僕は第一印象がめちゃくちゃ良い、我ながら。初対面の人に悪印象を持たれたことってほとんどありません。そしてその後で好感度がめちゃくちゃ下がる、我ながら分かっています。
まぁこれ以上ないほどの竜頭蛇尾っぷりなんですが、なんとか楽しく生きてはいると。それだけ第一印象が良いということは、圧倒的なメリットがあるんですね。
人間は日常的に会う人って限られています。一度や二度会ってそこから会わない人の方が多い。となるとトータルで見たら、世の中には僕に好印象を持ってくれている人の方が多いって計算。化けの皮が剥がれていないだけなんですけどね。

人間性は長いこと付き合っていたら、いつかはバレます。でもバレるくらいまで長い付き合いになる人がどれくらいいるのかって話でもある。となると処世術的に第一印象を上げる方法を知っておくに越したことはないのです。

・人間関係で有利な立場に立ちたい
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 僕は第一印象がバツグンに良い。というか第一印象だけはバツグンに良い。
- 第一印象を良くするにはコツがある
- 出会いを今後につなげたければ、第一印象が良くないと始まらない
僕は第一印象がバツグンに良い
僕は第一印象がすこぶる良い。出会う、話す、終わる頃には向こうは自分に好感度を持ってくれている。なんとなく昔からこんな感じ。意識はしていなかったけど、これはこれでひとつの適正なのかもしれない。
飲みの席で初対面で出会った男性。話しているうちに気に入られ、

と誘われ、全く縁もゆかりもない合コンに参加したこともあったっけ。
しかし世の中バランスが取れたもの、僕はそもそも人間的にはそこまで大したものではない。ちょっとサイコパス入ってるって言われるし、本当は人に興味がない。あるフリをしているだけ。
自分中心でしか物事を考えれないし、面倒くさいことは嫌い。なんだかんだで頑固で、人のことやアドバイスを耳に入れているけど本当の意味で聞いてなどいない。
そんな人間性の持ち主なので、長い付き合いになると、

と気付かれる。最初は取っ付きづらかったけど、付き合っていくうちに徐々に好感度があがるみたいなタイプとはまるで逆。これには逆立ちしてもなれない。
一言で言えば、竜頭蛇尾。頭はキングギドラばりの三つ首のドラゴンだけど、最後は細っそい尻尾があるだけ、こんな感じ。
初対面の印象はMAXで、そこから綺麗な放物線を描いて落ちていくと。僕の人生の人間関係はこれがデフォルト。
就活の時に、今の会社で僕の面接官だった人が、後々上司になる。面接時の資料を見れる機会があったのですが、その上司のコメントを見ると、僕のことをベタ褒め。
しかし後に上司になると、僕に対しての印象はめちゃくちゃ悪くなった。出会った頃のあの印象の良さは見る影も無いんですね。
僕自身は初対面の人と接するのは得意。でも2回目に接するのは苦手。この感覚分かる人には分かるはず。
初対面の際に自分を着飾って良いように見せるけど、2回目に会う際は「あれ、前どんな風に自分を良いように見せてたっけ?」なんて分からなくなるからでしょうか。
人間は大きく分けて4種類
初対面の印象と、そこからの印象、この2つに分けて考えることができます。こうなるとざっくり4パターンに分けることができますね。
人間の印象4パターン
- 初対面の印象が良い × その後の印象が良い
- 初対面の印象が良い × その後の印象が悪い
- 初対面の印象が悪い × その後の印象が良い
- 初対面の印象が悪い × その後の印象が悪い
あなたはどのパターンですか?僕は言わずもがなで2番です。
そしてこれも言わずもがなで、最も良いのが1番「初対面の印象が良い × その後の印象が良い」パターン。最も悪いのが、4番「初対面の印象が悪い × その後の印象が悪い」パターン。
ここまでは簡単。さてここでこう思うでしょう。

どちらも良い面も悪い面もある。第一印象をとるのか、その後の印象に重きを置くのか。いったいどちらか。

これが僕の結論。強がりもあるけどね。
初対面の印象の方が重要度は高いと思うんです。もちろん長い付き合いになれば、その後の印象の方が大事。ですが長い付き合いになる人と、初対面だけの付き合いになる人を考えると圧倒的に後者の方が数は多い。
つまり第一印象を鍛えると、万人に効くのです。その後の印象だと、長い付き合いになる人にしか効かない。
先ほども書きましたが、僕はそもそも人に興味がない。ということで基本的に知り合った人と、2回目以降会う気になることって非常にレア。
なので一発目で好印象を与えておくというのが、おそらく僕が無意識に編み出していた処世術。自分で深掘りしてみると、

って発想なんだと思う。
その後の印象が良い人は、本当の良い人。僕とは人間的な成熟度がまるで違うのでしょう。
しかし第一印象を良くしておくことで、僕らの選択肢が広がるのです。
第一印象を上げるコツをここで伝授
人見知りをしない
第一印象を向上させるコツはいくつかあります。まず一番大事なのは、人見知りをしないこと。話す時に人見知りをしてしまうと、会話が弾まない。
相手も人見知りだったらそれこそもう目も当てられない。話さないまま時間ばかりがすぎてしまう。仮に相手が人見知りだった場合、こちらがスムーズに会話を行えるように対処できれば、それだけでよく思われる可能性も十分あるのです。
人見知りに関して、アンタッチャブルのザキヤマが興味深いことを言っていました。

嫌われちゃうってことは、今はまだ嫌われてないと思ってるんですよ。人見知りの人は嫌われてないと思ってるという傲慢さがあるんです。

僕からすれば、出会いなんて奇跡。日本人だけでも1.2億人いるし。そしてその人ともう一度会うなんて、奇跡中の奇跡。奇跡の2乗ってなもんです。
つまり大前提として、

ってことが言えるわけです。仲良くなって連絡先交換して、会う約束すればもちろん別。しかしそうでもしないと、もう二度と会わない。
そう思えば、ビビることは何もない。思い切った発言をして、怪訝な顔をされても知ったことではない。とにかく話してみる。
愛想笑いを絶やさない
日本の人間関係は愛想笑いの上に成り立っている、これが僕の持論。愛想笑いを制するものが、人間関係を制する。愛想笑いができなければ、日本で生きることはあっという間にハードモードになってしまう。
愛想笑いをするのは確かにしんどい。会社の飲み会で僕は愛想笑いばかりで、次の日は表情筋が筋肉痛になっている。
愛想笑いというとどこかマイナスなイメージも持たれていることも確か。

って思う人もいるでしょう。しかしそんな人に僕は言いたいんです。

本当に面白いことってそんなにない。面白げなことか、面白いフリをしているかのどっちか。
踊るアホに見るアホ、同じアホなら踊らにゃ損々って言葉と同じ。笑うアホと笑わぬアホ、笑わにゃ損々ってなもんです。
「愛想笑い」という言葉の語感が好きでない方は、「愛嬌笑い」と脳内で変換してください。幾分かマイルドになるはず。
人間は不思議なもんで、「あ、こいつ愛想笑いだな」と思っていても、笑ってくれているだけで気分が良くなるもの。スカして笑顔をあえて出さないよりも何千倍もマシ。
ただ愛想笑いもし過ぎると、逆効果というか不快に思われることもあります。ここが難しいところですね。

これ僕の経験則。愛想笑いであっても、タイミングよく笑うことで不快感を与えずに済みます。
ミスタービーンとかアメリカのコメディ番組で、意図的に大勢の笑い声を足していますが、あのイメージ。内容は正直どうでも良い。相手の会話でここで笑うと、トータルして収まりが良いなってところで笑ってみる。
これは慣れなので、自分が会話している中で「ここで笑ってくれたら気持ち良いな」って瞬間を感じたら覚えておきましょう。こうすることで相手のニーズに気付きやすくなります。
ちょっとナメてかかるくらいがちょうど良い
誤解を与えそうな表現ですが、初対面の人はナメてかかりましょう。僕はどんなにお偉いさんでも、

と思って接しています。どれだけその会社で重役でも、外部の僕からしたら知ったことではない。
このマインドは不謹慎なようで結構重要。相手に萎縮してしまうと、途端にスムーズに会話できなくなってしまうからです。
逆に考えてみて、出会った初対面の人が自分にビビりまくって、全然話してくれないし距離も詰めてくれなかったら面白くはないでしょう。
ところであなたが好きな芸能人って誰ですか?ちなみに僕は長いこと柴咲コウのファンです。亀の甲より年の功より柴咲コウ。
例えばもし合コンで柴咲コウが来たとします。まぁ絶対にないけどね。いや分からん、経営者の知り合いとかできたらあり得るのか。いや、おれが経営者とかになれば良いのか。
そんな皮算用はさておき。
あっ!やせいの柴咲コウがとびだしてきた!

これは無理ゲーですね。口をぱくぱくさせて、息をするのがやっとでしょう。
相手に対して腰が引けている限りは、きっとまともなコミュニケーションなんて無理なのです。日常生活で会う人なんて、所詮は普通の人間なのです。
ナメてかかりましょう。もちろん内心でです、表に出してはいけませんよ。相手に対して堂々と話すためには、ビビっていてはいけません。
ちなみに僕は昔に参加した大規模なパーティで、初対面のおじさんと話して、非常に低俗な下ネタを言って爆笑をとった。
そして後日、ニュースを見てそのおじさんが某大手製菓メーカーの社長だと知ったなんてこともありました。うーん、結果オーライ。
共通点を探す
意外と馬鹿にできないのがこちら。共通点を探すというもの。親近感を抱かせたらいっちょ上がりです、もうこっちのもんです。
実際に探してみると、なんだかんだで共通点はあるもんです。初対面の人は3つは見つけたいところ。

って人もいると思うので、例を紹介しますね。例えば以下から探ってみてください。
- 年齢
- 名前が似ている(同じ漢字が入っている)
- 出身地
- 出身校
- 趣味
- 好きな食べ物
- 好きな国
- 好きな有名人
- 好きな映画・音楽・本
- 好きなファッション
- 文系・理系
- インドアorアウトドア
- 仕事内容
- 住んでいる地域
- 買い物をする場所
- コンタクトレンズの度数(これ意外とオススメ)
これは過去に以下の記事で紹介したもの。もっと細かい内容を知りたい方はあわせて読んでみてください。
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探せばある、出てくる。二足歩行とか肺呼吸とかそれ以外にも意外とある。
第一印象を良くしておけば、主導権を握れる
第一印象を良くしておくことの最大のメリットは、それ以降仲良くするかを自分で決めれるようになるってこと。第一印象が悪いと、もっと仲良くなりたくても向こうが会ってくれない。
そう思うと僕はフラれたとかを除けば、人間関係が切れたのって僕が勝手に断捨離したから。これが良いことなのかそうでないのかはさておき。
自分で人間関係を選択できるようになるためになるには、自分がまずは魅力的にならないといけないんですね。ここで力を発揮するのが第一印象。

と思っても、向こうさんにも意思がある。自分が人を選ぶためには、自分がすでに人から選ばれているという前提が不可欠なのです。
出会いがある、その出会いを吟味する。長い付き合いにするか自分で決める。そのために第一印象を良くしておかないと、イニシアチブは握れない。
第一印象の効果は大きく、変えるには3ヶ月から半年かかるのだとか。これは良くも悪くもって感じですね。自分の身の丈以上の印象を与えても、こっから半年間は化けの皮は剥がれませんとも言えるわけです。
本当は意地の悪い嫌な奴だけどなぜか人からは嫌われていないって人、知り合いに1人はいませんか?本当の善人でもただの悪人だったとしても、きっちりと周りの理解がついてくるのは時間がかかるのが世の常。
出会った人と生涯の付き合いになるかもしれませんが、大概はその場限りの関係で終わってしまいます。
例えるなら短距離は異常に速いけど、マラソンになると途端に使い物にならなくなる陸上選手みたいな感じ。長い付き合いになるとボロが出まくり、自分で蒔いたタネが咲き乱れまくり。
そんな人だったとしても、たいがいの人間関係は100m走くらいなので、普段は問題なし。
もちろん長い人間関係を築けるのが本当の人間力だと思いますし、正直その能力は欲しい。でも使える機会は比較すると少なめ。
まずは第一印象を良くする、そして人間関係を選択できる立場になりましょう。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- 僕は第一印象がバツグンに良い。というか第一印象だけはバツグンに良い。
- 第一印象を良くするにはコツがある
- 出会いを今後につなげたければ、第一印象が良くないと始まらない
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!