあまり感じないけど。
海外に行った際はスタバがあると本当にありがたい。食べ物が食べれる、トイレに行ける(国によっては、公衆トイレが有料の場合もあるし)、何よりネットが使える。
都会の中で、カフェに行けば現代人がしたいことが一通りできる。カフェでの飲食代には、そういったインフラ代も入っているんですね。
人とそこまで行動しない、比較的ケチな人間の僕からすれば、高いのでカフェはこれからも利用しません。 しかし誰かと一緒の場合や、外国に旅行した際はきっと使うはず。その時は、お世話になります。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- スタバはコーヒーだけの値段で考えると高い
- スタバは、誰に提案しても受理される圧倒的なブランド力がある
- カフェの飲食代は、雰囲気代、ブランド代、インフラ代も兼ねている
カフェで時間を決めてブログを書くのも憧れがあったり。はかどりそうな気もします。ただ、家は今2画面にしちゃったしな。コレが使えないのも面白くない。
自宅のパソコンをデュアルモニターにしてみた!生産性があがる、目の疲れが軽減などがメリット!在宅勤務者は全員設置するべき!
あと決定的な理由が。それは僕のMacBook Proが2012年のものということ。めちゃめちゃ重い!笑
この鈍器を持って街を闊歩するのは非常に疲れる。笑 パソコン変えたらカフェにブログを書きにいってみたいものです。笑
ではでは!