「日本語ラップのアルバム聴くのはいいけど、何聴くの?」
これを決めるのって難しいけど、かなり大事。
進めて行く上での計画決めます!
受験勉強と同じで、教科書は必要ですよね。
聴くべきアルバムをどう決めるかは重要、ここを中心に考察。
そして最近聴いたアルバムレビュー、そんな感じで今回はお送りします。
日本語ラップ強化月間楽しんでいきましょう!
教科書選定
音楽雑誌 blast & MUSIC MAGAZINE
さてさて、HIP HOPへの足腰をどう鍛えるかこれが最初の課題。
アルバムを聴くにしても、何を参考に選べばいいのか。
そう思い、教科書としてこの2冊を採用。
blastとミュージックマガジン、あとは自分のBーBOYの肌感覚!笑
この雑誌は過去に出ていたもの、blastは過去記事を編集した特集号。
1995〜2007年の濃いめのHIP HOPが濃厚に紹介されています。
当時のインタビューが載っている、名DJ・MCが自分のフェイバリット5枚を紹介してくれている!
これって結構ありがたい。
ここで当時の温度感を感じつつアルバムを選びます!
そして、ミュージックマガジン!
これは、2017年6月にでた日本のHIP HOP特集号です。
31人のライターが選んだTOP100が収録&ZEEBRAやR指定とDOTAMAの対談がメイン!
こういったランキングはどれほど参考になるか毎回疑問ですが、順位はさほど気にせず単純に選ばれている作品に注目します。
「名前は知っているけど・・・」なアーティストを狙い撃ち!
経験上、作品聴いたこと無いが名前は知っている人は、やはり実力に裏打ちされている気がするので。
もちろん、名前も知らないアンダーグラウンド作品が芯を食っている可能性も大きいですけどね。
ちなみに、ここでの1位は BUDDHA BRAND「病める無限のブッダの世界」
これは持っていました、2枚組で最近聴けていなかったから、強化月間中に聴きたいところ!
病める無限のブッダの世界 ― BEST OF THE BEST (金字塔)
- アーティスト: BUDDHA BRAND,オーサカ=モノレール,LUNCH TIME SPEAX,FUSION CORE,アンタッチャブル・デストロイヤーズ・オーケストラ,NIPPS,RED EYE DARUMA,BUDDHA FACE KILLER,H.KON,T.HIRAGURI,DEV LARGE
- 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: CD
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日ポン語ラップの美ー子ちゃん
現代の日本語ラップシーンをこれでもかと詰め込んだマンガ。
少女マンガっぽいタッチなのに、内容は非常にドープ。
作者のHIP HOPへの飽くなき愛が伝わってくる。
ちなみに、先程のミュージックマガジンの31人のライターにこの作者も入っているのだ!
読みやすさもさることながら、結構マジメに日本語ラップの歴史やオススメのアルバムを教えてくれたりする。
やはり教わるなら、好きで仕方ないって人から教わりたいですよね!
色々目移りしてしまうな、、、、
予算とか決めないと延々に買ってしまいそうだ。笑
ちなみに、僕はCDでしか音楽聴かないんですよね。
iPodやiPhoneに取り込むにしても基本的にCDで買ったもの・借りたものしか用いないんですよ。
めんどくさいなってのは分かってるんですけどね。笑
なぜなのかは過去記事ご覧あれ!
まぁ、こういうのは身銭切った方が身に付くでしょう!
必要経費、キングギドラは最終兵器!
Amazonで既に色々注文しています!
ちなみに、キエルまキュウ SOUL SCREAMのアルバムが届きました。
うおおおお、楽しみぃぃぃぃ!
余談ですが、7月のイベントも色々見ています。
去年は参加して本当に楽しかったので、KOK西日本予選は今年も行きたい。
しかも呂布カルマと漢a.k.a.GAMIのライブが観れる!
呂布カルマは完全に信者なのですが、ライブはまだ観たことないんですね。
これは大いに期待!
聴いたアルバムレビュー
K DUB SHINE / 理由
個人的に日本語HIP HOPのアルバムでかなり大好きな1枚。
正直これまでの人生ですでに聴きまくり、最近はご無沙汰。
この機会に久しぶりにアルバムを通して聴きました、やっぱり別格ですわ。
K DUB SHINEのこれまでの人生がギュッと凝縮されている1枚。
このアルバムを聴くだけで長年彼と寄り添っていた様な錯覚に陥ってしまう。
かなり苦悩の多い人生であろうだけに、胸を締め付けられるような描写。
そしてそれを彩る韻の数々、まさに匠の技。
「レントゲン」と「国民健康保険」で踏んだり。
個人的に白眉は「正真正銘」!
MCとしての彼の軌跡を追うことができる最高にクールな1曲。
黎明期からHIP HOPシーンで光り続けるということがどのようなことか伝わってくる。
そして、中毒性が高いのは全編を通じるオフビート感。
トラックによらず、常に一定のリズムでけだるそうにラップをする。
これがK DUB SHINEの真骨頂、クセになる、まじで!!
- アーティスト: K DUB SHINE,T.A.K.The Rhhhyme,DJ OASIS,三善善三,童子-T
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2005/11/02
- メディア: CD
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ZORN / LOVE
今年出たZORNの新作。
相変わらず天才的・・・
ZORNは ずっと好きで過去に記事にしたくらいです。
前作「柴又日記」、前々作「生活日和」。
この2枚は凄まじい名盤でした、平凡な日常を非凡なスキルで描ききった作品。
穏やかな日々をラップに昇華していました。
そんな背景もあり、今回はどうでるかと思ったら「攻め」の姿勢できた!
ダミ声でガチガチに固い韻を畳み掛けてくる!
自分の生活に誇りを持ち、その上でラッパーとしての務めを全うしようとしている。
とにかくかっこいい!
スキル・姿勢・そして親近感この3拍子が揃ったラッパーもなかなかいないのでは!?
ライブは絶対に行く、てか昨日チケット買った!笑
まとめ
やること明確にすると、毎日楽しいですね!
後々は自分で曲もつくってみたいなぁ。
全然日本語ラップに興味無い方も、この機会に是非お試しあれ。
ではでは!
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前回記事はこちら!