サイコパスと聞くとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?冷酷無比、冷たい人間、犯罪まがいのヤバいことをしそう、とかでしょうか。
そんなことはありません。ごく普通の人間です。ちょっと合理的に判断する確率が高いだけ。共感性が著しく低いだけ。

・サイコパスってどう生きていくべき?
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

かくいう僕もちょっとサイコパスの気がある。親しくなった友人から「サイコパスっぽい」ってよく言われる。ある程度頻繁に接する人に決まって言われるから、どうもガチっぽい。
そんな僕が常々思うこと。世の中には「サイコパスの見分け方」や「サイコパスから身を守る方法」は数多く存在する。

法律に違反したことはない。倫理的にヤバいことはしていない、たぶん。サイコパスが全員犯罪者予備軍ってわけでもない、おそらく。
ただ僕は幸せになりたいだけ。30年生きてきて、こうすれば生活が充実するという手段を発見しました。
サイコパスが幸せに生きるために
- 達成したい目標を、生活の中に置く
- 欲求を刺激するパートナーを見つける
- 人間関係はテクニックで攻略する
サイコパスに生まれ落ちて、毎日退屈している、そんなあなた。この記事を読んだら、そんな日々ともさよならです。
この記事のまとめ
- サイコパスは人から警戒され、悲しいことに蔑視されている
- 共感性が低いのは仕方がない、好感度を稼げるように人間関係はテクニックで乗り切れ
- 頭が悪いサイコパスに価値はない、とにかく能力を磨け
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
僕はちょっとサイコパス
まずは少し僕の話から。30年生きてきて思うことには、僕はちょっとサイコパス。
人口の1〜4%程度いるらしいと言われているんだそうな。そう聞くと選民意識がくすぐられなくもない。
アメリカの心理セラピストの方の著書「良心を持たない人たち」。この中でサイコパスの実態について記述されていました。
新入社員時代に親しい同期や先輩から「お前ってサイコパスっぽいよな」と立て続けに言われて、気になって購入したんです。懐かしい。




ちなみにサイコパスは以下の7条件のうち、3つを満たしているそうです。あなたもチェックしてみてください。
- 社会的規範に順応できない
- 人を騙す・操作する
- 衝動的である・計画性が無い
- カッとしやすい・攻撃的である
- 自分や他人の身の安全を全く考えていない
- 一貫した無責任さ
- 他の人を傷つけたり、物を盗んでも良心の呵責を感じない
僕は確実に3つ以上該当する。やべぇ。この記事を書くにあたり、ネットにある「サイコパス診断」をいくつか受けてみました。
軒並み「あなたはサイコパス」って結果が出る。ロールシャッハテストみたいな、画像を見て受けた印象を回答するだけのテストでも、サイコパスっぽいって結果が出た。どないなっとんねん。
ちなみに客観的に自己分析をすると、こういう要素がちょっとサイコパスっぽいって思う。我ながら思うんだな。
- 人に興味がない
結婚式も嫌い、子供も嫌い - 徹底的な目的志向
貯金を目的に据えて、会社の飲み会なども断り続け、6年弱で1,500万円の貯金達成 - 共感能力が低い
他の人の感情に流されることがほぼない - 刺激が欲しい
好奇心が刺激されたり、ハラハラする体験がとにかく欲しい
人に興味がない、これは割と昔から。サイコパスなんて言葉を知るもっと昔から人への関心が薄かった。安い居酒屋で出てくるフグ刺しくらいに薄っぺらい。
ただ好奇心は強い。人には興味がないけど、その人の体験談や思考には興味がある。僕の好奇心が刺激される限りは。
子供は人生経験が薄い。そりゃそうなんだけど。だから面白いワードチョイスもなければ、刺激的な話も聞けない。というか論理的に話せない。だから子供が嫌いなのかもしれない。少子化ばんざい。
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サイコパスはどう生きるべきかの手引きはない
ここ最近でHSPの方に向けた書籍を多く見かけます。「繊細さん」という言葉でもお馴染み。人口全体の15〜20%が該当する。
左利きの方へ向けた本も書店で見かけます。左利きの方の割合は、全体の10%程度。なるほど。
対してサイコパスは1〜4%程度。うーん、少ない。だからなのでしょうか、僕らに向けた本がない。
「サイコパスをどう見分けるか」、こんな本ある。「サイコパスに利用されないために」、こんな本もある。
「サイコパスはどう生きたら良いのか」、こんな本ない。あるのかもしれないけど、少なくとも僕は見たことない。
サイコパスについて書かれている本は、サイコパスでない96〜99%に向けて書かれています。僕らサイコパスっ気のある者たちに書かれた本がない。
おかしい。日本の人口1.2億人なんだから、120〜500万人はサイコパス。十分大きなマーケットじゃないか。なのに、だのに、どうして。

と思って筆をとった。キーボードを叩いた。そんな次第です。サイコパスだって生きている。
「手のひらを太陽に」みたいなノリ。僕らはみんな生きている。だったら僕らサイコパスだって例外じゃないはず。手の平を太陽にかざせば、僕らだって血管が透けて見える。
僕はそこまで人に迷惑をかけていない。おそらく。まぁあんまり自信はないけど。
サイコパスの特徴を検索して、共通して出てくるのが「表面上は魅力的」というもの。いやいや、すでにちょっとバカにしてるやん。

全くたまったもんじゃない。
サイコパスに騙されるなと警鐘を鳴らされ、愛想よく接していると「表面上は」とか言われる。サイコパスは非常に蔑視されてると思う。
なにより問題なのが、サイコパスをビビる人たちのマインドに、1mmも僕が共感できていないってこと。共感能力が低いというのがここでネックになってる。
サイコパスはどう生きるべきか?

こんな質問されたことない。したことない。ネットで見かけたこともない。正直なところ、需要があるのかは甚だもって不明。
しかしせっかくなので考えてみたい。声なき声を拾う。このジャーナリズム精神、崇め奉れ。
深い闇の中に、僕がスポットライトをあてるのだ。この全く意味のない使命感。

サイコパスが幸せに生きるために
- 達成したい目標を、生活の中に置く
- 欲求を刺激するパートナーを見つける
- 人間関係はテクニックで攻略する
ではひとつひとつ見ていきましょう。
達成したい目標を、生活の中に置く
どうもサイコパスは衝動的で長期的な目標を定めるのが苦手らしい。すぐに得られる報酬を過大評価して、不道徳な行いがもたらす将来のリスクを無視しているらしい。

しかしサイコパスというのは、徹底した目的志向型人間であると思う。文字通り、どんな手を使っても、何がなんでも目的や目標を達成したい。
周りの人間や環境など、とにかく利用できるものはなんでも利用する。倫理的には問題ありそうだけど、犯罪に触れていないならOKとしておきたい。
ということで僕からの助言は、

こうする事で毎日の充実度が増す。目標に一歩でも近づくのが、サイコパスが最も幸せを感じる瞬間だとすら思う。
この目標は人によって様々。自分の心が最も欲しているものを、目標にしましょう。色々あると思います。
- 恋愛
- 性欲
- お金
- 刺激
- 食欲
- 仕事での成果、出世

長期的な目標は苦手だったので、毎年の頭に「今年の資産額の目標は◯◯万円」などと決める。そしてその目標のために、ゴリゴリにコミット。
しかし仕事はそこまでしたくない。お金のためだと割り切ってるし、そこまで興味がそそられているわけでもない。残業代は欲しいけど、重い責任感を負いたくはない。
- 固定費の削減
- 車社会でも車は持たない
- 実家を27歳まで出ない
- 人と食事に行っても多めに出すことは稀
- お金に関する本を読みまくる
- 海外インデックスファンドを始める
- 年収UPの転職をする
- 初期費用など交渉事は積極的に行う

僕は浪人して留年もして社会人に。つまり働いている年数は、他の同世代と比べて2年少ない。だけど達成できました。
サイコパスは長期的な目標を掲げるのが苦手。僕自身もそうなのですが、飽きたら辞める。この繰り返し。

短期的な目標を決めるとサイコパスは強い。なんとしても、どんな手を使っても、誰を利用してでも、目的を達成しようとするから。なんてたって目的達成に最も生きがいを感じているのだから。
欲求を刺激するパートナーを見つける
僕は好奇心が強い。人並外れて好奇心が強く、好奇心を満たすためには多少の苦労も厭わない。
仲の良い人でもその人から興味深い話が聞けなくなったら、自然と距離を置いてしまってたことが多い。親密感よりも好奇心を優先させてきたのが僕の人生。
極端な言い方をすれば、性欲を満たすコンテンツよりも、知識欲を満たすコンテンツの方が個人的にはそそられる。
サイコパスの人には、それぞれ強く根付いている欲求があると思う。僕なら好奇心や知識欲。人によったら、愛、性、支配、刺激などでしょうか。
人生でパートナーを選ぶには、自分の根源的な欲求を満たしてくれるような人を選びましょう。
僕のこれまでの人生を振り返ってみて、上手くいっていたパートナーはすべからく、僕の好奇心を満たしてくれました。
- 経歴、体験
- 仕事での経験
- 人生観
- 思考
- お金の使い方
などの観点で、僕の好奇心を満たしてくれるかどうか。ここが重要でした。
共感性が著しく欠如している僕にとっては、パートナー自身が興味の対象であることが不可欠だったのです。
好きな人だから興味が湧く、これが通常のパターンでしょう。僕は逆で興味が湧くから好きな人になるといった感じ。
もしあなたがサイコパスで、付き合った人と円滑な関係を築けないなら、自分の欲求を刺激しくれる相手を見つけましょう。

人間関係はテクニックで攻略する
サイコパスが最も気を使うべき問題、そう人間関係。It's 人間関係。人間関係においてサイコパスはめちゃくちゃに警戒される。
あえて誤解を招く表現をすると、別に情はいらない。家族などの親しい人にだけ情が湧いていれば、最悪他の人に湧かなくてもいい。
ちなみに僕は共感性は低い、罪悪感もほとんどない。良心もほぼない。僕の良心は両親に捧げた。ほら、すべっても、全然罪悪感はない。

仕方ない。相手に対する熱い気持ちが自分の中から湧き上がってこないなら、そんなものには頼れない。どんな時でも一定のパフォーマンスに頼るために、テクニックを駆使するしかない。
大前提として僕は人に興味がない。人と仲良く喋るけど、愛着が湧くことは非常にレア。人に興味が湧かないのは、サイコパスの大きな特徴のひとつらしい。
共感できない、普通の人のように人間関係を築くのは難しい。そしてあんまり築く気もない、なんかダルそうだし。
だからテクニックで押し切る。相手に好意を抱いてもらえるように、工夫するしかない。
今から使える人間関係のテクニック3選
- 会話の中で1分に1回は相手の名前を呼ぶ
全人類のキラーワードはその人の名前、とにかく呼んで好感度を稼げ - 相手の話を覚えておく
些細なことこそ覚えておき、たまに覚えているアピールをする、会う回数が少なくても好感度が稼げる - 自己開示をする
自分の失敗談やミスした経験を話す
最も難易度が低いのは、相手の名前を呼ぶこと。共感力がある人でも、初対面の人の名前をすぐに忘れたりする。ここは差のつけどころ。
肌感覚ですが初対面で誰かと会い、「〇〇です」と自己紹介をしあう。その後に会話の中で、その人の名前を意識して呼ぶ人は、マジで5%くらい。

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そして意外と忘れがちなのは自己開示。サイコパスは自慢話はするものの、基本的には情報を開示しない。人から情報を聞く一方。


これ僕の人生で何セットも繰り返したやりとり。聞き上手はもてはやされるけど、本当に聞く一方でも好感度は稼げないらしい。むずい。
聞かれないと答えない。そりゃそうなんだけど、自分から情報を開示する方が良い。困ったら以下のリストから話題をピックアップして話してみましょう。
自己開示に適したテーマ10選
- お金や健康に関する心配事
- 自分がイライラしたこと・許せないこと
- 人生で幸福を感じること・自分の楽しいこと
- 自分が改善したいこと
- 自分の夢や目標・野望
- ユーモアを交えた性的な話
- 自分の弱点やマイナス面
- 怒ってしまう出来事
- 自分の趣味や興味
- 恥ずかしかった体験や罪悪感を覚えた体験
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アホなサイコパスに価値はない
これは自分への戒めも兼ねて書いているんだけど、サイコパスは知能が高くないと人生詰む。
やれCEOにサイコパスは多いとか、やれサイコパスは知能が高いとか、そんな研究結果もある。これは良いこと。
ただ逆ならどうか。知能が低い、頭が悪い。そのくせに共感性も低いし、人を利用する。こんな人がいたら目も当てられない。

知能が低いサイコパスは、全人類の中で最も価値がない。古今東西、ネアンデルタール人の頃から遡っても、最も存在する意義がない。これは僕のバキバキの偏見。どうかご容赦を。
語彙力、思考力、知的好奇心。どれも人並み以下なんだったら、害悪でしかない。

サイコパスである時点で、道は2つしかない。この青い星に生まれ落ちた時点で、サイコパスの選択肢はすでに2つだけ。
- ただの性格が歪んじゃってる人として生きる
- 思考し賢く立ち回り、平均以上のリターンを得て生きる
もう一度言いますが、知能の低いサイコパスは相手にされない。コミュニティにいてほしいと誰も思わない。
サイコパスは「スマートな存在にならないと生けない」という、生まれながらの業を背負った存在なのです。このカルマからは逃れらない。

サイコパスの人生は茨の道。ただの性格の悪い奴になるか、カリスマ的な有能な奴になるか、僕らの努力次第。
かのスティーブ・ジョブズだって、人間性を見たらサイコパスだったと言われています。しかし歴史に名を刻む天才だったことも疑いない。
社会にとって、周りの人にとって、益虫となるか害虫となるか。能力のないサイコパスは害虫、能力に溢れたサイコパスは益虫。どうせなら益虫であれ。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- サイコパスは人から警戒され、悲しいことに蔑視されている
- 共感性が低いのは仕方がない、好感度を稼げるように人間関係はテクニックで乗り切れ
- 頭が悪いサイコパスに価値はない、とにかく能力を磨け
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!