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後輩と比べられる。後輩の方が仕事ができる。そんな悩みを解消します。

2023年5月17日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

認めなくないけど、あの後輩の方が仕事ができる。社会人生活をしていると、こんなケースはどうしても出てくるもの。

 

読者
・後輩と比較されてツラい
・後輩の方が評価されていて、居場所がない

 

という人にむけて書きました。

 

この記事を読んでくだされば、そんな悩みは解決し、毎日気が楽に生きていけるようになります!

 

年次を重ねると、後輩が先輩を越す下克上なんて珍しくもなんともない。年上の部下がいるなんて、どこの会社でも見られる話。

 

もし若手のうちに後輩が抜かれているなら、以下の可能性が大きい。

 

  • そもそもやる気がない
  • 会社の社風に合っていない
  • 単純に後輩が抜群にキレもの

 

若手でそこまで差がつくというのはあまりない。能力や素質という問題もあるけど、本人のやる気の問題や環境に適応できているかが大きなカギを握ってる。

 

もし後輩の方が評価されていて悩んでいるなら、その環境があなたにマッチしていない可能性が高い。あなたの問題というより、あなたと環境の相性の問題。だから気を落とさないでほしい。

 

記事の前に自己紹介!

 

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成

 

 

 

僕は後輩よりも評価されていなかった

若手なのに僕は後輩に抜かれてしまった

 

 

読者
後輩と比較される苦しさが、お前に分かるのよ!

 

って思われたなら、安心してください。めちゃくちゃ分かります。というか僕は後輩に普通に抜かれてたし。

 

これは新卒で入った前職の会社での話。僕の部署に一年後に入った後輩は、数年後には僕よりも評価されていた。上司からも好かれていました。

 

実はこれは結構コンプレックスで、あんまり人に言ったことなかった。「後輩は自分より仕事できますねん」って、やっぱり心のどこかで引け目を感じてた。

 

新卒の会社を辞めて一年以上経って、客観的に見れるようになってきた今だからこそ、この気持ちを書いておきたい。

 

上司ガチャで盛大にハズレを引いた

 

 

大前提として僕はまず上司からの信頼がなかった。ソースの袋に「どちらからでも切れます」って書いてるけど、意外とどっちからでも切れない。あれに対する信頼感と同じか、もっと下。

 

最初の上司ガチャは盛大に大ハズレを引いた。人のせいにするのは良くないけど、まず出だしからしくじってた。

 

この上司はとにかくめちゃくちゃで、なんでも僕のせいに押し付けてくる人だった。一切自分の非を認めない。僕が他の人と揉めても、事情も聞かず全て僕のせいにしてきた。

 

周りはお局さんばかりで、上司はその人たちと軋轢を生みたくなかったんだと思う。だから新入社員の男のせいにしておけば丸く収まると判断してたっぽい。

 

新入社員時代は、仕事のやる気はマジでなかったよ

 

僕の友達
今は?

 

まぁ今もあんまりないんやけど

 

そもそも僕の会社はかなりの体育会系だった。僕自身は中学も高校も、途中で部活を辞めたかなりの軟弱者。馴染めるわけもない。

 

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おまけにとにかく面倒な人が多かった。いつも小言をちくちくと言ってくるうざい先輩、なぜか評価されてる。うざい、オレ、あいつ嫌い。

 

本当に嫌いだっただけに、その人の転職が決まった際は心の底から喜べた。ただ転職先の会社の試用期間でクビになった。世間から見れば、やはりおかしい人だったらしい。

 

人の悪口を面と向かって言ったり、聞こえるところにいるのに大きな声で陰口を叩く。そんな文化が蔓延していた。

 

新卒の採用HPには「弊社は非常に風通しの良い社風です」って記載があったんだけど、「風通しの良い」の定義を今一度考え直してほしい。

 

そんなやる気のない一年目をなんとか耐え凌ぎ、後輩が入ってきた。めちゃくちゃ面倒なやつで、人の悪口をどこでも言う青年だった。

 

普通の会社では真っ先に「ダルい奴」と認定されるはずなのに、僕の前職の会社ではめちゃくちゃ馴染んでた。濁流にはやはり汚い魚がよく似合う。

 

会社を辞めてみて分かったこと

後輩の方が上司に気に入られていた

 

 

彗星のように入ってきた、人間力が極めて低い後輩は、瞬く間に僕を追い抜いた。そいつがキレられているのをほとんど見たことがない。

 

その後輩は人に全く気を使えなくて、なぜかその部分も含めて上司に気に入られていた。「若い頃のオレにそっくりだ」って、ゴミみたいなシンパシーが働いてたんだろうか。

 

それとは引き換えに僕はキレられまくった。まぁキレられた。上司も上司で「なんでお前は実家から出ないんだ」って、おおよそ意味の分からないことで怒ってきたこともある。

 

おかげでその後に転職して、「マトモな」会社に入った今では注意されてもメンタルはほぼ揺らがない。正論で注意されても、「まぁ、そうだよな」って素直に受け入れられる。

 

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とにかく僕は馴染めず、後輩は馴染みまくった。その会社の会議室で出産されたんちゃうかってくらいしっくりきてた。

 

一方で僕は馴染めなかった。人に強く当たることはどうしても苦手だった。文句が言えても陰口だけ、これはこれで問題だけど。

 

あまりに理不尽なことがあって、前職の会社で一回本気でキレたことがあった。思い切って、思いの丈を訴えた。しかし落ち着くようになだめられて終了。

 

キレることが少ない人って本当に損してる。きちんと自分を自制してるのに、あまりにリターンが少ない。

 

ナメられるし。上から接してくる人もいるし。そんで本当に限界で怒りを表に出したら、「え、急にどうしたん?」みたいな感じでちょっと引かれるし。

 

好き勝手に悪口を言う後輩が評価されて、一回キレたら引かれたオレ!

 

僕の友達
会社の雰囲気に馴染めないと、ここまで差が出るんだね

 

辞めてみて、とにかくスッキリ

 

 

後輩は上司や先輩に可愛がられていて、会社の雰囲気にも馴染んでた。だからこそ仕事にやる気がみなぎっていた。

 

僕は上司と相性が悪いし、何をしてもキレられる。やる気はまるでなし。ただもし上司と仲良かったとしても、やる気が出ていたかは疑問だけど。

 

そんな状況もあってか約5年で辞める。上司ガチャで外れた運のなさの反動か、知名度も規模も大きい会社に上手いこと転職できた。

 

年収も100万円上がったし、会社名を言えば、誰でも「え?あの?」ってビビってくれる。神様、運のキャリーオーバーありがとう。

 

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新卒で入った会社では僕はとにかく信頼されていなかった。毎年の評価も良くても標準、標準以下ってことも何回もあった。

 

レベルが下の会社で、標準以下の評価がされている。普通に考えると、よりレベルの高い会社に移ったら、もっと悲惨なことになりそうな気がする。

 

Fランク大学で平均以下の成績の生徒が、旧帝大に入ったらって考えると分かりやすい。絶対にもっと偏差値は低くなるはず。

 

しかしここが不思議でそうはならない。なってない。周りの人とは比較的良好な関係を築けているし、上司とは円滑にコミュニケーションをとれている。

 

前職の会社よりも、責任が伴う仕事をしているけど、大きな問題なく回っている。

 

オレの能力の問題もあったけど、それ以上に環境の問題もあったんだな

 

って今になって思う。

 

規模が大きいとか、よりハイレベルとか、そこまで関係ない。人間関係や周りの環境の方が、能力以上に強い影響を及ぼす。これが分かっただけ、大きな収穫だった。

 

能力よりも環境が全てを決める

環境には徹底的にこだわるべき

 

 

アメリカでベストセラーになった本「SIGNAL 10億分の1の自分の才能を見つけ出す方法」。ここにも環境の持つパワーが記載されていました。

 

自分に合っていない環境に身を置き続け、「自分はできない、自分はダメな人間だ」というシグナルを受け続けると行動が制限される。

 

読者
まぁ、そりゃそうだよね

 

って思ったあなた。侮ってはいけません。

 

「どうせ自分にはできない」という気持ちが一度生まれると、この思考を抑え込むために、脳がエネルギーを使うのだそう。

 

つまり自分の劣等感を押さえ込むのに精神的なリソースが消費される。余ったエネルギーで仕事をする。

 

 

全力を出せていないんだから、当然うまくいかない。また自己肯定感が下がる。この繰り返しになるんです。負のスパイラル。

 

マッチしていない環境にいるのは、脳のエネルギーを消費しちゃうのか

 

僕の友達
ずっとハンデを背負って仕事してる状態になるんだね

 

「どうせできない」と環境からの圧力がかかると、脳は無意識のうちにその劣等感と戦う。だから何もしてなくても、疲弊しちゃう。

 

スタンフォード大学の心理学者クロード・スティールは、以下のように述べている。

 

環境のシグナルを断ち切るのは、貧困や遺伝子を変えるよりも現実的だ。その点で明らかな利点がある。

 

僕らが今いる場所は、ゴールじゃない。今いる場所が、自分の全てではない。場所は変えられる。環境は自分の意志で選べる。

 

 

若手なのに後輩に抜かれるなら、原因はおそらく3つ

 

 

年次も積んでベテランになったら、後輩に抜かれることもある。どの会社でも当たり前に起こっていること。

 

ちなみに僕がハズレを引いた上司。課長だったんだけど、部長は課長よりも年下だった。

 

歳をとると数年の勤務歴の差は誤差の範囲になってくる。だから後輩が先輩を抜くなんてことも起こり得る。

 

しかし若手社員のうちは、そこまで起こり得ない。特に2年目・3年目で起こるようなら、かなり異常と言えるかも。

 

考えられる原因はおそらく以下の3つ。

 

  • そもそもやる気がない
  • 単純に後輩が抜群にキレもの
  • 会社の環境にマッチしていない

 

やる気がない、自分の問題。後輩が実は超エリート、後輩の問題。そして会社の環境の問題。

 

会社の環境の問題が一番大きい気がするなぁ

 

新入社員のうちなんて能力はたかが知れてる。知識やノウハウにそこまで差は生まれていない。

 

となるとあとはその人のキャラ。キャラが周囲の人や会社の雰囲気にハマっているかどうかがめちゃくちゃ大きい。

 

もし後輩に抜かれて悩んでいるなら、あなたが会社の環境とミスマッチなだけかも!

 

後輩に抜かれるのは、普通の出来事

 

 

もし深刻に悩んでいるなら、環境を変えることを真剣に検討してみてほしい。結果論だけど僕は環境を変えることで、良いスパイラルに入ることができた。

 

いきなり転職は難しくても、例えば部署を異動するとか、今の人間関係からちょっとでも距離を置いてみてほしい。

 

自分に批判的な目を向けてくるコミュニティに在籍し続けるのは、単純に人生の損失。自分の可能性をジリジリと狭める行為。

 

しかし「もう疲れた」って人は、諦めてもいい。もう割り切っちゃう。「後輩に追い抜かされたけどいいや!」って開きなおる。

 

だっておっさんやおばさんになったら、追い抜かれるのも普通になってくる。

 

例えば社長が50歳なんだったら、その会社の51歳以上の人は全員後輩に負けてるわけだし。

 

 

若手のうちは環境の影響も大きいけど、年齢を経ると完全に能力勝負。どうせいつか後輩には抜かれる。

 

そう思うと若いうちに後輩に抜かれておいた方が良いかもね

 

僕の友達
ベテランになってから、後輩に抜かれたらメンタルがボロボロになりそう、、、

 

「後輩に抜かれたくない」とか「後輩と比較されたくない」というのは一種の執着。ただのプライドの問題。

 

宗教チックになっちゃうけど、執着するから人は悩む。だったら執着しなかったら良い。人は人、自分は自分。

 

ただもしかしたら仕事に対してそこまでプライドを持てているだけ幸せなのかも。

 

まとめ

では、最後にもう一度この記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • 新卒で入った会社で後輩に抜かれてたけど、転職したら状況が変わった
  • 能力よりも環境にマッチしているかで大きな影響が出る
  • 後輩に抜かれるのはサラリーマンにとって普通、変に執着しすぎない

 

サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

  • この記事を書いた人

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