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ヘッズもおばあちゃんっ子もラッパーGADOROを聴け!!新アルバムとライブレビュー!

「宮崎のHIP HOP DREAMER」
こう聞いてピンと来る方は何人いるのでしょうか。

HIP HOPファンは、こう思うでしょう、「あぁGADOROのことだな」と。

元々マーケットが小さく、稼げない日本語ラップのシーンで着実にファン層を拡大しHIP HOP ドリームを叶えているラッパーがいます。

その代表各がGADORO!
「自分には、縁がないかも・・・」そう思う方でも、大丈夫。
おばあちゃんっ子であれば、必ず感情移入できます!笑

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(画像引用:KING OF KINGS)

 

そもそもGADOROとは? 

バトルにおいて

まず、僕が初めてGADOROを知ったのはフリースタイルダンジョンでした。
その時のキャッチコピーが「宮崎のHIP HOP DREAMER」。

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すげぇ目つき悪いなこいつ・・・
しかし、実際この時のGADOROは荒んでいました。

 

本人曰く、自分は正真正銘のクズであったとのこと。
人のことが嫌いで友人がいない。
金がない、というか元カノに50万円借金があった。
HIP HOPシーンでもまだまだ無名。
仕事もろくすっぽ続かない。

 

そんなクズ、GADOROの頭にあったのは「マイク一本で形勢逆転する!」という思いだけだったはず。
この頃は、楽曲は一切出さず、バトルのみでHIP HOPシーンで活躍していました。

そして、実際フリースタイルダンジョンでのGADOROは強かった!
まず、驚かされたのが固すぎる韻(ものすごく踏まれている韻)の数々。
後々、即興ではない、事前に準備してきた韻だと揶揄されもしたりするのですが・・・

 

ちなみに、サイプレス上野とバトルした時は、

だいぶデブなサイプレスとマイクテスト無しの
ハイグレードなライムテクでお前を消すよ
チェックメイト 説明不要のライムは
現実離れ 今宵はモンスター全員くたばれ

 

口に出すと分かるのですが、踏みまくっていますね、すごい。

そして、ここから一気に知名度が上がります。
ここのあたりから、バトルシーンでGADOROをよく見かける様になります。

 

ちなみに、過去記事でバトルMCの強さについて書きました。
GADOROもここで扱っているので、是非みてください!

www.bit-corleone.com

 

音源において

そんなバトルのみに特化したGADOROが、2016年末に、いきなりあるPVをリリース。 
タイトルは簡単2文字「クズ」

youtu.be

 

音源化を望まれていたGADOROが初めて出しました。
バトルでは激しいライムが持ち味でしたが、ものすごい穏やかな雰囲気の曲です。

ここで描かれているのは彼のラッパーとしての人生。
まさに、今まで自分がクズだったと吐露する赤裸々な曲でした。

 

ここから、彼は短スパンでアルバムをリリース。
1作目の「四畳半」 

四畳半

四畳半

 

 このアルバムは、彼のギラギラした攻めの姿勢が堪能できます。
今までの鬱屈した思いをぶつけた様な傑作です。

ちなみに、タイトルの四畳半とは、当時彼の住んでいたアパートの大きさ。
自分のトラウマを払拭しようという意思を感じる!

 

そして、2作目「花水木」 

花水木

花水木

 

 ここでは、激しめナンバーと、内省的なナンバーが混じった快作。
ちなみに、タイトル「花水木」は母親の経営しているスナックの名前です。

 

そして、この頃からGADOROは周りの人間に対しての感謝を歌い始めます。
HIP HOPで成功する中で、自分を見つめ直しだしたのではないでしょうか。
そして、その中でも最も胸に来るのが「カタツムリ」

youtu.be

 

亡くなった祖母に対する気持ちをラップしています。
これ、結構ジーンとくる。
僕もおばあちゃんっ子で、おばあちゃんはすでにいないから・・・

 

カタツムリというタイトルは、おばあちゃんの曲がった背中を表現しています。
それだけ前のめりに生きた強い女性であると。

GADORO メジャーデビュー後初ライブ

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今年3月にリリースされたのが「SUIGARA」
メジャーレーベル「日本コロンビア」移行後初のアルバム。

SUIGARA

SUIGARA

 

 

曲のレパートリーはかなり増えました。
攻めの曲、ラブソング、そして是非聞いてほしいのがおばあちゃんへの思いを歌った「最後の詩」という曲。

 

これが割と涙腺崩壊モノなんですよ・・・

乳首の透けた汗だくの半袖
ルールも知らず遊んでくれたカードゲーム

ものが壊れたら叩けば直る
そうやって言ってプレステを壊される

一度上手いと言ったあのおやつ
飽きる程食わされて少し嫌いになる

 

やばい、描写がイメージできる。
というか感情移入してしまう、こんなんあるあるやん・・・泣

 

最初は人を寄せ付けなかった彼が、ここまでおばあちゃんっ子の自分を感動させてくれるなんて・・・

 

すぐにライブも申し込みましたよ、ええ。


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ライブは終始大盛り上がり。
面白かったのが、女の子も多かったこと!

 

HIP HOPのライブ・イベントは基本男がほとんどなんですが、きっとGADOROの曲は性別を超える良さがあるからでしょう!

 

しかし、さすがとも言うべきで盛り上げる部分もきっちり押さえています。
「SUIGARA」で最も上がるナンバー「チャレンジャー」

youtu.be

 

な、なんとfeatで参加していたJ-REXXXも急遽登場!

 

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ここはマジで大盛り上がりでした。
やっぱりライブ・現場の雰囲気は違います!

 

そして、最後は「カタツムリ」「最後の詩」も歌ってくれました。
前の女の子は思わず涙していました。
やっぱりみんなの心に響いているんだな。

まとめ

色々なHIP HOPの形がありますが、ある意味最も人間臭いMC。
聴いたことないジャンルの音楽かもしれませんが、興味あるなら、おばあちゃんっ子であるなら是非GADOROから聴いてみて下さい!

 

ではでは!