そろそろ終わりにしましょう。「仕事はお金かやりがいか」問題に、そろそろ終止符を打ちましょう。大丈夫です、今ここで僕が打ちます。
これが僕の結論です。なぜなら僕は完全にお金で会社を選んだ人間だからです。無い物ねだりと言われれば、それまでですがやりがいを選んでおけばとは思うのです。
迷ったら、やりがいで選ぶ。ただ別にやりたいことが明確でない人もいるでしょう。そんな人は、お金で仕事を決めて、余暇や副業でやりたいことをするのがオススメです。
やりがいのない仕事をしながら、お金にならないけど楽しいからという理由でブログを続けているのが僕なのです。一回決定してしまうと、なかなか根本的な変化は難しいもの。今の状況に応じて、臨機応変に立ち回りましょう。
・やりがいのない仕事についていて辛い・・・
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 仕事は「お金」ではなく、「やりがい」 で選べ!
- 平均年収が高いという理由だけで、会社を選んだ僕、後悔してます
- 「お金」で会社を選んだ人は、儲からなくても「やりがい」を感じるものを副業にしよう!オススメはブログです。
仕事は「お金」か「やりがい」かで悩むもの
社会人生活がこの4月から5年目になる僕。その僕から伝えたいのは、仕事を選ぶ際は、「やりがい」で選ぶべきだということ。
両方とれるのであれば、それは最高にハッピーなことですが、なかなかそうもいきません。多くの人が、就職活動中で企業を選ぶ際や、内定をもらった企業から決める際に、考えたのではないでしょうか。
いずれに進んでも多少の後悔はあるでしょう。進んだ先で無い物ねだりをするのが人間です。
ただそれでも、後悔にも差はあるはず。僕は収入が多い少ないに関わらず、やりたいと感じたことをしている方が、幸福度は高いと思うのです。
やりがいもない、ただお金の為に働く。こうして20代・30代と徐々に人生のステップが終っていく、これって結構ツラい。文字に起こすと、ある種の拷問みたいです。
毎日楽しくて苦にならない仕事をしている、貯金はあまりないけど、充実して20代・30代を送ることができた。どうですか、こっちの方が良さそうな感じしませんか?
僕の説は説得力があると思っています。なぜなら、僕は会社をゴリゴリにお金で選んでしまったからです。自分の失敗談から得た知見を、自分のブログに臆面もなく書き散らかしているって話です。
選ばれたのは平均年収でした
浪人して、留年して、周りよりも2歳年齢が上。就職活動時の僕です。非常に幸先の悪いスタートでした。初っ端からハンデです。学部生のクセして、インターン先にいた大学院生の人と同い年でした。気まずい気まずい。
そんな中で始めた就職活動。ここで僕は、
と意気込んだんです。結果的に就活は上手いこといきました。内定も5社からもらえて、万々歳だったのです。
ただ就活中の戦略や、スケジュールは問題なかったのですが、企業選びがよろしくなかった。僕の中で、「良い企業=給料が高い会社・規模が大きい会社」という図式が成り立ってしまっていたのです。
「なにをしたいのか」よりも、「どんな会社に籍を置きたいのか」という判断軸だったんですね。給料が高い業界に行こう、給料が高い会社を受けよう、という何とも安直な思考で進んでいました。
そうしてもらった内定先から行く企業を選ぶタイミング。ここまでくると、会社の社風もなんとなく分かっています。面接もした、座談会もあった、内定者懇親会もあった。社員さんの話を聞く機会も何度かありました。
本来であれば、聞いた仕事の話から最も興味を持った会社とか、雰囲気があっている会社とかを選ぶべきなんですね。ただ僕は、ググった。それぞれの会社の人数と平均年収をググった。
最も規模が大きく、収入が良い会社を特定しました。その会社は、内定をもらった中で最も興味が湧かず、最も社風が自分と合わず、最も社員さんに親近感を感じづらい会社。そして今、僕が働いている会社です。
この時の僕は、なにか具体的な指標で会社を選びたかったのです。やりがいとか、人間関係を数値化するのは難しい。それに配属された部署でも変わるはず。
こうして新卒で今の会社に入りました。ケ◯の穴から、頭の先まで、資本主義にかぶれた可愛げのない就活生でした、はい。
目標や志に生きる20代でありかたかった。そのうち30歳になってしまう。自分でお腹はさばくので、介錯はあなたに任せました。一思いにお願いします。。。
とある美容師さんとの会話にて
後々関係してくる、アイシールド21の話
ステイホームな状態で、上京しました。こんにちは東京、さようなら地元。
もともと1人の時間が大好き、生まれも育ちもずっと関西、外出自粛、この4要素を掛け合わせる。定期的に会う社外の人は美容師さんだけ、めちゃくちゃ狭い人間関係で生きているのがここ一年の僕です。
美容師さんが、話しやすいという理由もあり、今の美容院にしました。とにかく僕の東京の友達はその美容師さんだけなのです。向こうは客としか思っていないだろうが、知ったことではない。
その美容師さんは僕の6個下。世代もちょっと違う。その美容師さんと話している際に、
という話になったのです。「アイシールド21」はアメフトを題材にしたスポーツ漫画。僕が中学生の頃に、めちゃくちゃ流行りました、世代なわけです。実際非常に面白かった記憶はあるのですが、確かにあんまり最近名前は聞かない。
と思って、漫画喫茶などで久しぶりに読み返したのです。発見です、朗報です。アイシールド21はやっぱり面白い!
思春期に読んだ漫画って、大人になって読み返すとそうでもなかったりもするのですが、そんなことはありませんでした。キャラクターも個性があるし、試合シーンはページめくる手は止まりません。
そして最もスゴいのが、アイシールド21を最終巻まで読んでも、アメフトのルールがさっぱり分からないところです。ルールが全然分からない、分かっても部分的、こんなスポーツを面白く描くなんてもはや神業。
ヒカルの碁と通じるものがありますね。面白くてついつい最後まで読んでしまう。でも、囲碁のルールは最後まで全然分からない。碁盤の前に座らされたら、五目並べをしてしまう自信がある。
これってよくよく考えると、なかなかにイカついです。スポーツや何かしらの競技なんて、ルール分からないと面白くないのに。それでも読者を飽きさせない作者の実力ですね。
僕も意味が分からなくて支離滅裂だけど、面白過ぎてついつい読み切ってしまう記事を書きたいもんです。
大人になると、スポーツ漫画が染みると最近気付きました。部活をしていた学生時代の頃よりも染みます。僕が中学と高校どちらも、途中で部活を辞めてしまったということもあるかもしれませんが。
なぜ染みるのか?大人になって、昔好きだったバトル漫画を見てもそこまでグッと来ないのに。ある日答えは出ました。時間ばかりかかる面倒な作業を押し付けられ、やっと仕事が終わった時に、
と気付いたんですね。まさにやりがい。というか、やりがいのみ!お金の介入の余地なし。極まっています。
僕の担当美容師さんの悩み
その後、美容室に行きました。僕は開口一番に、
と会話も盛り上がる。そうして話していると、その美容師さんが最近悩んでいることを教えてくれました。それはお金のこと。自分の収入が低く、どうもやりきれないらしいのです。
専門学校を卒業し美容師へ、高校の同級生よりも一足早く社会人に。そしてちょうど今周りは大学を卒業して、社会人一年目なんだとか。あまり偏差値が高くない大学に通っていた友人でも、就活がうまいこといって大きな会社に入った。
自分の方が働いている期間は長いのに、収入は友人たちの方が多い、こんなのやるせないという内容でした。なるほど、気持ちは分からんでもない。
ただその美容師さんは言いました。
この時、この美容師さんは僕の映し鏡なのかもって思いました。お金だけで仕事を選んだ僕と、やりがいで選んだ美容師さん。
やりがいよりもお金で会社を選んだ自分の体験談を話しました。彼はうんうんと聞いてくれていました。そして最後に、こう切り出しました。
ターニングポイントに来たら、やりがいを掴め
仕事を選ぶ場面がきたら、「やりたい!」とか「面白そう!」と思えるものに進みましょう。
やっていて楽しいけれど収入が低い。こんな人が技術が向上し、後々収入が上がるというのはイメージしやすい。そんなに荒唐無稽な想像ではないはず。
もう一方を考えてみましょう。
やりがいも何もないけど金にはなる。こんな人がどこかのタイミングで、急にやりがいに気付く。どちらかと言えば、こちらの方が想像しにくい。
しかしここでもう一歩踏み込んで書きたいのが、お金で仕事を選んでしまった人に向けてのメッセージ。なんだかんだ言ってお金はあるわけです。
お金にならなくても良いから、やりがいがあることを副業にしましょう。趣味でも良いのですが、ビジネスとして多少なりともお金が生まれるものの方がカタルシスはあります。
僕の場合はブログ。毎月の収入が0ではありませんが、本業に比べると微々たるもの。
しかし続けている。もうかれこれ約3年間。なぜか、面白ぇから。 始める時に、「自分にできるかな・・・」なんて不安になっていましたが、始めて本当に良かった。
YouTuberにも憧れはありますが、動画編集とか細々した作業は向いていなさそうなので断念。本を読むのは好きだったし、文章を書いてみたかった。
ブログだけで生活できている人も世の中にはたくさんいるらしい、そんなことも知った。そうして上司にう◯こをチビりそうになるくらいにキレられた帰りの電車で、はてなブログのアカウント作った。あの日思い切って始めて本当に良かった。
もしあなたがやりがいを求めて、何かを新たに始めてみたいならば、ブログがオススメ。やりがいはめちゃくちゃあります。やり込み要素だらけです、自分をコンテンツにできます。
ブログサービス自体は無料で始めれるものも多いです。合わなかったらすぐに辞めても全然OK。やってみるだけタダですよ!
ブログを始める際に、オススメの本を最後に2冊紹介します。
「三行で撃つ」。文章術の本は色々購入し、読んできましたが、これが一番中身が濃いです。文章を書くという行為に心の底から興奮できるようになります。ビジネスで文章を書く機会が多い人にもオススメです。
というかこの本を読めば、始めたくなるかも、ブログ。
- 作者:近藤 康太郎
- 発売日: 2020/12/12
- メディア: Kindle版
続いての本は、ブロガーの名著中の名著「沈黙のWebライティング」。というか売れているブロガーで、この本を読んでいない人ってどれだけいるのかってレベル。
ブログを始めて、アカウントを作ったら、その日にポチって下さい。ブロガーとしての正しいフォームが身に付きます。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
- 作者:松尾 茂起
- 発売日: 2016/11/01
- メディア: Kindle版
【関連記事】留年しても成功した就活ノウハウ
やりがいのない会社に入ってしまいましたが、就活で得たノウハウは本物だと自負しています。一浪一留、ただのダメ人間。
そんな僕でも内定5社もらいました、そのうち4社は一部上場企業です。やりがいを感じる業界や会社が決まっている人は是非読んでみて下さい。ハンデありの僕がうまいこといったのです、あなたなら楽勝です。
【関連記事】美容院にまつわる思い出
東京で本当に数少ない僕と定期的に会ってくれる人間、それが今の美容師さん。そこにたどり着くまでに、ホットペッパーで初回を回りまくっていた頃の話です。
いきつけの美容院がなかなか決まらない、縁もゆかりもない土地に引っ越した人あるあるなのでしょうか。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- 仕事は「お金」ではなく、「やりがい」 で選べ!
- 平均年収が高いという理由だけで、会社を選んだ僕、後悔してます
- 「お金」で会社を選んだ人は、儲からなくても「やりがい」を感じるものを副業にしよう!オススメはブログです。
最後に気休めではないですがちょっと補足をば。そもそも「お金」か「やりがい」かどちらか選べるだけ幸運かもしれません。
だって。どっちもないってこともありえますから。そう考えると何か1つあるだけでもラッキーなのかも。腐らず焦らず、前向きに明日も生きていきましょう!
ではでは!