人生は長い、100年時代なんて言われています。そんな100年の人生を満足して生きていくには、20代何をすべきでしょうか?

・30代に近づいて焦っている・・・
という人にむけて書きました。

僕は現在30歳。20代は昨年で終わりました。20代ですべきことは色々あります。しない方が良いこともあります。
人生を長期戦と考えた場合は、20代はとにかくインプットに徹するべき。もちろんアウトプットも大事ですが、まずはインプット。
「アウトプットはインプットを超えない」、これは僕の前職の会社の上司に言われた言葉。めちゃくちゃパワハラ人材で、嫌いな人だったんですが、これに関しては完全に同意。
20代のインプットがこれからの人生の土台になる。マンションの定礎のようなもの。築け、礎を。
記事の前に自己紹介!

・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
アウトプットはインプットを越えない
人生はアウトプットが全てではあるけど・・・
人生はアウトプットが全て。まずはここが大前提。アウトプットでしか評価されない。
インプットだけで評価される人はいない。「映画とか芸術の評論家、スポーツ解説者は?」と思われるかもしれません。
この人たちも、みんなアウトプットしてる。観た作品や試合に関して、評論というアウトプットをしている。観ているだけでは、成果に繋がらない。
自分で生み出す人こそ正しい。アウトプットをしないと、その人の価値は生まれない。

そう。難しい。アウトプットするためには、アウトプットするためのネタがいる。

ここ。まずはここ。タンパク質がないといかに筋トレしても筋肉はつかない。インプットがないと、何もアウトプットはできない。インプットとは、筋トレにおけるプロテイン。
息を吸って吐く。まずは吸う。吸わないと、吐けない。本当に「0」の状態から、「1」は生まれない。
若いうちにインプットをいかにできるか
人生は長い。一度覚えた知識やノウハウで一生渡り歩くのは無理。大人になってから、院進学をする人もいる。
「新たな分野や職務にて、新しいスキルを習得すること」をリスキリングなんて言う。ここ最近で流行り出した言葉。


って感じ。どんどん新たなテクノロジーが出てくる。流行が生まれる。インプットをしなくて済む時期は、今後一生来ないと思った方が良い。
ただ比率はある。「アウトプット:インプット=9:1」みたいな人もいる。インプットは必要だけど、アウトプットの方が重要ってケース。これはベテラン勢に見られがち。
しかしもしまだ若いなら、インプットの比率はグンと高くなる。来るべきアウトプットに備えて、インプットしまくる必要がある。
若いうちはとにかくインプットしまくるべき。僕は20代で本を読みまくって、映画を観まくった。そこでの知見があるから、ブログもネタ切れせずに続けられてる。


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インプットを断ったら、もう初老
インプットなくては、老いるだけ
インプットをしないと、人は老いる。新しいものに触れていません、残念、そんな人はもう初老。

これは僕の持論。世界に向けて、自己を閉ざす。これを「老い」と言わずしてなんと言うのか、おいおい。
怖いことにまだ若い、なんならまだ20代なのに、インプットを終えつつある人たちがいる。
ちなみに日本の大人は、先進国で一番勉強してないらしい。日本の社会人の勉強時間を平均すると、なんと「1日あたり6分」という衝撃の結果が出たそうな。

インプットしないと、今ある脳内の引き出しをこねくり回すだけになる。出がらしのお茶みたいなもの。


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インプットの花はいずれ咲く
インプットをしても、すぐには成果は出ない。アウトプットになるまで時間はかかる。
桃栗三年柿八年、インプット5~10年。今インプットしたものが、5〜10年先の自分を助けてくれる。
映画でも、漫画でも、音楽でも、優れた才能がある人たちが、年月が経つと同じような作品ばかり出してしまうことは多々ある。
天才と呼ばれている人たちでも、どこかで引き出しやアイデアが枯渇する。僕ら凡人なんか推して知るべし。
天才でもアイデアが尽きるんだから、僕らが尽きないわけがない。

最近読んで面白かった本「 世界の心理学者が研究していること」。聞いたことのない心理学の面白い実験を紹介してくれる一冊。
アメリカのマサチューセッツ工科大学の研究で、起業家として成功しているのは「若者」ではなく、「中年」だと結論を出しています。
これってちょっと意外ですよね。20代の若手起業家がバリバリ成功しているイメージなのに。
確かに成功している起業家は多くいますが、その裏で失敗した起業家の方が圧倒的に多いのです。バイタリティはあるものの、経験不足はやはり否めないのが原因。

インプットをする。新しい経験を積む。それが生きてくるのは、まだ先の話。しかしいずれ必ず花は咲く。
20代はとにかくインプット
20代のインプットが10年後の自分を作る
フリーランスの超人気テレビプロデューサー佐久間宣行の「ずるい仕事術」。この本にもインプットの重要性が書かれていました。


コツコツ積み重ねている努力は、明日の結果に繋がらない。しかし10年後に効いてくる。
そりゃもうボディブローのようにじわじわと。10年後に過去の残りカスにすがった、すっからかんの大人になりたくなければ、サボらずインプットを続けるべきと書かれています。
40歳を過ぎて蓄積の財産を実感することが多くなってきたらしいんですね。
好きでやっていたことではあるけれども、30代の10年間、毎日のように小さなライブハウスに足を運ぶ。新しい劇団を追いかける。メジャーかインディーかに関わらず、映画を見る。
この経験が今の佐久間さんのアイデアの源泉になっていると書かれています。
後輩クリエーターたちからは「毎回作るものを、更新していて凄い!」と言ってもらえることも多いそうなのですが、これまでのインプットのおかげ。

ブログもそうなのですが、何もないところからネタは生まれない。人をクスッと笑わせる文章は出てこない。
花が咲くには種がいる。どんなマジックにもタネがある。自分の中にネタを仕込んでおかないと、何かが生まれることはないんですね。
スマホのインプットはほどほどに


インプットは大事。しかしインプットする手段にもこだわりましょう。
書籍や映画もインプットには良いです。実際に人と触れ合うのも大事、その道のプロからの教えはプライスレス。
どんな方法でもインプットは進みます。しかしスマホはダメ。スマホは情報収集ツールとしては二軍。
確かにスマホは便利ではあるのですが、あくまでも能動的に情報を集める時。受動的にスマホを見ていても、情報は集まりません。
「そんなことないと思うけど」って人もいると思うので、ちょっと質問してみますね。


毎日3時間スマホを触っているとします。1週間あれば21時間。5個しか覚えられていないなら、4時間かけて1個しか情報を吸収できていないんです。
4時間あったら、本を1〜2冊は読める。刺激をくれる人たちと食事もできる。スマホは便利なようでいて、インプットにはあまり向いていない。

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人生は一生インプットなのかもしれない
「20代はインプットだ!」と書いてきましたが、もしかすると一生かもしれない。少なくとも20代以降の30代〜50代はインプットを続けていく覚悟は必要。
一安心してる暇なんかない。一生ランニング。絶えざるインプットの先に、充実した人生が待っている。
これからもどんどん新しいものは増えていく。中身をアップデートしないとあっという間に骨董品みたいな人間になる。
「You are what you eat」というアメリカの有名なことわざがあります。ド直訳をすれば「あなたは、あなたの食べたものでできている」。
意味していることとしては、「健康は食べ物で決まる」ということです。口にした食べ物で僕らに影響を与えないものは一つもない。
情報もこれと同じだと思うんですよね。「僕らは、僕らがインプットしている情報でできている」って感じ。


特に僕みたいにコンテンツを作っている人間はインプットこそ活路。定期的にインプットしないと、アイデアなんて浮かばない。
アイデアを出し切る。書き切る。インプットして閃く、また書く。この自転車操業。それでここまでやってきた。チャリで来た。これからもチャリで行く。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- インプットがないと、僕らはアウトプットすることができない
- 今のインプットは10年後に効いてくる、ただしスマホでの情報収集には要注意
- 「You are what you eat」、僕らは情報をインプットすることで、アップデートされる
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
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