本をただ読んで満足していませんか?本を読んだのに、時間とお金のムダだったと感じることは誰しも一度はあると思います。

・本の正しい読み方が知りたい
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

やり方は簡単。本の要点を掴み、100倍のリターンを得る前提で読むのです。
難しく考える必要はありません。1,500円の本を買ったら、これからの人生の期間で、15万円分得をすれば良いだけです。

本の教えは人生というゲームの攻略本です。どんどん裏技を覚えていける。
実際にデータでも読書をする人ほど、年収が高いというデータも出ています。
もちろん人間関係や仕事のやりがいなど、お金に換算できるものばかりではありません。
しかしお金換算できないものでも、読書によって向上できるものは大きい。読んだらリターンを回収する、この発想で読んでいきましょう。
本を読むだけの人が多数派
本をただ読むだけでは、成功はできない
本を買っている人は多い。実際に書店では売れ筋の棚があり、多くの本が紹介されています。
本の帯を見ると、「10万部突破」とか、景気のいいことが書かれている。
別に現代人が本を読んでいないわけではない。出版不況とも言われているけど、読んでいる人がいないわけじゃない。
スマホや動画のコンテンツも多い中、書籍の需要も一定数はあるっぽい。ええ話や。
しかしそんな中で僕が思うことは、

ってこと。今回は漫画や小説などはひとまず置いておき、ビジネス書や新書などに絞って話していきますね。
世の中の人は確かに本を買ってる。しかし読んでないか、もしくは読むだけ。
買って読まない人は、もちろん誉められたものではない。しかし読んだだけの人の方が、実のところ罪深い。
実践しないなら、本を読むだけ時間と金のムダ
なぜなら買って読んでいない人はお金を損しているのに対し、読んだだけの人はお金も時間も損している。
飲むなら乗るなみたいなノリで、読んだら実践すべきだし、実践しないなら本など読むべきではない。

例えば2021年に最も売れた本「スマホ脳」。なんと60万部も売れたそうな。
そんなモンスターヒットを達成したスマホ脳。スマホ使用における危険性に警鐘を鳴らしている一冊、僕も愛読している名著です。
しかしここで質問です。60万部売れました。日本でも多くの人が読んでいるはずです。

いない。僕の周りには一人もいない。
「オレも「スマホ脳」読んだで!」と言っていた友人は、食事中にずっとインスタグラム見てた。どないなっとんねん。
読んだだけでは意味がない。実際に世の中で、優れた内容が詰まっているビジネス本は数知れず。
しかし読んだだけで満足しちゃってる人も、それ以上に数知れず。
ここから手前味噌な自慢話。僕は「スマホ脳」を読んで、

と気付き、デジタルデトックス中。
うまくいかない日もありながらも、「スクリーンタイム1時間以内」を目標に励んでいます。


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読書とは利回りのバグった投資活動である
読書家には年収の高い人が多い
月に2冊読む人も、1割しかいない
本を読むから年収が高いのか。年収が高いのか本を読むのか。
なんとも微妙なところですが、傾向として、読書家は年収が高いのだそう。
先日買ったビジネス雑誌で、20〜70代のサラリーマン220人の読書量に関するアンケートが載っていました。
月に一冊以上読む人が全体の3分の1以上。月に2冊以上も1割程度。ちなみに僕はこの1割、どや。
月に2冊以上読む人は、大半が年収700万以上
ちなみに月に2冊以上読んでいるアッパー層の年収。6割以上が年収700万円以上、3割以上が年収1,000万円超。
日本人の年収の中央値は約400万円。ビジネス書を多く読む人の8割は、年収400万円を超えている。

ちなみにそんな読者家たちが、今読みたいビジネス書のテーマも載っていました。
読みたいテーマBest5
- 年金・資産運用・投資
- 節税・相続
- 世界情勢・地政学
- 医療・健康法
- メタバース
まぁただあくまでも傾向の話で、読めば自動的に年収が上がると勘違いしてはいけません。
身の回りを見ていても、本を読んでいても年収が高くない人も多い。
しかし年収が高く優秀な人は、決まって読書を習慣にしている。これくらいのバランス感。
会社の中を見ても、忙しくしている人が全員優秀ではないけど、優秀な人はえてして忙しくしてる。これと似てる。
本を読む時は100倍のリターンを!
本の中で核となる部分は16%
僕が過去に感銘を受けた本「レバレッジ・リーディング」。
本を投資活動としようというもの。「100倍の利益を稼ぎだす」というキャッチコピーから、「100倍のリターン」と考えたのはここだけの話。
この本の教えをざっくりまとめると、こんな感じ。
- 本の中で本当に重要な箇所は全体の16%
- 重要な教えだけメモしてストックして、実践していく
やはり実践こそ全て。
そんでもって、

というのが僕からの提案。

と思った人。ちょっと待ってください。
勝手に無理だと思うなんて損です。案外やればなんとかなる。
1,000円の本を読んで、一生の間で10万円分の得を狙え
1,000円で買った本。この教えを活かし、人生が終わるまでに、10万円得すれば良い。これだけ。
行動がなにかひとつ変わる。状況がポジティブになる。それがこれからずっと続く。

本を読む。正直なところ、一冊から3つくらい身につけばOKです。


その覚えたポイントを使って、行動や思考をアップデートさせるイメージです。
複利みたいなもので、行動や思考をひとつ変える。ポジティブな変化が起こる。
そのまま生活を続けると、後々に大きな差となります。
実際に先ほどのスマホ脳を読み、僕はスマホを触る時間を意識的に減らしました。
1日に使用時間が数十分減ると、一生では何万時間にもなります。本の値段は1,000円程度、絶対に10万円はリターンを得てる。
お金に実際に化けた本(実体験)

とまだまだ思っている方もいるかもしれません。

人生は長い。リターンはこれから。しかし今時点ですでに、ほぼ本の代金の100倍リターンを達成したものを紹介します。
- 転職と副業のかけ算
- お金の大学
- 手ぶらで生きる
- ジェイソン流お金の増やし方
- エッセンシャル思考
- シングルタスク

転職と副業のかけ算
キャリアアップの転職を繰り返し、副業とあわせて、現在年収5,000万円。そんなmotoさんが著者の本。
買ったのは数年前ですが、いまだに愛読。僕も昨年から今年にかけて転職したのですが、おおいに参考になりました。
この本の中で、転職時の年収交渉に関して、ノウハウが載っています。

と知り、実際に最終面接の際に、具体的な金額を出して交渉。

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20代で転職成功、年収100万円UP。会社と業界を選べば、年収は簡単に上がる。
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この本は1,500〜1,600円くらい。教えを実践し、一撃で100万円。しかもこれから何年も。
読んで行動に移し、一番リターンが大きかったのはこの本。

お金の大学
YouTubeでも有名な両学長による、お金に関しての学びが詰まった一冊。
両学長による個人的な見解から断言されている部分はあるものの、総じてめちゃくちゃタメになる。
とにかく「分かりやすさ」を、徹底的に意識した一冊。
多くの教えが載っていますが、実践したのは以下の二つ。
- 転居時の初期費用交渉
- 格安SIMに変更
転居時の初期費用。高いですよね。普通に数十万くらいとってくる。
しかし教えを活かし交渉、不要な項目をカット。一部の項目の値段を割引してもらう。確か4〜5万円くらいはお金が浮いた。
格安SIMに変えて、月々の料金は4,000〜5,000円くらい下がりました。年間で見ると5〜6万円。
本の代金の100倍の15万円はそのうち突破できる。
手ぶらで生きる
ミニマリストしぶさんの著書。ミニマリストとして、どうやって生きるかを教えてくれる一冊です。
この本を読んでとにかく僕はムダ使いが減った。確実に数十万円は、余計な買い物を避けれた。

この教えをとにかく実践。
生きていく中で、あれもこれも必要と僕らは思いがちですが、そんなことはない。
自分のライフスタイルにあった必須アイテムって意外と限られてる。
ジェイソン流お金の増やし方
「お金の大学」に続き、こちらもお金に関する本。
この本を読み、僕は投資を始めました。海外のインデックスファンドへの投資です。

この教えを愚直に実践。
キャッシュで持っていた貯金を、インデックスファンドに定期買付し、徐々にキャッシュの比率を減らしてる。
あくまで僕個人のデータで、完全なる再現性はないですが、今のところ、

今後も投資は続ける。本の代金約1,500円から得られるリターンはもっと増えるはず。
エッセンシャル思考
20代前半に買い、アラサーになった今でも僕のバイブル。
多くの教えを身につけましたが、極め付けはこれ。

「なんとなくYes」は、人生において存在しない。
面白くなさそうな飲み会は行かない。本当に欲しくないモノは買わない。
人生は選択の連続ですが、選択の際の指針が「エッセンシャル思考」のおかげでバッチリと決まりました。
行動や買い物で、ムダを避けられましたが、それ以上に時間をムダにせずに済んだ。

シングルタスク
世界的にヒットし、タイム誌やフォーブス誌など全米の雑誌でも絶賛された「シングルタスク」。

教えとしてはこれだけ。超シンプル。
ただ電車に乗りながら本を読む、皿洗いしながらラジオを聴く、などジャンルの違うものは組み合わせてもOK。
メール返信しながら資料作成とか、電話しながら勉強とかはダメ。
マルチタスクがもてはやされていますが、実はシングルタスクを高速で切り替えているだけ。
マルチタスクをしすぎると、なんと脳が萎縮するのだそうです。怖すぎる。
「初めまして、田中と申します。」と初対面で自己紹介される。数分後に「あれ、この人の名前なんだっけ?」となる人。
こういう人はマルチタスクで、脳が萎縮している可能性が高いそうです。萎縮やで、萎縮。バビるわ。
基本はシングルタスク。ひとつのことに集中して終わらせ、次のことにとりかかる。この方が実は効率が良い。
メール返信はまとめてするなど、同じ種類のものはまとめて一気に済ませてしまうのもコツです。

仕事でもプライベートでも、急がば回れ。シングルタスクを意識することで、ムダな時間を削除できました。
無理矢理にでも金額に換算してみると、1日15分時間を節約できたとします。
1年間で約90時間。サラリーマンの時給を2,000円とすると、約18万円。

本は人生というゲームの攻略本
本の教えを実践するだけで上位5%
ゲームの攻略本は買ったら使う。載っているコマンド入力は、絶対に一回はやってみる。
ゲームの攻略本を買ってみたものの、結局読んで満足しました、こんな人はきっといない。
しかしこれが実際の本に変わると、みんな読んで満足してしまう。よくよく考えると変な話。
個人的な肌感覚ですが、世の中の95%の人は、本を読んでも実践してません。

実際にやってみても、うまくいかない場合もある。むしろ多い。しかしそれでも良いんです。
読んだ本から、3つで良いから実践してみよう
本を読んで、気づきを得て、行動してみる。このプロセスを行なったことに意味があるんですね。

まずは読んだ本の教えを3つ。難しそうならひとつからでも試してみましょう。
特に優れているわけでもない身近な先輩のアドバイスは「うんうん」と聞く。
しかし偉人や優秀な人が、プロの編集者と協力してまとめたノウハウを、読むだけ読んで無視する。

まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- ビジネス書を多く読む人の8割は、年収中央値の400万円を超えている
- 読んだ本で思考や行動を変えて、これからの人生で100倍のリターンを得よう
- 本を読んで実践していない人が95%、実践するだけで上位5%
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!